今日の東京は天気も良く、洗濯日和です.平日の日中は自宅にいなく、なおかつエアコンもコンセントを抜いているような状態なので換気をして室内も暖めることができてイイ感じです.
昼少し前に近所のスーパーに買い物に行ってきました.節電のために店内は薄暗くなっていましたが、品揃え自体は普段とそれほど変わらない感じでした.
買い占めの話題としてよく出てくるものをチェックしてみると
・パン:あふれかえるほどありました.食パンのみ一人一斤の制限
・牛乳:在庫少なめ.一人1リットル入りを1パックの制限
・総菜:大量在庫
・トイレットペーパー、ティッシュ:なし
・卵:確認せず
・カップ麺:確認せず
・米:なし
というような感じでした.自分はほとんど卵もカップ麺も買わないので存在を忘れていました.ほかの食べ物は非常に潤沢であり、品不足といった雰囲気はまったく感じられません.というよりも、そもそも品不足ではないのですから当然のことです.
棚からあふれかえるほど大量にあったパンの売り場には誰もいないのに、残り少ない牛乳の売り場には人が多くいました.在庫が少なくなると我も我もとつい買ってしまう、群集心理のようなものが働いているのかもしれません.
そういえば、パスタの在庫が少なめでした.保存食のほうに買い占め人たちの矛先が向いてきたのでしょうか?昨晩行った輸入食料品店には大量在庫していたので、一時的なものでしょう.
トイレットペーパーについて.
ずっと昔に録画したCATVのヒストリーチャンネルの「熱狂の70年代」という番組を昨晩見ていたのですが、そこでアメリカでオイルショックが起きたときの模様を伝えていました.ガソリン価格の上昇や、ガソリンスタンドに並ぶ長い行列、対策として偶数ナンバーは偶数日といった形での給油制限などなど.
そうした映像のあとで日本と同様にトイレットペーパーを大量に買い込んでいる人たちの姿が映し出されました.説明によると、どこかのトーク番組でオイルショックの話題になったときに「トイレットペーパーも品不足になるんじゃね?」とジョークを飛ばした結果、それが一人歩きして買い占め騒動に繋がったそうです.それが日本に飛び火して、そのときの記憶を持つ人たちが今回もトイレットペーパーを買い込んでいると、そういう構図ではないでしょうか.
40年前のアメリカンジョークに振り回されているというのもちょっと困ったものです.