2012/05/15

宮古・浄土ヶ浜・三陸鉄道の旅(前編)

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 23:59

 土日を利用して、東北に出かけてきました.
 今回は宮古に向かい、浄土ヶ浜で1泊、翌日三陸鉄道と八戸線を経由して八戸から新幹線で戻るルートです.

Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5

 宮古には昨年の12月も行きましたが、そのときと同様に「はやぶさ1号」で盛岡に向かいます.盛岡から宮古までの列車本数が限られてしまうため、行程がどうしても限定されてしまいます.

Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5

 盛岡から宮古に向かう途中で、なんかヘンな列車が停まっているなと思って見たら、「アンパンマントロッコ列車」でした.

Apple iPhone 4S

 三陸鉄道の宮古駅ではちょっとしたお祭りが開催されていました.地元の吹奏楽部の演奏がされていたり、ミニSLが走っていたりとなかなかの賑わいぶりです.
 昨年12月に来たときには天候に恵まれず、暴風雨で人気が少なかったので、なおさら華やいだ雰囲気を感じます.

Apple iPhone 4S + Hipstamatic

 屋台の焼きうどんなんかを食べたりしてぶらぶらしている間に、駅が騒がしくなってきたので行ってみると、さっき見かけたアンパンマントロッコ列車が到着するところでした.
 折り返し出発するようで慌ただしく家族連れが乗り降りしていたのですが、どの子供もものすごく嬉しそうでした.さすが人気キャラはすごいなと感じました.
 こちらによると、JR四国、JR東日本、JR貨物の共同事業で被災地の子供を無料招待しているそうです.そもそもこのトロッコ車両はJR四国が作ったものなのですが、それを被災地の子供達を励まそうということでJR貨物が東北まで運び、こうして被災地を回っているとのことで、なんだかすごくいいものを見せてもらった感じがしました.

Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5

 宮古駅からは送迎バスでホテルへ.宿泊地は「浄土ヶ浜パークホテル」です.
 浄土ヶ浜という景勝地の高台に立つホテルで、景観のよさが売りです.
 チェックインしようとしてロビーに足を踏み入れたところで、思わず声が出てしまいました.眼下に見える景色が素晴らしいのです.

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 客室からの眺めです.海側と山側で値段が違うのも納得です.
 窓を開ければ波の音と鶯の鳴く声が聞こえてきて、最高の気分です.

Nikon D700 + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4

 ホテルから10分ほど歩くと浜に出ることができるので、荷物を下ろしてすぐに出かけました.
 震災の爪痕はここにも残っており、立ち入り禁止の場所があったり、海沿いの柵がなくなって応急処置的なものが使われていたりしました.
 また、あとからホテルのエレベータ内に貼られていた写真を見て気付いたのですが、浜辺の形状も変わっているような気がしました.

Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5

Nikon D700 + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4

 この日は雨は降っていませんでしたが、どんよりとした雲行きで海も荒れ気味でした.
 予定では遊覧船に乗るつもりだったのですが、ホテルに聞いても出港するかわからないとの返答で、そもそもこの波では乗らないほうがよいだろうと思い諦めました.浜にいるときに遊覧船が出航しているのが見えたのですが、あの波の揺られ方では乗っていたら夕飯を美味しく食べることはできなかっただろうなというレベルでした.

 そろそろ帰ろうかと元来た道を戻ろうとしたところでパトカーがやってきました.
 ちらっと見ると車体に書かれた文字が「愛媛県警」.ちょっとビックリしました.応援なのでしょうか.ナンバーだけはしっかり「岩手」になっていたのは警察らしい律儀さを感じました.

RICOH GR DIGITAL III

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 夕食、朝食ともにバイキング形式でした.
 素晴らしいのは、地元でとれた食材をふんだんに使用していること.ヒラメの刺身は宮古港で仕入れたもので、山菜や牛乳、お米なども地元でとれたものと表記がありました.
 こうして地元の食材が出てくることで、一歩一歩復興に向かっているのがわかります.

後編に続きます)

2012/05/04

浜岡原子力舘

Category: 旅行・観光,社会・政治・世情一般 — Annexia @ 23:16

Apple iPhone 4S + Hipstamatic

 連休に実家に帰省したので「浜岡原子力舘」に出かけてきました.
 ちなみに実家は浜岡原子力発電所から30km圏内にあります.

RICOH GR DIGITAL III

 建物は2つにわかれており、駐車場の近くには新エネルギーホールがあります.
 こちらは風力発電をはじめとした、いわゆる再生可能エネルギーが紹介されています.が、こちらはどうも力が入っていないというか、パネル展示が主体で見るところがあんまりない印象でした.

