2017/02/22

大内宿とさざえ堂(その1)

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 22:59

 会津の山あいのところに「大内宿」と呼ばれる、昔ながらの宿場町の風情を残す場所があります.以前から行ってみたいと思っており、どうせ行くのなら雪の積もった風情のある時にということで2月の寒い時期に出かけてきました.


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 大内宿は内陸にあるので、新幹線ではなく、東武鉄道に乗って鬼怒川温泉経由で向かいます.なので、今回の出発駅は浅草駅.


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 スペーシアに乗って出発です.上野駅などもそうですが、櫛形ホームはターミナル駅らしい風情を感じさせます.


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 浅草から会津若松まで直通の乗車券です.
 連絡切符は3路線までしか発券できないため、4路線(東武鉄道、野岩鉄道、会津鉄道、JR東日本)の切符は作れないのですが、通常の切符とは異なる扱いで発券できるようです.ちなみに車内で精算しようとした方がいて、4路線の精算はできないのでJRに接続する西若松駅までは精算できるが、そこから先はJRでやってくれと言われていました.


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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4P

 鬼怒川温泉あたりまでは雪はまったく見なかったのですが、北上するにつれて徐々に積雪が見られるようになり、途中で凍結した川なんてものを渡ると遠くに来たなぁと思うようになります.
 大内宿の最寄駅である湯野上温泉駅で途中下車.ここからタクシーに乗って大内宿に向かいます.


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 茅葺屋根の民家が軒を連ねる大内宿.


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 遅い昼食を.
 大内宿の名物は高遠そば.それも「ねぎそば」と呼ばれる、長ネギが1本入った、というかその長ネギを箸代わりにしてそばを食べる、そして長ネギ自体を薬味としてかじるというのが名物です.ただ、私はねぎが好きではないので、地鶏の入ったそばをいただきました.鶏の出汁が効いた熱々のつゆが雪道を歩いて冷えた体にはたまらないものがあります.
 一緒に注文したのが「栃餅(とちもち)」.柔らかくてこれも美味でした.


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 大内宿の奥に斜面があり、そこを登ったところからの眺め.大内宿全体を見晴らせる、有名な展望ポイントです.


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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4P

 どなたかが作られたのか、なんか可愛らしいものが.

 湯野上温泉と大内宿の往復に乗車したタクシーの運転手さんいわく、海外からの旅行客が多くて観光案内をしようにも言葉の壁があって大変だそうです.とくに台湾からのお客さんが多いのだとか.自分も散策中に撮影を頼まれたのですが、中国語っぽい感じの言葉を話していたので台湾から来られたのかもしれません.


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 湯野上温泉から再び鉄道に乗り会津若松へ.
 夕飯は名物のソースカツ丼を.


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 ソースカツ丼を食べに行った帰りに見つけたカラーコーン.赤べこの模様入り.

 1日目は会津若松に宿泊しました.2日目に続きます

2017/02/16

台湾旅行(街並み編+買ったもの)

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 00:15

 台湾旅行、最後は街中を歩いていて興味を引いたものや買ったものなど.

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 到着初日、驚いたのがこのビル.室外機がボコボコと窓の外に計画性もなく取り付けられています.落ちてきたりしないのでしょうか.電源なのか排水なのかケーブル上のものが壁を張っているのも作業が雑すぎて気になります.


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 何かの行商をしているおばちゃん.招き猫のエプロンをつけています.
 行商といえば、朝になるとアーケードなどに店を出して朝食を売っているのを見かけました.


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 おばちゃんの写真を撮っていたら、なんか水滴が.いや、水滴にしては雨粒が大きいと思ったら、なんと上で窓掃除をしていた水が降りかかっていました.広範囲に水を撒いていて、真下に止めてあった車はずぶ濡れでした.


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 街中に馴染んでいる吉野家.日本の食事はある程度浸透しているのか、他にもすき家、大戸屋、丸亀製麺、モスバーガー、一風堂、くら寿司などがありました.


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 コンビニはセブンイレブンとファミリーマートが二大派閥.他に地元資本と思われるものがちらほら.ローソンはありませんでした.


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 ホテルの部屋から見える、セブンイレブン.明かりのついていない廃墟みたいなビルの一階にポツンと営業しているのは独特の風情があります.


