2018/06/23
FUJIFILM X70
Oculus Goを購入し、自分もVRで観れる映像を撮ってみたくなったのでリコーの全天球カメラTHETA SCを購入しました.
全天球カメラ、もう少しわかりやすくいうと、カメラを中心にすべての方向を撮影可能なカメラです.したがって撮影者も映り込みます.またレンズの特性上、遠近感が誇張されるので手で持って撮るとやたらと手が大きく写り込んでしまいます.その辺もあって、リモート撮影を可能にする自撮り棒と小型三脚も一緒に購入しました.
中央にある青い物体がTHETA本体です.色も形状もおよそカメラらしくない外見をしています.細長い板状の物体の表と裏に魚眼レンズが飛び出しています.なので反対側も同じ形をしていて表裏の区別はありません.また本体サイズを小さくするためか(大きいと写り込んでしまう)液晶モニタのようなものもありません.
なので、大半の人に見せても「なにこれ?」と聞かれます.そして説明をしてもなかなか理解されません.実際に撮った画像を見せて、ようやく理解してもらえる感じでしょうか.
FUJIFILM X70
レンズが飛び出た形状をしていますので、裸のまま持ち運ぶわけにもいきません.ケースが付属しているのですが、あんまり見た目が好みではないので、THETA用ケースとしてぴったりと評判のABITAX 5720を一緒に購入しました.もともとはサングラスなどを入れるためのケースのようですが、あつらえたかのようにぴったりです.
銚子電鉄 仲ノ町駅. – Spherical Image – RICOH THETA
RICOH THETA SC
通常の画像ビューアだと歪んだ画像にしかなりませんが、THETA 360などのサイトにアップロードすることで、このように表示されます.このときは手持ち撮影せず、ミニ三脚と自撮り棒を使い、自分は物陰に隠れてiPhoneからリモートで撮影しました.なので下側を見ると、三脚の脚とちょっと歪んだ形に雲台が見えています.
RICOH THETA SC
RICOH THETA SC
RICOH THETA SC
面白いのは、撮影した画像を元に、いろいろなパターンに変換したり、部分的に切り出して普通の写真として見えるようなフォーマットにも変換できること.
とくに一番上の「リトル・プラネット」と呼ばれるものは、撮影地点を中心にまるで一つの星になったかのような画像になって面白いです.屋外で空の見えるところでないと違和感のある画像になってしまいますが.
Oculus Goとの組み合わせですが、なにか特殊な処理とか必要なのかなと思っていたところ、THETAで撮影した画像をiPhoneのカメラロールに保存しておいて、Oculus Goからカメラロールにアクセスして画像を表示させるだけで、あっけなくVR画像として見ることができます.EXIF内に「Use Panorama Viewer」という項目があるんで、この辺りを参照して自動認識しているのでしょうか.
2018/06/19
FUJIFILM X70
もう1ヶ月ほど経ってしまいましたが、Oculus Goを購入しました.
VR自体には興味はあったものの、従来のVR機器はPCやPS4と接続する重装備なもの、もしくはスマートフォンに箱状の蓋をかぶせる簡易的なものという両極端なものしかなく、やや手が出しづらい状況でした.
そうしたなか登場したこのOculus GoはVRゴーグル単体で完結するというシンプルさながらVRとして必要十分な機能を備えた製品であり、これはちょっとしたブレークスルーが来たのではないのかと思い購入することにしました.
FUJIFILM X70
製品自体はシンプルで、VRゴーグル一体化型の本体と、トリガー型のリモコンのみ.セットアップにはスマートフォンが必須で、初期設定はiOS/アンドロイドのアプリから行う仕組みです.
コンテンツはWi-Fi経由でダウンロードもしくはストリーミング.iPhone内の写真やLAN環境のNASなどにもアクセス可能です.
VRとしてはお決まりともいえる、ジェットコースターなどのアップダウンの激しい乗り物のVRやゲームなどを試してみましたが、椅子に座っているような状況であっても、視覚をハックされると平衡感覚ってたやすく失われちゃうものなのだなと思いました.面白がって長時間遊んでいると、いわゆる「VR酔い」などと呼ばれる状況に陥り、気持ち悪くなります.
