2013/11/20

飯田線秘境駅号と長野観光(その1)

Category: 旅行・観光,鉄道 — Annexia @ 23:18

 週末に鉄道旅行で飯田線や長野を旅行してきました.

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 今回の大きな目的は飯田線を走る急行列車「飯田線秘境駅号」に乗ること.
 飯田線は愛知県の豊橋駅と長野県の辰野駅を結ぶローカル線で、元々が私鉄だったということもあり、駅数が非常に多いのが特徴です.
 また山間部を走ることもあって「秘境駅」と呼ばれる、利用者の少ない駅がいくつかあります.この列車はこれらの駅に停車する観光列車なのです.

 東京から新幹線で豊橋まで向かい、豊橋から飯田線に乗り換えます.この「飯田線秘境駅号」は、春や秋の観光シーズンに期間限定で運行されています.

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 飯田線は単線ということもあって、行き違いのため停車することが多々あります.また、数少ないながらも途中まで特急列車も運行されているため、このような通過待ちもあります.右側が今回乗車した急行列車で、左側が特急「伊那路」です.

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 秘境駅のなかでもメジャーな存在?ともいえるのが、この小和田駅.皇太子妃の旧姓が同じ(よみは違う)ということもあって、話題になりました.
 周囲には民家も道路もなく、最も近い民家までは徒歩で20分かかるそうです.

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 また、駅のあるところは静岡県ですが、愛知県と長野県との3県をまたぐ県境に近いところだそうで、案内板が出ていました.

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 列車内では車内販売もなく、しかも秘境駅めぐりなわけなのであらかじめ食料を調達しておかねば、ということで豊橋駅で購入した「ちくわ稲荷寿司」を昼食にいただきました.豊橋は「ヤマサちくわ」もあり、また豊川稲荷も近いこともあって、このような駅弁が作られたようです.稲荷寿司もちくわも好きな自分としてはもってこいな感じです.

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 何駅もの秘境駅に停車しましたが、この田本駅もなかなかにインパクトがありました.
 絶壁と天竜川に挟まれたところにぽつんとある駅で、車道に出るまで15分ほど歩く必要があるそうです.民家はゼロ.
 その車道に向かう、線路をまたいだ歩道の上から撮影をしましたが、駅からの階段はすれ違いもできない細いもの.観光すらも一苦労です.

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 天竜峡駅を過ぎると、山岳の秘境区間も終わり、民家も増えて乗っていて明らかにわかるほど線路もよくなります.
 列車は終点の飯田駅に到着し、折り返し特急伊那路として豊橋に戻ります.
 ちなみに「飯田線秘境駅号」所要時間は5時間40分ほどかかりますが、特急は所要時間2時間半です.

 飯田駅で各駅停車に乗り換えて、本日の宿泊地である伊那市に向かいます.
 飯田線はJR東海のエリアですが、中央本線に直通する列車もあるため、右側のようなJR東日本の車両も走っています.

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 伊那市には2つの名物料理があります.
 ひとつは「ローメン」.店によってレシピが多少異なるようですが、汁気の多い焼きそばとでもいうか、不思議な食べ物でした.肉にはマトンを使ったりするそうですが、食べたものがマトンかどうかはちょっとわかりませんでした.
 もうひとつは「ソースカツ丼」.ソースカツ丼自体は日本中にいくつか出すところがあり、会津や前橋もソースカツ丼がメインだったりします.伊那市や駒ヶ根などの一帯もそうしたソースカツ丼がメインの地域です.
 ボリュームがすごくて食べきれるか不安だったのですが、柔らかくて肉厚のカツ丼が絶品でご飯が進み、一気に完食しました.ちょっと感動的なほどに美味しいソースカツ丼でした.

 つづきます.

2013/10/06

黒部ダム

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 23:37

 日帰りで松本方面に旅行に行ってきました.

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 都内はあいにくの雨.先行きが危ぶまれる天候です.
 長野方面に向かうには地域によってルートが異なります.軽井沢や長野市であれば東京駅から長野新幹線、松本であれば新宿から中央本線で特急あずさ/スーパーあずさで.
 新宿からあずさに乗るのはこれが初めてです.

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 9時に新宿を出発して終点の松本に到着したのは12時.
 駅前に出たところで奇妙なカラーリングのバスを発見.赤いドット柄で草間彌生っぽいと思ったら、やはりそうでフロント部分にサインが入っていました.しかもあとから写真を見返してみたらナンバーまで「841」.

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 まずは昼食、ということで駅前にある食堂「高橋」へ.
 「カツ丼」というと、地域によって卵でとじたものであったり、ソースをかけたソースカツ丼だったりしますが、ここのカツ丼はその両方.つまり、ソースをくぐらせたカツ丼を卵でとじているのです.
 酸味のきいたソースを卵でくるんだ、独特の味です.やや卵よりソースが勝っている印象でした.

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 満腹になったところで腹ごなしをかねて市内を歩いて「開運堂」へ.多種多様なお菓子に目を奪われつつ、お茶菓子を購入.

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 松本駅に戻り、駅レンタカーで車を借りました.
 今回は乗車券特急券のえきねっと割引に付加する形での割引プランでレンタカーを借りたので、クラスは選択できるものの車両は選択できず.で、割り当てられたのは三菱ミラージュ.走行距離600km程度の新車でした.
 ミラージュといえばタイで作られているお値打ち車.フロントドアはまだましなのですが、リアドアの開閉した感覚は軽自動車を彷彿とさせるチープ感.そして運転してみると、軽すぎてロードインフォメーションのないステアリング、利きの甘いブレーキなど、いかにもな作りでした.また、アイドリングストップ機構がついているのですが、ブレーキペダルを踏む力を緩めなくても勝手にエンジンがかかってしまったり、そのかかるときの振動も結構強めで、途中でアイドリングストップ機構はオフにして走行しました.パワーもなくて、黒部ダムに向かう山道では場所によっては床までアクセル踏んでももたつきを感じるほどでした.

