2013/08/13

岩合光昭 写真展『ねこ』

Category: カメラ・写真,社会・政治・世情一般 — Annexia @ 22:10

RICOH GR

 渋谷ヒカリエで8月1日から25日まで、岩合光昭氏の写真展『ねこ』が開催されているので見に行ってきました.

RICOH GR

 岩合光昭氏といえばNHK BSの「岩合光昭の世界ネコ歩き」などでも知られるように、ねこ写真家として有名なかたです.もちろんねこだけでなく動物写真も多く撮られているのですが、やはりねこがいちばん有名ですね.

 展示スペースもかなり広く、「あそぶ」「寝る」「親子」など、さまざまなテーマからたくさんのねこ写真が展示されていました.

 どの写真も素晴らしいのはいうまでもないことではあるのですが、被写体が素晴らしいだけに、その「絵に描いた餅」感が強いのです.つまり、一口で言うなれば「実際にもふもふしたいなぁ」ということなのです.きっと、ねこを飼われているかたであれば、この写真展を見て家に帰ったら、ねこのいる生活の素晴らしさを改めて実感できるのではないかと思います.

 なお、8月10日から10月20日まで、恵比寿の東京都写真美術館では同じく岩合光昭氏による「ネコライオン」なる写真展が開催されています.こちらも行ってみたいものです.

2013/08/10

GR PERFECT GUIDE

Category: カメラ・写真,書籍 — Annexia @ 23:59

RICOH GR

 GRの解説本「GR PERFECT GUIDE」を購入しました.

 カメラの解説本は以前にもいくつか購入したことがありますが、内容はだいたい同じような感じでこの本も
・著名カメラマンの作例写真
・ボディ外観やメニュー、各種機能の説明
・シチュエーション別撮影ガイド
・開発者インタビュー
といった感じで構成されています.

 購入から2ヶ月半が経過した今となってはボディ外観やメニューの説明は必要ありませんが、それでもこの本を買ったのは、やはり自分の使っていないような使い方や細かな設定の見落としなど、有用な情報があるのではないかと思ったからです.とくにGRはコンパクトカメラとしては異例なほどに設定項目が多く、機能割り付けができるボタンがいくつもあるので他の人の使い方がかなり参考になるのです.

 シチュエーション別の撮影ガイドは、カメラマンの方々のカスタマイズに興味深いものがありました.
 GRからボディ左側面に「EFFECT」ボタンが新設されましたが、右手だけで機能を完結したいのでエフェクトをADJ.レバーに割り当てたり、フォーカスの切替を素早くするためにボタンに割り振るなど、なるほどと思うところが多いです.

 シチュエーション別撮影ガイドと並んで参考になったのが、開発者インタビュー.
 たとえば、4つあるAFモードのうち、AFの測距速度が速くてオススメなのはスポットAFであることや、画像設定のうち固定で用意されているスタンダードやビビッドはパラメータ上はいくつになっているか、ローパスレスになって発生しやすくなったモアレを設定で回避する方法など、開発者でないと知り得ない情報を入手することができました.

RICOH GR(ハイコントラスト白黒)

 また、特別付録のリコー制作による「GR STORY」がよかったです.開発者インタビューでは「やや暑苦しいかもしれませんけど」と申されているものの、リコーがGRに込めた想い、コンセプト、ポリシーが書かれており、手元にあるGRを作り出した人たちの情熱を感じるものとなっています.

 つい先日も、旧モデルであるGR DIGITAL IVにファームウェアアップデートがされて機能が追加されましたが、同様にGRもファームウェアアップデートで斬新な機能追加がされることを期待しています.

2013/08/03

Canon IXY 3

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 22:56

RICOH GR

 新しいデジカメを購入しました.キヤノンIXY 3です.
 性能的には、1/2.3インチ 1,680万画素(ただし有効画素数は1/3インチ 1,010万画素)裏面照射CMOS、屈折光学系28mm-336mm F3.4-5.6光学12倍ズーム、といういまどきのコンデジって感じの製品です.

 コンパクトデジカメとしてはDSC-RX1やらGRがあるというのに、なぜ今さらこのようなものを自問自答したくなるような機種ではありますが、
・スクエアなIXYのオリジナリティを感じるデザインが好み
・多層塗色された深みのある赤がイイ
という、機能とはさして関係のないところで欲しくなったというわけなのです.
 とはいえ、欲しいからといってぽんと買えるわけでもなく、昨年春に2万円台後半で発売されたのをじっと待っていて、そろそろ販売終了かなという(同時発売されたIXY 1はすでに販売終了)頃合いを見て購入したというわけです.ちなみに購入価格は9,980円で量販店のポイントが10%加算されるので約9,000円で購入したことになります.

RICOH GR

 赤いボディカラーが目を惹きますが、自分の乗っているロードスターの赤に近い色で気に入っています.
 IXY 3はこの赤の他に、青(これもかなり艶やかでいい色です)とシルバーがあります.

