先日発表になったiPhone SE.今日の16時1分から予約受付開始とのことなので、早速予約しました.
iPhoneの予約といえば、回線が混雑したりサーバが落ちたりして混乱が生じるのが常ではありますが、今回はすんなりと予約できました.
スムースに予約できた、考えられる要因としては、
・予約受付サーバが強化された
・形状がiPhone 5sと同じであり、機能的にも目新しさがないので飛びつく人が少なかった
・そもそも新製品に飛びつく層はiPhone 6s/6s Plusを買っているのでiPhone SEには見向きもしない
・iPhone SEを買う層は先を争って買うような人たちではない
・もうそんなにiPhoneの新製品ってだけで飛びつく人は多くなくなった
とかでしょうか.
自分はiPhoneの他にiPad mini 4を日々持ち歩いていたりすることもあって、iPhoneは画面サイズよりもコンパクトで手に馴染むサイズであることを優先したいという考えです.なので、iPhone 6や6 Plusのような大型化されたモデルは敬遠していました.待っていればそのうち新型のコンパクトなモデルが出るに違いない…… と期待していたので、iPhone SEの登場はまさに待ち望んでいた製品でした.とはいえ、サイズもデザインもほとんど一緒というのは予想外でしたが……
デザインが変わらないのであれば色を変えてみようってことで、今までずっと液晶面の縁がブラックのものを使ってきましたが、今回は縁がホワイトのシルバーを選択しました.
発売開始は3月31日.楽しみです.
日々気に入って使用している、富士フイルムのX70.
フードを購入しようと思い、純正品を調べたりしていたのですが、実用的に徹していてちょっと面白みが感じられないのですよね.試しに手元にあったX100シリーズ用をつけてみたところ、ぴったりでしかもケラレもありません.が、自分のX100TはシルバーなのでブラックボディのX70にシルバーのフードは似合わないので共用するのも微妙.X100シリーズ用のブラックのフードを買おうかとも思いましたが、純正品は結構なお値段するのでちょっと二の足.
ということで、汎用品のフードからよさそうなものを見繕って購入することにしました.
ただし、大きな問題が一つ.X70(X100シリーズも同様)はレンズ先端のネジが一般的なメスではなくオスで切ってあるので、そのままではねじ込み式のフードは取り付けできません.なんとも面倒な仕様です.なので、「接ぎ手リング」と呼ばれるメス-メスでネジが切ってあるリングを購入する必要があります.
そこで購入したのがこの2つ.
FUJIFILM X70(50mmデジタルテレコン)
八仙堂の49mm-49mm メス接ぎ手リング.
FUJIFILM X70
ユーエヌのクラシックメタルフード レザートーンの49mm.フードは汎用品なので好みの世界ですね.なお、接ぎ手リングの厚みもありますし、ケラレがないという保証はない上で購入しました.
Apple iPhone 5s
装着.カッコイイです.ケラレもありません.さすがに厚みもあってかさばるので、通勤時などには使用することはないでしょう.
Apple iPhone 5s
外付けファインダと接ぎ手リング、そしてフードを合わせての重量増は67g.微妙な重量増ですが、手にした時に確実に重たくなった感覚があります.
早いもので、震災から5年が経過しました.
その間にめざましい復興を遂げたところもあれば、まだまだこれから、そしてまったく手付かずというところも多くあります.4年後にはオリンピックが開催されます.そのときまでに一定の復興を遂げて海外にアピールしたいという政府の意向もあるようですが、オリンピックの準備のために土木関係の人員が割かれて復興がままならないという事態にはなんだか皮肉のようなものを感じます.
昨年は2月に山形、4月に会津、7月と12月にいわきに旅をしました.自分にとってできる復興の手伝いは旅行をするくらいがせいぜいなので、これからも東北の地を訪れたいと思っています.
今週の前半は社員旅行で松本に出かけていました.
そのうち1日は自由行動の時間が取れたので、X70を手に松本や周辺をぶらぶらと歩いて撮影を楽しんできました.
(写真は一部のものを傾き補正しGPSタグを付加した以外はX70でのJPEG撮って出しです)
FUJIFILM X70
PROVIA F5.6 1/450秒 ISO400
まずは松本から篠ノ井線に乗って姨捨へ.
FUJIFILM X70
PROVIA F5.6 1/800秒 ISO400
姨捨駅.高台にあることもあって珍しいスイッチバックの駅で、この写真の奥は行き止まりになっています.
立派な駅舎ですが、利用者数の少ないこともあり無人駅であり、各駅停車しか停車しないので特急列車はスイッチバックに入ることなく駅の下側の線路を通過していきます.
FUJIFILM X70
パノラマ撮影
姨捨駅は日本三大車窓と呼ばれるうちの1つで、善光寺平と呼ばれる平地を眼下に望むことができるのが魅力です.
