2013/03/21

下北沢駅の地下化

Category: 鉄道 — Annexia @ 23:59

 先週は東急東横線の渋谷駅が地下に移動しましたが、今週末には小田急線の東北沢駅、下北沢駅、世田谷代田駅が地下に切り替わります.
 なかでも下北沢駅は井の頭線との乗換駅で利用者が多く、昔ながらの雰囲気を残す街のため、大きな変革を迎えることになります.

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 下北沢駅南口です.しばらく前から仮駅舎のような外観になっています.

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 改札口.「3月22日をもって現在の駅舎営業を終了いたします」という掲示がされています.

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 上りホーム.改札に向かう階段、そして井の頭線に向かう階段と複雑な構造になっています.
 井の頭線へは階段を上ればすぐに乗り換えることができましたが、地下にホームが移ると、移動時間も今までよりもかかりそうです.

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 代々木上原(高架駅)を出た電車は地下に潜り、梅ヶ丘(高架駅)まで地下を走行するので、その間の踏切は全廃されます.
 この線路を電車が走るのもあとわずかです.

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 名残を惜しんで撮影をしている人がそれなりにいました.

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 小田急線はロマンスカーという華のある車両が走っているのが魅力です.

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 駅近くにはこんな感じの時代がかった商店街があります.
 おそらく下北沢駅とともに再開発されるのでしょう.ほとんどの店が営業しておらず、廃墟然としていました.

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 小田急線の上を通る歩道橋から.
 こうして井の頭線と小田急線が交差する様子を見ることも、もうできなくなります.

 3月23日の土曜から地下化されますが、上下2本ずつの複々線の予定のうちできあがっているのは上下1本ずつ.なので現状はまだ輸送本数の増加などは見込めない状況です.
 まだまだ工事は続き、もう一往復ぶんの線路が敷かれ、現状の地上部分が道路となって再開発が完了するのはかなり先のこととなりそうです.

2013/03/19

移転後の旧東急東横線渋谷駅

Category: 鉄道 — Annexia @ 23:08

 15日に営業終了し、翌朝から地下に移転した東急東横線渋谷駅.
 終電から始発までの3時間半程度の間に、線路を撤去し、新線と接続し、架線を引き、試運転をするという凄まじくシビアな工事の模様はこちらにまとめられていますが、感動的です.

 さて.営業を終了した旧東急東横線渋谷駅ですが、どのようになっているのかと思い、通勤のついでに写真を撮ってきました.

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 ターミナル正面の改札のあったところです.こんな感じで柵で閉鎖され、部分的にトラスが組まれています.

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 トラスの間から撮ってみた駅構内であった場所の風景.ぱっと見はそれほど変わらないようにも見えますが、重要なものがありません.手前にずらっと並んでいた自動改札が撤去されていました.まあ工事の邪魔でしょうしね.
 どのような作業をしているのかはよくわかりませんでしたが、今度の週末には「東横線旧渋谷駅が3日間限定で「緑の公園」に-線路の砂利詰め放題企画も」という企画があるそうなので、その準備なのでしょう.砂利詰め放題ですし.

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 改札手前にあった行き先案内の液晶ディスプレイも当然ながらなにも表示されていません.

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 最後に渋谷ヒカリエの案内板を.移転前まではこのように東横線の案内がありましたが、

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 その部分だけはがされ(もともとそこだけシールでした)、代わりに右奥に新しい駅の案内が表示されています.

 移転後の新しい渋谷駅も利用してみましたが、もともと副都心線渋谷駅として使用されていたところを線路を引いただけなので、目新しさはそれほど感じませんでした.

2013/03/16

RX1にサムグリップ

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 21:00

 RX1には純正オプションとしてサムグリップTGA-1が用意されています.本体購入と同時にこれも購入しました.

Apple iPhone 5
上:収納時、下:使用時

 この製品、純正品らしく手の込んだ作りで使わないときは左に折りたたむことで本体の曲線に沿うようにして邪魔にならないようにする仕掛けになっています.が、可動式にした結果、ヒンジ部分に遊びがあってカタカタと動くのです.撮影時に親指をかけて安定させるためのグリップがぐらつくとは何事かと、以前から不満に思っていました.また、レバー式のロック機構がついているのですが、ロックの爪が非常に浅く、レバー自体も緩みやすいため、知らず知らずのうちにレバーが緩んで落下ということもありました.つまり、ギミック的にはおもしろいけど、製品のクオリティはもう一歩という感じなのです.

