2017/12/30
2017年を振り返る、旅行篇です.
2016年が少なめだった反動なのか、やや多めです.
2月:台湾(社員旅行)
2月:大内宿、会津
3月:湯西川温泉
4月:高松:岡山
5月:琵琶湖
7月:銚子
9月:金沢(出張)
10月:加茂水族館、男鹿半島
11月:磐越西線(SLばんえつ物語)
12月:いわき


北は男鹿半島、南は国内では高松、海外では台湾まで行きました.
2月:台湾(社員旅行)
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
唯一の海外は社員旅行での台湾.初めて行く土地なのですが、現地の言葉で書いてあってもニュアンスはなんとなくわかるので、自由行動でもそれほど困ることなくあちこち見て回ることができました.行ったのは台北だけなので、台中や台南も次回は行ってみたいと思いました.
2月:大内宿、会津
FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 P
以前から訪れてみたかった大内宿.行くなら雪のある季節にということで2月に.茅葺き屋根の家が並ぶ街並みは見ごたえがあり、きてよかったと思いました.
3月:湯西川温泉
FUJIFILM X100F
浅草始発で鬼怒川温泉やさらにその奥まで直通で運行される快速列車が春のダイヤ改正で廃止になるというので、その前に乗っておこうと思って出かけてきました.終点の会津田島までは行かず、途中の湯西川温泉で下車して駅に併設の温泉で一休みし、ダムカレーを食べて帰ってくるだけの旅行ですが、ゆっくりした列車の旅はいいものです.
4月:高松:岡山
FUJIFILM X100F
春になって暖かくなってきたのでどこかに出かけたい.例年は京都に行くのですが、昨今の京都は観光客が増えすぎてあんまりゆっくりできないのでどこか別のところに…… と考えた結果、東京から夜行列車に乗って高松に行き、うどん三昧とこんぴらさんに行くのはどうだろうということで出かけてきました.唯一の夜行列車として生き残っているサンライズ瀬戸と出雲、いいですね.出雲大社も行ってみたいし、うどんや骨付鳥を食べにまた高松に行くのに利用したいです.
5月:琵琶湖
FUJIFILM X100F
ゴールデンウィークに親とともに琵琶湖に.連休中に出かけるのは道路も混雑して大変だなと思いました.
7月:銚子
FUJIFILM X-Pro2 + Industar 69 28mm F2.8
毎年恒例の夏の銚子旅行.この時期のイワシは「入梅イワシ」と呼ばれて、脂が乗って絶品なのです.
イワシのコース料理を食べ、犬吠埼周りを観光し日帰り温泉に入るというちょっとした贅沢な1日.
9月:金沢(出張)
FUJIFILM X100F
金沢まで出張があったので、有給休暇を追加して観光してきました.
金沢は2度目の訪問ですが、前回は観光はまったくしていなかったのでゆっくり観光できたのはこれが初めて.新幹線が開業して駅舎が立派なものとなりつつも和風な感じがしっかりと残されており、茶屋街や兼六園などに古くからの文化を感じるなど、素晴らしいところでした.食べ物も美味しく、近江町市場には太平洋側でふだん暮らしている身としては初めて見る珍しい魚もあったりして、土産物も魅力的なものばかりと、再訪したい場所です.
10月:加茂水族館、男鹿半島
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
遅い夏休みを使って出かけた山形は鶴岡の加茂水族館と秋田の男鹿半島.
いつかは行きたいと思いつつも距離の遠さから諦めていた加茂水族館にようやく行くことができました.期待を裏切らない素晴らしい水族館で、大型のクラゲ水槽だけでなく、様々な展示に見入ってしまい、飼育員のかたの説明も聞けて満足でした.
男鹿半島も一度行ってみたかった場所で、すでに収穫は終わっているものの、延々と田んぼが続く風景はどこか異世界を感じるものでした.
11月:磐越西線(SLばんえつ物語)
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
新潟と会津若松を結ぶ磐越西線を走るSLばんえつ物語.走行距離が120kmを超え、現在の観光目的のSL路線としては最も長距離の運行距離です.よかったのは、その長距離ゆえに途中駅で給水や点検のために停車すること.SLの走る様子を見たり乗車するのもいいのですが、こうして途中駅で給水しながら点検をする様子は短距離路線では見られないものです.