RICOH GR DIGITAL III

 こちらがメインともいえる、原子力舘です.展望タワーが見えます.

RICOH GR DIGITAL III

 建物のメインともいえる、原子炉の実物大模型です.3号機のものと同じだそうで、これで出力110万kWになります.模型とはいえ、ちょっと恐怖感というか寒気がしました.

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 デモが始まるとこんな感じで電飾ばりばりに表示され、制御棒が下にスライドすると背後にモニタが表れるなど、力の入れようにはすごいものがあります.
 展示施設自体が子供をターゲットにしたもののようで、説明なども子供向けっぽい感じでした.

RICOH GR DIGITAL III

 建物には展望施設が併設されており、原子力発電所全景を見ることができます.1-5号機すべてが見えました.

 福島第一原発事故をうけて、様々な対策工事が行われている浜岡原子力発電所ですが、東海地震で直撃を受けることが想定され、そもそもの問題として真下に活断層が通っているのではないかという話があるなど、立地そのものがハイリスクです.冷温停止状態になってからそろそろ1年が経過しようとしていますが、このまま運転終了となって無事に燃料が処分されることを願ってやみません.

2011/12/26

2011年を振り返る-2 旅行編

Category: 旅行・観光,日記・雑記 — Annexia @ 22:19

 2011年を振り返るその2、旅行編です.
 今年は例年にもまして旅行をすることが多かったです.
 長距離移動をしたものをざっくりまとめてみました.

 2月:青森(浅虫温泉、五所川原) 移動距離:約1,530km

Nikon D700 + Ai AF Zoom-Nikkor 28-105mm F3.5-4.5[IF]

 真冬の青森は初めてなので、防寒対策をバッチリして行ったところなぜだか温かく、雪ではなくて雨に降られるような天候でした.五所川原の地吹雪はスゴいと評判だったので怖いもの見たさ的な感じで楽しみにしていたのですが.
 ストーブ列車に乗って出かけた斜陽館はよかったですね.太宰好きとしては格別でした.途中で携帯電話を落としたことに気付いて血の気が引きましたが、ストーブ列車車内に落ちていたのが見つかって回収できたのも今となってはよい思い出です.

 4月:福岡-熊本-大分(別府) 移動距離:約2,820km

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2 ZF

 震災やらちょっとしたトラブルやらで気分が滅入っていたので、気晴らしに遠くに行ってみようということで出かけた先が九州.目的地云々というよりも列車に乗り続けるのが目的のような旅行でした.
 別府温泉で夕飯を済ませてまったりとしていたときに地震に襲われたのは(微震でしたが)げんなりでした.

 6月:福島(広野、いわき) 移動距離:約490km

RICOH GR DIGITAL III

 福島第一原発から20km圏内は立ち入り禁止になっていますが、だったらその周辺はどうなっているのかと常磐道をひたすら北上してみました.終点の1つ手前の広野で全車両が下ろされ、広野インターを通過した先にあったのは原発対策拠点であるJヴィレッジ.そこから北は20km圏内ということで立ち入り禁止でした.相手は姿も形も見えない放射性物質.静かな周辺地域は不気味な雰囲気でした.
 そこから南に進んでいくと、復旧工事もされていない常磐線の傾いた電柱やらが目に入り、久ノ浜駅のあたりで港のほうに入ったところの光景で言葉を失いました.すでにがれきはあらかた片付けられていたのですが、逆にその、なにもないがらんとした海まで見渡せる様子があまりにも異様で衝撃的でした.

 6月:青森(八戸、不老不死温泉、十二湖)-秋田 移動距離:約1,610km

RICOH GR DIGITAL III

 2月の青森旅行とほぼ同じルートをたどっての旅行.ただし下車したところが異なり、このときは八戸下車で八食センターで昼食をとり、西海岸の不老不死温泉で1泊しました.夕陽が沈むのを眺めながら露天風呂に入るというのは一度はやってみたかったので満足です.翌日の十二湖がかつて見たことのない透明度と美しい青さでこれもまた格別でした.

 7月:新潟-富山-長野(松本) 移動距離:約650km

RICOH GR DIGITAL III

 6月の青森とこの新潟・富山経由での長野旅行は両方ともJR東日本の「東日本パス」という割引切符を使いました.1日1万円で全列車乗り放題で2回まで指定席もとれるというのはなかなか使いでがありました.しかし、こういう切符があると、つい元を取ろうとしてムダに長距離移動するのは悪い癖ですね.このときも移動ばかりでした.
 7月の松本は非常に暑く、かき氷が美味しかったことが記憶に残っています.

