2017/04/11
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3杯めのうどんを食べたところで再び仏生山駅から電車に乗り、金刀比羅宮を目指します.
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階段を上り始めます.参道は両側に土産物店などが軒を連ね、さすがの賑わいです.
自分は借りませんでしたが、店によっては杖を貸してくれるところもありました.
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境内で唯一、商売をすることを許されているのがこの「五人百姓」と呼ばれる5軒の店.五人百姓は金刀比羅宮に昔からの貢献をしてきた見返りとして商売をここでしており、文献に残っているだけでも数百年もの歴史があるのだとか.訪れた時は1軒休みだったようで四人百姓でしたが.
売っているのは「加美代飴」という飴のみ.同じものが参道の土産店でも売っていますが、やはりここは歴史を感じるここで買いたいもの.ということで帰りに買って帰りました.一個が幅5-6cmくらいある扇型をしており、これを付属の金槌で砕いて食べるのです.会社への土産にしましたが、美味しいと好評でした.
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今回の旅行の目的の一つは桜を見ることだったわけですが、タイミング的にはぴったりでした.金刀比羅宮は桜の咲いている場所は限定的ではあるのですが、満開で見頃でした.
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もう少しで本殿.雨も降っており、人もそれほど多くありません.
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ようやく本殿に.「ブラタモリ」でもやっていましたが、金刀比羅宮は人気のある神社で寄進物などが多く、それを見せることもあって参道が曲がっていて距離もあるので、時間もかかります.
雨も降っていて、厳かな雰囲気があります.こんぴら狗のついたお守りと、御朱印をいただきました.
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天気がいいと遠くまで見渡せるようですが、あいにくの天候です.
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参拝を済ませたらちょうど3時のおやつの時間.
資生堂パーラーが運営している「神椿」が境内のすぐ近くにあるのでそこに立ち寄り、神椿パフェとカモミールティーをいただきました.神椿パフェには「おいり」という地元名産の引き出物などに使われるお菓子がのせられています.
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天気が悪いこともあって、下の方が霞んで見えます.
靴の選択を誤ったこともあって、雨で濡れた石段が滑るので注意して下ります.800段近い石段を上り下りしたので、ふくらはぎが筋肉痛になってしまいました.
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ことでんに乗って金刀比羅宮にやってきましたが、帰りはJR琴平駅に.
綺麗でモダンな駅だなと思ったら、リニューアル工事が完了したばかりだったようです.
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改札にも金刀比羅宮の社紋が.金刀比羅宮あっての琴平駅という感じがします.
琴平から宇多津に移動し、ここで宿泊.ホテルの部屋から宇多津駅が見える、いわゆるトレインビューのホテル.遠くに瀬戸大橋も見えましたが、この写真では見えませんね.
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うどん4軒目.ホテルから10分ほど歩いて「おか泉」に.
名物の「ひや天おろし」、そしておでん.食べ応えのあるエビ天2尾にサツマイモ、かぼちゃ、大葉の天ぷら.冷たいうどんだけあって歯ごたえを楽しめました.
つづきます.
2017/04/09
50分ほど遅れて高松に到着したうえに、小雨のぱらつく残念な天候.
まあなにはともあれ朝食だろうということでうどん屋に.
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1軒目、「うどん さか枝」.セルフのうどん店.食べたのはきつねうどん.
セルフのうどんといってもいくつか種類があり、天ぷらなどのトッピングを自分で選びうどんは出来上がりを出してくれる店もあれば、ここのようにどんぶりにうどんの玉を入れられた状態で渡されて、自分で湯がいて蛇口からうどんつゆを注いで食べる店もあります.初めて行く店にしてはやや難易度が高い店を選んでしまったようで、湯がくのを忘れてそのままつゆを注いで食べてしまいました.香川出身のかたにあとから聞いた話では、通は湯がかずに食べるそうなのですが、最初はスタンダードな手法でいただきたかったものです.
というような感じでややぬるいうどんになってしまいましたが、しっかり煮込まれて味のしみ込んだ油揚げと相まって美味しいうどんでした.
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2軒目、「うどんバカ一代」.
本来なら、ここで栗林公園に立ち寄る予定だったのですが、サンライズ瀬戸が遅れたこともあって、栗林公園をスキップしてうどん店のハシゴを.
食べたのは釜バターうどん.注文すると生卵と醤油の入った容器を渡され、しばらく待っていると粗挽き胡椒のかかったうどんが出てきました.生卵を割り入れ、醤油をたらしてかき混ぜるとカルボナーラに近いものが出来上がります.脂と炭水化物、期待を裏切らない美味しさです.
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どちらも小を選んだとはいえ、うどん店のハシゴはこたえます.
散歩しながらゆっくり歩きことでんの瓦町駅に向かい、そこで「ことでん温泉乗車入浴券」を購入.このうちわを見せることで、仏生山温泉の入浴料金600円と、仏生山駅からの320円区間が乗り放題、さらにタオルまでつくというとてもお得な切符(というかうちわ)なのです.ちなみにこれと同じうちわが仏生山温泉でも売られていましたが300円でした.