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 警察の派出所.なんだか看板がなければ警察っぽく見えないというか、なにかの居抜き物件っぽいような.


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 ホテルの裏手にあった建物.表通りはホテルや店舗が軒を連ねていても、一本裏通りに入るとこのような家がまだ残っていたりします.


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 この手の裏路地は味わい深くていいですね.


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 朝市の店舗.鶏の丸焼きが並んでいます.


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FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R

 八百屋、というよりも果物屋といった感じでしょうか.右手前はグアバで左は蜜棗(インドナツメ)ですね.右奥はリンゴっぽく見えます.


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 朝市の中にあった寺院.
 屋根の装飾が派手なのは中華街の関帝廟なんかもそうですが、すごいのは内部の電飾.柱がLEDでビッカビカです.しかも電光掲示板まであり、URLが表示されていました.


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 街中ではほとんど見かけなかった自動販売機.
 自販機だと思って売っているものを見たら、瓶入りのコーヒー牛乳などに混ざって果物というかジャムっぽいものが入った瓶が売られていたりとフリーダムな感じでした.
 ガチャもわずかながら見かけましたが、機械も中身も日本のものを持ってきているようでした.自分が見たのは60台湾ドルなので日本円では200円くらい.


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 横断歩道の信号.残り秒数がカウントダウンされます.しかも緑色の歩く人がアニメーションするのですが、10秒を切ると走っているものになります.ガイドさんいわく、台湾の人はせっかちなので、秒数がカウントされてないと先を争って渡るので時間がまだあるよということを伝える意味があるのだとか.
 数字が表示されるものといえば、デパートの駐車場の入り口に後何台止められるかを示すディスプレイなんてのもありました.


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 電話ボックス.日本と同様にあんまり見かけませんでした.


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 郵便ポスト.赤いのと緑色のがあり、赤いほうはエアメールと速達、緑のほうは市外と市内郵便.


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 で、これが速達と通常郵便のポストになると、このように半々に塗り分けられます.


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 なんらかの機械の納められたボックス.
 風流な絵が描かれています.日本だったら地味な色で塗られて目立たないようになっているものなのですが.


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 蘑菇Moguの店舗.ここは旅行前から訪れようと計画を立てていました.おめあてのカバンがあったので.
 こうしてみると日本の店舗とほとんど変わらないように見えます.台湾では自国内生産のものをMIT(MADE IN TAIWAN)としてアピールしていく流れがあるようで、この蘑菇Moguもそうした店の一つです.


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 購入したのはショルダーバッグ.購入してホテルに戻ってから中身を入れ替えてさっそく使い始めましたが、使い勝手がいいです.外側にポケットが多く、ちょうどペットボトルや水筒が収まるポケットがあるあたり、きちんと考えて作られているなという印象です.
 蘑菇という文字とともに豚の鼻が描かれています.蘑菇とはキノコの意味ですが、トリュフを豚が見つけるように、新しいものを見つけていきたいというような意味があるのだとか.


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 故宮博物院のミュージアムショップで購入したもの、その1.
 ミニチュアの白菜三点セット.台座のせいもあって、主役の真ん中の白菜が小さいですね.


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 故宮博物院のミュージアムショップで購入したもの、その2.
 白菜のLEDライト.単なるライト…… と思って購入したら、ボタンを1回押すとキリギリスの鳴き声がします.そしてもう1回押すとライトが点灯します.ライトは懐中電灯のように使えるものではなく、手元を少し明るくする程度.こういうものに実用性を求めてはいけませんね.
 故宮博物院のミュージアムショップはびっくりするほどの面積で、白菜の携帯ストラップやマグネット、さらには傘(たたむと縁の部分がシワになって白菜っぽく見える)などのグッズから、書籍や資料に至るまで多種様々なものが取り揃えられています.


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 空港の搭乗ゲート前の売店で、残った小銭で買えるものとして選んだ飴.90台湾ドルでした.
 匂いのきつい変な味の飴だと思って舐めていましたが、あとから調べたら評判の良いのど飴だそうで、喉の調子が悪い時まで大切にとってあります.


