2015/06/21
FUJIFILM X100T
東海道新幹線に乗るときにはチケット代の安い、EX-ICサービスを利用しています.このサービスを使うことでポイントがたまり、これを使って新幹線の座席を普通車からグリーン車にアップグレードさせることができるのです.そのポイントが6月で失効してしまうので、その前に使ってしまえということで伊勢参りに出かけてきました.
ただし、ポイントは片道分しかないので行きは普通車です.
FUJIFILM X100T
名古屋まで新幹線で向かい、そこから近鉄に乗り換えます.JRでも行けますが、本数も移動時間も近鉄が圧倒的に有利です.
今回の大きな目的の一つがこれ.近鉄の観光特急「しまかぜ」に乗車することです.
「しまかぜ」は近鉄の最新の特急列車であり、2014年の伊勢神宮の式年遷宮にあわせて製造されました.大阪線、京都線、そしてこの名古屋線それぞれに1編成が用意されており、通常の特急料金に加えて「しまかぜ特別車両料金」がかかることからもわかるように、非常に豪華な列車です.
FUJIFILM X100T
非常に豪華な列車、らしい…… くらいの前知識で車両に乗り込んだところ、この座席を見て驚かされました.2+1の3列シートで本革製、しかもリクライニングもレッグレストも電動、さらに空気圧によるエアクッションまで装備されています.
FUJIFILM X100T
先頭車両でハイデッカーなので前面眺望も素晴らしいです.

しかも先頭車両でなくても眺望を楽しめる仕掛けが用意されています.
それがこの、無線LANを利用したストリーミング配信サービス.数秒のディレイはありますが、このサービスは嬉しいです.しかもインターネット接続サービスも無料で用意されています.
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記念乗車証もいただきました.
FUJIFILM X100T
もっと乗っていたいと名残惜しい気分でしたが、伊勢市駅で下車.改めて先頭車両を見ると、エッジの効いたデザインをしています.そして車両がとても綺麗です.鉄道車両は基本的に野ざらしで保管されるものですから、汚れや雨や洗車時の水垢が残るものですが、まったく見当たりません.近鉄のしまかぜに対する意気込みを感じます.
FUJIFILM X100T
伊勢市駅から徒歩で外宮へ.昨年の式年遷宮以来、さらに参拝者が増えているとのことで、参拝するのにも少し待つほどでした.
参拝と御朱印をいただいたら、バスに乗って内宮に向かいます.
FUJIFILM X100T
この五十鈴川のほとりに立つと、なぜか伊勢にきたなという実感がします.軽く水に手を浸してから参拝に向かいます.
FUJIFILM X100T
内宮は外宮にもまして混雑していました.とくにこの石段より先は撮影禁止ということもあって、記念撮影する人でごった返します.
外宮同様に参拝と御朱印をいただき、御守りも購入しました.
FUJIFILM X100T
参拝を終えたら、門前町に繰り出してお昼をいただきます.
名物はなんといっても伊勢うどん.そして海の幸として「手こね寿司」、近場の松阪の名物としての「松阪牛」.
迷った結果、今回はゑびやで松阪牛の牛丼に伊勢うどんをつけたセットをいただきました.
FUJIFILM X100T
伊勢うどんはこのもっちりとした太麺がポイント.容器の底のたまりじょうゆとしっかり混ぜていただきます.
五十鈴川同様、これもまた伊勢を感じるひとつです.
FUJIFILM X100T
松阪牛の牛丼.松阪牛を食べるのはこれが初めてかも.
肉の濃厚さがすごいです.一般的な「牛丼」のイメージから連想される、切り落としの細切れ肉ではなく、大ぶりの薄切り肉が使われており、まるですき焼きやしゃぶしゃぶの肉をご飯にのっけて供されたみたいな感じ.
FUJIFILM X100T
伊勢うどんと牛丼を食べたところに、さらに続けてデザートを!
と、赤福氷をいただきました.伊勢の記憶としてなんか蒸し暑いイメージがあるのですが、これはこの赤福氷を目当てにして暑い時期にしか訪れていないからですね.
FUJIFILM X100T
食べ進めると、中からあんこが.そして赤福餅が2個出てきます.ひんやりしてやや固くなった赤福餅がまた格別です.
FUJIFILM X100T
さすがに食べ過ぎたので、時間に余裕があることだしと、駅まで歩いて移動.内宮から近鉄の五十鈴川駅まで2kmほどの距離なので、ほどよい腹ごなしになります.
ここからまた特急に乗り、名古屋方面に戻ります.
FUJIFILM X100T
名古屋までまっすぐ戻らず、途中の四日市で下車.
