2010/09/25

Nikon D700 + Voigtlander ULTRON 40mm F2 + Close-Up Lens
GR DIGITAL III用のストラップを新調しました.
今まではハンドストラップは東急ハンズでエナメル革と携帯電話用ストラップを買ってきて自作したものを使っていました.自作なので自分の手に合わせて作ったこともあってこれはこれで便利に使っていたのですが、同じ携帯電話用ストラップを使って自作していたGPSデータロガーの紐が切れたこともあって、重量的にちょっと危険なのではないかと思い、耐久性の高そうな専用ストラップを買うことにしました.
購入したのはVanNuysの帆布製ハンドストラップとネックストラップ.GR DIGITALはストラップ取り付け穴が3ヶ所についており、2点吊りで縦吊りと横吊りができるのでネックストラップはそれに対応したアダプタも購入しました.
やや固めのごわごわした帆布の感触がいい感じです.個人的にはナイロンよりも綿素材のほうが好きですね.
ネックストラップは以前にも所有していたのですが、GR DIGITAL IIIを首から下げて撮影に出るということがあんまりなくてそれほど活用されませんでした.首や肩からカメラを提げるような場合には一眼レフを持ち出してしまいがちですが、一眼レフ+交換レンズという欲張った撮影スタイルではなく、首から下げたGR DIGITAL IIIのみで撮影をこなすような、そんな少し力の抜けたスタイルで撮影できるようになりたいという意味を込めてネックストラップを再度購入してみました.
ところで購入したVanNuys、店舗は徳島店(本店?)と渋谷店しかなく、しかもこの渋谷店、1ヶ月に3日程度しか開店しないので買い時を逃すと次は1ヶ月後、なんてことになりかねません.
数年前に訪れたときには自分以外にお客がいないような状態だったというのに、久々に来てみたら雑居ビルの一室にある狭い店舗はお客でごった返していました.この数年の間になにか変化があったのでしょうか?
2010/09/21
【フォトキナ】オリンパスが「ZUIKO」レンズ搭載の高級コンパクトを開発発表
まったく、FinePix X100と同時にこれを発表するというのはなんと間の悪いことか.狙ってぶつけてきたのだとしたら・・・いや、さすがにそれはないでしょう.フォトキナがあるので日程的にかぶっただけでしょう、きっと.
この製品のウリはZUIKOブランドのレンズを採用したとのことですが、わざわざそうやってアピールするほど「ZUIKO」銘のレンズってそんなにブランド価値のある製品なのでしょうか?
ブランド価値のあるレンズといえば、ライカやツァイスといったドイツメーカーの製品が筆頭にあげられます.ノクチルックスやズミルクス、プラナー、ディスタゴンといったように、f値やレンズ設計ごとにネーミングされた製品たちは値段も高価ですがその描写には根強いファンがいます.その証拠に、ソニーは自社の製品にツァイスブランドのレンズを使用し、パナソニックはライカブランドのレンズを使用しています.ツァイス基準、ライカ基準をクリアした製品にブランド使用権が与えられるだけで実際にツァイスやライカが設計していないものが大半ではないかと思われますが、そこまでしても使いたいブランドなのでしょう.
日本でレンズにブランドネームを付けた製品といえば、ニコンのレンズであるニッコールがあげられます.富士フイルムもフジノンという名称がありますね.この二社はコンパクトデジカメにもそれぞれニッコール、フジノンの名称を使っています.
で、ZUIKOですが、今さらそうやってブランドネームを付けただけで話題になるほどのネームバリューがあるとはちょっと思えません.そもそも、レンズをウリにした製品を発表するのであればレンズスペックを公表するのは当然なのにそれすらしていません.モックだけ見せられてZUIKOだ、スゲー!と興奮するほどフォトキナは甘くありません.他に魅力的な製品が大量にデビューしているのですから.
どうも先日のE-5といい、オリンパスからはデジタルカメラに対する熱意というのがまったく伝わってきません.画像にエフェクトをかける機能や、外見をオシャレにしてアクセサリで小遣い稼ぎみたいなことをするより先にもっとすべきことがたくさんあると思うのですが.
2010/09/20
Fujifilm unveils FinePix X100 large-sensor compact
富士フイルムがFinePix X100というデジカメを海外で発表しました.
リンク先に写真が掲載されていますが、ボディ正面から見るととてもデジカメには見えません.上面から見てもクラシカルなフィルムカメラとほとんど見分けがつきません.背面はさすがに液晶パネルやダイヤル、いくつものボタンがあってデジカメらしいです.