 9月:愛知(名古屋)-三重(伊勢) 移動距離:約950km

RICOH GR DIGITAL III

 できれば1年に1回、せめて2年に1回は伊勢詣でをしたいもの.ついでに名古屋でリニア博物館も見物したいし.ということで金曜の夜出発という変則的なパターンで出かけました.
 名古屋から伊勢に移動している最中から天候が崩れ始め、到着する頃には大雨、そして参拝の最中も土砂降りという天候に恵まれない日程でした.
 リニア博物館は期待値ほどではないというか、大宮の鉄道博物館のほうががんばってるなという印象でした.新幹線に展示が偏っているのはやはり経営の大半を新幹線に頼っているJR東海が運営しているので仕方のないところでしょうか.

 11月:福島(塔のへつり、会津若松) 移動距離:約530km

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 原発事故でまるで県全体が危険地帯であるかのように扱われがちの福島県.でも実際のところ会津地方などの山間部は部分的なホットスポットはあるにしても安全な地域が多いのも事実.直線距離で250km程度と日帰り旅行先としては手頃なので、紅葉には少し遅い時期でしたが出かけてみました.
 鉄道で福島入りする場合には新幹線を使うのが一般的ですが、鉄道を趣味とするものとしてはやはり別方面から・・・ということで新宿出発の鬼怒川温泉経由で野岩鉄道や会津鉄道を使って旅行してみました.実はこのルートを使うのは2回目で、前回の旅行で気になっていた「塔のへつり」にも立ち寄ることができました.
 個人的に会津若松といえば筆頭にあげるのが「さざえ堂」.江戸時代に建てられた、このトリッキーな二重らせん構造の建造物は何度訪れてもたまらないものがあります.チケット売り場のかたの話では地震発生時には相当揺れたそうですが、とりあえず損傷箇所はなかったそうです.

 11月:宮城(仙台、松島) 移動距離:約730km

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 これは旅行ではなく出張でした.仕事自体は前日の夜中で完了し、翌日は午後までに出社すればOKだったので、早めにホテルを出て松島まで行ってきました.復興工事の最中とはいえ、そもそも松島はそれほど津波の影響もなかったようで、観光船などの再開も早かったようです.しかし、客足は遠のいてしまい、観光で生活が成り立っている方々にとっては厳しい状況が続いているそうです.

 12月:岩手(宮古、平泉) 移動距離:約1,270km

Nikon D700 + CarlZeiss Distagon 25mm F2.8 ZF

 2011年最後の旅行ということで、贅沢にも「はやぶさ」のグリーン車を使って盛岡に.とはいっても、グリーン車はVIEWカードのポイント利用のアップグレードですが.盛岡から山田線で宮古に.震災のときには宮古駅前まで浸水があったようですが被害は免れたようです.しかし、そこから川の下流方面に歩いて行くと、鉄橋が流されて土台だけになった山田線や、1階ががらんどうになった建物などが見えました.宮古市庁舎の横を歩いていたときに、ここはなんか見覚えがあると思ってあとから検索したら、ものすごい勢いで真っ黒い海水が逆流して漁船や車が流されていた場所だということを知り、改めて恐怖を感じました.この日は嵐のような天候で歩くのがやっとのような状況でした.
 翌日は盛岡から平泉に向かったのですが、今度は強風にやられて乗っていた列車が花巻で運転打ち切りとなってタクシーで平泉に向かう羽目に.タクシー代はJR持ちなので懐は痛みませんが、2時間のロスは大きかったです.平泉からの帰りも一ノ関に向かう東北線が運行しておらず、バスでやっと帰れたような有様でした.


 移動距離を計算してみると、10,000kmオーバーになりました.
 東北方面の旅行が多いですね.震災に微力ながら支援したい、でもボランティアできるほどの思い切りもなく・・・という中途半端さから旅行という形につながった感じでしょうか.
 ちなみに全都道府県制覇までの道のりはまだまだ遠いです.

2011/12/05

岩手旅行(その2、平泉編)

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 23:59

 (その1、宮古編のつづきです)

快速「平泉世界遺産号」

Nikon D700 + CarlZeiss Distagon 25mm F2.8

 盛岡を出て平泉に向かいます.ちょうど盛岡駅始発の「平泉世界遺産号」という快速列車があるので、それに乗り込みました.
 昨日の荒天がウソのようにいい天気です.が、乗車後に不吉なアナウンスが.「本日は強風のため列車が遅れることがあります」.でも盛岡は風もほとんど吹いてないし問題ないだろうと判断してそのまま平泉に向かうことにしました.