以前から存在が気になっていた、「四日市あすなろう鉄道」に乗車します.
この鉄道、今年の4月から第三セクターですが、それまでは近鉄の路線でした.
見てのとおり、車両がとても小さいです.小さい、というか幅が狭いです.レール幅が762mmしかありません.一般的なJRなどのレール幅1,067mmと比べてもその狭さがわかります.
FUJIFILM X100T
3両編成で、両端の車両はそれぞれの進行方向を向いた1人掛けの座席が、そして中間車両はロングシートになっています.このロングシート、人が座ると1人が通るスペースしか空いていません.
走り始めると、線路幅が狭いので左右に激しく揺すられます.このまま脱線するんじゃないかと不安になるほどです.
FUJIFILM X100T
終点の内部駅まできました.終点まできても、とくになにがあるわけでもなく、駅前には民家が並んでいます.
こうして駅舎の外から、改札や車両が見える光景は大好きです.
そのまま乗ってきた電車に再び乗り、折り返し四日市に戻りました.
FUJIFILM X100T
四日市から名古屋まで戻りました.
当初の予定というかもくろみでは夕飯に味噌カツでも食べようかと思っていたのですが、昼に食べ過ぎたのが残っていて重たいものを食べる余裕はないので小倉チーズトーストをいただきました.小倉トーストが名物なのは知っていましたが、チーズ入りがあるのを見てついそっちを選択.チーズの塩気があんこを引き立てて違和感のない味でしたが、まあチーズはなくてもいいかなと.
帰りの新幹線は当初の旅行目的であったグリーン車で.
日帰りで慌ただしい旅行でしたが、伊勢は何度行ってもいいものだなと改めて思いました.できれば混雑していない、平日の朝早くに行ってみたいものです.
2015/04/30
会津旅行、つづきです.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
会津若松を出て喜多方に向かいます.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
喜多方は「蔵の街」といわれており、駅舎も蔵をイメージしたデザインになっています.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
かつて、喜多方駅からは「日中線」と呼ばれる支線が伸びており、その廃線跡が遊歩道として整備されて3kmほどにわたってしだれ桜が植えられています.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
途中には当時使われていた蒸気機関車が展示されていました.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
遠くには飯豊連峰が見えます.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
しだれ桜のすぐ横を用水路が流れており、つくしが.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
そして喜多方といえばラーメン.ということで「まこと食堂」に.
まだ10時台だったこともあって、数人の行列でそれほど待つことなく入ることができましたが、店を出るときには結構な行列になっていました.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
チャーシューメン.スープを啜って、ああやっぱり美味しいなと.個人的にはラーメンは細麺が好きなのですが、このやや縮れた太めの麺も魅力.至福の一杯でした.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
時間もあるしと、駅に戻る途中で三万石に寄って「ままどおる」や「エキソンパイ」を購入.
予定していた列車の前に臨時快速がありましたが、そちらに並んでいる人が結構いたので後発の各駅停車に.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
こうして窓を開けられるのもローカル線ならではの醍醐味.窓を開けてガラガラというディーゼルエンジンの音が入ってくるのも風情を感じます.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
窓からカメラを出して撮影.新幹線や特急とはまた違う、鉄道のよさがあります.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
会津若松からは快速「あいづ」で郡山に.
かつて特急列車に使われていた車両です.しかもオリジナルの旧国鉄塗装なのが嬉しいところ.車内はリニューアルされていました.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
郡山での新幹線への乗り換え時間は15分しかなかったのですが、どうしても食べたいものがあったので大急ぎで移動して買ってきたのがこれ、「クリームボックス」.郡山のローカルフードであり、郡山ではメジャーな食べ物だそうです.社内で福島出身者に尋ねてみたところ、「大学に行くために福島を離れるまではどこにでも売られているものだと思っていた」とのことでした.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
厚切りの軽く焼かれたパンにあっさりしたミルククリームがたっぷりと塗られています(写真ではそれほど塗られているように見えませんが、クリームでパンがへこんでいるのです).
初めて食べましたが、これは美味しい!新幹線の車中で食べたのですが、もっと買ってくれば良かったと後悔するほど.
今回の旅行は予想もしていないものに出会えたり、失敗したなと思ったら意外なものに救われたりと、充実した旅行でした.
2015/04/29
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
土日を利用して会津方面に旅行に出かけてきました.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
新幹線を郡山で降りて、磐越西線に乗り換えます.
この日、4月25日は「フルーティアふくしま」の運行初日、しかもこの列車は自分が乗る予定の列車に併結されていたので、式典を見ることができました.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
ホームでは地元の高校生による演奏が.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
演奏、パフォーマンスに圧倒されました.
