2016/02/12

iPad mini用外付けキーボード

Category: コンピュータ — Annexia @ 23:22

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FUJIFILM X100T

 自宅でもMacBookよりも使用頻度が高いiPad mini 4.もっと積極的に活用していこうと思いつつもネックとなるのが文字入力.Twitterのような短文入力でも長めに文字入力していくと打ち間違いが頻発して苦痛でもあります.
 そこで、Bluetooth接続の外付けキーボードを購入することにしました.
Bluetooth接続のキーボードは思いのほか選択肢が多く迷いましたが、
・キー配列がASCII配列であること
・充電式バッテリを使用して薄型軽量であること
・比較的安価であること
・iOSで使うことを前提に設計されている
という点を踏まえて、BUFFALOBSKBB24BKを購入しました.

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 FUJIFILM X100T

 コンパクトなキーボードですが、さすがにiPad miniよりは大きく、iPad Airの長辺とサイズを合わせて設計されているようです.

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FUJIFILM X100T

 購入時の選択条件にもあげたように、キー配列は「@」が2のところにあるASCII配列.いわゆるUSキーボードです.自分はMacBookもASCII配列のものを使用しているので、こちらのほうが打ち慣れています.
 iOS用に設計されたキーボードらしく、fnキーと組み合わせて、ホームに戻ったり、ボリュームの上げ下げを行うためのショートカットが用意されています.

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FUJIFILM X100T

 本体左側に電源スイッチがあります.Bluetoothのペアリングを済ませておけば、このスイッチを入れるだけでソフトウェアキーボードが表示されなくなります.
 こうしてみると、キーボードの薄さがよくわかります。薄いので剛性が低そうに感じられますが、底面に金属板を使っていることもあって、意外と剛性感があります.使っていて頼りないような感覚はありません.

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FUJIFILM X100T

 右側には充電用のmicroUSB端子が.メーカーいわく、一度の充電で167日使用可能とのことです.ただし、1日8時間コンピュータを使用して、そのうち5%でキーボードを使用するという条件なので、つまり1日あたり24分使用するという条件での数値で、しかもバッテリの自然放電は考慮されていないので、実際にはもっと短くなる可能性もあります.

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FUJIFILM X100T

 3,000円でお釣りがくるような値段で買ったキーボードですが、キータッチに安っぽさはありません.打鍵音はゼロではありませんが抑えられており、例えば新幹線の車内で使用しても隣からクレームがくるようなことはないのではないでしょうか.
 幅23cm程度のキーボードなのでキーピッチも通常のノートPCに比べたら狭いですが、ストレスなく使えると自分は感じました.実際、このブログも今回はすべてiPad mini 4と外付けキーボードで入力しています.
 ただし、残念なところもいくつかあります.といってもキーボードの問題というよりもiOSの問題といったほうがよいのかもしれませんが、日本語入力とアルファベット直接入力の切り替えが以前はOS X同様に[command]+[space]だったのに、iOS 9になってから[control]+[space]になってしまい、微妙に使いづらいです.コピーやペーストのショートカットは引き続き[command]キーを使うのも混乱に拍車をかけています.また、その入力モード切り替えをしたつもりでもうまく切り替わっていないことが多々あり、フラストレーションがたまります.ついでに細かなことをさらにいうと、iOSは日本語入力時にも[space]キーを押しても全角のスペースが入らないのも微妙に不便というか気持ち悪いというか(このページの全角スペースはほかのページからコピーしてきました).

 iOSがらみで細かな不満点はあるものの、製品としては安くていいもの買った感があって満足しています.日々持ち歩くとまではいかないものの、ちょっと出先で文字入力をする必要がありそうなときには重宝しそうです.合うサイズのケースをどこかで探してこなくては……

2016/02/02

MacBook Pro Retina 13 (Late 2012)修理

Category: コンピュータ — Annexia @ 21:18

 2012年に購入したMacBook Pro Retina 13 (Late 2012)ですが、突如カーネルパニックになって再起動がかかってしまったり、バッテリ残量が60%くらいある状態でいきなりバッテリ切れメッセージを発して強制スリープになるという症状が発生するようになったため、AppleStoreに修理に出しました.