虹

Apple iPhone 4S

 車窓を眺めていると、虹が見えました.あとから思えば、天候不良の前触れだったのかもしれません.
 車窓を眺めていてもはっきりわかるほどに風が強くなってきました.
 途中、花巻駅に到着したところで列車が動かなくなりました.ときどきアナウンスが入って、強風の影響で運行予定は未定ですと言われてしまいます.
 そして花巻到着から約1時間後、東北本線の運行のめどが立たないので急ぎの人は釜石線に乗り換えて新花巻で東北新幹線に乗り換えるようにとのアナウンスが流れました.まあ時間には余裕があるしと待っていたら、それから程なくして駅員がやってきて「この列車はここで打ち切りなので、代行タクシーで目的地までお送りします」と言われてしまいました.

平泉駅

Nikon D700 + CarlZeiss Distagon 25mm F2.8

 花巻から平泉までタクシーで約1時間.結局、当初予定より2時間遅れでようやく平泉に到着しました.
 写真の左のほうにのぼりが見えますが、風で巻き上げられてしまっています.天気はよいのですが、歩くのも躊躇するような風の強さです.少し迷ったのですがとりあえず駅から数百メートルの距離にある毛越寺に向かいました.

毛越寺

Nikon D700 + CarlZeiss Distagon 25mm F2.8

 世界遺産に認定されたためか、それとも認定されるための準備段階からそうしていたのかはわかりませんが、駅からの道路がきちんと整備され複数の言語で案内が出ていました.

毛越寺 庭園

Apple iPhone 4S + AutoStitch Panorama

 毛越寺といえば浄土庭園です.仏の世界をイメージしたという庭園はかなりの広さに及びます.
 広角レンズでも全景を収められないので、iPhone 4Sのパノラマ撮影アプリを使ってみました.クリックで幅2,000ピクセルの画像が表示されます.こうやって全景を無理矢理撮影しようと欲張ること自体が俗世間のしがらみを感じさせますね.しかし、毛越寺のオフィシャルWebでも似たようなことをしているので、まあ免じてもらうことにしましょうw
 元々は庭園の周囲に建築物があったのですが、年月の経過とともに失われて、いまは土台くらいしか残っていません.なので往時の姿は想像図を見るしかありません.

 続いて中尊寺に向かいます.中尊寺までは1km以上距離があるのでバスに乗ります.歩いても行けなくはないのですが、時間的にも強風的にもシビアなので楽な手段を選びました.

平泉もち御膳

Apple iPhone 4S

 すでに時刻も14時くらいになってしまったので、さきにふもとのレストランで昼食をいただきました.
 「平泉もち御膳」なるもので、お椀に餅料理が入ったもの6種類とサラダのセットです.食べる順番があるとのことで、「あんこ」「しょうが」「ずんだ」「辛味(大根)」「白胡麻」「雑煮」の順番にどうぞといわれました.つまり、甘いものとしょっぱいものを交互に食べる仕掛けです.
 餅は軟らかくて美味しいのですが、さすがに6種類もあるとなかなか苦労します.さすがに腹持ちがよく夕飯も軽くつまんで済ませるほどでした.

 中尊寺までは結構急な坂道というか山道を進むのですが、餅で腹がふくれた状態で歩くのは難儀しました.

中尊寺 金色堂

Nikon D700 + CarlZeiss Distagon 25mm F2.8

 中尊寺といえば誰もが思い浮かべる、金色堂です.金色堂自体が「覆堂(おおいどう)」と呼ばれる建築物に収められています.内部は撮影禁止です.
 藤原氏の勢力を物語る象徴として語られる金色堂ですが、さすがに圧巻でした.単に金箔を貼り付けているだけでなく、細かな貝細工などが施されています.


 中尊寺を出て再びバスに乗って平泉駅に戻ってみると、未だに東北本線はほとんど動いていない状態でした.切符の自販機は販売中止の紙が貼られており、駅員にもいつ次の列車がやってくるかわからないという状況です.1時間後の一ノ関からの新幹線の指定席を持っている身としては気が気ではありません.
 結局、在来線は諦めて路線バスで一ノ関に向かって無事に新幹線に乗ることができました.