郡山市は「楽都郡山」をキャッチフレーズとしているように非常に音楽の盛んな街です.自分が知っていたのは、合唱コンクールで常に上位にいるということくらいでしたが、こうした演奏を目の当たりにするとそれだけではない、レベルの高さを感じました.
自分が乗る列車にフルーティアふくしまが併結されることは事前に知っていたものの、こうしたイベントを見ることができるのは予想外で旅行の醍醐味ってこういうところにあるものだなと改めて思いました.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
列車を猪苗代駅で下車.猪苗代といえば当然猪苗代湖を思い浮かべますが、そちらには向かわずにここでバスに乗り換えて逆方向、磐梯山方面に向かいます.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
バスに乗ること約30分.五色沼入口で下車します.
五色沼は磐梯山の麓に広がる大小の湖沼を総称してそう呼ぶものであり、様々な色をしています.
これはビジターセンターのすぐ近くにある毘沙門湖の展望台から.透き通る水、そしてその青さに息をのみます.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
五色沼周辺は全長3.7kmのハイキングコースとなっており、自分が読んでいたガイドブックによると70分ほどで歩けるとのことでした.
ハイキングコースに入ると、こうした湖のすぐそばまで近づけます.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
これは赤沼.緑色に見えますが、周辺部が鉄さびのような赤い色になっていました.
そして、この写真にも見えていますが雪がかなり残っており、場所によっては雪解け水によりハイキングコースというよりも川ですよねこれ、という状況になっていて、歩くのは非常に困難でした.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
みどろ沼.同じ沼なのに、場所によって水の色が異なります.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
青沼.エメラルドブルーの水の美しさに見とれてしまいます.
と同時に、駅に戻るバスに間に合わないなーということにやや絶望的な気分にもなっていました.
ハイキングコースの終点から出るバスは数えるほどしかないのです.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
重い足取りでハイキングコースを出ると、その先に待っていたのが北塩原村の村営周遊バス「森のくまさん号」.
周遊バスは駅には行かないしなと思いつつ時刻表をチェックしたら、途中のバス停で他方面からきて猪苗代駅に向かうバスに接続するとの案内が.しかもあと5分ほどで発車.喜んでバスに乗り込みました.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
この「森のくまさん号」、レトロ風バスではなく本物の旧いボンネットバスです.
多少の装備追加はされているものの、運転席は昔のままでウィンカーはレバーが飛び出す仕掛けです.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
猪苗代駅から再び電車に乗って会津若松へ.
歩き疲れたところに、桃100%ジュースと酪王カフェオレドーナツが染み入ります.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
会津若松駅に着くと、折り返しフルーティアふくしま4号が出発するところだったので見送り.
初日ということもあってか、駅員総出で送り出しています.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
フルーティアふくしまが出発すると、今度は新潟行きのディーゼル機関車牽引による客車列車の入線準備が始まりました.
ここ会津若松は車両基地があり、郡山方面の電化区間と新潟方面の非電化区間(喜多方まで電化)、只見線、さらに私鉄の会津鉄道が乗り入れるなど、列車の種類が豊富です.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
ホテルにチェックインして荷物を置き、市内観光へ.
駅前から周遊バスに乗って飯盛山に.ここ飯盛山は戊辰戦争で白虎隊が自害したところとして知られている場所です.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
個人的に飯盛山で一押ししたいのは「さざえ堂」.
この建物を見たさに何回ここを訪れたことか.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
横から見るとこのような形状をしており、どこが水平なのかよくわからない感じでもあります.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
建物の中はスロープで上り下りする仕組みで、二重螺旋構造になっています.
二重螺旋ということでつまり、上り下りするのに別のルートを通るのです.江戸時代に作られ、世界的に見ても非常に珍しい建築物です.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
かつて白虎隊が鶴ヶ城が燃えていると見誤ったとされる場所から.
実際には近くの武家屋敷の火災だったそうですが、飯盛山から鶴ヶ城まで結構な距離があって小さくしか見えないので、あのような悲劇が起こってしまったのでしょうか.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
再び周遊バスに乗って商店街にある「桐」で会津名物のソースかつ丼.
肉厚でサクサクのカツに酸味のきいたソースがかかり、その下には千切りしたキャベツが敷かれています.
伊那や駒ヶ根、松本、前橋など海から離れている場所にソースかつ丼が多いのはなにか理由があるのでしょうか.
つづきます.
2015/04/11
FUJIFILM X100T
モノクローム+赤フィルタ
F5.6 1/140秒 ISO400
会社を休んで、ここ数年恒例の春の京都旅行に出かけてきました.
