
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
腕時計はそれほど使わないほうなのですが、amazonでとても気に入ったデザインのものを見つけてしまい、つい衝動買いしてしまいました.
セイコーの海外で販売されているモデル「SEIKO 5」のSNK807K2という製品です.SEIKO 5自体は以前(40年くらい前らしい)は日本でも販売されていたのですが、現在は海外生産で海外で販売されるだけになっており、日本で売られているのは並行輸入品だけのようです.
保証書がついていましたが、セイコーの保証書ではなく並行輸入業者の保証書でした.

FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
お値段は6,880円とリーズナブル.後述しますが、こんな値段ですが機械式の自動巻きなのです.そのかわり精度はそこそこのようで、日差数十秒くらいはあるようです.
クオーツの時計は正確で便利ではあるのですが、1-2年に1回は電池交換が必要だったりしてそれが面倒なのです.ソーラー式のものを買えばよいのですが、正確さを求めると電波時計が欲しくなり、でも正確さを求めるとスマホの時計があるし……的な袋小路に陥りがちなので、多少のズレは許容するとして機械式がいいと判断したのです.
安価ではあるものの、セイコーのロゴとその下の「5」の文字がレリーフになっていたりと一工夫されています.

FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R(トリミング)
文字盤はちょっと変わっていて、外側に分針の数字、内側に小さく時針の数字が入っています.それぞれがちょうど針の指し示すところに数字があるので、理にかなったデザインではあります.わかりづらいですが.
3時の位置に曜日と日付が表示されますが、海外向けモデルらしく、英語とスペイン語に対応しています.写真はスペイン語で月曜「LUNES」を示しています.

FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
裏面はスケルトンになっていて機械式時計の動きを見ることができます.安い時計なのに凝ってるなと思ったら、どうやら外見を似せて中身をクオーツでさらに安く作った偽物が出回っているので機械式であることを示すためにこうしているらしい、という説をネットで書かれている方がいました.なるほど、納得のいく論理ではあります.
ナイロンバンドのざらつきが少し気になるので、代わりになるようなバンドを探してみようかと思っています.