2013/11/11

GV-2

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 23:49

 昨日、休日の昼少し前.
 前々から気になっていた、GR用の外付け光学ファインダGV-2の価格でも見てみるかと思ってカメラ店のWebを見たら、中古で美品のファインダが出ていました.中古でもまあ問題はないしなぁ、どうしようかなと思いつつとりあえずいったん保留して、だらだらと休日を無為に過ごし、夕方になってやはり気になってWebを見たらまだ売れ残っていたので、新品の2/3程度だったらアリだよね、ということで注文しました.

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RICOH GR

 そして翌日.光学ファインダを買ったつもりなのに、妙に大きな段ボール箱が届きました.
 注文間違えたかなと一瞬不安になりましたが、開梱すると大量のエアクッションの中にプチプチにくるまれた小さな光学ファインダが.

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RICOH GR

 右が今回購入した28mm光学ファインダ GV-2.左はRX1に使用しているVoigtlander製の35mm光学ファインダ.Voigtlander製のほうが見やすいのですが、ずっしりとした金属製なのでGRに取り付けるには重たすぎます.

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Apple iPhone 5s

 GRに取り付けたところ.カッコイイです.
 言うまでもないことですが、GRはデジカメなので液晶ファインダがあればたいていのシチュエーションは事足ります.しいていえば、晴天下で液晶が見づらいときには重宝するくらいでしょうか.あとは手持ちで低速シャッターを切るときに両手とファインダの3点で押さえてブレを軽減できるというメリットもあります.
 光学ファインダはレンズと連動しているわけでもないのでパララックス(視差)が発生してファインダで覗いたものと撮影されるものにはズレが生じます.
 なのでまあ正直言って自己満足の世界といえなくもないです.が、フィルム時代からカメラを趣味としているものとしては、「ファインダを覗く」という行為はやはりワクワクするものなのです.

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Apple iPhone 5s + Hipstamatic

 純正品らしく、外装の仕上げや感触はカメラボディに近いざらっとした仕上げです.当然ながらフラッシュなどに干渉したり、操作の妨げになるようなことはありません.
 「GV-2」「28」の文字はいらないような気もします.

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Apple iPhone 5s + Hipstamatic

 アスペクト比は4:3.上下に小さな突起のようなものが見えるのは1:1撮影時の目印です.
 自分は3:2メインでたまに1:1で撮るので3:2だとよかったのですが、あくまで目安なのでそれほど気にする必要もないでしょう.

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Apple iPhone 5s + Hipstamatic + Distressed FX

 GRはGR DIGITAL IIから4世代にわたって使っていますが、外付けファインダを買ったのはこれが初めてです.以前にも欲しいと思ったことはあるのですが、買うまでには至りませんでした.
 GRになってファインダを買おうと思ったのは、やはりGRがカメラとして完成度が高いからでしょう.今まではイメージセンサーが小さいこともあって、絞りをいじったりするようなカメラとしての楽しみが希薄なところがありました.が、GRになってAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載するようになってからは撮る楽しさ、表現する楽しさのようなものが一気にアップし、自分の中で「カメラらしいカメラ」という認識が強まった気がします.光学ファインダを付けることで、カメラとしての楽しさはアップすることでしょう.

2013/11/05

ニコン Df

Category: カメラ・写真 — Annexia @ 23:35

「ニコン、往年の銀塩一眼レフを思わせる「Df」」

 少し前から噂が出ていた、レトロ風味のデジタル一眼レフが「ニコン Df」として正式に発表されました.

 特徴は、
・シャッタースピードダイアルやISO感度ダイアルなど、アナログな操作系を搭載し、昔ながらの使い勝手を追求
・「非Aiレンズ」と呼ばれる、ニコンFマウント初期(1977年より前)のレンズが使えるように設計
・ニコンの最上位モデル「D4」と同じイメージセンサーを搭載
・ベースとなったモデルはD600/D610(のように見える)
・ニコン製フルフレームデジタル一眼レフとしては最軽量の710g
といったところでしょうか.

 デザイン的にもやや旧さを狙った感じのように見受けられます.
 個人的には正面左側にあるサブダイアルを見てCONTAX G2のフォーカシングダイアルを思い出しました.今回のサブダイアルはフォーカシングではなく絞りのないレンズで絞りダイアルとして使うためのようです.

