松本旅行、2日目です.

FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM
夜のうちに少し雪が降ったようで、道路や屋根がうっすらと冠雪していました.
長野県はどこでも雪が結構降るようなイメージでいましたが、松本は大雪というほどには降らないようです.
昨日お茶しにいった、「まるも」を再び訪れて朝食をいただいてきました.

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朝食はハニーバタートースト.くるみがたっぷりなところがいいですね.

FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM
店の雰囲気はこんな感じで、落ち着くのです.ここはまた松本にきたら一休みしにきたいところです.

FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM
ホテルを出て、松本駅に.
「あずさ」はほとんどが松本駅が終着ですが、1本だけ大糸線に直通する南小谷行きというのがあるのでそれに乗車します.南小谷はJR東日本とJR西日本の境界の駅で、ここから先は電化もされていないのであずさは進むことはできません.
駅のホームにこうしてイラストや「E257系」の表記がされるのもあとわずかです.
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余談ですが、私はこの松本駅の独特のアナウンスが好きです.かつては上野駅も同様のアナウンスがされていたそうですが、いまは別のものになったようです.

FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM
松本駅を出発してしばらくはうっすらと雪の積もった車窓が続いていたのですが、信濃大町駅を過ぎたあたりから徐々に雪深くなってきました.これは木崎湖の様子ですが、田んぼが広がる風景だったのがすべて雪で覆われています.
松本駅でも案内されていましたが、この日は雪のため南小谷に向かう各駅停車は白馬までの運行となっており、代行バスが走ることになっていました.

FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM
更に進むとこんな光景に.
沿線に白馬や簗場など有名なスキー場がいくつもあるだけのことはあります.

FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM

FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM
南小谷駅に到着.ふだん、新宿駅で見かけることの多いこの列車がこんな雪深いところまでやってきたのを見るのは、ちょっと感慨深いものがあります.

FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM
この先、JR西日本区間の糸魚川方面も、やってきた方向に戻るJR東日本区間の松本方面もどちらも列車は運行されません.なので、代行バスに乗ることになります.
自販機で切符を買い、白馬行きの代行バスに乗り込みます.代行バスなので、途中駅に立ち寄るのですが、途中で乗り降りした人は誰もいませんでした.特急は運行されるけど各駅停車は運休するというのは、無人駅の除雪が間に合わないという理由なのだということをここで理解しました.

FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM
白馬から先は列車が運行しているので、代行バスも白馬までとなります.各駅停車に乗り換えて信濃大町駅で下車しました.

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この時点で13時を回っていましたので、駅前の店に入ってラーメンをいただきました.

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なかなかにこってりとしたラーメンでしたので、なにか飲み物でもと思って駅前の土産物店に入ったところ、大町名物という「ハサイダー」なるサイダーがあったので迷わず購入.大町は黒部ダムの長野側に近い街ということもあって、黒部ダムの破砕帯から出た水を使って作ったサイダーだそうです.

FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 2,8/35 ZM
再び各駅停車に乗り込み、松本駅に.
最後にやり残した(食べ残した?)ものとして、駅前にある「翁堂」でたぬきケーキをいただきました.

FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM

FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM

FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM
帰りは新型のE353系「スーパーあずさ」に乗車しました.3月には定期運用のあずさはすべてこの車両になるので「スーパー」とつく列車名もなくなります.
私も今年の最初に木崎湖へ行った帰りに新型のE353系に乗れました。振り子式って云うのでしょうか?、バンクする列車が好きなので松本で時間調整して普通のあずさからスーパーに乗れるように時間調整しました。新型は座席にコンセントが有るとかで今どきの列車って感じでした。E257系も姿を消すのですね。これからは必ずバンクする特急で行けるんですね。
おきな堂は私も好きで、お城に行った時は休憩に行きます。あの界隈に合った感じの正統アンティーク感が好きです。雰囲気も良いのですが、飲食も高得点なのが凄いですね。
木崎湖から風景が一変しますので、冬は列車でしか行き(け)ません。1月に行った時も信濃大町駅付近は隅にしか雪は無かったのですが、木崎湖では雪景色でした。
コメント by 桔梗 — 2019/02/06 @ 00:41
桔梗さん、こんにちは.
振り子式車両、いいですよね.自分も好きです.
今までで乗った振り子式列車でインパクトがあったのは函館-札幌間を走行する「スーパー北斗」です.電車(モーター)ではなくディーゼルエンジンということもあって、エンジン音も響いてきてバンクも結構効いて楽しいですね.
残念ながらE353系はバンク角最大1.5度と、従来のE351系の最大5度に比べてバンクしなくなってしまいました.
おきな堂、ご存知でしたか.洋食店って好きなのですが、おきな堂は店の雰囲気も料理もかなり好みです.
喫茶ですと、川沿いの並びにある(お城に向かって右手)にある「民芸喫茶まるも」も昔ながらの喫茶店の趣でオススメです.
以前に冬の木崎湖近辺は厳しいと伺っていましたが、車窓からの風景は想像以上でした.信濃大町と木崎湖でこうも違うものかと驚きです.
コメント by Annexia — 2019/02/06 @ 21:21
まるもは次回のお楽しみしておきますね。
大町駅付近と木崎湖では冬の景色は全く異なりますね。まるで川端康成の雪国の一説がピッタリだと思います。「長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」
以前、雪は降らない予報だったのでロードスターで行って、10cmの積雪で1週間民宿に預かってもらい、翌週にチェーンを取り寄せてチェーンを履いて帰ったと云う失態をしましたが、雪は信濃大町駅付近の陸橋を超えたらばはずしました。以降、オリンピックロードは平気でした。信濃大町駅が雪道の境目と云う気がします。
コメント by 桔梗 — 2019/02/06 @ 23:45
「雪国」のあのトンネル(川端康成が小説を書いた当時と今はトンネルは違いますが)を自分が最初に通過したのが冬場の夜行で、トンネルを出た途端に真っ白だったのを見て感動しました.
鉄道ってたまにこうした風景が一変するようなところがあるので面白いです.変わった体験では、東北新幹線で盛岡の方だったと思うんですが、窓側の席に座っていて長いトンネルを通過している最中に車内にいるにも関わらずいきなりぞくっと冷え込む場所があって、やはりトンネルを抜けると景色が一変していました.
車で行って、行きはいいけど帰りは…… って怖いですよね.社内でも苗場に仕事で行った人が行きは降ってなかったけど、帰る頃には車が埋もれるほどに積もって、雪かきまではしたけど諦めて新幹線で帰ってきたことがありました.
コメント by Annexia — 2019/02/07 @ 22:29