 そういえば、以前にライカM8かM9用のサムグリップをサードパーティが出しているのを見たことがあったなと探してみたところ、CSEP-2という製品がRX1でも使えるらしいということが判明.また、価格.comの書き込みでも「装着時には,0.5mm 程度のプラ板等を下敷きにした方が良い」「寸法が微妙に異なる(奥行きは明らかに 2mm 位浅いですね)」とあるものの、装着した人がいることを確認.

 海外で作っているようですが、ヨドバシで取り扱いがあったので注文.そして翌日には到着しました.

Apple iPhone 5 + Hipstamatic

 厚紙で作られた、ポップな感じの箱.箱の蓋はなんとマグネット.妙なところで手が込んでいます.

Apple iPhone 5 + Hipstamatic

 箱を開けたところ.なんかよくわからないものが入っています.

Apple iPhone 5 + Hipstamatic

 小袋に入ったものをどかすと、Thumbs Upが登場.ウレタンに包まれていて、リボンの片端が出ていたのでコレを引っ張ればThumbs Upが出てくるのかと引っ張ってみたら、ぶちっと音がしてリボンだけが手元に.仕方がないので隙間に指を突っ込んで取り出しました.

Apple iPhone 5 + Hipstamatic

 謎の付属品.メッセージタグとともに翡翠っぽい石でできたストラップがついていました.そして六角レンチも.

Apple iPhone 5 + Hipstamatic

 純正のTGA-1との比較.Thumbs Upのほうが指をかけることが長いです.

Apple iPhone 5

 RX1に取り付けてみました.再生ボタンの縁の出っ張りに干渉して奥まで入りません.1mm程度浅い感じでしょうか.
 価格.comで書かれていた「寸法が微妙に異なる」というのは、干渉して入っていないということですね.それから装着時にプラ板を挟んだほうがよいというのも間違いで、ホットシュー上部にねじ穴があり、ここを付属の六角レンチで締め込んで固定するようになっています.説明書のたぐいが一切ないのでわかりづらいところではあります.

Apple iPhone 5
上:Thumbs Up、下:TGA-1

 指をかけるところの長さの違い.7-8mmくらい違う感じでしょうか.
 また、高さも違いがあって、Thumbs Upのほうが高い位置にあります.TGA-1だと完全に再生ボタンとダイヤルが隠れますが、Thumbs Upだとどちらも操作できることからも明らかです.
 長く、また上部に出っ張っているため、撮影モードと露出補正のダイヤルが若干操作しづらくなりました.


 TGA-1とThumbs Up、まとめると次のような感じでしょうか.

■ TGA-1
○ 純正品としての安心感
○ 手に入りやすい
○ 使わないときにたためるので邪魔にならない
× ぐらつく
× ロックが浅く、ロックレバーも緩みやすいので外れやすい
× 上部のアクセサリシューもバネが弱いのでファインダなどがずれる

■ Thumbs Up
○ がっちりした剛性感
○ 取り付けたままでも再生ボタンとダイヤルが操作できる
○ 上部のアクセサリシューのバネが強めでファインダなどがずれにくい
× 取り付けできるものの、流用品なのでボディと干渉する
× 付け外し時に六角レンチが必要
× 国内では取り扱いが少なく入手が難しい

 それぞれ一長一短ですね.自分は剛性感を優先してThumbs Upを使うことにします.
 カタカタしない純正品、または専用設計で干渉のないThumbs Upが発売されたらまた考えようかと思います.


【2013.3.20補足】

Apple iPhone 5

 干渉が気になったので、ヤスリで干渉する部分を削りました.そして、RX1本体と金属同士があたるところは革を貼って擦れて傷が付かないように、さらに指が当たるところのエッジ部分を紙やすりで軽く削りを入れてエイジング加工してみました.
 これで安定感もあり、干渉もしないサムグリップとなりました.

2013/03/15

東急東横線渋谷駅

Category: 鉄道 — Annexia @ 23:59

 明日から東急東横線と東京メトロ副都心線が接続されて相互乗り入れが始まります.
 副都心線はさらに西武池袋線や東武東上線とも相互乗り入れしており、これにより埼玉から神奈川まで直通の電車が走ることになります.
 しかしながら、東急東横線の渋谷駅は地上2階にある、行き止まりのターミナル駅.このままでは相互乗り入れはできないため、地下5階に移転することになりました.
 そして本日がターミナル駅として地上にある東急東横線渋谷駅の最後の日でした.

