2018/12/09

CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 23:24

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FUJIFILM X70

 CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZMを購入しました.すでに販売終了の製品なので、中古での購入です.
 以前からMマウントの焦点距離21mmのレンズを購入したいと思っていました.というのも、35mm換算で28-35mm程度の焦点距離が好みなのですが、自分の場合はAPS-CフォーマットのX-Pro2で使うので18-23mm程度の焦点距離のレンズを選ぶ必要があります.このレンジで一般的に普及しているのは21mmレンズです.
 21mmレンズで、手の届く範囲で買えそうなものというと、
Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P
CarlZeiss Biogon 2,8/21 ZM
・CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM
の3つがあります.このうち、現行製品なのはCOLOR-SKOPAR 21mm F4とBiogon 2,8/21.サイズがコンパクトなのはCOLOR-SKOPAR 21mm F4とC Biogon 4,5/21.値段的に比較的安価なのはCOLOR-SKOPAR 21mm F4で、他の2つはその倍くらいします.なので、条件を満たしているのはCOLOR-SKOPAR 21mm F4となります.とはいえ、性能はさておきとして見た目の好みはC Biogon 4,5/21のシルバーが魅力です.以前にC Biogon 2,8/35を購入しましたが、このレンズと同様にコンパクトかつ精密感があります.とはいえ、中古でしか購入できません.しかもそれほど売れなかったのか、中古品を扱うカメラ店のWebをこまめにチェックしていてもなかなか出物はありません.
 なので、一度は諦めてCOLOR-SKOPAR 21mm F4を注文しました.ところが納期に時間がかかり、待っている間にC Biogon 4,5/21のシルバーの程度の良いものが中古で出ているのを知ったので、COLOR-SKOPAR 21mm F4の注文をキャンセルして、こちらを購入したというわけです.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4P

 同じCarlZeissのレンズ、C Biogon 2,8/35 ZMと並べてみると、外見もサイズも似ています.フィルタ径は21mmが46mmであるのに対し、35mmは43mmです.
 ちなみに両者についている「C」の意味は、製造元のコシナによると「※レンズ名称に付けられた“C”は、往年のコンタックスレンジファインダーカメラ用にラインナップされていた評価の高いクラシックレン ズを、Zeiss Ikonカメラに装着可能なZMマウントとして新たに設計したシリーズを意味します。」とあるのですが、カールツァイスのサイトには「その名の「C」は、1:2,8というそのスピードにもかかわらず驚くほどコンパクトな構造という優れた特性に由来します。」(2,8/35の説明ページ)とあり、クラシックとコンパクトの両方の意味がありそうです.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 試し撮りも兼ねて豪徳寺に紅葉を撮りに出かけてきました.
 まず最初に感じたのは、画角がすんなり馴染むこと.今回のレンズ選定は好みの画角ということを主眼に選んだので、その点は狙いどおりであります.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 最短撮影距離は50cm.なので最大に寄った場合でこのくらい.ただしこれはMマウントアダプタにヘリコイドを内蔵したアダプタを使うことでさらに寄れるようになります.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 直射日光が入るとフレアやゴーストが出ますが、個人的にはそれほど気にはなりません.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 絞りF4.5開放で撮影したものと右上を切り出したもの.像の流れや、色収差を感じます.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 F8まで絞ったもの.像の流れや色収差は気にならなくなりました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 夜景.開放値F4.5であるうえに点光源を撮りたいときはちょっと絞りたいので条件的には厳しいですね.周辺部の描写は諦めて、うまく中心部に主題を持ってくるような感じで撮影するような工夫が必要かもしれません.
 たしかF5.6で撮影したと思われますが、このくらいであれば自分は不満ありません.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 ヘリコイド内蔵Mマウントアダプタを活用してのテーブルフォト.描写にさしたる不満はないのですが、F4.5という開放値もあってか、ピント位置がつかみづらいです.慣れもあるのでしょうけど、最初はピントのずれた写真を撮りがちでした.

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Apple iPhone 8

 性能的には最新設計のレンズにはかないませんが、コンパクトかつ軽量で、見た目も自分の好みですので、長く使えそうなレンズです.
 フードは21/25mm兼用の角型のものを購入しましたが、APS-Cフォーマットで使用することを考慮すると、25/28mm用の丸型フードを選んでもよかったかもしれません.

2018/12/01

Apple Pencil (第2世代)

Category: コンピュータ,物欲 — Annexia @ 23:05

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FUJIFILM X70

 Apple Pencil(第2世代)を購入しました.

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FUJIFILM X70

 初代のApple Pencilと比べて、表面の仕上げがマットになって落ち着いた仕上がりになっているのがいいですね.初代と同様に円形ですが、部分的にまっすぐに切り落とされて充電用の接触面となっています.個人的には六角形になっていて、どの面でも充電できるようになっていたらなおいいのにと思いますが、充電機能や磁石での吸着などでの設計が大変そうです.
 本体色は白のみですが、できれば黒や、PRODUCT REDなんかもあったらいいですね.

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FUJIFILM X70

 初代のApple Pencilで個人的に好きではなかったのがペンの重心.かなり後ろよりになっていて、使うたびに違和感がありました.
 第2世代では、ほぼ中心に重心が来るようになっています.理想はもっとペン先に寄っているほうが書きやすいので、さらなる改良を期待します.

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FUJIFILM X70

 先日購入した、DODOcaseに装着したままのiPad Pro 11でも問題なくリンクおよび充電ができました.DODOcaseのゴムバンドの存在意義についてはやや疑問ではありましたが、装着してみるとその重要性と絶妙な装着感に、ああこれは必要なものなのだなと思いました.

 肝心の使い勝手ですが、ペンの追従性などまったく不満がありません.メインで使用しているアプリは「Goodnotes 4」です.一からのメモ書きはもちろん、PDFや画像を取り込んで書き込みをするといった用途にもスムースに対応できますし、別売ですがmacOS用アプリもありますので、そちらをインストールしてiCloud Drive経由で同期して同じ書類を加工するなんてことも可能です.
 スリープ状態でFace ID認証後に画面をApple Pencilでタップすることで純正のメモアプリが起動するのも便利です.欲をいえば、ここで起動するアプリを自由に選ばせてくれるとさらにいいのですが.