2017/06/18
FUJIFILM X100F
以前にSARW011とかSARB065といった腕時計を買ったりしているのですが、もうちょっと気軽に使えるものが欲しいなと思い、TIMEXのWebをあれこれと見て、The Waterbury Collectionの時計を購入しました.すでに購入した時点で型落ちだったらしく、Webへの掲載はありませんでした.
FUJIFILM X100F
キャンパーやWeekenderと迷ったのですが、白系の文字盤を選択肢から外し、TIMEX買うならINDIGLOは欲しいかなと絞った結果の選択です.とはいえ、ナイロンバンドのWeekenderはこれはこれでよかったなとまだちょっと未練も.そのうち手を出してしまうかも.TIMEXはお手軽価格でシンプルなデザインが多いのがいいですね.ちなみにすべてクオーツです.
FUJIFILM X100F
INDIGLO(文字盤全体が発光して暗所でも時刻確認できる機能)を点灯した状態.明るいところでは薄ぼんやりと点くだけでわからないですね.
FUJIFILM X100F
定価14,000円(購入価格は1万円以下)だけあって、作りは価格相応といったところです.週末メインで使っていこうかなと思っています.
2017/05/19
X100Tのときに気に入って使っていたLENSMATE社のサムレストにX100F用が出たのでさっそく購入してみました.
FUJIFILM X100F
LM X100Fという、いかにも専用品といった感じの型番がついています.
FUJIFILM X70
上から見たところ.シルバーは色合わせが大変だと思うのですが、違和感のない仕上がりです.
FUJIFILM X70
後ろから.サムレスト部分にわずかに後ろダイヤルが見えていますが、ほぼ覆われてしまっていますね.
とはいえこの微妙な、1mmあるかどうかというくらいのダイヤルのはみ出し方が絶妙で、ダイヤルの回転はできないものの親指の爪で押すことはできるので、撮影後にサムレストを折り曲げずに画像を拡大することができます.そういう用途を狙ったものかはわかりませんが、地味に便利です.
FUJIFILM X70
後ろダイヤルの回転やシャッタースピード兼ISO感度ダイヤルの操作時には、こうしてサムレストを途中で折り曲げることで操作可能になります.
二つ折り構造になっているものの、カタつきもなく安定しています.
FUJIFILM X70
サムレストは二段階でここまで折り曲げることができます.
待望の製品で、日本国内の販売店であるオリエンタルホビーから入荷通知がきてすぐに発注しました.期待を裏切らない出来栄えです.一度使うと、外した状態では持ちづらく感じるほどです.
X100T用は1ピース構造でやや複雑な形状でシャッタースピードダイヤルや後ろダイヤル、ボタンを避けて作られていましたが、それでもダイヤルの操作性がやや落ちる面がありました.手の大きな外国人などではさらに操作に苦労したのではないでしょうか.今回は2ピースで二つ折りにすることで撮影時は大きめのサムレストで安定性を、ダイヤル操作時にはサムレストを折り曲げて操作性を重視できるようになりました.サムレストを折り曲げるという行為が必要になりますが、そこは一長一短.ちなみにX100T用のものと比べて数mm、サムレストの長さというか横幅が狭くなっているようです.
2017/04/16
1年ほど前にセイコー プレザージュSARW011を購入してから、毎日時計をつけるようになったのですが、ちょっと困ったことが起きるようになりました.時計をつけている左のシャツの袖が擦り切れてしまうようになったのです.右側の袖は何も起きていないので、原因は時計と擦れているのは間違いないでしょう.使っている時計を見ると、プレザージュSARW011はきちんと面取りされているのに対してセイコー5はエッジが立っています.コストの問題以前として時計としての性格もあるのでこれはこういうものなのでしょうけど、シャツの寿命が短くなるのはちょっと嬉しくありません.かといってプレザージュだけ1本で行くのもちょっと味気ない…… ということで、もう1本時計を買ってみることにしました.
・予算は昨年より控えめで
・メカニカル(自動巻/手巻)
・シンプルなもの
・ややカジュアルより
という条件で探したところ、セイコーのメカニカルウォッチのシリーズである「SARB065」がよさそうだということになりました.ただ、セイコーのページには製品情報が掲載されていません.どうやら少し前に生産終了になったようです.日本のページには掲載されていませんが、アメリカのプレザージュのサイトには同じデザインの後継機種が新製品として掲載されていました.ただ、文字盤に「PRESAGE」のブランド名が入ってややデザイン的にせわしなく感じられるのと、ムーブメントが新型になって薄型化されたものの精度が落ち、リザーブの時間も減少しているなどのデメリットもあるため、在庫があるうちにとyodobashi.comに注文を入れました.注文を入れた時点で在庫僅少であり、その後も在庫のある店舗が減ってきているので、販売終了になるのも時間の問題のようです.
