2010/09/15

OLYMPUS E-5

Category: カメラ・写真 — Annexia @ 02:42

オリンパス、解像感を向上させたフォーサーズフラッグシップ機「E-5」

 オリンパスから3年ぶりにフォーサーズのハイエンド機である「E-5」が発表になりました.

 あんまり厳しいことを書くのも気が引けますが、前機種から3年のブランクでこれはないだろうと思います.
 他メーカーのデジタル一眼レフよりも小さな撮像素子サイズを持つフォーサーズ規格のしかもハイエンド機だというのに秒5コマというのは前時代的過ぎですし、最近出たペンタックスのローエンドモデルであるK-rにすら負けています.撮影速度が速ければいい写真が撮れるというものではないのは承知ですが、このクラスの製品を買うのであればさまざまなニーズに応える必要が出てきますので、性能不足感は否めません.
 価格も20万円近いそうですが、それほど変わらない値段で他メーカーでは35mmフルサイズ機が買えてしまいます.防塵防滴といったところはさておき、基本性能だけで見比べればEOS 7DやD300sと大差ないか負けています.7Dや300sのほうが安いのに.そしてレンズなども充実しているというのに.
 そう、そのレンズも同時発表されたのはマイクロフォーサーズのものでした.フォーサーズ機であるE-5には装着できません.同じ日に発表する必然性はゼロです.さらにいうと、インタビューページによると、「将来は一眼というとマイクロ一眼のことを指すようになる」「E-400、500、600シリーズのお客様の、小型・軽量に対するご要望には今後はPENシリーズでお応えしていきたい」とのことで、オリンパスは「一眼レフ」から撤退すると遠回しにいっているかのようです.

 おそらくE-5はフォーサーズ最後の製品で、死に水を取るべく、E-3にマイナーチェンジを施してリリースしたのでしょう.フォーサーズ規格を立ち上げ、高い理想を掲げてE-1をリリースしたというのに結果としてこうなってしまった経緯は私にはわかりませんが、おそらく開発されていた方にとっては不本意なところではなかったかと思われます.

 そういえば、1,2年前の京王線の車内にオリンパスでカメラを開発しませんか的な求人広告とともにE-3(だと思います)の写真が載っていましたが、いつしかその求人広告も見られなくなりました.求めていた人材が見つかったのか、探す必要がなくなったのかはあんまり深く詮索しないほうがよいのかもしれませんね.

2010/09/13

国会議事堂前駅

Category: 建築物 — Annexia @ 23:49

国会議事堂前駅

GR DIGITAL III

 東京メトロ千代田線国会議事堂前駅のホームです.
 このホームはほかの駅とは違う特殊な形状をしており、断面が丸くなっています.丸い形状をしたトンネルというのはよくあるのですが、駅のホーム自体が丸いのはちょっと珍しいです.

 以前は化粧パネルのようなものが張られていた記憶があるのですが、久々に利用したところ鉄骨がむき出しになっていました.改装工事でしょうか.私はこの鉄筋むき出しのほうが好きですね.

2010/09/12

“ミラーレス一眼” 改名宣言!!

Category: カメラ・写真 — Annexia @ 16:36

 「”ミラーレス一眼” 改名宣言!!」なる記事が今発売中の日本カメラに掲載されています.

 パナソニックがマイクロフォーサーズの製品をリリースしたときに「一眼」を名乗ったときから取りざたされているこの名称問題、各社が「○×一眼」といろいろなネーミングで呼称しているので統一したらどうなのかという趣旨の記事のようです.
 日本カメラのライター22人に訊ねたところ、「一眼」という言葉がつくネーミングを提案した人が9人、残りの13人はそれ以外の言葉を使った名称を提案していました.一眼という言葉を用いない名称を提案した方々の多くからは、そう呼ぶことへの抵抗感が示されていました.

