2010/12/15
さらに前回からの続きです(1はこちら).
今までの検討を踏まえて候補にあげたのは以下の製品.
・ARTISAN&ARTIST COV-7000
・ARTISAN&ARTIST ACAM-7000
・ARTISAN&ARTIST WCAM-3500
・thinkTANK photo レトロスペクティブ30
・通常のバッグに手頃なインナーケース
会社帰りに新宿のカメラ店を回って上の製品をチェックしてきました.
・ARTISAN&ARTIST COV-7000
トート&ショルダーの2ウェイ.現物を見るまでは本命.
○ 高さのある鞄なのでiPadなども余裕で収納可能
× 開閉部分が革のカバーが付いているとはいえ、金属のジッパーなのは傷を付けそう
× 肩紐が短く、最大まで伸ばしても方掛けしかできない.たすき掛けは無理
× 奥行きが内寸10cmと物足りない
× キャンバス地はよいのだけど、ホコリがつきやすい
× 開閉部の金属ジッパーは完全にバラけるタイプなのでもういちどはめ直すのがかなり面倒
・ARTISAN&ARTIST ACAM-7000
ショルダータイプ.素材は手持ちのACAM-1000と同じ
○ 収納部分のサイズが手頃
○ 地味目だが、見た目にはカメラバッグらしくない
× 強力すぎるほどのベルクロ.固定用金具もついているのだからそこまでのベルクロが果たして必要なのかと
・ARTISAN&ARTIST WCAM-3500
ショルダータイプ.水に強いのがウリ.デジカメウォッチのレビューはこちら.
○ ターポリン素材や防水ジッパーなど防水対策・汚れ対策がなされている
○ ベルクロもなく、ジッパーもプラ素材なので開閉パーツとしては理想
× 高さもなく、インナーケースも内部いっぱいに配置されているのでiPadの収納は無理
・thinkTANK photo レトロスペクティブ30
ショルダータイプ.
○ ベルクロの機能を殺すサイレンサーつき
× 「違和感なく街にとけこめる」ことを目的としているためか、見た目がちょっとラフすぎる.
COV-7000には期待していたのですが、ショルダーの紐が短いなど使い勝手の面で難が多く感じられたので見送り.ACAM-7000はベルクロがあまりにも強力すぎて見送り.WCAM-3500はiPadのことを考えなければベストチョイス.レトロスペクティブ10は機能的にはよさそうですが、見た目が自分の好みと合わないのでパス.
WCAM-3500にもうちょっとスペースの余裕があるような製品があればいいのにと思いました.他に候補が見あたらなければ、iPadは諦めてWCAM-3500かな、という気分です.
2010/12/14
前回の続きです.
今回のカメラバッグ購入の重要な条件として「カメラバッグらしくないカメラバッグ」がありますが、逆にカメラバッグらしいカメラバッグとはどういうものか、そしてそれをどうしてイマイチと感じるのかを考えてみたいと思います.
一般的なカメラバッグの特徴をざっと挙げると・・・
・四角張った形状 ←カメラなどの機材を効率よく収納するため
・外側にポケットが多い ←小物収納のため
・頑丈な作り ←機材保護のため
・ベルクロ(マジックテープ)が多用されている ←アクセス性の向上
・奥行きがあるわりには天地が薄い ←カメラやレンズなどの形状によるもの
・ナイロン地のものが多い ←防水性や耐久性を重視
・どことなく垢抜けないデザイン ←?
といったところでしょうか.
内部の特徴として仕切り板の入ったクッション部などもあげられますが、とりあえず外見の「みばえ」の話に限定してすすめます.
1. 形状について
レンズを付けた一眼レフカメラは縦横奥行きともにサイズがあるものなので、奥行きがあるのはどの鞄にも共通した特徴です.また、あんまり高さを持たせてもカメラやレンズが取り出しにくくなるだけですので、書類やPCを収納することを考慮しない製品は高さも抑えがちになります.
「カメラバッグらしくない」ということをウリにしている製品も収納をおろそかにはできないので10cm以上の奥行きを持っているものが多いです.それ以下の奥行きのものは小型一眼レフやミラーレス向けの製品ですね.高さについては製品にもよりますが15-20cm程度のものが多い感じでしょうか.
2. 機能性について
ポケットの多さというのは、古くはフィルム、最近ではメモリカード、他にもフラッシュや交換レンズなどのパーツに素早くアクセスするために必然的に生まれたものであるといえます.同様の目的から生まれたものに「カメラマンベスト」がありますね.こちらは絶滅危惧種といっても過言ではないような気もしますが(笑) 開閉にベルクロが多用されるのが多いのも、ワンアクションで確実かつ簡単に開け閉めができるからでしょう.