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 ドラッグストアで購入したもの.
 白花油はいわゆる万能薬.肩こりにも切り傷にも鼻づまりにも.
 紅花油も似たようなものですね.白花油の塗るようになっているものを買ったつもりがこれを選んでいました.
 あとはリップクリーム.人の顔が書いてあるのは資生堂の台湾限定品.他にお母さんと娘、犬があって4種類で家族を形成しています.こちらは未使用.パンダのリップクリームはオリーブの風味とのことでしたが、自分には匂いが合いませんでした.


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 帰りの空港のスターバックスで購入した台湾限定のカップ.大きな通常サイズのマグカップもありましたが、自分は小さいほうを.台湾の場所ごとにイラストが分かれていたので、阿里山を選択.茶畑と高山鉄道が描かれています.

 台湾は初めて訪れましたが、食べ物が美味しく、言葉が通じないものの日本語のガイドがあるところも多く、そうでなくても漢字なのでなんとなくニュアンスが伝わり、さらに人々が親切なこともあって自由行動でもそれほど不自由なく過ごせました.
 今回は台北とその周辺しか行っていないので、台中や台南・高雄なども行ってみたいし台湾新幹線にも、できれば鉄道で一周したり阿里山鉄道にも乗ってみたいので個人旅行で再訪してみたいと思いました.

2017/02/15

台湾旅行(猫村編)

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 00:41

 台湾旅行を振り返る、今回は猫村編.

 台北から列車で約1時間ほど行ったところに「猴硐駅(ホウトン)」があります.ここは「猫村」と呼ばれており、猫の多い街として知られています.ちょっとした小旅行として気軽に行ける距離ということもあって出かけてきました.

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 駅のあちこちにすでに猫のキャラクタが.ポストにも猫.
 駅名標に猫とツルハシを持った人のイラストが入っているのは、もともとここは鉱山の街で、鉱山に出没するネズミを駆除するために猫が飼われたという歴史によるものです.


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 猫と人間の共用とされる跨線橋.
 跨線橋の中には、キャットウォークとともに猫の餌が用意されていたり、トイレも用意されていました.自分が訪れたときには残念ながらここでは猫を見ることはできませんでした.


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 まずは跨線橋の山側のほうに.案内板やオブジェがあちこちに.
 掲示板にも猫耳が!と思ってたら、本物が鎮座していました.


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 こんな感じであちこちに猫がまったりとしています.


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 店のショーケースにまで.「猫が休んでいるんで叩かないで(であってるのかな?)」と張り紙がしてあるところを見るに、ここが定位置のようです.


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 カフェに入って、猫シュークリームとミルクウーロンラテを.台北市内もそうでしたが、飲み物を頼むと大きなマグカップになみなみと入って出てきます.


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 やがてここの飼い猫が入ってきました.が、それを見た店のおばちゃんが騒いでいるので見たら、小さなネズミを口にくわえていました.猫はネズミを捕まえるもの、とはいいますが実際に捕まえたものを見るのは初めてです.
 捕まえたネズミはおばちゃんが火ばさみで外に持って行きましたが、それを猫も追いかけて外に出て行ってしまいました.
 そしてしばらくすると、またそのネズミをくわえて2度目の帰宅.そしてまたネズミは外に持って行かれ、猫もそれを追いかけて外に.


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 3度目はさすがにネズミはくわえていなく、やや不満げな表情.


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 猫の写真を撮ったりしていると、眼下には列車が頻繁に通過していきます.猫好きであり鉄道好きとしてはたまらない場所ですね.


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 駅の反対側には廃墟というか残骸のような建物が見えます.あれが鉱山の名残のようです.


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 反対側にやってきました.猫と鉱山をテーマにしたキャラクタがいます.他のオブジェもそうですが、台湾は可愛いものが好きなようです.


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 もちろんこちら側にもあちこちに猫が.


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 山側から見えた廃墟の横にある階段を上ると、かつてのトロッコ鉄道を活用した通路が.

 海外までやってきて、しかも台北から1時間鉄道に乗って猫を愛でに行くってどうよ、とは最初思っていたのですが、来てよかったです.そして同様に観光に来ている人が結構いたのも驚きでした.日本に来て大久野島(うさぎで有名な島)に行く外国人って奇特だなと思っていましたが、これで人のことをいえなくなりました.