 個人的には、そもそも「一眼レフ」という言葉をバラして「一眼」という言葉だけを使うことに違和感を感じますね.一眼レフ、英語でいうとSingle Lens Refrexの略であるこの言葉はバラしては成り立たない言葉ですし.それに、レンズが1個だから一眼だというのであれば、世の大半のコンパクトデジカメはおろか、携帯電話ですら一眼になってしまいます.
 それではなぜメーカーが「一眼」という言葉を使いたがるのかといえば、やはり一眼レフが「高画質」「高性能」というポジティブなイメージを持っているからでしょう.

 メカニズム的にはレンズ交換できるコンパクトデジカメという位置づけが最も近いので、「レンズ交換式デジカメ」というあたりが個人的には妥当な線かなと思います.
 今は一眼レフの威光を借りているこのたぐいのカメラですが、電子技術が発展していけばそのうち光学技術+機械技術(ペンタプリズム+ミラー)を上回り、主力技術になるのではないかと思います.そういう点では、一眼レフという名称が前時代的な扱いを受ける日がやってくるのかもしれません.今は沈黙を続けているキヤノンとニコンがどういう動きを見せるのかも、今後を占う上で重要なポイントになることでしょう.
 ただ、どんなに電子技術が進んだところで光の早さを上回るのは不可能でしょうから、高速な物体を捉える上では電子ビューファインダーは光学ファインダを超えることはないでしょうし、棲み分けがなされるのかもしれません.

 ちなみに海外ではどう呼ばれているかというと、同記事によると「EVIL=Electronic Viewfinder Interchangeable Lens」が主流とのことでした.直訳するとレンズ交換式電子ビューファインダーカメラ.意味的にはたしかにあっていますね.でも「EVIL」(邪悪)という略称はどうなのかとw

2010/09/11

深ふかブレンド

Category: 食べ物 — Annexia @ 21:44

深ふかブレンド

Nikon D40 + Voigtlander ULTRON 40mm F2 + CLOSE-UP LENS

 コーヒー豆が切れたので千歳船橋駅前のHORIGUCHIまで買いに行ってきました.

 コーヒー豆は輸入食材店、生豆で量り売り&その場でローストしてくれる店、そしてこのHORIGUCHIのどれかで購入することが多いですが、このHORIGUCHIの「深ふかブレンド」がここしばらくのお気に入りです.
 深煎りのコーヒーが好きなのですが、この深ふかブレンドを超える深煎りコーヒー豆には今のところ出会っていません.スターバックスのエクストラボールド系の豆も深煎りですが、あちらはどうも炭化しているような感じで苦味ばかりが強調されているので最近は敬遠しています.

 コーヒー豆を見ると油分で艶が出ており、コーヒーミルで挽いてもスプーンで掻き出さないと落ちてこないほどです.

 ネルドリップでお湯を注ぐと、煎ってから時間がたっていないせいか、泡がこんもりともりあがります.期待に胸が膨らみます.

 お気に入りのカップに注いでいただきます.
 味の深みと苦味のバランスが絶妙で素晴らしいです.それでいて不思議なことに後味にほのかな甘味が感じられます.下手な喫茶店で飲むよりおいしいといったら、いいすぎでしょうかw

2010/09/10

PHILIPS SHE9700

Category: 物欲,音楽 — Annexia @ 22:25

PHILIPS SHE9700

GR DIGITAL III

 イヤホンを買いました.PHILIPSのSHE9700です.
 実は同じものをすでに持っており、今回は色違いのブラックを購入しました.
 このSHE9700(白いほうはSHE9701)、amazonの通販でアウトレット扱いのものが1,850円という格安品なのですが、とても音がいいのです.

 安いイヤホンというと音のバランスが崩れているものが多くて、妙に高音がシャリシャリと耳障りだったり、こもった低音がボコボコと鳴ったりするようなものが多々あるのですが、これはバランスが絶妙.歯切れのよい低音と、伸びやかな高音が楽しめます.少しドンシャリ傾向がありますが、ロックなどを気持ちよく楽しむにはちょうどよい感じです.
 PHILIPSのイヤホンは低価格でも定評のある製品が多いのですが、その中でもオススメできる逸品です.
 ケーブル長は約60cmのu字型、延長ケーブルと小型のポーチ付きです.