では「カメラバッグらしくない」製品はどうかというと、ポケットの数は少なめの製品が多いように見受けられます.とはいえ小物の多いカメラ製品なのでフタを開けた内側にはポケットが充実していたりしますね.ベルクロについては通常のカメラバッグと変わらない感じでしょうか.まあ普通のメッセンジャーバッグなんかでもベルクロは多用されているので、ここは好みの問題といえるのかもしれません.
3. ナイロン地のものが多い
防水性、耐久性、それに屋外での使用にも耐えられるように汚れても構わない素材ということを考慮するとナイロンがどうしても多くなるのでしょう.自分の使っているARTISAN&ARTISTのACAM-1000も表側はキャンバス地を使用しながらも汚れそうな箇所やキャンバス地では耐久性が心配なところにはナイロンが使用されています.
カメラバッグらしいカメラバッグでナイロン地を使用していないのは、ビリンガムやドンケなどそれほど多くないですね.
ナイロン地でも素材や使い方によっては魅力的な製品が作れそうですが、そうした製品はやはり少ないような気がします.
4. 垢抜けないデザイン?
まあこれは好みですから主観的にならざるを得ないですが.ナイロンを使って機能性重視で四角いバッグを作るにしても、もうちょっとなんとかならなかったのかなという製品は多いですね.無理に特徴を出そうとして意味もなく曲線のパーツを付け足したり、中途半端なグラフィックが描かれていたり.gollaくらい突き抜ければまた別なのですが.
まとめると、あまりにも機能性を重視しすぎた製品は自分の好むところではない、ということでしょうか.戦場に行くわけではないし、シャッターチャンスとかあるにしても趣味なんだからそこまで必死に撮らないので、ポケットがたくさんなくてもいいし汚れ対策をそこまで求めないですし.
以上、その辺を踏まえて候補を絞り込んでいきたいと思います.ということでさらに続きます.
2010/12/12
D700+レンズなどを持ち運ぶためのカメラバッグを探しています.
カメラバッグ自体はすでにARTISAN&ARTISTのACAM-1000を所有しているのですが、D40をメインにしていた頃に購入したバッグなので、いかんせんD700には厳しいのです.ボディとレンズを別にすれば収納できるのですが、それでは必要なときにすぐ撮れませんし.
今回選定にあたっての条件は・・・
・D700にレンズ(最大でCarlZeiss Distagon 25mm F2.8)を付けた状態で収納可能
・それとは別に交換レンズを1,2本収納可能
・開閉部分にベルクロ(マジックテープ)を使用していないこと
・できればiPadが収納可能
・財布や鍵、無線LANルータなどを収めるスペースが用意されていること
そして重要なのは
・いかにもカメラバッグっぽいのは避けたい
ということです.
想定される使用シチュエーションとしては、街歩きから日帰りの旅行くらいまででしょうか.iPadがあればいいなと思うのは移動中などでの情報収集のためですね.まあiPod touchでも代替できなくもないところですが.
ネットで探していて感じたのは、カメラバッグらしくないカメラバッグとして売られている製品の大半がコンパクトな一眼レフ(EOS KissやD3100あたり)をターゲットにしており、D700クラスの製品が収まる製品はほとんどないということです.大きいカメラを使っている人たちでもいかにもなカメラバッグを敬遠している人はいると思うのですが、なぜかそうした製品は少ないんですよね.
まず最初に候補として出てきたのは、LAGASHAとcarryingcase.netのコラボ製品である#9303とGUNIA.
#9303のほうはショルダーバッグ、GUNIAのほうはメッセンジャーバッグをベースにインナーケースを追加したりしてカメラバッグとしてカスタマイズを施した製品です.どちらも見た目はカメラバッグには見えないところがよいですね.また、自分は通勤用バッグとして両社のコラボ製品である#9301を使用しているので、品質や信頼性に不安はありません.
とはいえ、Webだけではイメージがつかめないので、D700とDistagon 25mmを持って店舗のほうに出向いて触ってきました.
触ってみた印象としては・・・
・インナーケースがD700にはちょっと小さい
・#9303は開閉部分が金属製のファスナーなので機材類を傷つけそう
・DODOCaseに入れたiPadを収納するのはどちらも厳しい
といった感じで、もうひとつでした.
もう少しいろいろと検討してみたいと思います.
2010/12/03
先日の京都旅行にはNikon D700にVoigtlanderのNOKTON 58mm F1.4とCOLOR-SKOPAR 20mm F3.5を持っていきました.NOKTON 58mmメインで撮っていたのですが、撮影したものをあとから見ていたら、絞り開放で撮ったものに「ぐるぐるボケ」などと表現されることの多い収差が激しく出ているものがありました.