RICOH GR

RICOH GR

 2007年発売のIXY DIGITAL 10があったので比較してみました.
 サイズはほとんど同じです.横幅が1mmちょっとIXY 3のほうが広い程度です.クレジットカードとほぼ同じサイズで、2007年の製品と2012年の製品で変わらないということは、IXY的にはこれがひとつの基準となるサイズなのかもしれません.

RICOH GR

 ボディ上面.左から順に、再生ボタン、モードスイッチ、電源ボタン、シャッター/ズーム.
 再生ボタンを押せば電源オフ時でも再生モードして電源が入り、レンズが飛び出ずに撮影した画像を見ることができます.
 モードスイッチはある程度自由に設定ができる撮影モードと完全フルオートを切り替えるもの.完全フルオートだと露出もホワイトバランスもフォーカスもすべてカメラ任せで変更もできません.設定できるのはアスペクト比やフラッシュの自動発光、撮影サイズとかその程度です.もう一つのある程度設定ができるモードも、プログラムAE固定なので絞りをいじるとかそういう機能はなし.もっともこのサイズの撮像素子ですと絞りをいじっても得られる変化なんて微々たるものなので必要性はないでしょう.

RICOH GR

 ボディ裏面.ボタンは最小限ですね.デジカメの標準デザインともいえる、上下左右のカーソルボタンと中央のOKボタンというレイアウトが崩れており、OKボタン(FUNC./SETボタン)がカーソルの下に配置されています.できるだけ液晶を大きくしようとした結果、ボタンにしわ寄せがきた感じでしょうか.同時に発売されたIXY 1ではタッチパネルが採用されているためボタンは全廃されています.
 右下が斜めにカットされているのは手の当たりを和らげるため.スクエアデザインとはいえ、こういうところがきちんとしているのは好感が持てます.

RICOH GR

 ボディ底面.バッテリ蓋や三脚穴、microSDメモリカードのスロットなどがあります.
 個人的には、この底面にキヤノンのまじめさを感じます.バッテリ蓋ですが二重構造になっていて、ACアダプタをつないで使用するときのことを考慮した設計になっています.そして三脚穴はきちんと金属製.さらに、写真では見づらいですが日本製なのです.他社ではほとんどが中国や東南アジア製なのに、きちんと日本で作っているのは素晴らしいことです.

Canon IXY 3
28mm F3.4 ISO200 1/1000秒

 実際に撮影した画像を.撮影はすべてフルオートで撮っています.
 広角端28mmで撮ったもの.裏面照射CMOSということもあって低ISO感度でもざらっとした画像にはなっていますが、モニタで拡大表示させなければそれほど気になるレベルでもないような気がします.

Canon IXY 3
336mm F5.6 ISO100 1/500秒

 望遠端336mmで撮影.他に撮った画像では画面端で色収差が出たりしましたが、ここまで撮れれば文句ないかと.

Canon IXY 3
28mm F3.4 ISO1600 1/20秒

 夜景.ISO感度1600まで行くとノイズも乗りますし、それを誤魔化すためのNR処理も入ってぼんやりとした画像になってしまいます.

Canon IXY 3
88mm F5 ISO1600 1/20秒

 マクロ.小型撮像素子機らしく、マクロには強いです.レンズ前1cmまで寄れるのですが、ある程度ズームしてもマクロ機能が有効なのは便利です.

Canon IXY 3
28mm F3.4 ISO250 1/30秒

 広角端でiPhoneの画面にいっぱいまで寄ったもの.斜めから撮ったのでレンズ先端がiPhoneにあたるくらいの近接距離です.Retinaディスプレイのドットが見えています.

Canon IXY 3
28mm F3.4 ISO800 1/25秒

 料理写真.ファインダ画像だとホワイトバランスが安定していないように感じたのですが、複数枚撮影しても撮影した画像はホワイトバランスは一定のレベルでした.光源によっても左右されそうですが、その場の雰囲気を残すというより白を白と表現するタイプのようです.

RICOH GR

 ケースはCRUMPLERThe GrubのMサイズ.Sサイズでも入らないこともないのですが出し入れするのにややキツめだったのでMサイズを選択.
 ストラップはABITAXアンカーストラップ.鞄の中から取り出しやすい形状とWebでは説明されていますが、撮影するときに人差し指と中指の間に挟んで使うと落とす心配もないので便利な逸品です.


 まとめます.
 数日ほど使ってみた印象では、
○ ボディの色合いがいい
○ コンパクトなのに28-336mmズームは便利
△ 画質はそれなり.必要十分レベル
× 持ちづらい
× Wi-Fiが非搭載.SDカードではなくmicroSDカードなのでEye-Fiなども使えない
 といったところでしょうか.