 実は、昨年の年末にも一度AppleStoreに修理に持ち込んだのですが、そのときはGenius Barでのチェックで故障箇所が検出されず、OSの再インストールを試してみてほしいといわれて持ち帰ってきました.
 その後OSの再インストールをしたりしたものの、やはり症状が改善されなかったため、原因不明のまま再びGenius Barに持ち込むこととなりました.

 金曜の夜、終業後にAppleStore表参道に持ち込んだところ、やはり原因はその場では検出されず、とりあえず工場に送ってロジックボードの交換などをして再チェックしてみましょうということに.
 そして月曜の午後には「修理完了しました」というメールがAppleから届きました.ずいぶんと早いです.
 早く修理してもらえるのはありがたいことなのですが、逆に早すぎてやや不安を感じつつも早速AppleStoreへ.説明を受けたところ、やはり故障箇所はロジックボードで温度センサー不調による誤作動とのことでした.

 受け取ってきて約1日半使っていますが、今のところカーネルパニックも発生せず問題なく動いています.バッテリに関してはいずれテストをして様子を見てみたいと思います.

(2/3追記)
 バッテリのみで使ってみたところ、50%くらいでブツッと電源が落ちました.ロジックボードの交換だけでは解決しなかったようです.再度修理に出します.

2016/01/17

X70発表

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 14:33

「APS-Cセンサーに28mm相当レンズの「FUJIFILM X70」」

 以前から噂が流れていた、富士フイルムの新型カメラ「X70」が発表されました.
 同時に「X-Pro2」や「XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR」など新製品が発表され、X-T10以来大きな動きのなかったXシリーズの新製品が一気に登場してきた格好です.

 X70の主な特徴は、
・APS-CサイズのX-Trans CMOS IIセンサー(1,600万画素)を搭載
・レンズは28mm(35mm換算)F2.8
・液晶モニタはチルト対応
・ファインダはなし(外付け光学ファインダをオプションで用意)
・シャッターダイアル、露出補正などのアナログダイアルを装備
・最短撮影距離10cm
 ということで、ざっくりというと、X100Tからファインダ周りを取り外して小型化し、レンズを35mm換算で35mm F2から28mm F2.8に置き換えた製品ということになります.センサーはX-T1やX100Tと同一です.
 と同時に、28mm F2.8レンズ搭載ということでサイズ的にもリコーのGRと真正面から競合する機種であるともいえます.

 自分が所有しているのはGRですが、Wi-Fiを備えた現行のGR IIと比較すると、
・X70(幅x高さx奥行き、重量):112.5mm x 64.4mm x 44.4mm、340g
・GR II(幅x高さx奥行き、重量):117.0mm x 62.8mm x 34.7mm、251g
と幅と高さはほぼ同等、奥行きは10mmほど厚く、重量は90gほど異なります.奥行きの差は液晶をチルト対応にしたことに加えて、GRの沈胴式レンズに対してレンズが固定式なのが理由だと思われます.重量の差はやはり液晶をチルトにして構造的に複雑になっていることと、それから上面の操作ダイアルの存在やそれらのパーツにアルミを使ったからでしょうか(GRはマグネシウム製).