12月:いわき
FUJIFILM X100F
年末の締めとしていわきであんこう鍋.あん肝のたっぷり入った、濃厚な鍋をつついて1年を締めくくるのも悪くないものです.
去年のエントリーには、あんこう鍋を食べられなかったこと、ロードスターでの遠出について触れていますが、どちらも叶えられたので、まずまずだったのではないでしょうか.
2017/12/17
FUJIFILM X100F
今年も残りわずかということで年の瀬らしく鍋物でも食べようとういことでいわきまであんこう鍋をつつきに行ってきました.昨年は予定がつかずに行けなかったので2年ぶりの訪問となります.
上野東京ラインが開業しても朝の時間帯の特急「ひたち」は上野始発だったので前回は上野から出発していましたが、ダイヤ改正で品川始発になりましたので品川から乗車します.都内西部に住んでいると上野まで出るのは面倒なのでこれは助かります.
FUJIFILM X100F
終点の2つ手前の泉駅で下車し、バスに乗り換えて小名浜に向かい「割烹一平」に.
FUJIFILM X100F
こちらの到着時間を伝えてありましたので、すでに鍋の準備が出来上がっていました.
FUJIFILM X100F
FUJIFILM X100F
鍋ができるのを待ちつつ、あんこうのとも酢とあん肝をいただきます.
いままでであればお造りも込みのコースを選んでいたのですが、あんこう鍋のボリュームが結構あるので締めの雑炊を残しがちということもあって、お造りは諦めることに.
FUJIFILM X100F
鍋が出来上がってきました.見るからに濃厚そうです.
FUJIFILM X100F
あんこうの白身や白菜などの野菜にあんこうの肝や味噌がよくあいます.締めの雑炊までなんとか完食しお腹いっぱいに.
FUJIFILM X100F
泉駅まで戻り、いわき経由で富岡に.10月に竜田から富岡までが開業し、現状としてはここ富岡が終着駅となります.
FUJIFILM X100F
富岡から先の線路は錆びていて踏切の線路は通過するダンプの土で埋もれていましたが、近い将来、この先にも再び列車が行き交うようになります.
FUJIFILM X100F
海辺のほうに歩いて行くと護岸工事をしているのか多くの重機がありました.また廃棄物の一時保管場所もあり、放射線量も駅よりも若干高めでした.
FUJIFILM X100F
駅の券売機.浪江まで線路が繋がって列車がまた走るようになったらいわきから仙台まで乗車してみたいです.
FUJIFILM X100F
富岡からいわきに向かう列車はかつての特急「ひたち」に使用されていた651系でした.まだいわき-富岡間は本数が少ないこともあって、夕方の時間帯は乗車率高めでした.
2017/11/26
新潟から会津若松まで「SLばんえつ物語」に乗車してきました.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
ASTIA
まずは新潟まで新幹線で移動.SLばんえつ物語は9:30に新潟駅を出発するので、朝7時の新幹線で東京駅を出ないと間に合いません.朝4時に起きて身支度して5時過ぎに自宅を出なくてはならないので、なかなかに大変です.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
Classic Chrome
指定席だけ押さえていたので乗車券を新潟で買い、ちょっと買い物をしたのちにホームに降りたら、すでに入線していました.さすがに撮影するかたが多く、人気ぶりを感じさせられました.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
Classic Chrome
配管の美しさなど、SLならではの機能美を感じさせます.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
ACROS
このC57 180は昭和21年8月に三菱重工三原製作所にて製造され、新潟機関区に配置され、その後新津機関区に配置.1969年に廃車になったのちは新潟市内の小学校に静態保存され、1999年に復活という、新潟にゆかりのある機関車です.
4月から11月の土日祝日に1往復のみ運転され、沿線での人気も高いらしく列車に手を振る人たちがたくさんいます.

FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
Classic Chrome
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
Classic Chrome
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
Classic Chrome
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
Classic Chrome
今回乗車したのはグリーン車.長時間でしたがゆったりとしていてくつろぐことができました.
