iOS/MacOS Xで定評のあるTweetbotのiPhone/iPod touch用アプリがリニューアルされました.
iOSのアプリは購入後は無料でアップデートされますが、今回は新たに作り直したとのことで別アプリ扱いとなったので有料です.通常価格は500円ですが、リリース記念ということで期間限定で300円で売られています.
自分がTweetbotを使用しているのは、使いやすいことはもちろん、iCluodを利用してiPhoneとiPad、さらにはMacOS Xの各Tweetbotで既読情報などが共有されるからです.以前はEchofonも同様の機能を備えていましたが、MacOS X版の開発をやめるとの情報があったので、いまはこちらに乗り換えました.
iOS7向けに作り直したとのことで、たとえば文字サイズの変更は従来はTweetbotの設定画面から行っていましたが、iOSの「設定」-「一般」-「文字サイズ変更」から行います.ただ、ここの文字サイズ設定は他のアプリケーションにも影響しますし、最小に設定してもまだちょっと文字が大きく感じられたので、従来のアプリ内での設定のほうがよかったような気もします.
タイムラインはこのように表示されます.アイコン画像が丸く表示されるのが特徴的で、ちょっととまどいました.
従来のバージョンと同様に動きはきわめてスムース.
画面下部のメニューは右2つがカスタマイズ可能で、リツイートやブロック設定、お気に入り、リストなどを選べます.
ツイートを左にスライドさせるとこのように詳細情報が表示されます.
非常に多機能なアプリなのですが、なかでも便利と感じたのは翻訳機能まで備えていること.
完璧な翻訳とはいきませんが、おおよその意味を知ることができるのはやはり便利.しかも英語だけでなく、試した限りではロシア語もハングルもイタリア語も、ラトビア語までも翻訳できました.
設定の「Tapbotsについて」というクレジット表記を見ると、2人または3人で開発しているのだとか.しかもアメリカ国内で作っているのに英語、アラビア語、ドイツ語、フランス語、そして日本語と5カ国語に対応しており、よくありがちな怪しげな日本語訳は一切ありません.とてもよくできています.
Twitterのクライアントアプリは好みが分かれるところですが、個人的にはTweetbotがオススメです.