 今回は旅行全体が天候に振り回された感じでした.行程を組むときにはさすがに天候のことまでは想像できないので苦労しましたが、それもまた旅行の醍醐味ですね.それにこうやって予定通りにいかなければ、その部分は次の旅行にとっておけばよいのです.

2011/12/04

岩手旅行(その1、宮古編)

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 23:59

 東北応援パスを利用して、今年最後の旅行に行ってきました.

 6月の青森旅行に使ったのは「東日本パス」でした.これは1日新幹線を含めてJR東日本区間内乗り放題で1万円(指定席は2枚まで取得可能)というもので、今回の「東北応援パス」は土日2日間で各駅停車や快速が乗り放題で9,500円.1泊2日の旅行で計算すると特急券で10,500円以上使えば東日本パスのほうが得です.だいたいこういう切符を使うときは長距離乗るわけなので、今回のほうが割高ではあります.

新幹線「はやぶさ」

Nikon D700 + CarlZeiss Distagon 25mm F2.8

 今年最後の旅行を締めるべくというわけでもないのですが、行きの列車を豪華にしてみました.「はやぶさ」しかもグリーン車です.とはいっても、グリーン車にしたのはクレジットカードのポイントを使ってのことなので、指定席特急券分の料金しか支払っていません.
 さすがに快適でしたね.飲み物はサービスで出ますし、ゴミの回収なんかもしてくれます.「はやぶさ」は速度も素晴らしく、仙台-盛岡間は瞬間速度ではなくコンスタントに300km/h弱で走り続けていました.これは従来車両に比べて騒音が抑えられているので速度を出しても規制に引っかからないという側面もあるようです.

南部せんべい

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 盛岡駅に着くと、東北新幹線全線開業1周年記念ということで南部せんべいを配っていたのでいただきました.

快速「リアス」

Nikon D700 + CarlZeiss Distagon 25mm F2.8

 盛岡からは山田線で快速「リアス」に乗り換えて宮古に向かいます.
 この段階ですでに天気がぐずついています.
 約2時間かけて宮古に到着しましたが、観光できるという雰囲気どころではない暴風雨でした.ついた時刻が13時過ぎなので、とりあえず昼食をということで駅前の「蛇の目 本店」に向かいました.

ウニ、イクラ、カニ、ハタハタの卵 etc.

サンマのつみれ汁

刺身盛り合わせ

照り焼き

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 今年、何回も東北を旅行しているのは、自分なりの方法で支援をしていこうという気分のあらわれでもあります.震災の影響で客足の遠のいた観光地に行って、少しでも飲み食いをして、買い物をして支援をしたいと.
 ・・・という大義名分をいいことにいちばん豪勢な「磯定食」を注文したところ、とんでもないことになってしまいました.このボリュームは凄まじいです.どれも美味しいのがさらに辛いところで、残すなんてもったいなくてできません.

JR山田線 鉄橋

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 当初の予定では浄土ヶ浜に向かうつもりだったのですが、天候も酷く、昼食にたっぷりと時間をかけてしまったこともあって時間がなくなり、帰りの列車時刻まで駅周辺を散策することにしました.

 ほとんど嵐のような状態のなかを歩いて近くの川まで行って目にしたのは橋脚だけになったJR山田線の鉄橋でした.
 さらに市街地のほうに向かっていくと、見覚えのあるところに出ました.右手に川の堤防、そして道路をはさんで駐車場のある場所.ここは津波が川を逆流して堤防から水があふれて車などを押し流したところです>YouTube.すでにがれきは片付けられていてないのですが、ひしゃげた柵や堤防の反対側にある1階をベニヤ板で覆った宮古市役所など、はっきりとここが津波の被害を受けた場所であることが伝わってきます.また、ここにはあのダイムラーから寄贈された支援メッセージ入りのトラックが置かれていました.
 津波で大きな被害を受けたにもかかわらず、すごいスピードで復興を遂げつつあるパワーに津波に負けない強い意志を感じました.

 再び山田線に乗って、盛岡に到着したのが18時.とりあえずホテルにチェックインしてから、夕飯を食べに街中に出かけました.

じゃじゃ麺

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 岩手で有名な麺類といえば、わんこそば、冷麺、そしてじゃじゃ麺です.以前から一度は食べてみたかったじゃじゃ麺をいただきにホテル近くの店に出かけました.
 もっちりとした平べったい麺に濃厚な肉味噌が乗った、独特の食べ物です.さらに独特なのは、少し残した状態で生卵を割り入れてスープを入れる「チータンタン」なるものをいただくこと.一粒で二度美味しい感じです.

その2、平泉編につづきます)