最後尾には展望席が用意されています.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
ACROS
客車のエンブレムなどには現地に生息している「オコジョ」のイラストがあしらわれており、グリーン車の天井のデコレーションにもオコジョがいたりします.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
ACROS
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
ACROS
途中の津川駅では点検や給水のため、しばらく停車します.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
ACROS
ここで7tの水を補給.新潟-会津若松間、約125kmで石炭3tと水20tを使うそうです.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
ACROS
上部から見ると、大量に積み込まれた石炭が見えます.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
Classic Chrome
新潟を出発してから約4時間、会津若松駅に到着.約2時間後には新潟に向けて出発するため、乗客を降ろすと点検のため早々に車庫に入ります.お疲れ様でした.
FUJIFILM X70
ASTIA
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
Classic Chrome
会津若松に着いたら、いつものようにソースカツ丼をいただき、飯盛山にあるさざえ堂を訪問してきました.
ちょっと時間が遅いこともあって、照明のなく薄暗いさざえ堂内部はさらに真っ暗に近い状態に……
郡山まで移動し、新幹線に乗り換えて帰宅しました.朝も早く慌ただしい日帰り旅行でしたが、以前より増えたとはいえ希少な存在であるSLに乗れるのは貴重な体験でした.
2017/10/09
加茂水族館と男鹿半島旅行、つづきです.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
加茂水族館を出て、一般道を走って秋田に向かいます.山形から秋田に向かう高速道路は日本海東北自動車道なのですが、酒田からにかほの間が開通していないせいか、すでに開通している道路も無料だったりするので、平行する一般道は交通量が少なく快適に走行できました.
そのせいもあって秋田には予定よりも早い時間に到着し、やや時間を持て余したので秋田港に向かい、道の駅あきた港で時間を過ごしました.
タワー状の建物があり、1階がお土産売り場になっていたので地元のお菓子などを買ったりしていたのですが、そろそろ出発しようかなと思った時に無料でタワーの展望台に行けるということに気づいて、エレベータに乗り込みました.
エレベータの表示では展望台が5階となっていたのでタワーは高くても上までは行けないのかなと思っていたら、途中はなにもなく5階=高さ100mの展望台ということでした.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
さすが100mの高さだけあって、秋田港の周囲が一望できます.
港周辺の貨物鉄道線はトラックに置き換えられたりして衰退しているところが多いですが、秋田ではまだまだ現役ですね.
FUJIFILM X70
夕飯は秋田駅近くにある秋田市民市場内の回転寿司店に.市場だけあって夕飯の時刻には市場機能はすでに営業終了しており、ちょっと入りづらい雰囲気ではありましたが、その中でも寿司店は営業していました.とはいえお客も少なかったので回転寿司店とはいえすべて注文を受けてから握っていましたが.
汁物をどうするか尋ねられたので、壁の「ざっぱ汁」とはなにかと聞いてみたところ、しばらく悩んだのちに「あら汁ですね」と返ってきたので注文してみました.かなり立派なものがやってきて、あら汁なので骨のついた部位や目玉などが入っていましたが可食部も多くだしもきいて美味しかったです.もちろん寿司も美味しかったです.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
3日目は秋田市内のホテルを出発して男鹿半島に.アップダウンもそこそこあるものの、対向車が来て困るような道路もなく気持ちよく走れました.どうせなら一番先端部まで行ってみようということで行ったのが北端の入道崎.駐車場からしばらく歩くと突端部というか崖に到着します.2時間ドラマで主人公が犯人に追い詰められて冥土の土産に犯行理由を語られるような場所です.そこそこの高さのある崖なのですが、うまくその高低差というか断崖絶壁感を写真に収めるのは難しいものです.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
入道崎を出て、寒風山へ.この荒涼とした道路の雰囲気、私は結構好きですね.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
寒風山の山頂には「寒風山回転展望台」があります.なにが「回転」かというと、展望台の最上階の窓側がゆっくりと回転しているのです.なので座ったままぐるっと景色を一望できるというわけなのです.まあ、それほど大きな展望台でもないので歩いて一周してもいいんじゃないかとは思うのですが、せっかくなので椅子に腰掛けて水筒のコーヒーを飲みながら一息つくことにしました.回転機構のせいか残念ながら窓ガラスまでは距離があるので写真は撮りづらいですね.
