台湾旅行を振り返る、今回は乗り物編.
台湾の鉄道には幾つかの種類がありますが、台北近辺でいうと3種類、MRTこと台北捷運、台湾新幹線を管理する台湾高速鉄道、そして台湾の国鉄である台鉄こと台湾鉄路管理局があります.自分はMRTと台鉄に乗りました.ちなみに台北の中心部は全ての鉄道が地下化されています.

FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R

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MRT.中山から故宮博物院の最寄駅である士林までと、士林から台北まで乗車しました.なお、台北中心部では地下を走行しますが、郊外では高架部分を走行するのでMRT=地下鉄というわけではありません.
ホームドアが設置されているなど、新しめの設備であるように感じられます.
車内も路線図と次の駅の表示があるので間違わずに利用できます.

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自動改札になっており、ICカードを購入するか、自販機で切符ではなくトークンを購入して乗車します.
ICカードは100台湾ドルのデポジットで購入でき、自販機でチャージします.MRT、台鉄、バスに乗車でき、さらにコンビニで買い物もできるので、持っていると便利です.
トークンは乗車時に自動改札にタッチし、下車時に投入口に入れる方式だそうです.

FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R

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台湾駅.巨大です.内部は吹き抜けになっており、開放的な雰囲気です.中央部分が大きな広場になっているのですが、椅子やテーブルがないので多くの人が地面に直座りしていました.椅子やテーブル、待合室を用意してもいいのでは.
切符の購入窓口の上には大きなパタパタ式の行先案内板が.

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ホームの電光掲示板.わかりやすいです.中国語ではホームのことを「月台」と書きます.

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ホームで列車を待っているだけでも様々な車両がやってきて楽しめます.
この車両は太魯閣号と呼ばれる車両で、自強号という特急扱いの車両です.日立製でJR九州の885系ソニックをベースにした振り子車両です.自強号はICカードでの乗車はできないそうです.

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莒光号(きょこうごう)という、急行扱いの列車.機関車牽引による客車列車です.
重厚感のある電気機関車、そして日本では定期列車としては絶滅した客車列車.個人的にはこれに一番乗ってみたいと思いました.

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区間車と呼ばれる各駅停車も種類がいろいろ.黄色いほうは気動車です.
車両メーカーもまちまちで、日本製(日立、日本車輌)、台湾製、韓国製、南アフリカ製、アメリカ製(機関車)などバリエーション豊富です.

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車内から撮ったので見づらいですが、貨物列車も走っています.
客車列車と同じ機関車に見えますが、貨物用機関車には客車に冷房用電源を供給する発電機が搭載されていないそうです.

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バスについて.台北市内はバス路線も充実しています.自分は士林駅から故宮博物院まで乗車しました.
ただし、運転はかなり荒っぽく、急発進急ブレーキの連続なので立っていたら腰が痛くなってしまいました.

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路線図がありましたが、案内がわかりづらく、どこで降りたらよいかが判断が難しく感じました.
幸いにも故宮博物院は終点なのと建物が大きいので間違えることなく下車できました.

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細かいことですが、降りたい時に押すボタンは「下車鈴」というのですね.

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バイクについて.走行数が多い上にすり抜け運転などかなり強引です.ここでは車の運転をする自信はありません.

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事故対策なのか自動車の停車位置よりも先にバイク専用の停車ゾーンがありました.

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レンタサイクル.車道が自動車とバイクで埋め尽くされているので、歩道の一部が自転車レーンになっています.
当初は30分まで無料だったそうですが、多くの人が30分ギリギリで返却してまた借りるので維持費すら捻出できなくなり、無料の制度は今はないそうです.

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滞在中に唯一見かけたロードスター.親近感がわきますね.