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 松本駅から約50kmほど移動して、木崎湖、青木湖へ.
 木崎湖は山側の道路を移動したのですが、キャンプ場らしきものがあって繁盛していたりして、車を駐めるとこないかなーと探しているうちに通り過ぎてしまいました.
 続いて青木湖へ.こちらは逆に人の姿を見ることすらまばらな状態.
 青木湖は映画「犬神家の一族」のロケ地としても知られるところです.不気味というと怒られそうですが、この静寂さはちょっとした恐怖感もにじみ出ています.

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 青木湖から山道を30kmほど走ると黒部ダムの長野県側の玄関口、扇沢駅に.

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 信濃大町から立山/宇奈月温泉まではこのように観光ルートが整備されています.
 富山県側からだと結構な移動量になりますが、長野県側からだとトロリーバスに乗るだけで黒部ダムに向かうことができます.

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 黒部ダムにはトロリーバスで向かいます.
 50周年のステッカーが貼られています.

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 後部にはトロリーバスならではの集電装置があります.

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 狭いトンネルをそこそこの速度で走ります.トンネル内は直線ばかりでもなくカーブや分岐もあります.現在も資材の運搬など業務用に使われているそうです.

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 トンネル内は車両一台分の幅しかありません.中間地点ではこのようにして車両交換部分があります.鉄道のローカル線のようにタブレットのようなものを交換していました.

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 トロリーバスが16時の便で所要時間が約15分.そしてダムの放水時間は16時半まで.
 ということでバスを降りてから急いで展望所に… と言いたいところですが、展望所までは220段もの階段を上らなくてはなりません.先月の山寺以来の脚が棒になる感覚を味わいながらの階段はなかなかヘビーなものがありました.

 展望台に出てダムを眺めて、その巨大さに驚きました.
 こんな巨大建造物がこんな山中にあるなんて、しかも建造が50年前というのも凄まじいものを感じます.

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 扇沢駅に戻ると17時半近く.次第に暗くなり始め、山間部らしく霧も立ちこめてきました.

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 松本駅まで戻ってレンタカーを返却し、駅のそば屋で鴨せいろそばを.場所柄ですか、美味しく頂きました.

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 帰りはスーパーあずさで.車両は古いですが、振り子式車両らしくカーブでもスピードが落ちず、行きは3時間かかったところを2時間40分で到着しました.

2013/09/18

車で東北旅行(その3)

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 23:59

 つづきです.

 北上の江釣子にある、旅籠屋に泊まり.ついに旅行最終日.三陸を旅行するところまでは宿泊地の関係もあってスケジュールを組んでいたのですが、最終日の予定はとくに考えていませんでした.
 ホテルのすぐそばには東北道のインターチェンジがあり、そこから高速に乗れば昼過ぎには自宅に着くことができるのですが、ここまできてあっさりと帰ってしまうのはあまりにももったいない.

 ということで、前日夜に地図を眺めて予定を組み、まずは秋田県横手市に向かい、昼食に横手やきそばをいただくことにしました.

 北上から横手まではほぼ一本道.山間を抜ける道路ですが交通量も少なく、快適にドライブできました.
 やや早めについてしまったので、街の手前にあるダムに行ってみたり市内を移動しつつ時間を潰し、さてお目当ての店に行こうとしたところ、カーナビの指示通りに走っても店に到着しません.側道に入り右折との指示なのに道路がないのです.理由はわかりませんが、地図を見直して別の方向からアクセスして無事に店に着くことができました.

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 訪れたのは「安楽食堂」.「横手やきそば暖簾会」のWebで高評価だったので選びました.
 横手やきそばの特徴は、太麺、上に乗った目玉焼き、そして付け合わせの福神漬け.
 しっかりソースのきいた、濃厚な焼きそばでした.

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 横手を出て向かったのは山形の山寺.距離にして約130km.部分的に高速道路も開通しているのですが、急ぐ必要もないしということで一般道を移動.高速道路は移動時間は短縮できますが、景色やその土地の雰囲気は楽しめないですからね.

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 15時近くに到着したので駐車場はもうガラガラでした.
 この日は東北でも気温が30度くらいあり、そこそこ暑い日でした.登り始めた最初のうちは木陰は涼しくていいなというようなユルいことを考えていましたが、次第に汗が大量に出てきて、息が切れ始めました.普段の不摂生がこういうときにもろに出てきます.

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 もっとも高さのある奥之院まで着いたときには、汗だらだらでじっとしても脚ががくがくするような有様に.
 どうしてこんな岩肌の険しいところに、こんな建物を作ろうと思ったのか、まったく理解できません.眺めはよいのですが.

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 はるか眼下に見えるのがJR山寺駅や駐車場です.あそこから登ってきたのかと思うと、そりゃ汗だくにもなるよなと納得.

 下山して、山形駅で少し買い物をして、例によってスターバックスコーヒーで水筒にコーヒーを入れてもらい、給油も済ませたらもう17時を回っていました.
 ここからはまっすぐ帰宅し、到着したのは22時過ぎでした.

 総移動距離は1,300kmを少し超えるくらい.なかなかの長距離ドライブ旅行でした.
 山寺での移動がやはり効いたらしく、翌日と翌々日は筋肉痛でふくらはぎが痛かったです.