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 改札前にはこんな感謝の意を告げる垂れ幕が.
 85年という文字が示すように、ここに東横線渋谷駅ができたのは昭和2年.今の駅舎ができたのは昭和39年だそうです.

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 正面口にずらっと並んだ自動改札機.
 ここを出て、左に曲がるとJR渋谷駅と京王井の頭線、正面には東京メトロ銀座線、右に曲がると渋谷ヒカリエがあります.

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 こちらは南口.奥にはJR渋谷駅が見えます.

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 駅舎の外から.

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 改札前にある、発車時刻を伝える液晶モニタ.
 毎朝、この改札前のモニタを見て中華街の文字を目にするたびに、会社行かずに中華街に旨いものでも食べに行きたいなんてことを思ったりするのですが、これからは自分の通勤経路から外れるのでそういう気分になることもなくなるのです.

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 並んでいる5050系電車.手前のはみなとみらい線車両.

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 入線してきた5050系.相互乗り入れにあわせて8両編成を示す「8CARS」のステッカーが貼られています.

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 線路はまだつながっていませんが、相互乗り入れの東京メトロ副都心線の車両が.互いの路線を走って問題がないか、テストのために走行しているそうです.

Nikon D40 + AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

 東横線渋谷駅のシンボルともいえる、かまぼこ形の屋根.内側から見ると、このように三角形を組み合わせたデザインになっています.

Nikon D40 + AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED(広角化処理)

 駅構内にある、案内板.

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 天井からは東横線渋谷駅写真集「DREAM TERMINAL」のカメラマン中井精也氏の写真が飾られています.

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 ターミナル駅特有の行き止まり.
 新しい渋谷駅は相互乗り入れのため、このような行き止まりはもう見られません.

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 その行き止まりにある業務連絡板.とくになにも記入はされていませんでしたが、実際にどれくらい使われていたものなのでしょうか.

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 相互乗り入れのマスコットキャラ、のるるん.左後ろにある隙間から中に入ることができて、口のところから顔を見せることができるようになっています.

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 今朝の東横線渋谷駅.記念の入場券を買い求める列がヒカリエの連絡通路を往復するほど並んでいました.

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 渋谷ヒカリエの鉄道案内.直進すると今日までの東横線渋谷駅ですが、そちらはシールになっています.
 背後に見えるエスカレータが明日からの東横線渋谷駅方面.こちらの案内板は一部ブラックアウトされていますが、もちろんこの隠されている部分の下には東横線はこちらという矢印が隠れています.

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 夜20時段階での東横線渋谷駅.帰宅の人で混雑する時間帯ですが、それにもましてすごい混雑でした.

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 今日でこのかまぼこ形の屋根の下に電車がやってくるのは最後になりますが、しばらくはイベントスペースとして使用されることになっています.
 その後は渋谷駅の再開発を経て、JR埼京線が移転してくる予定とのことです.

2013/03/12

みんなのスーパーマーケット 47都道府県のご当地スーパー展

Category: 社会・政治・世情一般 — Annexia @ 23:34

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 渋谷ヒカリエの8階、d47 MUSEUMでちょっと変わった展示「みんなのスーパーマーケット 47都道府県のご当地スーパー展」が開催されていたので行ってきました.

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 こんな感じで都道府県ごとに1テーブルずつ、展示されています.

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 自分のわかりやすいところで静岡.見覚えのあるものと初めて見るものと混在しています.静岡といえども地域によって売られているものが違うのでしょう.「あらしお」や「安倍川きなこ」は見覚えがあります.お茶羊羹は、自分にとってはお土産の定番です.

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 自分にとって未踏の地、徳島.「金ちゃんヌードル」は知っていますが、他はまったくわかりません.

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 ポスターなどにも使われていた.キンミヤ焼酎.色調がすごく美しいです.

Apple iPhone 5 + Hipstamatic

 目を疑ったのが、この赤いこんにゃく.滋賀ではこんにゃくはこういう色なのだとか.

 展示場の片隅では、一部の商品を実際に買うことができます.都内のスーパーで売られているものもありますが、珍しいものもあるのでいくつか購入してみました.入場券の半券を持っていれば、会期中は何回でも買い物に来てOKだそうなので、とりあえず気になったものを1つずつ買って気に入ったらまた買いに来ることにしました.
 4月21日まで.入場料は500円です.