2017/02/14

台湾旅行(乗り物編)

Category: 旅行・観光,,鉄道 — Annexia @ 00:34

 台湾旅行を振り返る、今回は乗り物編.

 台湾の鉄道には幾つかの種類がありますが、台北近辺でいうと3種類、MRTこと台北捷運、台湾新幹線を管理する台湾高速鉄道、そして台湾の国鉄である台鉄こと台湾鉄路管理局があります.自分はMRTと台鉄に乗りました.ちなみに台北の中心部は全ての鉄道が地下化されています.

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 MRT.中山から故宮博物院の最寄駅である士林までと、士林から台北まで乗車しました.なお、台北中心部では地下を走行しますが、郊外では高架部分を走行するのでMRT=地下鉄というわけではありません.
 ホームドアが設置されているなど、新しめの設備であるように感じられます.
 車内も路線図と次の駅の表示があるので間違わずに利用できます.


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 自動改札になっており、ICカードを購入するか、自販機で切符ではなくトークンを購入して乗車します.
 ICカードは100台湾ドルのデポジットで購入でき、自販機でチャージします.MRT、台鉄、バスに乗車でき、さらにコンビニで買い物もできるので、持っていると便利です.
 トークンは乗車時に自動改札にタッチし、下車時に投入口に入れる方式だそうです.


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 台湾駅.巨大です.内部は吹き抜けになっており、開放的な雰囲気です.中央部分が大きな広場になっているのですが、椅子やテーブルがないので多くの人が地面に直座りしていました.椅子やテーブル、待合室を用意してもいいのでは.
 切符の購入窓口の上には大きなパタパタ式の行先案内板が.


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 ホームの電光掲示板.わかりやすいです.中国語ではホームのことを「月台」と書きます.


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 ホームで列車を待っているだけでも様々な車両がやってきて楽しめます.
 この車両は太魯閣号と呼ばれる車両で、自強号という特急扱いの車両です.日立製でJR九州の885系ソニックをベースにした振り子車両です.自強号はICカードでの乗車はできないそうです.


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 莒光号(きょこうごう)という、急行扱いの列車.機関車牽引による客車列車です.
 重厚感のある電気機関車、そして日本では定期列車としては絶滅した客車列車.個人的にはこれに一番乗ってみたいと思いました.


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 区間車と呼ばれる各駅停車も種類がいろいろ.黄色いほうは気動車です.
 車両メーカーもまちまちで、日本製(日立、日本車輌)、台湾製、韓国製、南アフリカ製、アメリカ製(機関車)などバリエーション豊富です.


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 車内から撮ったので見づらいですが、貨物列車も走っています.
 客車列車と同じ機関車に見えますが、貨物用機関車には客車に冷房用電源を供給する発電機が搭載されていないそうです.


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 バスについて.台北市内はバス路線も充実しています.自分は士林駅から故宮博物院まで乗車しました.
 ただし、運転はかなり荒っぽく、急発進急ブレーキの連続なので立っていたら腰が痛くなってしまいました.


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 路線図がありましたが、案内がわかりづらく、どこで降りたらよいかが判断が難しく感じました.
 幸いにも故宮博物院は終点なのと建物が大きいので間違えることなく下車できました.


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 細かいことですが、降りたい時に押すボタンは「下車鈴」というのですね.


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 バイクについて.走行数が多い上にすり抜け運転などかなり強引です.ここでは車の運転をする自信はありません.


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 事故対策なのか自動車の停車位置よりも先にバイク専用の停車ゾーンがありました.


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 レンタサイクル.車道が自動車とバイクで埋め尽くされているので、歩道の一部が自転車レーンになっています.
 当初は30分まで無料だったそうですが、多くの人が30分ギリギリで返却してまた借りるので維持費すら捻出できなくなり、無料の制度は今はないそうです.


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 滞在中に唯一見かけたロードスター.親近感がわきますね.

2017/02/13

台湾旅行(食べ物編)

Category: 旅行・観光,食べ物 — Annexia @ 00:19

 台湾旅行、食べ物編です.
 食べ物については行く前からとても楽しみにしていました.八角の匂いが苦手なかたには厳しいかもしれませんが、私は平気なのでどの料理も美味しくいただけました.

