Canon IXY 3
無印良品の「フランネル小物ケース」を購入しました.
Canon IXY 3
このケース、RICOH GRを収納するのにぴったりのサイズなのです.
同じ製品で黒と青もあります.薄手ですがクッションも入っており、これで600円なのでなかなかのお値打ち品です.
Canon IXY 3
無印良品の「フランネル小物ケース」を購入しました.
Canon IXY 3
このケース、RICOH GRを収納するのにぴったりのサイズなのです.
同じ製品で黒と青もあります.薄手ですがクッションも入っており、これで600円なのでなかなかのお値打ち品です.
RICOH GR
iPhoneで使うためにBluetoothレシーバを入手しました.
ソニーのSBH50です.
主な機能は
・スマートフォンの音楽を聴く、曲名表示、再生/一時停止、曲送り/曲戻し、ボリューム操作が可能
・かかってきた電話に応答、または着信拒否が可能
・通話時にノイズキャンセリング機能が働く
・単体でFMラジオとして使用可能
・AndroidのスマートフォンとつなぐとTwitterやFacebook、メールの表示が可能
・NFC対応
です.また、2台の機器でペアリングできます.
RICOH GR
付属品一式.イヤホンは手持ちのものが使えるので付属品は使っていません.充電はmicroUSB経由なのでUSB電源アダプタとUSB-microUSBケーブルが付属しています.
RICOH GR
フリスクとサイズを比較.結構コンパクトです.クリップがついているため厚みはありますが、本体の厚みはフリスク以下です.
RICOH GR(トリミング)
ラジオ機能.オートシーク機能はありますが、プリセットなどの機能はありません.
ラジオの受信性能はいいです.場所を変えて何度か試した限りではクリアに受信できました.
RICOH GR(トリミング)
あんまり好きになれないのはディスプレイの文字.なぜか明朝体です.格好悪いです.
肝心の音質などについて.
Bluetoothでのオーディオデータの通信にはA2DPプロファイルが使用されます.A2DPで通信される音声データは標準のSBC以外はオプション扱いとされており、AACやATRACといったスマートフォンに入っている曲データを変換せずにBluetoothヘッドセットに送信するためには送受信ともにAACやATRACフォーマットに対応していることが必要になります.
で、このSBH50が対応しているのは標準のSBCのみ.なので理論上は音質が下がることになるのですが、それほど気になりません.そこはやはりソニーの技術が生きているのでしょう.
また、音の途切れはほとんどないですね.3,4日ほど使ってみて、音が途切れ途切れになったのは1回のみ.それとは別に音声がノイズだらけになったことが1度あり、そのときはSBH50をリセットしたら直りました.それから、iPhoneをスリープ解除するときに本の一瞬音が途切れます.
Bluetoothの出始めの頃によく指摘されていた、音が途切れやすいといった問題や、音質が変化するといった問題は解決されていますね.操作性についても慣れればブラインドで操作できますし、その点も満足です.
不満点は、前述したようにディスプレイのフォントが格好悪いこと、そして充電の完了表示がない(フル充電されても充電中と同じ表示)ことでしょうか.
トータルで見たら満足できる製品だと思います.
ここ2週間くらいで一気に大量のデジカメが発表になったので、それぞれの機種(一部レンズあり)の印象などをまとめてみます.
順番は時系列で.のってないものは興味がないか忘却の彼方ってことで.
