2013/07/08

無印良品 携帯用温湿度計

Category: 物欲,社会・政治・世情一般 — Annexia @ 21:00

RICOH GR

 無印良品で「携帯用温湿度計」を購入しました.
 温度計、湿度計に加えて、熱中症注意換気機能が備わっている製品です.

RICOH GR

 携帯用と銘打っているだけあって非常にコンパクトで、横46mm×高さ29mm×奥行き12mm、重量15gしかありません.
 ストラップが取り付けられるようにもなっており(ストラップ自体は付属せず)、屋外での作業などに持って行って熱中症に注意するべきかどうかをチェックできるようになっています.
 お値段は790円とリーズナブルです.きちんと電池(CR-2032)も付属しています.

RICOH GR

 購入したのは土曜の夜で蒸し暑い日でした.買ってきてさっそく電池を入れたらこんな表示が.
 気温31.0度、湿度74%で、熱中症注意レベル3と出ました.説明書によると、「厳重警戒」レベルで「すべての生活活動でおこる危険性」「外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する」とのことでした.
 室内にいて、扇風機回していればまあ問題ないだろう的に思っていましたが、どうやらもう少し注意する必要がありそうです.
 注意レベルは「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」の4段階で、「厳重警戒」と「危険」のときには顔アイコンが表示され、液晶横にある赤色LEDが点滅して危険状態を伝えます.

 熱中症というとまず気温が取りざたされますが、「WBGT指標」によると湿度も重要な要素となっています.この携帯用温湿度計もWBGT指標に基づいて注意喚起をする設計になっています.

 安く買える割によくできた製品で、屋外で作業されることが多い方は持っていたほうがよさそうです.コンパクトで邪魔にもなりませんし.警告レベルに応じてブザーや音が鳴るような仕組みがあるともっとよいように感じました.携帯しているからといっていつも画面を見るわけでもないですから.
 自分は部屋で使うつもりで買ったので、もうちょっと大きめの製品があったらそっちを選んでいました.

 「いのちを守る気象情報」にもありましたが、日本で最も被害者(死者)の多い自然災害は熱中症です.自衛のためにも屋外作業の多い方にはオススメします.自分も夏場に外歩きが多そうなときは持ち歩こうと思っています.

2013/07/07

ロードスター12ヶ月点検

Category: — Annexia @ 12:25

Apple iPhone 5

 少し早めですが、ロードスターの12ヶ月点検をおこないました.
 大きな問題はとくになく、サイドブレーキが少し緩み気味なのを調整してもらい、タイヤのローテーションをした程度でした.
 購入時に点検パックに加入しているため、整備費用は無料.オイルだけカストロール製のものにアップグレードしてもらったのでそのぶんを追加で支払ったのみでした.

 12ヶ月点検も2度目となり、ロードスター購入からもう2年がたったわけですね.運転していて楽しく、飽きのこない車です.

2013/07/06

FlashAir 16GB/CLASS10

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 18:27

SONY DSC-RX1

 新しいFlashAirが出るというニュースを見たので購入してみました.

 FlashAirは東芝製の無線LAN内蔵SDカードです.
 無線LAN内蔵SDカードは数社から発売されており、自分もEye-FiPQI AirCard、そして旧型のAirFlash(→レビュー)を使用してきました.

 それぞれ一長一短があって、自分の使用環境とからめてまとめると、
■ Eye-Fi
 ○ RICOH GRでは標準サポートされており、カメラ側からWi-Fiのon/offやダウンロードする画像が選択できる
 × 標準では画像を選択してダウンロードできず、スマホのアプリも対応していない
 × 8GB/CLASS6までしかなく容量速度ともに不足 → のちに16GB/CLASS10が出たので解決
 × Wi-Fiのon/off制御を標準で持っていない

■ PQI AirCard
 ○ microSDアダプタにWi-Fi機能を搭載しているので、好きな容量と速度のmicroSDカードと組み合わせて使える
 × DSC-RX1では本体からAirCardをいったんはずさないとWi-Fi設定画面がリセットされない
 × 3ヶ月ほど使ったところでMacBook Retina13のSDカードスロットで認識しなくなった

■ 東芝 FlashAir
 ○ SDカードに最初から入っている画像のプロテクトon/offでWi-Fi制御ができるのはわかりやすい
 × 8GB/CLASS6までしかなく容量速度ともに不足 → 今回の製品で解決
というような感じになります.

RICOH GR

 新旧のFlashAir.写真ではわかりづらいですが、旧型の8GB/CLASS6のほうが「FlashAir」やその下の青いマーク、「TOSHIBA」の文字がメタリックになっていて高級感があります.実際、購入価格は8GBのほうが高かったです(今は8GBのほうが安い).