 非Aiレンズに正式に対応したのも魅力です.デジタルカメラになってイメージセンサーの性能も格段に上がった結果、レンズも旧型では解像度が追いつかなくなってカメラの性能をフルに引き出すのは難しくなっています.とはいえ、レンズは製品によって特徴もありますし、その違いを楽しむのが趣味というもの.ニコンFマウントは50年以上の歴史を誇るマウントではありますが、この非Aiレンズは現行のデジタル一眼レフ機の上位モデルには取り付けることすらできません.下位機種ではコストダウンが思わぬ方向に作用して取り付けできますが非推奨ですし、カメラ側はレンズがついているこすら認識せず、マニュアル露出での撮影が必要になります.このDfは非Aiレンズ取り付け時にボディと干渉しないような仕掛けが用意され、専用の撮影モードを備えているのです.

 この機種の噂を見たときに「【フォトキナ】「カメラおやじ趣味」はまだ続く。新ジャンル機も鋭意開発中」という記事のことを思い出しました.この記事に出てくる「リコーのGR DIGITALに対抗する製品」というのはCoolpix Aとして発売されました.同様に記事に出てくる「ルーティンでモデルサイクルを維持している開発組織が行なうべき正常進化とは別に、カメラと写真文化の発展の方向を考えるのが後藤研究所の仕事です」という、既存の流れから外れた製品がついに出てくるのだろうなと思ったのです.
 そしてやはり、「ニコンDfの発表会で後藤哲朗氏が企画説明」とあるように、後藤さんが手がけた製品であることが表明されました.
 後藤さんはF3からD3までのニコン一眼レフを開発された方で、D3開発後は「後藤研究室」を設立し、ニコン社内で助言する立場についています.後藤研究室については「後藤哲朗氏本人に訊く:ニコンが設立した「後藤研究室」とは」という記事に詳しく書かれています.また、「リコー開催の「GR PARTY」に、ニコン後藤哲朗氏がサプライズ登場」というように、他社とも親交の深いユニークな方でもあります.

 さて、このDf、発売価格は安い店でも25万円程度と、なかなかの値段です.とはいえ通常のデジタル一眼レフよりも手間のかかった構造を備え、日本製ということを考えると妥当な値段といえる気がします.
 とはいえ、D700から買い換えるかというと微妙なところでしょうか.方向性は支持しますが、操作系がかなり煩雑に見えます.アナログな操作系を追求するのであれば、もう少しデジタルを感じさせるボタンのたぐいは減らしたほうがよいような気もします.

2013/11/03

リコー GR DEEP WORLD

Category: カメラ・写真,書籍 — Annexia @ 23:52

RICOH GR

 GRを特集したムック『リコー GR DEEP WORLD』が発売されました.

 GRを扱ったムックはこれで3冊目であり、以前のGR DIGITAL各機種の時もこの手の本は何冊か出ています.
 が、この本は表紙からしてわかるように、ちょっと趣向が異なっています.
 GRで撮影した写真が掲載されていますが、開発者によるインターバル合成を使った星空写真であったり、ワイコンなどのアダプタを装着してのマクロ昆虫撮影や、学研の「大人の科学マガジン」の二眼レフを改造して二眼レフ風味のカメラを作ってみたりと、GRを楽しんで使っている写真が多いように感じました.
 また、この手のムックにありがちな開発者インタビューもちょっとハジけています.試作で3台だけ作ったローパスフィルタ「アリ」のGRについてやら、ファームアップで実は1/8000秒の電子シャッターモードも使用可能なこととか、GXRのバッテリを使った拡張バッテリ(開発者自らメーカー保証外です、とかいってる)、果ては「シグマDP用のバッテリDP-41とも実は、互換性がある」なんてことまでバラしてしまってます.高いお値段で純正のバッテリや充電器を売っているのに、他社の安い製品をアピールして大丈夫なのでしょうかw かくいう自分もシグマのバッテリと充電器を使用していますが.

 開発者が星の写真を撮りたいからとインターバル合成モードを搭載したりと、GRは作っている側の写真好きが伝わってくるカメラです.このムックからはその魅力が伝わってきます.