素晴らしいのは見た目もさすことながらその性能.APS-Cサイズ、つまり一般的なデジタル一眼レフと同等のサイズの撮像素子を装備し、富士フイルム独自の方式でデジタル一眼レフと同等のAF機能で高速なピント合わせが可能など、コンパクトサイズながら一眼レフと同等の性能や画質が期待できます.
競合モデルとしてはライカのX1、シグマのDP1x/DP2sシリーズあたりでしょうか.
とはいえ、ライカX1は20万円と高価、シグマDP1/DP2シリーズは撮像素子に秀でているものの癖が強く扱いづらい面のあるカメラなので、実質的な競合にはならないかもしれません.
値段は12-15万円くらいらしい、とのこと.自分も気になる製品ですが、レンズが換算35mmなので、28mmの製品が出たら考えたいと思います.富士フイルムはフィルムカメラKLASSEでも38mmと28mmの製品をリリースしているのできっと出してくれる、そしてそのときにはお値段ももう少しこなれている・・・ことを期待しています.
2010/09/18
ヤマダ電機静岡店に行ったので、キヤノン EOS 60D、ニコン D3100、ソニーα33/55など最近の新機種をいくつか触ってみました.
■EOS 60D
○ つくりがしっかりしている.スペック上はKiss X4と7Dを足して2で割ったような感じだが、ボディを触った感じやシャッター音は上質
× とくになし
■D3100
○ AF測距点が増えたのはメリット.D40の3点と比べると11点はさすがに多く感じる
× 価格相応なので仕方がないが、やはり全体的に安っぽい
× 撮像素子や電子制御系は性能アップしているのだろうけど、おそらく光学系やメカ系はあんまりD40のころから進歩していないような
■α55/33
○ AFが速い
× 液晶ファインダ(EVF)の色味がおかしい.並べて展示されていた33と55の両方を比べても色味が違う.33のほうは緑かぶりしていた.55も被写体の明るさに少し振り回されて明るさが変わったりと違和感.セッティング項目があって誰かいじったのだろうか?
× EVFを覗いたまま左右に振るとファインダの映像が色ずれを起こす.液晶画面だと気にならないのだけど、EVFだと気になるのは液晶と自分の目が近いから?
× レリーズ時の画像消失時間があまりにも長すぎる.シャッター速度を変化させても画像消失時間は変わらない.0.5秒くらいブラックアウトしているのではないだろうか.そもそもハーフミラーが固定で機構上も画像消失しないようにできそうな気がするのだが
意外な感じかもしれませんが、EOS 60Dは結構気に入りました.特に際立った特徴のないモデルですが、セットのズームレンズで普通に使うぶんにはこれで十分かもと思いました.買いませんけど.
その他.iPod shuffleがあったのですが、サイズの割にボタンが大きく、さらにつるつるな仕上げで、背面のクリップのバネが結構強いのでクリップを開くのが一苦労です.開こうとすると早送りボタンを押してしまいます.現状でベストのiPod shuffleは2代目かなと思いました.
あと、蛇足ですが店の印象がどうもイマイチで、
■展示品の品揃えがイマイチ
・ポータブルカーナビだとソニーの最新機種は展示ポップのみで現物は展示なし
・デジタル一眼レフについても、キヤノンは7Dまで、ニコンは300sまでしか展示なし、オリンパスにおいてはフォーサーズ機自体がなかったような
・iPod nanoについても旧機種しか置いていない
■新機種のアナウンスなどがない
・K-xの展示があるものの、K-rについてのアナウンスはいっさいなし
・D7000やE-5などもアナウンスなし
■全体的に値段が高い
・要交渉とかポイント還元でというのが店の言い分なのでしょうけど、相場を知らないと高い値段で買わされそうで要注意だと思いました
あんまり高額の製品を展示機として置いても売れないなど、収益上難しいこともわかりますが、EOS 5D MarkIIやD700くらいまでは置いてもいいんじゃないのかと思いました.
あと、これはヨドバシカメラなど他の量販店にも共通することなのですが、同じヤマダ電機ならば池袋も静岡も同じ値段で商売してほしいと思いました.
2010/09/15
「ニコン、大口径広角レンズ「AF-S NIKKOR 35mm F1.4 G」
D7000と同時に発表になったレンズです.もう1本、AF-S 200mm F2という製品もリリースされましたが、焦点域的にも価格的にも自分の対象外ですね.
35mm F1.4というレンズは先日コシナからツァイスブランドでも発表がありました.最新のニコンのテクノロジーが盛り込まれたレンズと、ツァイスの設計によるレンズ、撮影サンプルが気になります.どちらも気になりますが、おいそれと手が出るものではありません.