 使い方は従来と同じ.SDカード内にあるこの画像をプロテクトしているあいだは無線LANはオフになり、プロテクト解除すると無線LANがオンになります.ちなみにこの画像、好きな画像に差し替えることができます.
 標準ではカメラの電源が入ると自動的に無線LANも起動し、5分間アクセスがない場合は自動的に無線LANがオフになるようになっていますが、それだと撮影のたびに無線LANが起動してしまいバッテリの消耗につながってしまうので自分は上記のように手動にして使っています.

 初期設定はスマートフォンからもできますが、MacOS X/Windows用に専用アプリも用意されています.
 ここで無線LANのSSIDやパスワードも変更可能ですが、なぜか初期状態ではMacBook Retina13のSDカードスロットではエラーが出て設定変更できませんでした.

 実際に使ってみた感想を.
 撮影する分には普通のSDカードと変わらないので、その点ではとくに指摘するようなところはありません.
 素晴らしいと思ったのは無線LAN周り.公式発表では無線LANの通信速度が30%アップとされていますが、それ以上に改善されているのが接続までの時間.カメラ側の設定を変えて無線LANを起動し、iPhoneの無線LANアクセスポイントを見に行くとすでにアクセスできる状態になっているのです.自宅や会社など通常は無線LANにつながっている状態だと手動で切り替える必要がありますが、屋外などではすぐに接続されるのでかなりストレスフリーです.
 また、iPhone/Android用アプリも公開されています.ダウンロードしたい画像を手動選択、またはすべてをダウンロードする機能を備えており、シンプルながら使い勝手がいいです.RAWファイルなど表示させたくないデータについては、拡張子を登録することで表示させない機能も装備されています.

 スピード、性能、使い勝手などにおいてバランスのとれた製品だといえます.価格もEye-Fi Mobi 16GBで8,000円くらいするのに比べると5,500円程度で買えるので魅力的です.

2013/07/05

d47食堂で和歌山定食

Category: 食べ物 — Annexia @ 23:59

SONY DSC-RX1

 d47食堂に出かけたら新メニューがいくつか出ており、さんざん迷った結果、和歌山定食を注文してみました.

 和歌山定食はしらす丼と鶏肉の金山寺味噌炒め、そして胡麻豆腐です.
 しらす丼には刻んだ大葉、おかか、梅びしお(練り梅のようなもの)、そして卵黄が乗っています.
 しらすは静岡でもよくとれるので釜揚げはもちろん生でも食べたりしますが、和歌山産のも美味しかったです.

SONY DSC-RX1(トリミング)

 デザートは朱鞠小豆の水ようかん.ひんやりとした食感がたまりません.
 昔は水ようかんになんて手を出さなかったものですが、好みも変わるものです.

 ごちそうさまでした.

2013/07/04

『チェルノブイリダークツーリズムガイド』

Category: 書籍 — Annexia @ 22:57

RICOH GR

 東浩紀氏らが発行した『チェルノブイリダークツーリズムガイド』という本を購入しました.

 簡潔に一言でまとめると、チェルノブイリの観光ガイドです.

 表題にも含まれている「ダークツーリズム」とは、負の遺産を観光するという意味です.たとえば広島の原爆ドーム、ポーランドのアウシュヴィッツ強制収容所など、日本にも世界にもそうした「観光地」はたくさんあります.
 27年前に原発事故を起こしたチェルノブイリも、そうした観光の側面を持つようになっており、現地スタッフによる観光ツアーが組まれているのです.

 そして、2年前に地震と津波によって事故を起こした、福島第一原子力発電所.
 現在は燃料の除去や廃炉に向けて日々作業が行われている最中ですが、数十年後に廃炉が完了し、除染が完了したからといって、そのまま闇に葬り、「なかったこと」にしてしまうわけにはいかない、多くの人を巻き込んで生活を奪った事故を記憶にとどめておくためにも「観光地」として残すべきだ.そのためにはチェルノブイリの現状を調べ、なにをどう見せるか.そうした観点のもとにこの本は作られています.

 「観光地」というと、どうしても風光明媚であったり遊び場所のイメージがあるため、廃炉となった原子力発電所とは相容れないように感じられる印象を持つかたがいると思いますが、「ダークツーリズム」という言葉に込められた負の遺産としての観光地の存在も忘れてはならないのではないでしょうか.

 豊富な写真とともにガイドブックとしての体裁をとった誌面は引き込まれるものがあります.

RICOH GR

 表紙をめくるとそこには、建造中のチェルノブイリの写真が.