 普段使いしているデジカメはGRなのですが、意外なことにGRと棲み分けができるというか相互補完できる関係にあると気づきました.
 つまり、通常はGRを使い、ズームや10cmを切るマクロ領域の撮影はIXY 3を使う感じです.また、料理などのテーブルフォトでもGRだとある程度絞らないと料理全体にピントが合いませんが、IXY 3だと絞り開放で撮ってもほとんどパンフォーカス状態なのでピントが合います.
 最大の欠点というか惜しいのは、やはりWi-Fiの非搭載です.IXY 1はWi-Fiが搭載されていたので買うときに結構迷ったのですが、タッチパネルがイヤだったのとボディカラーが白と黒しかなかったので見送りました.通常のSDカードであればまだEye-Fiなどの選択肢があるのですが、microSDなのでどうにもなりません.最近のキヤノンの機種だとWi-Fi搭載機がそれなりに増えてきているので、後継機種が出たらWi-Fiも搭載されるのかもしれませんが、スクエアデザインの機種ってたまにしか出ないので当面は難しいかもしれません.

2013/07/22

Acru ラクダ革のハンドストラップ

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 21:00

SONY DSC-RX1

 RICOH GR用にAcruラクダ革のハンドストラップを購入しました.
 通信販売で購入をしましたが、受注生産のようで、注文から到着まで12日ほどかかりました.

 5色あるうちから、チョコを選択.ラクダ革というのは初めて触れるのですが、けっこう硬めでエッジが立っていて、素手で腕に通すとややハードな感触です.
 真鍮製の金属パーツも革に負けない存在感があります.

SONY DSC-RX1

 GRともども愛用していきます.

2013/07/06

FlashAir 16GB/CLASS10

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 18:27

SONY DSC-RX1

 新しいFlashAirが出るというニュースを見たので購入してみました.

 FlashAirは東芝製の無線LAN内蔵SDカードです.
 無線LAN内蔵SDカードは数社から発売されており、自分もEye-FiPQI AirCard、そして旧型のAirFlash(→レビュー)を使用してきました.

 それぞれ一長一短があって、自分の使用環境とからめてまとめると、
■ Eye-Fi
 ○ RICOH GRでは標準サポートされており、カメラ側からWi-Fiのon/offやダウンロードする画像が選択できる
 × 標準では画像を選択してダウンロードできず、スマホのアプリも対応していない
 × 8GB/CLASS6までしかなく容量速度ともに不足 → のちに16GB/CLASS10が出たので解決
 × Wi-Fiのon/off制御を標準で持っていない

■ PQI AirCard
 ○ microSDアダプタにWi-Fi機能を搭載しているので、好きな容量と速度のmicroSDカードと組み合わせて使える
 × DSC-RX1では本体からAirCardをいったんはずさないとWi-Fi設定画面がリセットされない
 × 3ヶ月ほど使ったところでMacBook Retina13のSDカードスロットで認識しなくなった

■ 東芝 FlashAir
 ○ SDカードに最初から入っている画像のプロテクトon/offでWi-Fi制御ができるのはわかりやすい
 × 8GB/CLASS6までしかなく容量速度ともに不足 → 今回の製品で解決
というような感じになります.

RICOH GR

 新旧のFlashAir.写真ではわかりづらいですが、旧型の8GB/CLASS6のほうが「FlashAir」やその下の青いマーク、「TOSHIBA」の文字がメタリックになっていて高級感があります.実際、購入価格は8GBのほうが高かったです(今は8GBのほうが安い).

 使い方は従来と同じ.SDカード内にあるこの画像をプロテクトしているあいだは無線LANはオフになり、プロテクト解除すると無線LANがオンになります.ちなみにこの画像、好きな画像に差し替えることができます.
 標準ではカメラの電源が入ると自動的に無線LANも起動し、5分間アクセスがない場合は自動的に無線LANがオフになるようになっていますが、それだと撮影のたびに無線LANが起動してしまいバッテリの消耗につながってしまうので自分は上記のように手動にして使っています.

 初期設定はスマートフォンからもできますが、MacOS X/Windows用に専用アプリも用意されています.
 ここで無線LANのSSIDやパスワードも変更可能ですが、なぜか初期状態ではMacBook Retina13のSDカードスロットではエラーが出て設定変更できませんでした.

 実際に使ってみた感想を.
 撮影する分には普通のSDカードと変わらないので、その点ではとくに指摘するようなところはありません.
 素晴らしいと思ったのは無線LAN周り.公式発表では無線LANの通信速度が30%アップとされていますが、それ以上に改善されているのが接続までの時間.カメラ側の設定を変えて無線LANを起動し、iPhoneの無線LANアクセスポイントを見に行くとすでにアクセスできる状態になっているのです.自宅や会社など通常は無線LANにつながっている状態だと手動で切り替える必要がありますが、屋外などではすぐに接続されるのでかなりストレスフリーです.
 また、iPhone/Android用アプリも公開されています.ダウンロードしたい画像を手動選択、またはすべてをダウンロードする機能を備えており、シンプルながら使い勝手がいいです.RAWファイルなど表示させたくないデータについては、拡張子を登録することで表示させない機能も装備されています.

 スピード、性能、使い勝手などにおいてバランスのとれた製品だといえます.価格もEye-Fi Mobi 16GBで8,000円くらいするのに比べると5,500円程度で買えるので魅力的です.