Nikon D700 + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4(絞り開放)
周辺部を見ると明らかですが、まるで回転しているかのようなボケが出ています.旧い設計のレンズなどに出ることの多いといわれている収差の一種です.
手持ちのレンズで同様のボケが出るものが他にもあって、

Nikon D700 + CarlZeiss Distagon 25mm F2.8(絞り開放)
ツァイスのDistagon 25mm F2.8です.NOKTON 58mmもDistagon 25mmも設計が旧く、非球面レンズなどは採用されていないので、こうしたクラシックな描写になることがあるようです.どちらのレンズも一段絞れば出なくなるのと、背景の距離などによって出たりでなかったりします.
これを逆手に取った表現手法とかできないものかなと思ったりもするのですが、なかなかこれといってよいアイディアが浮かびません.
2010/12/02
春の桜に続いて、紅葉を見に今年2度目の京都観光に行ってきました.
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今回のルートはこんな感じ.新幹線で京都に着いたらそのまま山陰線で嵯峨嵐山まで移動して、昼食と常寂光寺、嵐電を使って龍安寺、そしてバスで四条河原町経由で清水寺.

Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5
11時少し前に京都に到着したので、少し早めの昼食を嵯峨嵐山駅前の「レストラン京野菜館」でいただきました.京野菜などにはあんまり詳しくないのですが、どの料理も控えめな味付けで素材のよさをうまく引き出しているよう感じでおいしくいただけました.

Nikon D700 + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4
下調べの段階で是非ここは行ってみたいと思っていた常寂光寺へ.山の斜面に面するようにして寺院があるので、階段をずっと上っていくようにして中に入っていきます.

Nikon D700 + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4
残念ながら紅葉はすでに終わりかけの感じで多くの葉っぱが落ちてしまっていました.山陰になってしまう関係で落葉も早かったのかもしれません.

Nikon D700 + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4
嵐山から嵐電に乗ってやってきたのは龍安寺.こちらはちょうど見頃といった感じです.

Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5
寺院に至る階段もこの見事さです.

Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5
石庭もこんな感じで見事に紅葉が彩られています.
春に訪れたときには中央にしだれ桜が咲いていたのですが、紅葉も息をのむ美しさです.同じ場所だというのに、こうも雰囲気が変わるものなのかと思いました.

Nikon D700 + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4
龍安寺からバスで四条河原町に移動して、くずきりなんかをいただいたりしてまったりして、日も暮れたところで八坂神社を経由して清水寺のライトアップを見に行きました.

Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5
大量のライトアップに加えてどういうわけかレーザー光線まで飛んでいたりと、なんだかちょっと演出過剰な感じがして、ちょっと私は馴染めませんでした.
京都でゆっくりしすぎたこともあって、東京に着いたら22時を回っていました.歩行距離は約24,000歩、距離にして17.5kmと結構な距離を歩いたこともあって、さすがに疲れましたが見所の多い京都なので、また時期を見て訪れたいと思いました.次は雪化粧された2月とかでしょうか.