 さて.
 GRシリーズはGR DIGITAL IIのときから4世代、6年半以上にもわたって使用しており、高度なカスタマイズ性と相まって気に入っていた機種ではありますが、X70への乗り換えを積極的に進めていきたいと考えています.
 理由は幾つかありますが、やはり富士フイルムのJPEG画質が他メーカーとは段違いに素晴らしく、しかもフィルムシミュレーションによりニュアンスの異なる、単純に派手だったりトーンの落ちた画質とは異なる画質を得られることが最大の理由でしょうか.
 と同時に、GRに、というか開発をしているメーカーにかつてほどの熱意を感じられなくなったことも理由としてあげられます.GR DIGITAL IVからGRになる間にリコーのカメラ部門はペンタックスと統合されました.その後にリリースされたGRにもペンタックスの流儀というか特徴が部分的に感じられましたが、GR IIになって機能の進化が乏しい上にさらにペンタックスのカメラのような設定がさらに増えてしまいました.ペンタックスが嫌いなわけではもちろんないのですが、かつてのリコーのスタッフから感じられた、デジタル版のGR1を作ろうという意欲のようなものが伝わってこなくなってしまったのがちょっと寂しいのです.メーカーから情報発信を行ってきたGR BLOGもGR II発売と同時期に終了してしまいましたし.

 X-T1、X-A1、そしてX100Tを使っている自分としてはX70の性能や特徴に疑いを持つところは皆無なので予約してもよいのですが、ボディカラーにシルバーとブラックがあるので、一度現物を見てから判断したいと思っています.X100Tの時も精悍なブラックとややクラシカルなシルバーで迷って、軍艦部ダイアルの綾目ローレットの仕上げなどが際立つシルバーを選んだのですが、X70はそこまで緻密な仕上げをしているわけではないようなのでブラックがやや優勢でしょうか.

2016/01/11

X-T1 修理

Category: カメラ・写真 — Annexia @ 23:59

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FUJIFILM X-T1 + XF35mm F1.4 R(修理引き取り後に撮影)

 富士フイルムのX-T1が後ろダイアルが時々反応しなくなることがあり、ダイアルを回しても設定が切り替わらなくややストレスを感じたので年末に修理に出していたのですが、修理完了の連絡をもらったので引き取りに行ってきました.
 ついでにゴム製背面グリップが何らかの理由により溶けたようになっていたため、そこも交換してもらいました.

 修理費は約18,000円.部品代自体は2,000円もかかっていないのですが、技術料として金額がかさんだ格好です.
 以前にX100Tも修理に出したことがありますが、その時は絞りリングの数値と実際の絞り値が異なるという問題でしたので、富士フイルムのカメラはダイアル部分のメカニズムがちょっと弱いのかなという印象です.
 X100Tの時と同様に、日付も含めて全て設定が初期化されてしまっており、さらにファームウェアもVer.4.2(新機能を取り入れたものの、AF-C使用時に問題があるため公開中止された)からVer.4.21(Ver.4.1相当に機能を落としたもの)に入れ替えられてしまっており、多岐にわたる初期設定に難儀しました.カスタマイズして自分の手に馴染んでいたカメラが初期化されると途端に他人行儀のように感じられてしまうのはなんとも複雑な感覚です.

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FUJIFILM X-T1 + XF35mm F1.4 R
F2 1/60秒 ISO250

 修理完了したし、テストも兼ねてと言い訳しつつ堀口珈琲でイチゴのショートケーキとコーヒー.

2016/01/09

ユリシーズ クビズモ

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 23:15

GR004013

RICOH GR

 以前から欲しかった、ユリシーズのカメラケース「クビズモ」が年始のセールで値引きされていたため購入しました.

GR004015

RICOH GR

 ユリシーズの製品は過去に何本もストラップを購入しており、その品質には信頼がおけます.しかも「クビズモ」はX100T対応がきちんと明記されているため、サイズ的な心配もなく安心して購入できました.
 実際にX100Tを入れてみるとぴったりです.ただ、自分の場合はレンズメイトのサムグリップを使っているため、収納時にやや引っかかる感があります.あと、Webにも説明されているようにフードを付けていると収納不可です.
 レンズが飛び出たタイプのカメラはケースの選択肢が非常に少なく、なかなか気に入ったものがありません.X100Tのケースもいくつか購入しましたが、使い勝手や見た目の良さなどを総合して決め手になる製品はまだありません.しばらくはクビズモにX100Tを収納して普段使いして様子を見てみようと思います.