FUJIFILM X100T
クラシッククローム
F5.6 1/640秒 ISO400
いつものようにまずは龍安寺へ.この石庭のしだれ桜を見たいがためにこの時期に京都に行っているようなものなのです.
午前中は曇り空で天候にそれほど恵まれている感じでもなかったのですが、ここの石庭での眺めは晴天よりも曇りのほうが好ましく感じられます.
FUJIFILM X100T
モノクローム+赤フィルタ
F5.6 1/550秒 ISO400
龍安寺から数分歩いたところにある仁和寺へ.
仁和寺といえば御室桜が有名なのですが、他の桜に比べても非常に咲くのが遅いためなかなか時期を合わせるのが難しいです.が、入口に「満開」との案内が出ていたので入ってみることにしました.
FUJIFILM X100T
クラシッククローム
F5.6 1/60秒 ISO4000
まずは宸殿へ.入口には桜をあしらった見事な生け花が.
FUJIFILM X100T
クラシッククローム
F5.6 1/60秒 ISO1250
その横にもう一つ飾られた桜だけの生け花が.こちらのほうが好みです.
FUJIFILM X100T
クラシッククローム
F5.6 1/140秒 ISO400
宸殿内の入り組んだ廊下が美しいなといつも思いますが、うまく写真として収めることができません.構図に迷います.
FUJIFILM X100T
ASTIA
F5.6 1/1500秒 ISO400
御室桜です.普通の桜の木よりも高さが低く、地面に近いところから花が咲くのが特徴です.
FUJIFILM X100T
ASTIA
F5.6 1/850秒 ISO200
御室桜の向こうに五重塔が.普通の高さの桜の木ではこのような構図はなかなかできません.
FUJIFILM X100T
クラシッククローム
F5.6 1/70秒 ISO200
嵐電に乗って天龍寺へ.天龍寺の境内にある篩月で精進料理をいただきました.
FUJIFILM X100T
ASTIA
F5.6 1/60秒 ISO4000
篩月では精進料理の献立が3種類あるのですが、予約なしで食べられるのは一番安い3,000円のもののみ.
精進料理というと味気ないというか物足りないイメージがありそうですが、きちんと出汁の取られた手の込んだ料理はどれも美味しく、そして美しい盛りつけと相まってとても満足感があります.
天龍寺の近くには西山艸堂という湯豆腐と精進料理が有名な店もあり、いつもどちらに行こうかと迷います.
FUJIFILM X100T
モノクローム+赤フィルタ
F5.6 1/800秒 ISO400
嵐山からJRで京都方面に向かい、丹波口で降りてしばらく歩いて京都水族館へ.1年ぶりに訪れました.
FUJIFILM X100T
ASTIA
F4 1/10秒 ISO6400
入口すぐのところには相変わらずオオサンショウウオがみっちりと.ここまで密集しているとどこまでが一匹なのかもよくわかりません.
そのオオサンショウウオの水槽のあるエリアなど、そこかしこにプロジェクションマッピングで映像が投影されていました.そしてちょっと派手目のBGMも.どうやら少しリニューアルされたようです.前回は午前中で今回は午後なので単純な比較はできませんが、以前よりも来場者数が多かったのでこの試みは成功しているのかもしれませんが、静かな環境でゆっくり見たいほうなのでBGMやプロジェクションマッピングはいらないかなという印象でした.
ミュージアムショップでオオサンショウウオのぬいぐるみ(Sサイズ)を購入して帰りました.
FUJIFILM X100T
クラシッククローム
F4 1/340秒 ISO400
京都駅まで徒歩で戻り、地下鉄と阪急電車を乗り継いで河原町へ.そこから四条大橋を渡ってBLUE FIR TREEへ.
FUJIFILM X100T
ASTIA
F2 1/60秒 ISO800
昨年訪れたときには大混雑していたのですが、今回は時間帯もやや遅かったこともあって落ち着いた雰囲気でホットケーキとコーヒーを楽しめました.
ホットケーキは春のベリーのトッピングをつけたもの、飲み物は黒糖コーヒー牛乳.前回プレーンを食べたので今回はトッピング追加にしてみましたが、ここのホットケーキはふわっと柔らかな仕上がりのためプレーンのほうがホットケーキ本来の風味を感じられてよさそうです.