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F.4 R
プレザージュSARW011(定価10万円)に比べると定価55,000円と約半値ということもあって、箱も簡素な感じです.
FUJIFILM X-Pro2 + XF60mm F2.4 R
正面から見るとシルバーがかったホワイトの文字盤に見えますが……
FUJIFILM X100F
斜めから見ると放射状に細かく刻まれた線に光が反射し、薄く青みがかって見えます.この絶妙な色合いが購入の決め手となりました.
FUJIFILM X-Pro2 + XF60mm F2.4 R
ちょっとわかりづらいですが、ガラスがエッジ部分でラウンドしており、そこがクラシカルな雰囲気を出しています.ガラス自体はサファイアガラスではなく、通常のガラスにハードコーティングを施したもののなので、傷には気をつけたほうがよさそうです.
FUJIFILM X-Pro2 + XF60mm F2.4 R
バンドはカーフでエナメルのような仕上げ、黒のバンドに青のステッチが入っています.個人的にはあんまり好みではないのと、時計とバンドの色があっていないようにも感じられるので、別のものに変えてしまおうと物色中です.
FUJIFILM X-Pro2 + XF60mm F2.4 R
裏面はシースルー仕様.キャリバーは6R15C.質実剛健な感じでしょうか.プレザージュSARW011のキャリバー6R27も質素な感じだと思っていましたが、6R27では回転錘に装飾が施されていたものがなくなりセイコーのロゴも刻印になっていたものがこちらではプリントになっています.
FUJIFILM X-Pro2 + XF60mm F2.4 R
どちらもお気に入りです.
FUJIFILM X70
バンドを交換してみました.雰囲気がだいぶ変わりますね.
2017/03/24
FUJIFILM X100F
新しいヘッドホンを購入しました.
KOSSのPortaPro、正確にはPortaPro PREMIUM RHYTHM BEIGE Japan Editionという、特別色の限定モデルです.
通常のPortaProはボディカラーが黒で、Amazon限定として白が、他にも赤なども限定で出ています.この色は5,000台限定とのことだそうですが、発売からしばらくたっても普通に売られているところを見るに、それほど人気があるというわけでもなさそうです.
FUJIFILM X100F
なんていうか、いまどきのデザインではない、古さというのも微妙な独特に雰囲気を感じます.発売は1984年とのことで、30年以上も売られ続けているロングセラーモデルです.会社での反応では、医療器具みたいだとか言われてしまいました.色のせいもあるのでしょうか.
FUJIFILM X100F
ケーブルにはコントローラが付いており、ボリューム、1ボタンで再生と停止、曲送り/曲戻し、そしてマイクで通話が可能です.
音質ですが、ボリューム感のある低音が特長です.かといって高音が犠牲になっているわけではないので、どんな音楽でも楽しめそうです.
装着感は本体が軽いこともあって長時間つけていてもつらい感じではないです.また、締め付けを3段階で調節する機能が搭載されていますが、いちばんタイトな状態でも痛みを感じるようなことはありませんでした.
FUJIFILM X100F
持ち運ぶときはヘッドバンド部分をいちばん短くし、左右のユニット部を内部に折りたたんで左右をフックで固定することでコンパクトになります.またサイズがぴったりのポーチも付属しています.ただ、オープン型なので音漏れはそれなりにあり、電車などではボリュームのあげ過ぎには注意したほうがよさそうです.自宅で音楽を聴くために買ったものなので持ち運ぶことはそれほどなさそうですが、収納時にポーチにしまっておけるのは利点です.
2017/02/26
富士フイルムのX100Fを購入しました.
いままでは前作のX100Tを使っていました.レンズ描写の良さ、光学ファインダと電子ファインダの両方を切り替えながら使うことのできるハイブリッドビューファインダ、そしてクラシカルな外見などが気に入っていたのですが、X-Pro2のフォーカスレバーやX70のタッチパネルに慣れるとAFポイントの移動が煩わしく、また操作系が左右に分散してやや煩雑なことがやや気になっていました.
そうした気になるポイントを改善し、画像センサや画像処理プロセッサをX-Pro2と同等にしたX100Fが出たので予約して購入したというわけです.ちなみに購入にあたってはX-T1とX100Tを下取りに出したところ、出費額は12,500円ほどで抑えることができました.X100T用の純正のサムレストも下取りに出したのですが、定価1万円位するのに500円でした.周辺機器は下取り額が低いですね.かといって残しておいてもX100Fには使えそうにないのですが.
FUJIFILM X70
FUJIFILM X70
外見はX100シリーズを踏襲しています.このデザインがX100シリーズのアイデンティティなので、大きくは変えないのでしょう.
シルバーの色味がやや明るくなったような気もします.販売店のかたいわく、初代X100の発表時の色合い(製品版ではない)に近い感じだそうです.
また、X100Tに比べてエッジが立っているというかシャープになった感じがします.