VR本来の使い方から外れるのかもしれませんが、個人的に期待していたのが擬似的に映像を大スクリーンで見ること.これについてはNetflixが専用アプリを用意しており、大型スクリーンだけでなくスクリーン外もまるでこじゃれた部屋にいるかのような感覚の調度品が置かれており、なかなか凝った演出がされています.
スタンドアロンで使うだけでなく、他のVRユーザとコミュニケーションをとる機能など自分が使いきれていない部分も多々ありますが、非常に面白く未来を感じさせる機材です.
2018/04/23
iPhone 8 (PRODUCT) REDを購入しました.
iPhoneは今までSEを使っていました.この形とサイズ感が好みで、4sから5、5s、そしてSE(容量違いで64GBと128GB)と使い続けていました.iPhone 6以降のiPhoneは、丸みのある形が好みでなかったのと、画面サイズの大型化とともに大きくなったボディがあまり大きくない自分の手には馴染まないこともあって敬遠していました.
しかし、iPhone 8 (PRODUCT) REDはその落ち着いた赤がとても好みであったので、食わず嫌い的に敬遠していたのをさておいて購入することにしたというわけです.
FUJIFILM X70
購入は前回のiPhone SEに引き続き、AppleStore表参道にて.
Webから購入すると、準備ができ次第メールにて連絡が届くのであとは店に行って受け取るだけ.店での作業は特になく、滞在時間は10分もないでしょう.シンプルです.
auと契約しているので、本来であればauショップに行くのが筋ではあるのですが、契約のあれこれとした煩雑さや、必要性のないオプションなどを強引に押し付けてくる商法が好きではないので、できれば敬遠したいところです.AppleStoreがなければ次善の策としてヨドバシカメラで買っていたことでしょう.あそこも大量の顧客に対応するためか、余計なオプション等は提示してこないイメージがあります.
FUJIFILM X70
……ですが、今回はauならではの問題があって、結局auショップに行く必要がありました.
auのSIMは種類があって、いままで自分が使っていた黒いSIMではiPhone 8及びXには対応しないのです.なんでもVoLTE非対応ということだそうで.なので、自宅近くの店舗に行って、SIM交換を申し込むことに.さすがにSIM交換だけですので、余計な売り込み等はありませんでした.
FUJIFILM X70
開封すると、PRODUCT REDについて説明したカードが.
auショップで入手してきたSIMをトレイにセットして電源を入れ、初期設定をしたのちにiTunesにつないでバックアップを復元させればiPhone SEの環境が再現されます.乗り換えが簡単なので気軽に機種変更もできるというものです.ちなみにSIMトレイも赤いです.
FUJIFILM X70
iPhone SEになくて、iPhone 8にあるものはいくつかありますが、その中でも大きなものが無線充電に対応していること.充電時間は通常よりかかるようですが、それでも置くだけで充電のメリットが大きく上回ります.
購入したのはANKERのPowerPort Wireless 5 Stand.ケーブルを挿すことがもはや面倒になるほどの便利さです.
FUJIFILM X70
FUJIFILM X70
外装の赤が気に入って購入したのですから、カバーはできるだけ使いたくありません.そこで購入したのが縁部分のみを覆ったバンパー.しかし角ばった感触がどうも馴染みません.iPhone SEを使っていたときにはエッジの立っている感触が好みだったというのに、まったく自分の感覚や好みなどあてにならないものです.
バンパーを使わずにできるだけ保護できるようにしようということで、液晶面を保護するガラスと背面をカバーする衝撃吸収性を備えたフィルム、それから一段階飛び出たカメラを保護するガラスを購入しました.
背面を保護するフィルムはラウンドした部分まで保護できるのが売りなので買ってみましたがラウンドした部分まできっちり貼るということはそれなりに難易度もな高いわけで、しかも液晶保護フィルムと比べても粘着度も高く、挫折しそうになりながらなんとか貼り付けました.レンズを保護するガラスについては、中央部分に気泡がどうしても入ってしまいソフトフォーカスをかけたような画像になってしまうので貼るのを諦めました.
iPhone 8
カメラの画質についてはとても満足しています.画素数自体はiPhone SEと同じ1,200万画素ですが、F2.2からF1.8へと明るくなり、手ぶれ補正もつきました.ただ、そうしたスペック以上に画質は向上しているように感じられます.
