2011/01/17
以前のエントリーで、GR DIGITAL IIIでの撮影をRAW+JPEGからJPEGのみに変更したと書きました.
その後もヒマを見ては画像調整をいじり続け、自分がRAWをいじって好みの色を出すのに近い色調に近づけることができるようになりました.

左から順に、RAWオリジナル、RAW色調補正、JPEGで撮影.いずれもApertureでホワイトバランスと明るさは同じように調整し、Photoshop Elementsでリサイズ後にアンシャープマスクをかけてあります.
ややこってりした色調が好みなのでRAW現像時はトーンカーブを結構いじるのですが、JPEGでも好みに近い濃厚な感じが出せました.傾向としては緑系をすっきりさせつつ、暖色系を濃厚にという感じです.これでいよいよRAWで撮影することはなくなりそうです.とはいえ、いざというときのためにFn1ボタンにはRAW同時撮影モードを割り振ってありますが.
セッティングは次のとおり.
彩度:+1
コントラスト:+1
シャープネス:0(リサイズ後にアンシャープマスクをかけるため)
色相オレンジ:+1
色相グリーン:-1
色相スカイブルー:-1
色相レッド:+1
色相マゼンタ:0
彩度オレンジ:1
彩度グリーン:-1
彩度スカイブルー:-1
彩度レッド:+1
彩度マゼンタ:0
ホワイトバランス補正:なし
そのうちまた気が変わってあれこれと設定をいじってしまいそうですが、そういう設定の幅があるところがGRD3の魅力のひとつといえるかもしれません.
2011/01/15

Nikon D700 + AiAF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5
ユニクロでGR DIGITALのTシャツが売られているのを知って購入してみました.発売開始になったのはかなり前のようで、すでに自宅近所の実店舗では取り扱いがなくて通信販売で購入しました.
GR DIGITAL IIIと比べるとイラストのほうが少し小さいようです.GR DIGITAL IIと同じサイズなのかなと思ってサイズを測ってみましたが、それでも1-2mm程度小さいようです.LサイズのTシャツだと実寸だったりするのでしょうか?
2010/12/28
2010年もあと数日で終わりです.そこで1年を振り返って、1万円以上の買い物をリストアップしてみました.
高額のものから順番です.
・ブリヂストン Playz PZ-X
・Apple iPad
・CarlZeiss Distagon 25mm F2.8
・HERZ ラックスリュック
・Bibury Court コート
・Joutsen ダウンジャケット
・Voigtlander NOKTON 58mm F1.4
・CarlZeiss Planar 50mm F1.4
・innovator スーツケース
・RICOH GR DIGITAL III
・Nikon Ai AF Zoom-Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)
・ARTISAN&ARTIST WCAM-3500
・ECOLA スロー
・AtomicFloyd HighDefJax
2009年はD700という大物がありましたが、今年は10万円超えはタイヤだけですね.とはいえタイヤは必要に応じて購入したという側面が大きいですが.
レンズは4本.多いと思うか少ないと思うかの判断はお任せしますw
カメラ関係はGR DIGITAL III(IIを下取りしての買い換え)、カメラバッグWCAM-3500.全体的にひかえめですね.
来年はレンズをどうしようか考えたいです.35mm F1.4とかあたりでしょうか.24mm F1.4も魅力的ですし、中古で程度のよい28mm F1.4を狙うのもアリかもしれません.
2010/12/26
GR DIGITAL IIIを購入してからずっとRAW(JPEG FINE同時記録)で撮影してきました.D40やD700を使ってきた経験上、撮影後の補正の幅を考えるとJPEGよりもRAWのほうが圧倒的に有利なのを体感していたからなのですが、GR DIGITAL IIIのJPEG画質はなかなか綺麗であり、ホワイトバランスも秀逸でRAWで撮ってあれこれいじるよりも適正な絵を出してくれるので、思い切ってJPEGのみで撮影することにしました.

GR DIGITAL III(露出とリサイズのみ)
GR DIGITAL IIIのオートホワイトバランスは通常のAUTOのほかに、リコー自慢のミックス光源に強い「マルチパターンAUTOホワイトバランス」があります.このホワイトバランスが秀逸で、完璧にホワイトバランスを調整するのではなく絶妙にその場の雰囲気を残しつつも適正な画質に調整してくれます.

GR DIGITAL III(露出とリサイズのみ)
JPEGなのでカメラ内である程度の画質調整をしておいたほうが好みの画質に仕上がります.RAWであとから行う作業を先に設定しておくイメージですね.
GR DIGITAL IIIはコントラストやシャープネスだけでなく、「個別色指定」機能として「オレンジ」「グリーン」「スカイブルー」「レッド」「マゼンタ」の5色に対して色相と彩度を5段階で調整することができます.とはいえ、そこまで設定の自由度があるとどういじったらよいか逆に迷ってしまうので、自分はこちらを参照して画質設定を行いました.

GR DIGITAL III(露出とリサイズのみ)
これはウォームな色調になっていますが、食べ物写真としてみたらOKな感じでしょう.

GR DIGITAL III
アサヒカメラ2011年1月号を購入しました.お目当ては新春グラビアのAKB48・・・ではなくて付録の岩合光昭氏撮影による猫カレンダー.
未だに特集記事に「デジタル」を冠してしまうあたりが、読者層の高さを感じさせます.その読者層の高さと関係のありそうで、なおかつ自分も興味のある記事が掲載されていました.「写真を撮る「眼」を科学する」という特集です.
老眼とはどういう状態を指すのか、治療法はあるのか、加齢による水晶体の黄変による曇りなどについて、実際にその状態をシミュレーションした画像とともに紹介されているので、わかりやすい記事でした.
また、カメラ自体のファインダ倍率や視度補正などにも触れられており、MF主体で撮影をする自分にとっても有用でした.
特に興味深かったのは、フィルムの一眼レフに比べて最近のデジタル一眼レフのファインダが狭いのは、AF主体になったためピント確認よりも構図全体をすぐに見れる方が便利なこと、そしてファインダ内のパラメータ表示の情報量が増えたのでそうしたものもすぐに見れることを考慮してのこと、というところでした.自分はD40にはオリンパスのME-1を取り付け(要部品削り)、D700にはDK-17Mを取り付けていますが、MFで撮るには現在のファインダは不十分なのかもしれません.DK-17Mは少し出っ張るのがカメラ収納時などに邪魔だったりしますが、その出っ張った部分に眼の上部を押し当てて安定させることができるのはメリットです.また鼻の頭が液晶に当たらないのもよいので手放せません.