2013/01/17

雪と車

Category: 日記・雑記, — Annexia @ 23:59

 この冬は雪降らないななんて思っていたら、14日の月曜、祝日に想像以上に大量の降雪があった首都圏.
 17日の夜になっても、除雪をしていない場所や日陰には雪が残り、それらが踏み固められてアイスバーン状になっていて、気を抜くと足を滑らせてしまうこともあります.

 滑るのは車も同じことですが、ここ数日、ちょっとこれはどうなのかと思えるようなことがいくつかありました.

1. チェーン
 チェーンは駆動輪につけるのはいうまでもないことですが、フィットとシエンタで後輪につけているのを見かけました.
 自分の車の駆動方式を知らないのか、チェーンは後輪につけるものという先入観があるのかはわかりませんが、意味ないですね.FFベースの4WD車もあったりしますが、前輪が滑ってから後輪にパワーを配分するタイプの車も多いと思うので、後輪につける必然性はないですね.

2. 横滑り防止装置
 DSCとかVDCとかESCとかメーカーによって呼び名の異なる、横滑り防止装置.
 通常時はタイヤの空転を検知してブレーキをかけたりエンジン出力を抑えてくれる便利なシステムではありますが、滑りやすい雪道ではマイナスに作用することが多いです.滑ったらそのタイヤに配分する出力を落とすのですから、前に進みませんよね.
 輸入車の大半と、日本車でもある程度以上の車には装備されている機能なのですが、そういう機能があること、そしてそれをオフにすることができるというのを知らない人がかなり多いということを社内で話していて知りました.
 DSCがない車やグレードは購入時に除外する自分としてはちょっと驚きではありますが、多くの人はそんな感じなのでしょうか?

2013/01/12

湯たんぽ

Category: 物欲,社会・政治・世情一般 — Annexia @ 23:49

 まだまだ寒い日々が続いています.
 寒いので部屋の暖房を入れるて毛布にくるまったりもするのですが、足などの末端が冷えてしまうのはなかなか解消されません.そもそも、一人暮らしなんだし自分自身が暖まれば室内全体が暖かい必要性自体がないだろうという判断もあって、ピンポイントで暖めることのできるアイテムとして湯たんぽを購入しました.

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 安価なものであれば無印良品あたりでも湯たんぽ本体+カバーで2,000円くらいから買えてしまうのですが、気に入ったものを長く使いたいという考えからちょっといいものを購入することに.
 購入したのは、毛布やら食器など生活雑貨を買うことの多いscope.正月休み中に注文して、今日届くように日時指定したのですが、販売サイトを見たらいつの間にかセールが始まってお安くなってますね…

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 カバーはフィンランドのLapuan Kankurit社製、湯たんぽ本体はドイツのfashy社製です.湯たんぽというと昔ながらの金属製の楕円形のものやいろいろなものがありますが、これは氷枕ライクな感じでポリ塩化ビニール製です.

 容器の耐熱温度は-20度から100度までなので沸騰したお湯を入れても問題はないのですが、長時間人体に触れると低温やけどの可能性もあるので、まずは給湯器のお湯(約55度)で数時間試し、続いて70度程度まで暖めたお湯を入れて使ってみました.
 容量は2リットルですが実際には2/3程度まで入れて使うよう書かれていました.すぐ冷めちゃうんじゃないのと思っていましたが、55度のお湯でも5,6時間は暖かみを感じました.寝る前に準備するのであれば給湯器でもよさそうですが、帰宅してからすぐ使うような感じであればやかんなどで沸かすほうがよいですね.

2013/01/09

デジカメ新製品いろいろ

Category: カメラ・写真 — Annexia @ 23:51

「X-Trans CMOS IIセンサー採用の「FUJIFILM X100S」」
「像面位相差AF、X-Trans CMOS II搭載の「FUJIFILM X20」」
「ペンタックス、クラシックなデザインの1/1.7型センサーコンパクト「MX-1」を海外発表」
「シグマ、中望遠75mm相当F2.8レンズ搭載の「DP3 Merrill」」
「【CES】キヤノン、ユニークな操作性のWi-Fi搭載機「PowerShot N」など」

 アメリカでコンシューマ・エレクトロニクス・ショー(CES)が開催されており、各メーカーからコンパクトデジカメを中心に新製品が発表されています.