■ ニコン D610
・D600のマイナーチェンジ.ホントに細かいところをいじっただけ.以前だったらD600sとかつけるところなのに、ネーミングのポリシーが変わったのでしょうか
・「連写性能で不満があったので改善しました」っていって、秒5.5コマから秒6コマってかなり微々たる差だと思うのですが
■ ペンタックス K-3
・K-5/K-5IIの後継機
・本来は手ぶれ防止機能として開発されたSRを応用してローパスフィルタレス機なのに疑似ローパスフィルタとして機能させるメカニズムを装備.ペンタックスはこのSRを使ってイメージセンサーのゴミ取り機能やら、撮影した画像を水平がとれるように修正する機能など、骨の髄まで使い尽くしている.こういう「変態的」ともいえる機能こそがペンタックスの人気の秘訣だと思う
■ ソニー α7/α7R
・かつてから噂されていた、「フルフレームのNEX」
・メカニズム的にはNEX系なのに、「α」の名前を冠し、外見もα系統のペンタプリズム状のものを備えている.もちろん中身はペンタプリズムではなくEVF(電子ビューファインダ)
・今回からNEXの名前は廃止になり、αに一本化されるとのことでこのようなことになったようだけど、「α」という名前のついたカメラなのにマウントが2種類、センサーサイズも2種類、計4種類の仕様が混在するなど、まさにカオス
・将来的にはミノルタから受け継いだAマウントがフェードアウトする可能性が濃厚
・4種類ものマウント×フォーマットに対応したレンズを開発するのはソニーも大変そう.レンズのリリース状況で今後の方針が占えると思う
・α7/α7Rと似た製品が2つ同時に発表されたけど、この両者はセンサーサイズもAF方式も違うので、もっとわかりやすく別の型番を付けたほうがよかったんじゃないか
・キャッチフレーズが「誰も作らなかったカメラ」なのだけど、正直言うとどこがそうなのかわからない.NEXをフルフレームにしてαっぽくしたのが「誰も作らなかった」といえるのかどうか
・正面から見るとDSC-RX1にペンタプリズム風の三角形の屋根やグリップを追加してみました的な「CADで適当にくっつけてみました」感がにじむけど、実物を見ると「思ってたよりもいいじゃん」ってなるらしい.たぶん凝集感のなせる技じゃないかと
■ ニコン D5300
・D5200の後継機.これもマイナーチェンジ
・キャッチフレーズで画素数をいまさら触れているあたりからして、ウリの少なさを感じる
■ ニコン AF-S NIKKOR 58mm f/1.4 G
・現代によみがえった、ノクトニッコール
・ふつうは画像の周辺部では像の流れがあって星や照明のような点光源の形状がゆがむのだけど、それを徹底的に修正したレンズ
・ノクトニッコールはF1.2だったけどこれがF1.4なのはFマウントでAF機構を組み込んだことから来る制約らしい
■ パナソニックLUMIX DMC-GM
・マイクロフォーサーズ規格で、というよりもレンズ交換式で最小のデジカメ
・とにかく小さい.もっとマウントの小さなペンタックスQ7よりも小さく、一回りセンサーサイズの小さなレンズ固定式のソニー DSC-RX100よりも小さい
・ボディカラーのオレンジが気に入った.標準のズームレンズも小さくてよいのだけど、これに14mm(フルフレーム換算28mm)を付けてぷらぷらと持ち歩きたい
・個人的にはマイクロフォーサーズの生きる道はこのコンパクトさにあると思うので、この路線をつきつめてほしい
・コンパクトの代償か、シャッター速度によってはローリング歪み(高速で動く被写体を撮るとゆがんで撮れる)が出る
■ 富士フイルム X-E2
・X-E1の後継機
・X-E1に位相差AFを付加し、AF速度など諸々を高速化、Wi-Fiを搭載するなど順当進化
・X-Trans CMOSやフイルムシミュレーションなど、カメラ好き&オールドファン好みの装備は魅力(自分も結構好き)なのだけど、一般の人を引きつける魅力が弱そうな気も
■ 富士フイルム X-A1
・Xシリーズの廉価版モデル
・XシリーズのウリであるX-Trans CMOSを採用せず、一般的なベイヤー構造のCMOSを採用してコストダウン.X-Trans CMOSって独自製品なのでコスト高なのでしょうか
・レンズキット価格で比べると、X-M1が76,300円、X-A1が62,900円(いずれもフジヤカメラ)なので15,000円近い価格差は大きい
これだけ一気に発表されると、どうしても影の薄い製品も出てきますね.秋に発表があるのはフォトキナの影響もあるんでしょうけど、今年は開催年ではない(偶数年のみ開催)ので別にもうちょっと発表時期をずらしてもよかったんじゃないかという気もします.
個人的に目を惹いたのはパナソニックの Lumix GMですね.あの小ささは魅力です.現状の日々持ち歩きカメラであるGRをリプレースするほどでもなく、もちろんDSC-RX1やD700のリプレースにもならないので購入はしませんが、この一連の新製品ラッシュではいちばん気に入りました.
前回、ネーミングとか本来の製品とは関係のないところであれこれと書いたので、本来の性能面等について思うところを書いてみます.
