
Nikon D700 + AiAF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)
今日は日本科学未来舘に行ってきました.

Nikon D700 + AiAF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)
目的は、日本科学未来舘とホンダが開催する、UNI-CUBの実証実験&体験会に参加するためです.
UNI-CUBはホンダが開発した、一人乗りの電動車両です.乗っている人の動きに反応して自由に移動が可能な乗り物です.

Nikon D700 + AiAF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)
会場はこんな感じのところ.地球儀の真下のシンボルゾーンと呼ばれるところです.
なお、今回のイベントは日本科学未来舘「友の会」会員向けのイベントで、一般募集はしていません.

Nikon D700 + AiAF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)
参加人数は1回につき10人.
最初に説明を受けます.UNI-CUBはまだ試作レベルの乗り物であるため、いくつかの注意事項があることを説明され、書類にもサインを求められました.また、今回の実証実験にはホンダのスタッフも参加し、撮影も入って今後の参考資料となるとのことでした.
走行速度は最高時速6km.人間の早歩きの速度を基準として決められたものです.コンパクトなサイズにまとめられているのは、他の人と一緒に行動することを考慮して誰かとぶつかったときにUNI-CUB本体ではなく、乗っている人とあたるようにとのことだそうです.

Nikon D700 + AiAF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)
これがUNI-CUBです.ちょっとペンギンっぽいです.
写真ではわかりませんが、自立するため誰も乗っていない状態でもゆらゆらと動いています.このあたり、ASIMO等のロボット開発で得た姿勢制御のノウハウが生きていそうです.
下部の円形状のところの内部にタイヤがついているのですが、このタイヤが独特で前後移動だけでなく左右移動にも対応できるように小さな車輪がたくさん集まった形状をしています.そして、後ろに出っ張っている部分が旋回用の車輪です.

Nikon D700 + AiAF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)
別角度から.見てのとおり、操縦するのに必要なコントローラのたぐいはありません.ペダルがありますが、これはただ単に足を乗せるためのところで、ここでなんらかの制御をするわけではありません.

Nikon D700 + AiAF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)
すでに未来館では科学コミュニケータ(説明等を行うスタッフ)に対しての実証実験が5月から始まっており、さすがに上手に乗りこなせていました.

Nikon D700 + AiAF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)(一部ぼかし)
順番に1人ずつ試乗していきます.
そして自分も試乗してみました.乗るのは簡単です.普通に椅子に腰掛けるようにして座ればそれでOK.ただし椅子と違うのは自立制御のためゆらゆらと揺れていること.毛利館長が試乗したときに「宇宙にいるときを思い出した」というようなことを言われたそうですが、ゆらゆらとした動きはたしかに浮遊感に似たものを感じました.
で、ゆっくりと前進.しかしいまひとつ動きがよくありません.緊張していることもあり過剰に力が入ってしまったこと、それから自分自身が力を込めて動こうとしている、そのあたりに問題があったようです.徐々に慣れてきて進んだり旋回もできるようになったのですが、科学コミュニケータの先導についていこうとするとどうしても遅れがちになってしまいます.動こうとすることに神経を非常に使い、その意思がゆるむと止まってしまう感じでしょうか.
他の方に交代すると、ホンダのスタッフの方がやってきて乗り方のコツなどを教えていただけました.人間は自分が進もうとする方向に自然と体重を傾ける、その動きを感知してUNI-CUBは動いているので足に力を入れるのではなく体の傾きで操作してほしい、あとでもう一度乗ってみてほしい、とのことでした.