サムレストはレンズメイト製のX100T用のものを暫定で装着していますが、指がかり部分が後ろダイヤルを邪魔するのでイマイチです.持ちやすさと後ろダイヤルの使い勝手を天秤にかけて前者を選んだのですが、X100F用が出たらすぐに購入したいです.
外見はX100シリーズながらも、シャッタースピードとISO感度を兼用したダイヤルや、露出補正ダイヤルに「C」ポジションが追加されて、フロントダイヤルでも露出補正が可能になるなど、こうした部分はX-Pro2に準じています.なお、X-Pro2にもない機能としてISO感度もフロントダイヤルに割り当てることができます.
Apple iPhone SE
Apple iPhone SE
X70と比べるとやや大きいですね.細かな違いはあれど、X70もX100Fも、そしてX-Pro2も操作系が近いのは美点です.
バッテリがX70と同じNP-95からX-Pro2と同じ、やや大きなNP-W126(S)に変更になりました.それでも全体のサイズはX100TもX100Fもほぼ同じです.バッテリを極力同じものを使うように設計してくれるのはユーザには親切な設計ですね.X-T2で4K動画の熱対策としてNP-W126Sというバッテリが採用されましたが、旧型のNP-W126と互換性があるあたりにもそうした姿勢が感じられます.
FUJIFILM X100F
ASTIA F4.0 1/60秒 ISO4000
新宿駅前.夜景は自分の好みよりも明るめに露出が出やすいので-1/3補正.自分にとってX100Fは5台目のXシリーズのカメラですが、いつもどおり信頼の置ける画質です.だからこそ現物を見もしないで予約購入できるのです.
FUJIFILM X100F
ASTIA F5.6 1/56秒 ISO12800
X-T1やX100T、X70に採用されていたX-Trans CMOS IIでは常用できるISO感度は6400までかなという印象でしたが、X-Trans CMOS IIIになって、画素数が1600万画素から2400万画素に上がったにもかかわらず、ISO感度12800でも十分使える画質になりました.
FUJIFILM X100F
ASTIA F5.6 1/8秒 ISO640
ND8フィルタを内蔵しているのはX100Tと同じ.無理に絞らなくても低速シャッターを日中でも使えるのは重宝します.
FUJIFILM X100F
ASTIA F5.6 1/60秒 ISO1250 デジタルテレコン50mm相当
FUJIFILM X100F
ASTIA F5.6 1/60秒 ISO1250 デジタルテレコン70mm相当
X70に搭載された、デジタルテレコンバータがX100Fにも搭載されました.デジタルズームによる拡大処理なのですが、不満のない画質に仕上がっています.操作方法はX70と同様にレンズ鏡筒部分にあるコントロールリングを回すのですが、X70が回し続けると28-35-50-28-35……と変化し続けるのに対して、X100Fは35-50-70と変化した時点で停止し35mmには戻りません.地味な改良ですが使いやすくなっています.
FUJIFILM X100F
ASTIA F4 1/60秒 ISO2000
中野のフジヤカメラで購入したのですが、中野の飲食店には詳しくないんで新宿に移動してボンベイでカレーを.思えばX100Tを買った時もボンベイで夕食をとって試し撮りをしたのでした.
FUJIFILM X100F
ASTIA F2.8 1/60秒 ISO800
小籠包.X100シリーズのレンズは4世代とも同じレンズが使われており、絞り開放でのマクロ域の撮影時の収差が好みの分かれるところではあります.1段絞ってF2.8で撮りましたが、最短撮影距離10cmに近いところまで寄ると少々ふわっとした描写になりますね.
FUJIFILM X100F
ASTIA F2.8 1/60秒 ISO1000
ホットケーキ.銅板焼きによる綺麗な色合いが食欲をそそります.
このくらいの距離だと収差の影響を感じません.
FUJIFILM X100F
ASTIA F2 1/90秒 ISO400
絞りF2開放.撮影距離も近め.ピントが合っているイチゴがソフトフォーカス気味になっています.だいたい1段、気になるようであれば2段絞ってF4にすればシャープな画質になるので、そこはお好みでどうぞという感じでしょうか.X100Tの時は2/3段絞ってF2.5で撮るのが好みでしたが、画素数の増加による影響か、1段絞ったF2.8がX100TのF2.5に近いような感じもしました.この辺はあれこれ撮っていって好みを探っていきたいところです.
まだ購入から3日程度なので結論を出すには早いかもしれませんが、いい買い物であったと思っています.X100TのボディにX-Pro2の性能を入れたカメラといえるもので、レンズ固定式のX-Pro2のような感じです.
普段使いにはやや大きいですが(日々の持ち歩きにはX70を使っています)ちょっとした散歩や小旅行にはぴったりではないでしょうか.X70にはないファインダはやはり大きなアドバンテージです.