 ハイエンド寄りのコンパクトデジカメが多いのは、やはりローエンドはスマートフォンに立ち位置を奪われているという現状を反映したものでしょう.
 iPhoneでいえば、8メガピクセルのデジタルカメラ機能に画像を加工する機能(ソフトウェア)をあとから好きなものを追加でき、しかもそれを単体でネットワーク上のサービスにアップできるのですから、並のデジカメで対抗するのは難しいことです.スマートフォンと競合しないポジションを狙うことになった結果、高画質化、高倍率ズーム、防水、フリーアングルといった特徴のある製品を出すようになり、結果としてユニークな製品が増えてきた印象があります.

 高画質化という観点からいけば、やはり重要な要素を持つのが撮像素子のサイズです.
 今回の新製品で見ると、APS-Cサイズを搭載しているのがシグマのDP3 Merrillと富士フイルムのX100S.2/3インチが富士フイルムのX20、1/1.7インチがペンタックスのMX-1あたりでしょうか.
 GR DIGITAL IV(1/1.7インチ、CCD)を使用していて感じるのは、1/1.7インチ程度ではボケといった表現手法に絞りが使えないということです.GRD4についていえば、絞り開放のF1.9で撮ってもそれほどボケませんし、F3.5あたりまで絞るともう回折で画像全体がぼんやりとしてきてシャープさが失われます.D40(APS-C、CCD)だとF値の小さな明るいレンズを使えばGRD4と比べものにならないほど綺麗にボケます.そのD40もD700(フルサイズ、CMOS)と比べるとボケが固く感じます.撮影後に加工処理でもしないかぎりは撮像素子のサイズによる壁を乗り越えるのは不可能なのです.
 そのあたりを踏まえて考えると、今回の新製品で気になるのはフジのX100Sでしょうか.35mm F2の単焦点レンズというのは人によっては敬遠しそうですが、28-35mmあたりの単焦点が好きな自分としては歓迎できます.
 既存の製品まで含めて検討すると、ソニーのRX100(1インチ、CMOS)とRX1(フルサイズ、CMOS)が候補にあがってきます.値段を考えなければ、魅力的なのはやはりRX1でしょう.サイズ的にも重量的にもX100Sに近いのに撮像素子がフルサイズなのは惹かれるものがあります.X100SがRX1と同様のサイズなのにAPS-Cなのは、凝ったファインダを採用したところが大きいと思われます.RX1で電子ビューファインダや光学ファインダを使いたければ外付けになるので、そこまで含めて考慮するとX100Sのほうがコンパクトということになります.

 蛇足ですが、ソニーのRX1とRX100.いかにもRX10という中間の機種が出そうに見えます.
 スペックを想像するに、
 ・撮像素子は1インチ(RX100と同等)、またはAPS-C
 ・ズームレンズ採用で、望遠端まで明るくテレマクロにも対応
 ・レンズの大型化に伴いボディサイズも大型化
 というような感じになるのではないでしょうか.
 RX1が性能的にも価格的にもコンパクトデジカメとしては孤高の存在であるので、RX10もある程度は高価格帯に位置しそうですが、RX1ほどの手の込んだ作りになるかどうかは微妙かもしれません.

 価格的な制約さえクリアできれば、現状ではRX1が欲しいですね.

2013/01/04

新年もろもろ

Category: 日記・雑記 — Annexia @ 21:45

 正月も終わり、実家から戻ってきて通常の生活に戻りつつあります.

 年末から3日までのもろもろを思いつく感じで箇条書きに.

・年末、屋根を開けて海岸沿いやら山間のほうにドライブに出かけたせいもあってか、風邪気味に.鼻水が止まらずに正月から薬局に行って風邪薬やのど飴を買い込む羽目に.

・母親が蕎麦嫌いだというのを数年前に知ったのだけど、年越し蕎麦を食べて改めてそれを知る.

・実家にいると常にテレビがついている.CMの入れ方とかに文句を言いながらも見ているので、つまるところはテレビ局の思うつぼというか、絡め取られているような感じか.しかもBS/CSアンテナとかは設置していないので地上波だけ.テレビの奴隷のような状況になっているのを改善すべきじゃないかとも思うのだけど、もはや自分にはどうすることもできない.できるのはイヤホンをつけて音楽を聴いて逃避することくらい.

・親戚の集まりでお年玉を配ったのだけど、人数が多くて名前はおろか、誰が誰の子供なのかもわからず.ソフトダレスバッグからお年玉を出して配っていたら子供に「郵便屋さん」と呼ばれる.今時の郵便局員ってこういうがま口タイプの鞄ってまだ使ってるんだろうか?