Nikon D700 + AiAF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)
試乗がひととおり済んだところで、もう一度乗らせていただきました.
アドバイスを参考に体重移動を心がけることで、1回目よりも格段にスムースに動くことができました.
感覚的にはバイクやスキーなどの体重移動が近いのかもしれません.自分はバイクも乗らないしスキーもやったことがないので、そういう操作に不慣れな点も影響していたのかもしれません.
最後に、どのような場所でこれを活用するのがよいか、使用にあたって免許の必要性はあるか、子供に乗せることの是非、といった話が出て、アンケートに答えて実証実験は終了しました.
車輪の形状からわかるように、段差のあるところでの利用は難しいでしょう.なので、バリアフリー対応の施設での利用がメインとなることでしょう.駅や空港のようなある程度の移動が必要な施設、規模の大きなイベント会場、広いオフィスフロアあたりが活用の場になるかなと思います.
あと求められるのは付加価値でしょうか.人間の歩く速度を基準に開発されているので、普通に歩行できる人であれば「乗らずに歩けばいいじゃない」で終わってしまいそうです.今までの移動装置と比較して、両手が空くのがメリットではあるのですが、普通に歩くぶんには人間も基本両手は空いています.未来館のスタッフは台車を押したりもしていましたが、たとえば重量物の運搬をどこまでアシストできるかといったところもひとつのポイントになるように感じました.
それから、乗っている人の操作で動くのではなく、ナビシステムと組み合わせて自動操縦的な使い方も考えられるかもしれません.自動操縦の場合は他の歩行者や障害物を認識しての回避処理などでまた処理が大変になりそうではありますが.
日本科学未来舘のスタッフ&ホンダのスタッフの皆様、ありがとうございました.

Apple iPhone 4S(トリミング)
NC2ロードスターを購入してからはやくも1年.
ディーラーで12ヶ月点検を受けてきました.車の購入時にメンテナンスのパックプランに加入しているため、作業料やエンジンオイルの料金は無料です.
コンピュータおよび通常点検でも異常はなし、ということで問題はないようです.
エンジンオイルの料金は無料と書きましたが、それは純正オイルの場合で、今回は追加費用を支払ってカストロールのマグナテック0W-20を入れてもらいました.RX-8もそうでしたが、0W-20が推奨オイルなのはどうも違和感があります.
さらに今回は持ち込みでミッションオイルとデフオイルも交換しました.

RICOH GR DIGITAL IV

RICOH GR DIGITAL IV
広島高潤のミッションオイルとデフオイルです.
ミッションオイル、デフオイルともに今までは純正を使っていました.
交換した印象としては、ミッションは1速に入れるときに引っ掛かりや固さを感じていたのがスムースになりました.とはいえ、軽々と入るというのではなく、きちんとギアに入る感触は手に伝わってくる節度ある感触です.ロードスターのミッションは気温の低い冬場に極端に入りが悪くなる傾向があるので、寒くなってからどうなるかが気になります.デフは違いはわかりませんね.
昨日、8月3日は愛車であるところのNC2ロードスターのラインオフ1周年の日でした.いってみれば誕生日のようなもの.というわけで昨日は赤飯とケーキを夕食にいただきました.
それを祝って…というわけではないんですが、以前にナカマエ製作に注文していたドアグリップカバーが数日前に到着したので、取り付けました.


RICOH GR DIGITAL IV
本革製で、注文時にお願いしてステッチを灰色にしてもらいました.
裏側にジッパーがあるので、装着は簡単です.

RICOH GR DIGITAL IV
ドアグリップカバー装着前のグリップです.シルバーのパーツも含めてプラスティッキーな感じでイマイチです.

RICOH GR DIGITAL IV
装着後です.上部まで含めて全体をすっぽり覆う感じではないので後付け感は否めませんが、雰囲気的にはよくなったように感じられます.

RICOH GR DIGITAL IV
助手席側も装着しました.
ディーラーに洗車をしてもらいに出かけたところ、先日生産が終了したRX-8の最終モデルSPIRIT Rが展示されていました.

RICOH GR DIGITAL IV

RICOH GR DIGITAL IV
この店としては最後の1台だそうです.
メカニックの方と話をしたところ、自分も欲しいと言われてしまいました.次のロータリーエンジン車がまったく見えてこない現状としては、買えるんだったら買っとけ的な1台かもしれません.