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仏生山駅は車両基地が隣接しており、様々な車両を見ることができます.
左は元京王5000系、右は元京浜急行700系です.すれ違った別の元京王5000系は先頭の方向幕がLED化されているものもありました.
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仏生山駅から歩いて数分、仏生山温泉にやってきました.
一般的な温泉のイメージからかけ離れた、モダンなつくりです.
温泉はややぬるっとした感触のものでした.露天風呂もあるのですが、2つあるうち片方はかなりの高温でもう片方は冷たいという言葉が似合うような温度だったので早々に退散して内風呂を堪能しました.自宅を出る前にシャワーを浴びてきたのですが、朝風呂はやはりいいものです.
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湯上がりはやっぱりコーヒー牛乳でしょう(ただしビンに限る).休憩室でコーヒー牛乳をやりながらぼんやりテレビを眺めていると、寝台特急で眠りが浅かったのか眠くなってきてしまいました.横になりたいのをがまんしつつ温泉を出ることに.
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お昼どきとはいえ、ちょっとまだ朝食べたうどんが残っており、それほどの量は食べられません.仏生山駅近辺で行こうと思ってリストに入れておいたうどん店があったのですが、そこの売りは肉うどん.この腹具合でちょっと肉うどんは重たい、ここはあっさりしたものを選びたいと思い、仏生山温泉に行く途中で見つけた小さなうどん店「宮武製麺所」に入り、ざるうどんを.飛び込みで入っても期待を裏切らないのがうどん県のすごいところ.うどんが美味しいのはもちろん、つゆの出汁がしっかりしているのです.
つづきます.
仕事がひと段落しそうなので、どこかに出かけようかと思い立ちました.
で、この時期なら花見も兼ねて京都だろう…… と思ったのですが、昨今は海外からの旅行客や団塊世代のパックツアーなどで混雑しているようなのでどこか違う場所に、東北はまだ桜は咲いていないので西のほうに、だったらサンライズ瀬戸で高松に行ってうどんを食べつつ金刀比羅宮にお参りすればよいのではと思い立って急遽計画を立てて出かけてきました.
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金曜に休暇を取り、木曜の夜から出かけることに.
利用したのは高松行きの寝台特急「サンライズ瀬戸」.利用するのはこれが初めて.幾つかの種類の個室とカーペット敷きの車両がありますが、予約をしたのが一週間前だったこともあり、個室で残っていたのはシングルの喫煙車のみ.喫煙車がこのご時世に残っているのも驚きではありますが、20年近く前に登場した車両なので、当時の慣習がそのまま受け継がれているのでしょうか.喫煙車だけが売れ残っていたということからも、そろそろ存在を見直してもいいんじゃないかとは思いますが.
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空いていたのはしかも下段のみ.外から見るとこんな感じ.ホームを歩いている人に見下ろされる感じで、あんまりいい感じではないですね.
しかも下段だと瀬戸大橋線を走行しているあいだコンクリートの柵に眺望を完全にふさがれることが多く、その点でも残念でした.
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室内からだとこんな感じ.外を人が歩いている時に撮影すると犯罪者扱いされそうで気を使います.
以前に乗車した寝台特急「あけぼの」のB寝台個室はもっと狭く、場所によっては立つと頭をぶつけるくらいでしたが、こちらは狭いなりに快適に過ごせるよう設計されています.
ただ、やはり乗車時からほんのりとタバコ臭く、他の乗客が吸っている臭いが隙間から入ってくるのが気になりました.次に乗車するときは早めに予約して禁煙車の上段にしようと思いました.
東京を22時に出て、横浜、熱海、沼津、富士、静岡、そして浜松に停車していきます.東京と横浜からの乗客がほとんどで他の駅はそれほど多くない感じですね.浜松を出ると次の停車は姫路です.ただし、途中で乗務員の交代などでいくつかの駅に停車しました.自分が記憶にあるのは豊橋と大阪です.
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姫路を出ると岡山に停車し、そこで高松行きの「サンライズ瀬戸」と出雲市行きの「サンライズ出雲」に分割されるのですが、目が覚めたら駅でもないところに停車しており、ちょっと状況が変な感じでした.岡山が近くなったところでアナウンスが入り、途中で上り線の車両が鹿と衝突したとのことで遅れているとのことでした.出雲市方面や高知や松山に向かう人は別の特急に乗り換えるようにとも言われたのですが、高松はこのままサンライズに乗っているのが一番早いそうなので、そのまま乗車.
岡山に到着した時点で15分ほど遅れていたのが他の列車とのダイヤの都合のせいかさらに遅れ、30分ほど遅れて出発し、さらに途中で先行する列車に急病人が出たとのことでさらに遅れて、結局高松に着いたのは予定より50分ほど後のことでした.
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駅名表示が「うどん県 さぬきうどん駅」になっています.
つづきます.
2017/03/24
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新しいヘッドホンを購入しました.
KOSSのPortaPro、正確にはPortaPro PREMIUM RHYTHM BEIGE Japan Editionという、特別色の限定モデルです.