帰りの新幹線の時間までかなり余裕があり、かといってこれからどこかを見に行くのも微妙な感じかなとも思って、京都駅まで歩いて戻りました.碁盤の目といわれるように整った道路で迷うことなく京都駅まで戻れましたが、河原町から四条烏丸経由で烏丸通りと歩くと普通の繁華街とホテルなどばかりなので観光客が期待する京都という感じではないですね.迷うかもしれませんが裏通りを歩いたほうが京都らしさを満喫できるかもしれません.
FUJIFILM X100T
クラシッククローム
F4 1/60秒 ISO800
夕飯には京都駅近くの新福菜館でラーメンを.
人気店らしく自分が行ったときも行列ができていました.醤油ベースの真っ黒なスープはなかなかにインパクトがあります.見た目の印象ほど味が濃いわけではありませんが、それでも自分には結構塩辛く感じました.
ブログを書くにあたって検索したら都内(麻布十番)にも店ができたそうです.
FUJIFILM X100T
モノクローム+赤フィルタ
F5.6 1/60秒 ISO1000
1年に1,2回京都に行っているわけなのですが、訪れるところがわりとパターン化してしまっているので、そろそろ新たなところに行ってみようかと感じました.また、奈良や和歌山(高野山)などにも訪れてみたいものです.
2015/02/11
祝日でどこか手頃なところに出かけたいなというところから、横浜は山下公園と中華街に出かけてきました.
SONY DSC-RX1
F2.8 1/2000秒 ISO100
着いたのがちょうど12時だったので、このまま中華街に直行したらものすごく混んでいるだろうなということで、まずは山下公園へ.
天気が良いので、ぶらぶらと観光している人も多く、のどかな雰囲気でした.
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F8 1/640秒 ISO100
しばらく歩いて赤レンガ倉庫へ.
とくにどこかに行くというあてもないので、とりあえず赤レンガ倉庫まで行ってぐるっと回ってきました.
SONY DSC-RX1
F5.6 1/640秒 ISO100
天気が良いのは結構なことなのですが、光の向きにより露出の変化が激しいのと、逆光になると液晶モニタがほとんど役に立たなかったりするので、撮影には難儀しました.
RX1には外付けのVoigtlander製の光学ファインダをつけていたのでそれを覗き込んで撮影しましたが、パララックスの補正などはもちろんないのでフレーミングのズレが酷くて、あんまり参考にならないのも辛いところです.
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F2 1/2000秒 ISO100
もうひとつ困ったのがシャッター速度.F2開放で撮影しようとすると、シャッター速度1/2000秒では露出オーバーになってしまうことが多々ありました.
あまり天気の良いときに外で撮ることもないので、たまにこうしてピーカンで撮影するとこの明るさで露出オーバーになっちゃうかー、と戸惑ってしまいます.
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F5.6 1/320秒 ISO100
巧く言葉では言い表せませんが、横浜独特のややクラシカルな洋風な雰囲気を感じます.
SONY DSC-RX1
F5.6 1/640秒 ISO100
SONY DSC-RX1
F5.6 1/500秒 ISO100
1時間ほどぶらついた後に中華街へ.
ものすごく混んでます.賑わっているところに行くのが苦手な自分としては、歩くだけで疲れてしまいます.
SONY DSC-RX1
F5.6 1/400秒 ISO100
当初は中華まんでも買い食いして済ませようかと思っていたのですが、歩き疲れたのともう少しボリュームのあるものを食べたくなったので店を探すことに.
しかし、ここまで選択肢が多すぎると、どの店を選んだら良いのかさっぱりわからなくて余計に選べなくなってしまいます.個人的に「○○(TV番組や雑誌の名称が入る)で紹介されました!」や「○○ランキングでx位!」とか書いてあったり、タレントかなにかのサインが入口に貼ってあるような店は好ましく思わないので避けたいのですが、困ったことに大半がそんな感じだったりするのです.
SONY DSC-RX1
F4 1/80秒 ISO1600
SONY DSC-RX1
F2.8 1/80秒 ISO800
結局、こじんまりとした中華料理店に入って、パーコー炒飯と焼売をいただきました.
炒飯はチャーシューなど具だくさんながら味付けは控えめだったのですが、上にのせられたパーコーがスパイシーで脂身のコクが強いのでいいバランスでいただけました.
焼売も、ものすごい何かがあるわけではないんですが粗く刻まれた肉の食感がよく、美味しかったです.
凡庸な結論ですが「中華街」を名乗り、街全体が食べ物のレベルが高いので、大通りの派手な看板の店から少し離れたところにある小さな家族経営の店まで満足したものが食べられるという点ではたまに訪れていろいろ開拓してみたい街ではあります.いくら開拓しても終わりはなさそうな怖さもありますけど.
帰りがけに月餅など中華菓子を買って帰宅しました.