■ α7R / α7共通
・「約126.9×94.4×48.2mm」というサイズは、マイクロフォーサーズ機であるOM-D E-M5と遜色ないサイズ、重量もほぼ同じ.このサイズと重量は素晴らしい
・一眼レフライクなペンタ部の形状をしているが中身はEVF.ペンタプリズムっぽい形状は従来の呪縛にとらわれているような
・ボディの周辺部のカーブはDSC-RX1に似ている
・背面のボタンなどの配置もDSC-RX1に似ている.親指AFの機能をレバーで選択式にしたのはGRっぽい
・RX1になまじ似ているので、ペンタ部分とかグリップとか、正面から見たときのパーツをとってつけた感が強くてなんだかちぐはぐ
・レンズマウントはフルフレームのEマウントということで「FEマウント」.キヤノンの「EFマウント」と紛らわしい.アダプタを介してAマウントのレンズが使えたり、従来のAPS-C用Eマウントレンズを装着すれば自動的にクロップされたりするが、専用レンズは同時発表の5本
・とかなんとかいっても、フルフレームなのは素晴らしい
■ α7R
・3,640万画素のローパスフィルタレス
・AFはコントラスト検出式.まがりなりにも一眼レフライクな形状をしていてRX1と同じAF速度だったらちょっと批判されそうだけど、大丈夫?
■ α7
・2,430万画素のローパスフィルタあり
・AFはコントラスト検出+位相差
・ボディのみ価格で13万円ちょいで売り出しってのは魅力
■ DSC-RX10
・RX1やRX100と同じシリーズに含めてよいのかビミョウなボディデザイン
・裏面照射1インチCMOSはRX100M2と同じ
・24-200mm F2.8通しレンズはオールマイティな感じ.その代わりレンズが巨大
・防塵防滴構造はオールマイティな感じ.
・RX1/100やα7にもない、軍艦部分の液晶インジケータ.なぜこの機種だけ唐突にこれが?
・RX1とRX100の間を埋める機種を期待していたのに「コレジャナイ感」
余談ですが、個人的なソニー製品の隠れた注目点として「型番」があります.意外と製品の特徴がここに現れていたりして、Cyber-shotはすべて「DSC-」つまりDigital Still Cameraの頭文字を取った型番が付けられており、一眼「レフ」だったときのαは「DSLR-」つまりDigital Single-lens Reflexの頭文字が付けられていました.
トランスルーセントミラーになって一眼レフから「レフ」がなくなったときには「SLT-」、Single Lens Translucentの頭文字、NEXはそのままベタに「NEX-」で、今回のα7R/α7は新たな型番「ILCE-」になりました.ILCEがなにを示しているのかわかりませんが、なんらかの意味があるのでしょう.
「ソニー、ミラーレスカメラでフルサイズセンサー搭載の「α7R」」
「ソニー、1型センサーのハイズーム機「サイバーショットDSC-RX10」」
ソニーから新しいデジカメやレンズなどが発表になりました.
カメラ本体に限ると、「α7」「α7R」「DSC-RX10」の3機種が発表されました.
それぞれ、ユニークな点も多い製品ではあるのですが、機種のネーミングなどで自分は混乱しました.
■ かつて「α-7」というカメラがミノルタから発売されていたのに、ハイフンがないだけの同じ名前の「α7」という製品を出したこと(ソニーはミノルタから一眼レフ事業を引き継いだ)
■ 従来は一眼レフ(途中から「レフレックス」はなくなりましたが)の製品を「α」として出してレンズマウントは「Aマウント」、ミラーレスの製品を「NEX」として出してレンズマウントは「Eマウント」と称していたが、Eマウントなのに「α」の名前を冠した製品を発表した(海外では廉価機種にαっぽい外見にEマウントの製品をすでに出している)
■ ソニーには「DSC-RX1」「DSC-RX1R」というデジタルカメラがあり、両者の違いはローパスフィルタの有無だけであるのに対し、今回発表になった「α7」と「α7R」はローパスフィルタの有無だけでなく、イメージセンサーの画素数やAF方式も異なるなど、単純に型番の末尾に一文字付け加えるとかいうレベルの違いではない
■ 「DSC-RX10」の上位と下位機種には「DSC-RX1」と「DSC-RX100(M2)」があるのだが、RX10はその中間の機能というものでもなく、デザイン的にも別ラインの製品である
■ ソニーはスマートフォン向けのデジタルカメラとして「DSC-QX10」と「DSC-QX100」を出しており、DSC-QX100のほうはDSC-RX100に準拠したスペックを備えた製品であるのに対して、DSC-QX10とDSC-RX10はイメージセンサーサイズなどまったく異なる製品である
なんらかのロードマップがあって、社内では計画をたてて製品をリリースしていると思われますが、買う側(そしておそらく店員も)は混乱しそうですね.
「α-7」と「α7」を間違えるとか常識的にないだろうとか、QX10とRX10で迷うヤツはいないとかというツッコミもありそうですが、型番の整理くらいきちんとしてほしいものです.
【補足】
こちらの記事によると、これからはNEXの名前をやめてαに一本化するそうです.同じαでもマウントが異なるというのも混乱しそうですが、ブランディングのために一本化するという感じでしょうか.