通常のPortaProはボディカラーが黒で、Amazon限定として白が、他にも赤なども限定で出ています.この色は5,000台限定とのことだそうですが、発売からしばらくたっても普通に売られているところを見るに、それほど人気があるというわけでもなさそうです.
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なんていうか、いまどきのデザインではない、古さというのも微妙な独特に雰囲気を感じます.発売は1984年とのことで、30年以上も売られ続けているロングセラーモデルです.会社での反応では、医療器具みたいだとか言われてしまいました.色のせいもあるのでしょうか.
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ケーブルにはコントローラが付いており、ボリューム、1ボタンで再生と停止、曲送り/曲戻し、そしてマイクで通話が可能です.
音質ですが、ボリューム感のある低音が特長です.かといって高音が犠牲になっているわけではないので、どんな音楽でも楽しめそうです.
装着感は本体が軽いこともあって長時間つけていてもつらい感じではないです.また、締め付けを3段階で調節する機能が搭載されていますが、いちばんタイトな状態でも痛みを感じるようなことはありませんでした.
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持ち運ぶときはヘッドバンド部分をいちばん短くし、左右のユニット部を内部に折りたたんで左右をフックで固定することでコンパクトになります.またサイズがぴったりのポーチも付属しています.ただ、オープン型なので音漏れはそれなりにあり、電車などではボリュームのあげ過ぎには注意したほうがよさそうです.自宅で音楽を聴くために買ったものなので持ち運ぶことはそれほどなさそうですが、収納時にポーチにしまっておけるのは利点です.
2017/03/09
年度末になり、来週には消化しきれなかった有給休暇も消滅してしまう、ということでせめて1日でも消化しようということで日帰りで旅行に出かけてきました.
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前回の旅行と同様に、浅草から出発.
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前回と異なるのは乗車する車両.今回は6050系と呼ばれる快速用車両です.
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東武鉄道は浅草駅を出発して伊勢崎線、日光線、鬼怒川線を経由し、さらに野岩鉄道を通り、会津鉄道の会津田島までを結ぶ快速列車を運行しています.
ですが、所要時間も3時間半を超えることもあり、さらに会津田島駅までは新型の特急列車「リバティ」を運行させることもあって2017年4月で浅草始発の会津田島行き快速列車の運行を止めてしまうことになりました.なので、今のうちに乗っておこうというわけです.
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反射して見づらいですが、3行にもわたって行き先が書かれています.
列車は6両編成なのですが、後ろの2両は下今市駅で切り離して東武日光行きとなり、真ん中の2両は途中の新藤原止まりとなり、先頭の2両のみが会津田島まで行くのでこのような表記になっているのです.
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列車の運行形態が複雑なので、乗り間違いを防ぐために車内にも方向幕があります.
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快速用車両ということで、通勤用の列車とは違いクロスシートになっています.リクライニングはしませんが座面がややふかっとしたシートは悪くない感触です.
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目的地がSuicaに対応していない可能性が高そうなので券売機で切符を買いましたが、乗車券だけで2,060円はなかなかに高額です.

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下今市までは快速なので停車駅もかなり少なく、デッキはないものの2扉車なので快適です.
下今市で最初の切り離しを行い、後ろの2両が東武日光行きになります.
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鬼怒川線に入ると線路が曲がりくねり走行速度も20-30km/h程度と極端に低下します.そして風景も山あいの路線らしいものになってきます.
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目的地である湯西川温泉に到着.
トンネルの中に駅があります.地上に出るためには階段かエレベータを使う必要がありますが、上越線の土合駅のように地上の改札から駅まで10分以上かかるようなことはありません.
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野岩鉄道の湯西川温泉駅は道の駅湯西川と同じ建物になっています.つまり、鉄道の駅と道の駅が一緒になっているというわけです.
この建物の中に日帰り温泉施設が入っているので、まずは入浴.さすがに平日の昼間で混雑することもなく、ほとんど貸切状態でした.
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さっぱりしたところで昼食.道の駅の中にある食堂で「川治ダムカレー」「鹿肉コロッケ」をいただきました.
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ダムカレーは存在は知っていましたが、食べるのはこれが初めて.ダムカレーを注文するとダムカードがもらえるというのもちょっと面白いです.
カレーは人参や大根、きのこの入った田舎風のもの.とはいえ、後から辛味がじわじわくるタイプ.驚きなのはきのこの存在.地元で採れたきのこなのか、旨味がすごいです.
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駅と道路を挟んだ反対側にはダム湖が広がっており、その上を野岩鉄道の鉄橋が通っています.
これは写真に撮らなくてはと思ったのですが、新緑にはまだ早く、かといって雪もほとんど残っていなくという中途半端な時期なのであんまり見栄えのする写真は撮れませんでした.
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湯西川温泉から鬼怒川温泉まで移動.鬼怒川温泉の駅前には夏に運行を開始するSL用の転車台の設置工事が進められていました.
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帰りは鬼怒川温泉から新宿行きの特急「スペーシアきぬがわ6号」で.
鉄道メインの乗り鉄旅行としては、いい時間を過ごせました.