・初めてのクラス会.全然変わってない人もいれば、本人から名前を聞くまでまったくわからない人までいろいろ.楽しかった.

・例年どおり、3日昼に実家を出て、静岡市内にある浅間神社に参拝し、交通安全のお守りを買い、おみくじを引く.運勢は「小吉」.未だに、大吉、中吉、吉、小吉、末吉 etc.の順番がよくわからない.大・中・小はわかるけど、半とか末とか、無印の吉の居場所はどこなのか.Wikipediaの「吉凶」の説明でも諸説あるとのこと.個別の運勢の説明を読むかぎりでは、そこそこいいけど、まあ気をつけて行動するように、的なニュアンスのことが書かれてた.

・そうそう、今年は本厄.血液型占いとか星座占いとかはなっから信用してない自分ですが、こういうのはちょっと心のどこかに引っかかるのです.

・浅間神社前の商店街にEBBROのショールーム兼ショップ的なものがあって、例年は3日はあいてないのだけど、なぜか今年は開いていたので中に入ってみた.ロードスター売ってたら買っちゃおうかなと思ったけど、なし.EBBROってマツダ車のラインナップ少ないし、ちょっと冷遇されてる感じが.

・神社からの帰りに伊勢丹に立ち寄って会社への土産物を購入.会社のイベントでもらった商品券もあるのでちょっといいものをと思ってうなぎパイVSOP栗入りのお茶羊羹を.正直なとこ、普通のうなぎパイのほうが美味しいと思う.でもまあこれも縁起物の一種かなと選択.

・静岡中部のローカルお菓子であるところの「8の字」のバリエーションで全粒粉のものと、さらにそのシナモン味があったのでそれも買ってみた.これは自分用におやつとしていただく所存.8の字って自分が小さい頃によく食べたけど、徐々に見かけなくなった気がしていたので消滅したのかと思いきや、Webを見る限りでは紅茶味とかいろいろ作って盛り返しているかのよう.こういうのはちょっと嬉しいね、応援したくなります.

・静岡からの帰りは自分にとってのソウルフードとでもいえるような、静岡駅の幕の内弁当を購入.入っているものは昔から変わらないのだけど、ちょっとずつ違いを感じるような.さくら漬け、こういう味だっけ?とか、タケノコと牛肉の煮物、ちょっと量減ってない?とか.

・駅弁を買うこともあって、いつも新年の参拝のときには静岡駅地下の駐車場に車を駐める.回転は速いのだけど、入出庫に時間がかかるのと駅前で国道1号線直結なせいか、車を入れるまでが時間がかかる.駐車したら係員の人に「昨年もこられましたよね?」と言われた.車で覚えていてくれたんでしょうか?品川ナンバーなのも静岡市内ではそれほど多くないでしょうし.

・その駐車場に入る列に並んでいるときに、横をトヨタ2000GTが走っていった.展示品として見ることが多い車だけど、路上を走っているのを見かけるのは2,3度しかない.

・事前に予測されていたことだけど、帰りの高速道路で渋滞に.海老名あたりで渋滞を抜けた頃に燃料警告灯が点灯.警告灯がついてから約10リットルは燃料が残っていると聞いたことがあるのだけど、まだ数十キロも高速を走らなくてはならないのでちょっとひやっとして燃費走行に徹してみた.結局、自宅近くでガソリンを入れたらまだ7.5リットルほど残っていたので、やはり警告灯がついても10リットル程度は残っているというのは本当なのだなと実感.

2013/01/02

FlashAir

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 11:25

Apple iPhone 5 + Hipstamatic

 東芝製の無線LAN内蔵SDカード「Flash Air」を購入しました.
 無線LAN内蔵のSDカードとしては、Eye-Fiを使用していたのですが、GR DIGITAL IVとの組み合わせで
 ・ときどきデジカメがEye-Fiを認識しなくなる
 ・GRD4の設定でEye-Fiの無線LAN通信をオフにしていても通信されることがある
というような不具合が頻発するようになり、と同時に
 ・デジカメ内の未転送のすべての画像が転送されるが、指定したものだけ転送したい
という使い方をしたいとも思うようになったため、Eye-Fiと同様に無線LAN通信機能を内蔵したFlashAirを購入してみたというわけです.
 とくにGRD4がEye-Fiを認識しなくなるという問題には悩まされました.GRD4には撮影用の内蔵メモリがあって、Eye-Fiを認識しない場合には自動的に内蔵メモリに記録するのですが、撮影時に内蔵メモリに記録した状態であとからEye-Fiから画像を転送しようとして画像がない!と慌てる羽目になるのです.
 そんな症状が発生する頻度が徐々に多くなってきたため、Eye-Fiを見放すことにしたのです.

