2019/12/27
今年1年を振り返る、恒例の記事.
音楽や映画などについて.
■音楽
ここ数年の傾向として新しいアーティストの曲を聴こうという意欲が減退しつつあり、歳をとるってこういうことなのかなというのを痛感しています.
今年購入したアルバムでよかったのは、The Chemical Brothersの「No Geography」ですね.以前に比べて作品発表のペースは落ちてきているとはいえ、毎回期待を裏切らないアルバムをリリースし続けているのはさすがです.
■映画
今年観に行った映画は、
『アリータ:バトル・エンジェル』
『ガールズ&パンツァー 最終章』第2話
『時計じかけのオレンジ』
『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』
『NO SMOKING』
『銀河鉄道の夜』
これに加えて、『ガールズ&パンツァー 最終章』第1話&第2話の4D版も観に行ってきました.
11月に3週続けて映画館に行っていたので今年は多めに映画を観たつもりになっていましたが、たいして行ってないですね.ものすごくよかった、というものはなかった感じでしょうか.本来であればこれに加えて年末に『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』を観に行くつもりだったのですが、行きそびれてしまったので年明けに行くことにします.
『アリータ:バトル・エンジェル』は『銃夢』が原作ですが、原作とは内容がアレンジされており、なおかつ話の途中で終わっています.いかにも続編ができそうな終わり方ではあったのですが、いまのところ続編が作られるというニュースはないようです.
『時計仕掛けのオレンジ』は1971年の作品です.スタンリー・キューブリック監督の作品を映画館で見る機会は没後20年を迎えた現在としてはそれほどないかと思うのですが、昨年の『2001年宇宙の旅』に引き続き見ることができたのはラッキーでした.キューブリックの作品はジャンルは多岐にわたりますが人間の精神的なものをえぐるような内容が多くて、観たあとで色々と考えさせられます.
『NO SMOKING』は細野晴臣の音楽活動50周年を記念して作られたドキュメンタリー.テクノやアンビエントなど、その時々に応じて様々な楽曲を発表し続けてきた細野さんの生き方に少しだけ触れることができるような気がしました.
2019/12/24
FUJIFILM X70
旅行時の履歴の記録や撮影した写真にGPSタグをつけるために、GARMINのeTrex 20xを購入しました.
Apple iPhone 8
旅行に行くときは必ずGPSロガーを持参しています.
かれこれ10年以上、HOLUXのM-241を使い続けてきたのですが(途中、調子が悪くなったり紛失したりで3台購入しました)、2019年4月にGPSの「週数ロールオーバー」が発生し、GPS内部で処理している週番号が0にリセットされた関係で時刻を正常に受信できなくなってしまいました.
参考:「GPSの“19.6年問題”、4月7日に「週数ロールオーバー」が発生、古いGPS機器では不具合の可能性も」
時刻が受信できないだけでGPSログは受信し記録できているようですが、M-241からmacOSにGPSデータを取り込むソフトが32bitアプリで、このままだと次期macOSでは動作しないといった気がかりな点もあって、新たなるGPSロガーを購入したというわけです.
FUJIFILM X70
正規輸入された日本語対応モデル「eTrex 20xJ」という製品もあるのですが約5万円くらいします.日本語化されていない素の並行輸入品は約2万円(amazon.comだと$137.98ですね).なかなかの価格差です.
この並行輸入品に日本語対応を行い、詳細な日本地図データ入りのmicroUSBメモリを追加した、カスタマイズモデルがAmazonにて約35,000円で販売されていたのでそれを購入しました.
FUJIFILM X70
日本語の詳細なマニュアルも付属されています.
Amazonのレビューを読むと、正規輸入品の日本語版マニュアルは翻訳がこなれていなくて読みづらいようなのですが、こちらはとてもわかりやすいです.
FUJIFILM X70
今回購入した20xのシリーズには画面をモノクロにしてメモリを減らした10と気圧高度計と電子コンパスを内蔵した30x、さらにタッチパネル対応モデルなど様々なバリエーションがあります.単純にログだけ取れればいいので当初は安価なモノクロ液晶の10を購入する予定だったのですが、メモリ容量が少なくデータの管理方法についての情報が調べても不明なこともあって、複数日程の旅行に出たときにすべて記録できるのか不安だったので見送りました.30xに搭載の気圧高度計と電子コンパスは位置情報を記録するだけであれば必要のない機能ですが、GPSログに高度情報も記録されるので30xを選んでおけばよかったかなとも思っています.
FUJIFILM X70
本体と一緒に購入した純正のカラビナクリップ.背面にがっしりとつくので外れることはなさそうです.
ただし電池を交換するときにはいったんこのカラビナクリップを取り外し、金属パーツをひねってパッキンのついた蓋を外して、という流れになるのでちょっと面倒です.もっとも、アウトドアで使うことを考慮した製品なので水の侵入への対策や頑丈な作りは信頼性に直結するところなので安心して使うことができます.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
画面表示はかなり細かなカスタマイズが可能で、表示する内容も自由に設定できます.自分は地図に加えて進行方向、速度、時刻、バッテリ残量を表示させています.