駅のホームからやや突き出した展望台のようなところからパノラマモードで撮影しました.両端に駅のホームが見えていますが、その下に別の線路が見えています.松本から姨捨駅に入ってきた列車は姨捨駅で進行方向を変えて少し進み、再び向きを変えてこの下の線路を走行して長野方面に向かいます.
FUJIFILM X70
PROVIA F5.6 1/800秒 ISO200
姨捨駅に入ることなく、長野に向かう特急「しなの」.
FUJIFILM X70
PROVIA F5.6 1/850秒 ISO200
長野からやってきた各駅停車.いったん姨捨駅よりも先に進み、向きを変えて姨捨駅に入線してきます.
FUJIFILM X70
Classic Chrome F4 1/340秒 ISO200
FUJIFILM X70
Classic Chrome F2.8 1/800秒 ISO200
松本まで戻り、松本城近くにある洋食店「おきな堂」に.
写真は前日に散策していたときのもの.旅行前に食事をするところや喫茶店などを調べており、候補の一つとして考えていた店ではあるのですが、このクラシカルな趣のある雰囲気に魅了され、明日絶対にここでお昼を食べようと決めたのでした.
FUJIFILM X70
Provia F4 1/60秒 ISO400
豊富なメニューから迷って選んだのが、ハヤシハンバーグ.
1週間煮込んだというハヤシライスに分厚く香辛料の効いたハンバーグ.洋食店らしさあふれる一皿です.
FUJIFILM X70
Classic Chrome F4 1/60秒 ISO250
食後にコーヒーと自家製プリンのセットを.
小ぶりながら濃厚、そしてプルプル.
FUJIFILM X70
Classic Chrome F5.6 1/1300秒 ISO200
松本城の近くにある「旧開智学校」.
明治初期の建築物でかつて小学校として使われていました.
FUJIFILM X70
Classic Chrome F5.6 1/1600秒 ISO200
斜めになっていたのを修正.歪曲収差のほとんど気にならないレンズは極めて優秀です.
建物全景を撮影したかったのですが、敷地いっぱいで撮影しても35mm換算28mmのレンズでは収まりませんでした.
FUJIFILM X70
Classic Chrome F5.6 1/1400秒 ISO200
特徴的なバルコニー.「擬洋風建築」と呼ばれる、和風と洋風が混在した建築手法でとても面白い建築物です.
FUJIFILM X70
Classic Chrome F4 1/60秒 ISO2500
建物内部は当時の教育に関する資料館となっています.
FUJIFILM X70
Classic Chrome F5.6 1/1300秒 ISO200
松本城.旧開智学校もそうですが、歴史的な建築物には独特の落ち着いた色調のフィルムシミュレーション、クラシッククロームが似合います.
FUJIFILM X70
Classic Chrome F5.6 1/500秒 ISO200
昼食に訪れた「おきな堂」近くまで戻り、「宿とコーヒー まるも」に.店名が示すように、正面は喫茶店ですが、側面に回ると宿になっています.
FUJIFILM X70
Classic Chrome F4 1/60秒 ISO2500
民芸品好きには有名な店だそうで、落ち着いた雰囲気の店内は味わいのある家具や小物だらけです.
FUJIFILM X70
Classic Chrome F5.6 1/60秒 ISO6400
モンブランとコーヒーのセット.ゆったりとしたひと時を過ごすことができました.
喫茶店だけでなく宿のほうにも泊まってみたいと思いましたが、調べてみたら喫茶店に負けず劣らず雰囲気がよく、しかも値段も抑えられていることもあって大人気のようです.
今回の旅行はX70のみを持って行きましたが、これ1台で不満のない撮影ができました.
コンパクトなサイズながら、センサーは上位機種のX-T1やX100Tと同じものですし、メニュー構成もそれらとほぼ同等、そしてフィルムシミュレーションも同等なので機能的に不足がないのです.また単焦点28mmということを補う35/50mm相当のデジタルテレコンで擬似的ながらも寄れた写真を撮ることができ、重宝しました.
このままではX100Tの立場がなくなってしまいそうなほどにX70、大活躍です.
『シャーロック 忌まわしき花嫁』を見てきました.
今回の内容に関しては、今までの3つのシーズンを見ていることが前提となっています.
「シャーロック」は現代の話としてスマートフォンやSNSを駆使したストーリーが展開されますが、今回は同一キャストで時代はヴィクトリア朝.通信手段は電報がいいところで、移動手段は馬車です.
上映時間は約2時間ですが、本編は約90分ほど.上映前にシャーロックの部屋にある小道具の解説をする短い映像があり、本編上映後にメイキングやインタビューを交えた20分ほどの特別映像があるという構成になっています.
「シャーロック」を見ている人であれば本当に楽しめる映画ですし見るべきだと思いますが、逆に見ていないと「???」という感じになりそうです.そういう点では見る人を選ぶ映画といえるかもしれません.「シャーロック」自体がとても面白いので、まずはそちらを見ていただければと.