RICOH GR DIGITAL IV
マイナーチェンジしたため、自分が乗っていたモデルとはメーターの雰囲気が若干異なりますが、1年ぶりに座ってみて懐かしい感じがしました.
この最終モデル、シートがレカロのセミバケットシートなので張り出しが結構あり、しかもタイトなので、自分の体格ではお尻がややキツめ、シフトノブに手を伸ばすと肩がこすれる感じでちょっとあわないかなという感じでした.ロードスターのオプションのレカロシートはここまでタイトではなかったような記憶があるのですが.
「マツダ、「ロードスター」を一部改良し発売」
少し前から情報がリークされていたり、すでに販売店でカタログをもらった人がいるようですが、マツダから正式にロードスターのマイナーチェンジが発表されました.
ハードウェア的には、ボンネットに対人衝撃対策として「アクティブボンネット(衝撃を関知するとボンネット後部が持ち上がって衝撃を緩和する機能)」が装備されたことが大きいです.自分も詳しいことはよくわかっていないのですが、法規制の絡みでボンネットの低い車は販売できなくなってしまうのでこのような対策をとったようです.
その他はデザイン変更など細かなところが多いですね.
ロードスターは幌を採用した「ソフトトップ」モデルと、電動格納式「リトラクタブルハードトップ(RHT)」の2つがありますが、今回はソフトトップモデルをスポーティーに、RHTをプレミアム風に仕様をわけてきました.自分の乗っているNC2モデルでも多少はそうした傾向がありましたが、さらに突き詰めてきた格好です.
ソフトトップモデルは外装ではフロントライトをブラックに、アルミホイールをガンメタ仕上げにして、内装もメーターリングやデコレーションパネルを光沢のあるダークグレーにするなど、黒基調に仕上がっています.
それに対してRHTは各所にクロームやアルミ調のパーツを組み込んでいます.
また、どちらも共通してフロントのデザインが変更されています.
個人的には全面的にダークな感じに仕上げるのはあんまり好きではないというか、要所要所にクロームリングをつけたりしてアクセントを入れるのが好きなので、RHTのデザインのほうが好きかなと.
自分の乗っているNC2はデコレーションパネルがつや消しのグレーメタリックだったりしてまったく好きになれないのでNC1のピアノブラックに交換しています.新しいデコレーションパネルは写真で見る限りは黒に近いようなのですが、実際に見るとどう感じるか、ちょっと気になるところです.
マイナーチェンジ車でもっともうらやましいのが、シートと幌に「タン」色が選べることです.NC2のときはVS(オートマティック)のグレードでしかブラウンのシートは選べなかったり、幌はビニールでも布でも黒しか選べなかったので、ここはいいなぁと.椅子や幌がへたってきたら、補修部品で交換するときにでもぜひ選びたいものです.
それから、「スロットル制御プログラムをより緻密に設定することで、加速コントロール性を向上」「ブレーキブースター(制動倍力装置)の特性を変更することで、減速コントロール性を向上」というのも少し気になります.制御プログラム等の変更で対応できるのであれば自分の車にも対応してくれないかなと期待していますが、どうなのでしょう?
フロントのデザインは、悪くない印象ですね.NC1のときのマツダスピードのエアロパーツ装着車に雰囲気が似ている感じがします.あのデザインは好きだったので、これはアリだと思います.マツダのエンブレムがNC2だと少し盛り上がって強調気味だったので、それがなくなってすっきりしたのも美点です.
NC1、NC2とマイナーチェンジで名称がわけられていましたが、これはNC3と呼ばれるのでしょうか?型式名は、NC1がCBA-NCEC、NC2がDBA-NCECであるのに対して今回もDBA-NCECなのでNC2.5的な雰囲気に感じられます.
アルファロメオとの協業も発表され、次期NDロードスターの噂が出ている中でのマイナーチェンジ、法規制もあって延命策的な要素が強く、もう一つ決め手になるような変更が欲しかったなという気がしました.まあ、その反面、自分のNC2が色あせて見えなくてよかったという安心もしましたが…