バッテリは単三電池2本で約25時間稼働します.設定からアルカリ乾電池やニッケル水素電池を選ぶ項目が用意されています.電池の種類ごとに電圧降下の特性が違うことに対応しているのでしょうか.
また、トレッキング用のナビとして開発されている製品なので、あらかじめルート設定をしておけばナビゲーションとしても使えます.自分は携帯電話の電波の届く街中での移動しかしないのでiPhoneがあれば必要のない機能ですが、山地など携帯電話の電波が不安定な場所でも地図と自分の位置情報が表示されてナビゲーションされるのは心強いことでしょう.
画面を切り替えると日の出日の入りまでの時間や積算の移動時間、最高速度など様々な状況を見ることができます.このあたりは山歩きを考慮したデータ表示といえます.使用用途が違うとはいえ、ログを取ることに徹していたM-241と比べると非常に多機能です.
肝心のGPS捕捉についてはM-241よりも正確かつ受信開始までの時間も短めです.このあたりはGPSに強いGARMINならではといったところでしょうか.
難点は、BluetoothやWi-Fiは搭載していないので、ログを転送するのにUSBケーブルでMacBookに接続しないといけないこと(マスストレージなので専用ソフトは不要)、それからUSB端子がいまどきminiBであること.さらにいうとケーブルの相性が激しいようで付属の純正ケーブル推奨なこと.やや設計の古い製品のようなので仕方のないところでしょうか.
2019/12/23
FUJIFILM X70
しばらく前のことですが、コシナ(Voigtlanderブランド)製の富士フイルムXマウント用Mマウントアダプタを購入しました.
X-Mマウント変換アダプタは、すでに富士フイルム純正のもの(よくよく考えると富士フイルムが純正で他社用アダプタを出しているのもおかしな話ではあるのですが)と、焦点工房製のものの2つを所有しています.それぞれ特徴があって、富士フイルム製のものはマウントアダプタ自体にボタンが1つあって、使用しているMマウントレンズの焦点域などを切り替える機能を割り当てることができるようになっています.焦点工房のものは繰り出し量6mmのヘリコイドを搭載しており、これによりレンズの最短撮影距離よりもさらに近接して撮影できるようになります.ライカMシリーズはレンジファインダカメラということもあってMマウントレンズは近接には弱く、最短撮影距離70cmくらいのレンズが多いためテーブルフォト等には向いていません.しかしヘリコイドが搭載されていると近接域でも使えるようになるので必須の機能といえます.
FUJIFILM X70
VoigtlanderのVM-X Close Focus Adapterもヘリコイドを搭載していますが、繰り出し量は4mmと焦点工房のものより控えめです.
なので焦点工房のものがあれば買う必要がないようにも思えるのですが、個体差なのか手元にある焦点工房のものはヘリコイドの繰り出しを戻そうとすると非常に固く、しかもしっかり締めないと無限遠にピントが来なくなってしまいます.しかもロックなどはできないのでいつの間にか回転していて近接域にしかピントが合わない、なんてことも発生してしまいます.
Voigtlanderのものはヘリコイドの繰り出し量0mmまで戻しても固くはならず、しかも底面にロック用の爪が用意されているので不用意に動くこともありません.
FUJIFILM X70
FUJIFILM X70
左からVoigtlander、富士フイルム、焦点工房のMマウントアダプタ.下の写真はヘリコイドを最大まで繰り出したもの.
FUJIFILM X70
さすがMマウントレンズを数多く作っているコシナ製だけあって、不具合は一切ありません.
FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
焦点工房のものより繰り出し量が減っているとはいえ、目の前の料理の写真を撮るような場合でも寄れずに困ることはありません.
FUJIFILM X100F
X-Pro3購入と同時にXF16mm F2.8 R WRを購入しました.
X-Pro3とこの16mmレンズを買うにあたって、購入資金源とするためにX-Pro2と各種レンズ、XF14mm F2.8 RとXF27mm F2.8、XF35mm F1.4 Rを下取りに出しました.XF14mmは気に入っていたレンズで超広角レンズとしてこれでないと撮れないシチュエーションのあるレンズではあるのですが、以前ほど超広角域の撮影をしなくなったこともあって手放しました.XF27mmはパンケーキタイプのレンズでコンパクトなのはよいのですが、絞りリングがないことと最短撮影距離34cmと寄れないのがネックでした.XF35mm F1.4はXマウントユーザなら一度は使うべきといわれる名レンズですが、35mm換算53mmという焦点域が自分には望遠寄りすぎて使用頻度が低かったのでいったん手放してしまおうと思った次第です.
FUJIFILM X100F
フードは標準装備、プラスティック製です.富士フイルムの花形フードは角がラウンドしたものが多いのですがこれはエッジが立っていて格好いいですね.金属製フードなどの別売オプションは用意されていません.逆付け対応ですが、全長にそれほどの変化もないので自分はこのまま持ち運んでいます.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16mm F2.8 R WR
歪みは抑えられているように見えますが、実際にはRAWで確認すると盛大なタル型になっているそうです.デジタルで補正することを前提にデジタルで補正しやすいような歪みになるよう光学設計されているのでしょうか.