FUJIFILM X70
昼食はこの回転展望台の1階にあるレストランで、秋田らしいものをいうことでハタハタ三昧定食を.ハタハタの天丼、ハタハタ寿司、そしてハタハタのマリネ.ハタハタ寿司は握り寿司ではなくいわゆる「なれずし」です.ハタハタはちょっと癖のある魚ですが(天丼ではちょっと食べづらさを感じました)、ハタハタ寿司はさすが現地で古くから食べられているだけあってハタハタの癖をうまく生かしているなと感じました.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
回転展望台の入り口から撮った、八郎潟.こうして見ると距離感が掴めなくてどれほどの面積なのかわからないのですが、この後実際に走ってみてその広大さに驚きました.八郎潟を東西に横断している道路を走ってみたところ距離にして10km、ひたすらまっすぐでよくこれを干拓して作ったものだと思いました.
FUJIFILM X70
FUJIFILM X70
秋田から移動し、北上江釣子の旅籠屋に宿泊.ここのいいところは、向かいにイオンのショッピングセンターがあって、食事や買い物に困らないこと.個人的にはこのような日常のすべてを一箇所でまかなえるような店舗は好きではないのですが、旅先では重宝しますね.
そしてここのフードコートには今となっては数少なくなったドムドムハンバーガーが入店しているのです.以前に食べたのがいつだったかも忘れるほど久々に「お好み焼きバーガー」を食べました.
FUJIFILM X70
翌日、4日目はそのまま帰宅の途に.帰宅するだけ、とはいえ距離にして500kmあるので一苦労です.以前に同じところに宿泊して同じように帰るだけとなったときには、そのまま帰るのはもったいないと思って横手に行って焼きそばを食べ、さらに山形で山寺に登ってから帰宅しましたが今はもうそんな体力の余裕はありません.
とはいえ、ずっと高速道路を走るのもつまらないので、途中福島でインターを降りて「カツ亭」で昼食にカツカレーをいただきました.以前に普通のトンカツを食べたときにはそれほどボリュームがあるという記憶はなかったのですが、カツカレーの巨大さに圧倒されました.これはゆっくり食べていたら途中で満腹になってしまうと思って早めのペースで食べたところ、カツが揚げたてで口の中を火傷してしまいました.福島に行ったらまた再訪したい店ですね.
FUJIFILM X70
カツ亭から少し行ったところに道の駅安達があり、そこで酪王カフェオレソフトクリームをいただきました.酪王カフェオレ好きとしてはやはり一度は食べておきたいもの.もちろん売店で酪王カフェオレそのものも買って、帰る途中でいただきました.

3泊4日で走行距離1,424kmと結構な距離を走った旅行でしたが、ロードスター自体が運転していて楽しい車ということもあり、いい旅行でした.年に1回はこの手の長距離旅行を楽しみたいものです.
2017/10/08
遅い夏休みを取って、ロードスターで旅行に出かけてきました.
旅行の目的地としては、
・加茂水族館に行ってみたい
・気持ちよくドライブできるところ
・宿泊数はとくにこだわらない
・行き帰りはできるだけ同じルートを通らない
というような条件で選定し、山形の加茂水族館と男鹿半島に出かけることにしました.
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
まずは関越自動車道に乗って新潟に向かいます.
自宅を9時くらいに出発して新潟に着いたのが13時近く.新潟の中心部にある、万代シティに車を停めて昼食にしました.
新潟に行ったら食べてみたいと思っていたのが「みかづき」の「イタリアン」.会社で新潟出身の同僚に「みかづき」に行こうと思うと話したら、なんでわざわざあんなものを、と言われてしまいましたが、やはり地元の名物は食べておきたいもの.店で食べましたが、ひっきりなしにお客さんが来ているところを見ると、新潟に根付いた人気メニューのようです.