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 台湾到着直後に入った、鼎泰豐(ディンタイフォン)の小籠包.調べたら日本にも店がありますね.
 コーラを注文したら漢字で可口可楽と書かれていて、ああ海外にやってきたんだなと改めて思いました.


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 野菜餃子(だったかな?)と酸っぱ辛いスープ.どの料理も美味しく、機内食を我慢すればもっと美味しく食べられたのにとちょっと後悔しました.


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 台北101の85階にある欣葉食藝軒のアワビの蒸し物.台湾滞在中は夕食はツアーで用意された店で食べ、3食ともアワビが出たのですが、これが一番美味しかったです.


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 同じく欣葉食藝軒の豚のスネ肉と百合根の上湯煮.しっかり煮込まれたプルプルのスネ肉が絶品でした.


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 バッグを買った蘑菇Moguの2階にあるカフェでいただいた昼食.スパイシーなチキンステーキにほうれん草(だと思う)のおひたしとかぼちゃの煮物、漬物という、台湾らしさをさほど感じさせない食事.


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 ホテルの朝食が味気ないので歩いて行ける距離にある、世界豆漿大王に.夫婦で切り盛りしている小さな店で、日本語は通じませんが店頭に日本語メニューが用意されており、親切に対応してくれるので安心して注文できます.


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 豆漿とは豆乳のようなものですが、日本のものとはちょっと違う感じもしました.温かいものと冷たいもの、甘いものと甘くないものが選べます.自分は温かくて甘いものを選びました.
 これに油條と呼ばれる揚げパンのようなものを浸して食べます.


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 一緒に注文した、肉まんとツナ入り蛋餅.蛋餅とは卵焼きというかクレープのようなものというか、初めて食べるものだけど、どこかで食べたことのあるような気がする味でした.もちろんどちらも美味しいです.


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 3日目の昼食.天天利美食坊の卵のせ魯肉飯と肉団子入りスープ.魯肉飯は旅行前からぜひ食べたいと思っていたものの一つ.甘辛く煮込まれた豚肉がご飯に乗っかったもので、満足のいく一品でした.肉団子入りスープは味が薄め.テーブルの調味料を足したほうがよかったかも.肉団子はゴムボールかと思えるほどの弾力.どうやって作るとこの弾力が出るのだろうかと思えるほど.
 天天利美食坊までは台北駅からMRTで1駅なので歩いて行ったのですが、途中、カメラ店街やアニメイトなどがあり、マニア向けの街のようでした.


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 3日目の夕飯で供された北京ダック.目の前でフランベして仕上げられました.
 北京ダックといえば、甜麵醬をつけて食べるのが一般的ですが、異なるソースのものと2種類が出てきました.


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 ホテル近くのコンビニ(セブンイレブン)で購入した茶葉蛋とホットドッグ.
 日本のコンビニと同様におでんも売られているのですが、通常のものと明らかに辛そうな赤い油の浮いたもの、さらにそれとは別に茶葉蛋と呼ばれる殻ごと煮込んだものが売られています.コンビニに入ると強烈な八角の匂いがするのはこの茶葉蛋の匂いのようです.自分が食べたものは煮卵と呼ぶほどには味がしみたものではありませんでした.
 ホットドッグは温めた状態で売られているウィンナーとパンを自分で買ってきてはさんで食べるものでした.たぶんケチャップやマスタードがどこかにあったと思うのですが、買うのに精一杯で見つけられませんでした.


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 最終日の昼食に老董牛肉麵で牛肉麺.麺自体は日本のラーメンのほうがコシがあって美味しく感じますが、煮込まれた牛肉の旨味は台湾最後の食事として満足のいくものでした.


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 台湾ビール蜂蜜風味.
 ビール(というよりアルコール全般)が得意ではないのですが、これは試しておこうと思ってコンビニで購入.口に入れた時の風味が蜂蜜ですが、のどごしはビールですね.台湾ビール自体が薄めなこともあって、すっと飲めます.予想されていたようなキワモノ感はないですね.


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 黒松沙士.ルートビアやドクターペッパーの系統の飲み物です.私は大好きですが、まあ嫌いな人の方が多いでしょう.コンビニではもう1種類売られていましたが、そちらには手をつけず.買ってみればよかった.

 季節柄や気温もあって甘味系はほぼ手を出してないのですが、次回訪問時には試してみたいものです.