富士フイルムの小型防塵防滴レンズシリーズは明るさF2で統一されて23/35/50mmとリリースされていましたが、この製品は開放値F2.8であることや、後補正で歪みを取るようになっている(他のレンズでも同様の処理をしているものはあるようですが)あたりからコンパクトにするために設計に苦労した様子が伺えます.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16mm F2.8 R WR
歪曲をデジタル補正している影響か、それとも光学的な特性によるものかはわかりませんが、四隅にいくに従って枝の描写が太くなってきています.文字通り重箱の隅をつつくようなもので、気にする必要はないレベルですが.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16mm F2.8 R WR
さすがに直射日光を入れるとゴーストが出ますが、抑えられているほうではないかと思われます.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16mm F2.8 R WR
同じ「コンパクトプライム」シリーズのレンズであるXF23mm F2 R WRにもいえることですが、癖のあまり感じられないレンズです.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16mm F2.8 R WR
焦点距離16mmなので、手放した14mmほどではないにせよ遠近感が強調されます.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16mm F2.8 R WR
最短撮影距離は17cm.寄れるレンズではあるのですが、遠近感による歪みが目立ちやすいですね.この写真でもドーナツがやや引っ張られて楕円のように見えます.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16mm F2.8 R WR
狭い場所でも広く写しこめるのが広角レンズのメリットですが、14mm(35mm換算21mm)ほどの誇張感もなく、ほどよく使いやすい感じがします.
MFレンズでVoigtlanderの15mm F4.5も持っているのですが、あちらは周辺減光も大きく癖の強いレンズなので、より汎用性のあるのはこちらでしょうか.
XF23mm F2 R WR同様に防塵防滴、耐低温マイナス10度の設計になっていますので、天候をさほど気にせず気軽に持ち出せるレンズです.
レンズの問題ではないのですがX-Pro3のOVFが16mmでは対応範囲外でEVFでしか使えないのがちょっと残念なところです.
2019/12/22
FUJIFILM X100F
数ヶ月前ですが富士フイルムのXF23mm F2 R WRを購入しました.
23mm F2というスペックは手持ちのX100Fと同じスペックなので購入の必要性を感じていなかったのですが、とある用事で屋外で悪天候が予想されるなかで撮影をする必要があり、カメラ(当時はX-Pro2でした)は防塵防滴構造であるものの、防塵防滴のレンズが手元になかったので、比較的安価で汎用性のある焦点域であるこのレンズを急遽買ったというわけです.余談ですが、そのときは結局天気は崩れなかったので、このレンズは使わずにXF18-55mmを使って撮影をしました.
そんな感じで買ったものの使用頻度も高くなく、程度のいいうちに売ってしまおうかとも思っていたのですが、ためしに旅行に持ち出してみたところ、慣れた画角でX100Fとはまた違う画質など使いでのあるレンズであることを認識したので、今ではAFで撮影するときの主力レンズのひとつになっています.
FUJIFILM X100F
コンパクトですが細長く、かつ先細りのレンズです.個人的には先細りのレンズってデザインが好みではないですね.標準でプラスティック製のフジツボ型フードが付属しているのですが、それもまた好みではないのでオプションの金属製フードを付けています.ただしオプションのフードは35mmレンズと共用なので23mmで使ったときの効用は限定的になりそうです.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
RAWで撮影して確認しても歪みがほとんどなくデジタルで後補正の必要がないといわれている、光学的に優れた設計のレンズだそうです.まっすぐのものがきちんとまっすぐに撮れるのはいいですね.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
絞り開放で撮影.焦点域23mmのレンズで開放値F2ですと背景をぼかすのにも限度があります.あまり癖のないボケのように見えます.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
レンズの型番に「WR」とつくのは「Water Resist」「Weather Resistant」の略で、富士フイルムのレンズで防塵防滴、耐低温マイナス10度の製品を意味します.
雨の中でも多少濡れても撮影できるというのは安心できます.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
最短撮影距離はセンサー面から22cm.テーブルフォトにも困りません.以前にXF23mm F1.4 Rも使っていましたが、こちらは最短撮影距離28cmで料理の写真などを撮るときにもうちょっと寄れれば…… と思うことが多くて手放してしまいました.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
ほぼ最短撮影距離で絞り開放で撮影.X100シリーズのレンズほど収差によるゆるい描写にはなりませんが、それでも同じメーカーのレンズらしく若干ふわっとした描写になります.レンズの絞りをボケの強弱のみで使いたい人と、描写に変化をつけるのに用いたい人では評価が分かれそうなところですが、自分は後者なので面白いなと思いつつ使っています.もうちょっと収差の癖があっても面白いかもですが、一般受けを考えたらこのくらいで抑えておくべきなのでしょう.
レンズの外見が好みではなく、X100Fともスペックがかぶるので敬遠していたレンズですが、画質や性能的にはかなり満足のいくものです.AFもステッピングモータ駆動で無音かつ高速で文句のない性能です.
荷物を抑えたいときはX100Fを使いますが、AFメインで別のレンズと交換する可能性があるときなどはX-Pro3にこのレンズを付けていくのが主流となりそうです.