ひとことでいうなれば、ソース味の太麺焼きそばにミートソースがかかったもの、でしょうか.美味しいのですが、なぜこのような食べ物が人気となったのか、不思議な感じもします.
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
新潟から1日目の宿泊地である鶴岡までは、高速道路を使わずに一般道で移動しました.予算の都合もあるのですが、それよりも高速道路では高架や壁によって風景を楽しむことができないので.
新潟から鶴岡に向かうのであれば、やはり日本海を眺めるルートを選びたいもの.山間部を走る国道7号線ではなく海沿いを走る国道345号線をひたすら北上します.
場所によってはこんな海のすぐ横を通ることもあって、素晴らしい眺めでオープンにして走ると最高でした.しかしながら、この日はやや風も強く、タイミングが悪いと波しぶきがかかることも.自分はいいのですが、車に波しぶきは錆など悪影響が起きるので、ホテル近くのガソリンスタンドで給油を兼ねて洗車しました.ところがホテルに停めてから30分もしないうちに豪雨になり、せっかく綺麗になった車がちょっと残念な状態に……
FUJIFILM X70
夕食はホテル近くのレストラン「Dining 花」に.表通りから少し入ったところにある、観光客向けというよりもどちらかといえば地元のかた向けの店ですが、そういう店こそ美味しいものが食べられるというもの.
「厚切り銀ダラ定食」に「ちょこっと刺身」を追加.銀ダラ、脂が乗ってて美味しい.刺身もちょこっとと名前がつくわりにはしっかりしています.そしてなによりご飯が美味しいのはさすが山形です.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
二日目は朝から加茂水族館に.加茂水族館といえばクラゲ.入口の看板にクラゲがあしらわれているのはもちろん、道路標識の加茂水族館の案内もクラゲのイラストでした.
しかしながら昔からクラゲの展示に力を入れていたのではなく、始めたのは1997年のこと.しかもサンゴの水槽でたまたま生まれたクラゲを展示したのがきっかけというのですから、不思議なものです.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
多種多様なクラゲが飼育されています.形状もまちまちですが、真っ暗な水槽にプランクトンかなにかでしょうか、小さなものがたくさん浮遊している中にクラゲがいると、まるで宇宙に漂う宇宙船や人工衛星(はたまた未知の生物)のようにも見えます.
クラゲの給餌解説が開催されるというので聞いてみたのですが、給餌だけでなくクラゲについての基礎知識的なお話もしていただけました.
一口にクラゲといっても触手のあるものとないもので大別され、それぞれはまったく異なる種別の生き物だそうです.異なる生き物であるものの、人から見れば半透明でゆらゆらと漂っているのでどちらもクラゲ、というくくりでとらえられているのだとか.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
「クラゲドリームシアター」と呼ばれる、加茂水族館の中でももっとも有名な水槽です.5mの円形の窓に大量のミズクラゲが浮遊している様は見ていて飽きません.
FUJIFILM X70
展示を見終えたら昼時だったので水族館内にあるレストランにて昼食を.
メニューにもクラゲを扱ったものがいくつもありました.これはクラゲの刺身.クラゲは味がしないので、醤油の味のする柔らかな謎の物体を食べている感じでしょうか.
FUJIFILM X70
クラゲラーメン.具としてクラゲがのっていますが(なぜかキクラゲも)、それだけでなく麺にもクラゲが練りこまれているそうです.麺は弾力性があってなかなか美味しかったのですが、この弾力性がクラゲからきているものかどうかはちょっと判断がつきませんでした.具のクラゲはいわゆる中華クラゲ的な味のつけられたものでした.
FUJIFILM X70
麺リフトならぬ、クラゲリフト.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
売店で購入したクラゲソフトクリーム.クラゲアイスと両方売られており、クラゲアイスはクラゲが最初から入っており、クラゲソフトクリームはトッピングされているのが特徴.やはり味がしないのですが、食感は柔らかくトッピングとしては面白いのでここはもう一工夫してフルーツシロップ的ななにかで甘く味付けをしたら人気が出そうです.
加茂水族館を出発したらさらに北上して秋田を目指します(つづきます).