 購入しようと思ったのが年末の仕事納めの日だったので、通販で買うよりもその場で買って帰りたいと思って駅前にある量販店に出かけたところ、SDカード売り場で探してもFlashAirは見つかりませんでした.品切れかなと思って店員に尋ねたところ、「Flash Air? ああ、アレね」てな感じでレジの後ろの棚をごそごそと探して出してきてくれました.8GB,Class6のSDカードとしては相場の倍以上する製品だからということもあるのでしょうけど、完全に売れ筋からは外れているようです.

RICOH GR DIGITAL IV

RICOH GR DIGITAL IV

 「FlashAir」「Wireless LAN」の文字がひと味違うSDカードであることを主張しているかのようです.
 裏面には通信関係の技適コードやMACアドレスが記載されています.

 Mac用のユーティリティも用意されています.
 ユーティリティでできることは、FlashAirの通信方法の設定、デジカメに表示する無線LANのON/OFF画面の選択、FlashAirの初期化・ファームの更新などです.
 標準ではデジカメ通電後から無線LAN通信を開始し、通信が発生しなければ5分後に無線LANをオフにするようになっていたので、これをFlashAir内の画像を利用したON/OFFに切り替えて使用するようにしました.これで通信が必要なときだけ手動で無線LANが起動するようになります.

 FlashAirの1枚目にはこうした設定用の画像が記録されており、この画像のプロテクトをオンにすると無線LANがオフに、オフにすると無線LANがオンになるようになっています.この画面自体は標準で複数用意されており、自分で作った画面を使用することもできます.

 撮った画像へのアクセス方法について.
 デジカメのFlashAirの無線LANをオンにした状態で、iPhoneの無線LANのアクセスポイントをFlashAirに切り替えます.デフォルト値では「flashair-*****」というような形式になっています.

 こんな感じで撮影した画像が表示されるので、ダウンロードしたい画像をタップします.

 こうして表示されたら、メニューからカメラロールに保存することができます.
 しかし、これを1枚1枚するのは苦行です.

 そこで使用するのが「OLYMPUS Image Share」.見ての通り、オリンパスが自社のデジカメ用に公開しているユーティリティなのですが、GRD4でも問題なく使用することができました.メーカーによっては使用できないこともあるようです.

 こうやって、任意の選択/全選択してカメラロールに保存できます.これは便利.しかもオリンパス独自のアートフィルタも使えるなど、使いでのあるアプリです.

 Macでも同様にまとめてダウンロードを、と思ってアプリを探してみたのですが見つけられませんでした.大量にダウンロードしたり、ApertureやiPhoneに直接取り込めることを考えると、SDカードを取り外してスロットに入れる方が便利かもしれません.

【FlashAir まとめ】
○ まだ使い始めですが、Eye-Fiのような不安定な感じはない
○ 画像のプロテクトON/OFFで明確に無線LANのON/OFFが設定できるのはわかりやすい
× 転送時にアクセスポイントをFlashAirにしなくてはならないのが面倒
○ Webブラウザからアクセスできるのは汎用性が高い
× 標準でまとめてダウンロードできるようなユーティリティが用意されてないのは不便
× 同容量、同速度のSDカードより倍以上も高いこと

 とりあえず自分の環境ではEye-Fiが不安定なので、無線LAN対応のSDカードという点では唯一の選択肢ではありますが、高価格なのがネックです.また、昨今はiPhone等のスマートフォンの画質が非常によくなっているので、こういう特殊なカードを使用してまで出先でスマートフォンに画像転送しようという需要は低そうです.なので、決してメインストリームになるような製品ではないでしょう.
 SDカードからスマートフォンに画像転送という使い方をするのであれば、マクセルのAirStashという製品もあります.これはバッテリと無線LANを内蔵した製品で、汎用のSDカードを使って画像転送できるのがメリットです.ただ、価格がFlashAirよりも高価なことと、バッテリ駆動なので使おうとしたときにバッテリ切れのリスクが考えられるので今回は見送りました.すでに大量のSDカードを保有しているかたや、もっと高速・大容量のSDカードを使いたいかたには重宝する製品だと思います.