FUJIFILM X70
iPhone SEからiPhone 8に機種変更した結果、
・モバイルSuica対応
・無線充電対応
・カメラ画質の改善
の3つが大きなプラス点かなと思います.
しかしそれ以上にやはりこの色です.若干ダーク系に振られた赤は見るたびにいい色だなと思います.その点だけでも買って満足の端末です.ただし、赤くなったことのデメリットが一つだけあり、サイレントスイッチがどっちにスライドした状態でオンになっているのかがわからないのです.iPhone 7 (PRODUCT) REDの時は白で印が付いていたそうですが、iPhone 8 (PRODUCT) REDはオレンジ色なので覗き込まないとわかりません.なので画面表示を見て確認しています.
2018/04/16
Apple iPhone SE
以前から欲しかった、CarlZeiss C Biogon 2,8/35 ZMを購入しました.
購入したのはレンズ本体と純正フード、UVフィルタです.
FUJIFILM X70
自分は35mm換算で28mmや35mmくらいの焦点距離が好きなのですが、富士フイルムXマウントで使用すると53mm相当になるこのレンズ、やや不得意な焦点距離です.とはいえそれでも欲しいと思ったのはこの外見.
全長約30mm、直径52mmというコンパクトサイズでシルバーのボディに青で墨入れされた外見に緻密さを感じます.
FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 2,8/35 ZM
購入したその足でさっそく試し撮りに.Zeissのレンズといえば高性能レンズの代名詞ともいえる存在.わざと意地の悪い、日差しの入った状態で撮影して見ましたが、極めて優秀な描写です.
FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 2,8/35 ZM
豪徳寺に咲いていた、しだれ桜を.もともと描写の優れたレンズをAPS-Cセンサーで撮影しているので四隅が流れるようなこともなく、細い枝もしっかり描写されています.
FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 2,8/35 ZM
実は1年くらいこのレンズを買おうか迷っていました.高価なレンズではありますが寄れず、実用性に欠けるためです(趣味性の高いレンズに実用性を求めるのはお門違いかもしれませんが、撮りたいものが撮れないのはフラストレーションが溜まるものです).その弱点を補ってくれるのが前回のブログで書いた、焦点工房のヘリコイドつきマウントアダプタです.これにより、テーブルフォトもこなせるようになりました.とはいえ、35mm換算53mmではやや引きが取れない感じではあります.
FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 2,8/35 ZM
栗林公園で撮影したサトザクラ.ピントの合っているとこは花びらの脈までしっかり描写されています.シャープな描写をするレンズだという評価を購入前に見ましたが、確かにシャープでなおかつボケもきちんと悪くありません.
2018/04/15
以前から欲しかったものの、欠品で手に入りづらかった焦点工房の富士フイルムXマウント-ライカMマウントアダプタのヘリコイドつきを購入しました.
富士フイルムXマウントとライカMマウントのアダプタはすでに富士フイルム純正のものを持っているのですが、ライカMマウントの弱点は最短撮影距離であり、ヘリコイドつきアダプタはその問題点を解決できるのです.
FUJIFILM X70
FUJIFILM X70
マウントアダプタにリングがあり、それを回すことで最大6mmまでレンズが繰り出されます.
FUJIFILM X70
カラーはブラックとシルバーがあるのですが、自分はブラックを選択.丁寧な作りで違和感がありません.
ただ、単体で回すと無限遠でカチッとしたストッパーの感触があるのですが、X-Pro2につけるとその感触がなく、中途半端に回したままだと無限遠のピントが甘くなります.なにかと干渉しているのでしょうか.
FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4P
FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4P
ヘリコイドを繰り出さない状態と繰り出した状態での最短距離での撮影.
Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4Pの最短撮影距離は50cm.そのままでは全然寄れませんが、ヘリコイドをいっぱいまで繰り出すとマクロレンズに近いくらい寄れます.ただし、ヘリコイドを繰り出すことで撮影距離は非常に限られるようになるため、使い方にコツが必要です.
FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4P
このようなテーブルフォトはヘリコイドなしでは到底撮影できませんが、普通に撮影できるようになります.