2024/09/25

八ッ場ダム

Category: 建築物,旅行・観光, — Annexia @ 21:41

 9月の3連休、そろそろ新米入荷の時期でもあるので、米の調達がてら八ッ場ダムに出かけてきました.

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Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Z-Mount

NZF_2019

Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Z-Mount

 まずは道の駅八ッ場ふるさと館にて昼食のダムカレーをいただきます.仕切りというか築堤を崩さずにカレーを下流に流出させないようにいただきました.
 お目当ての新米はあったものの、5kgのみ在庫だったので購入は諦め、代わりにシャインマスカットやお菓子などを購入しました.
 帰りがけに別の道の駅で1kgのものが売られていたので、無事に購入できました.

NZF_2021

Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Z-Mount

 道の駅のすぐそばにある不動大橋からダム側を眺めます.この時期は台風などによる水かさが増すことを想定して貯水量は控えめにしてあるとのことで、若干少なめです.

FXP26150

FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 VM

 こちらはほぼ同じ場所から2019年9月に撮影した貯水前の光景です.比較してみるとおおよその水深がわかります.

NZF_2037

Nikon Zf + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 VM

 続いて、ダム近くにある高台の展望台、やんば見放台に移動しました.

FXP26154

FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 VM

 こちらは同じやんば見放台から2019年9月に撮影したもの.貯水すると水深がわからなくなりますが、こうしてみると結構な深さがあることがわかります.堤高116mで30mくらい水面から上に出ていましたので、水面から下にはこの3倍の水深があることがわかります.

NZF_2051

Nikon Zf + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 VM

 日中はダムが開放されており、資料館や食堂、売店も併設されています.資料館の映像によると観光施設の要素が大きいのはダム湖に沈んだ地域の振興を図るといった側面もあるようです.
 資料館の映像や展示パネルによると、建設計画ができた頃から完成までの間には、反対運動や政権交代による中止、その後の再開、完成直後のいきなりの大活躍と、翻弄され続けてきたというか話題に事欠かないダムだというのが伝わってきました.

NZF_2048

Nikon Zf + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 VM

 ダム堤体の変色しているところまでは水がきたことがあるという印ですね.完成まで紆余曲折あった八ッ場ダムですが、試験湛水のタイミングで大型台風がやってきていきなりの大活躍をしたというのは一種の伝説となっています.

NZF_2080

Nikon Zf + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 VM

 堤体(ダムの上)から上流側を眺めた光景です.10月以降は非洪水期として台風対策の余力分をとらずに貯水するようなので、多めに貯水する姿を見れそうです.

NZF_2085

Nikon Zf + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 VM

 堤体にエレベータがあって、観光客もそれを使って下流側の堤体下に降りることができます.なお、ダム自体含めて入場料等はかかりません.
 下から眺めるダムは巨大な神殿のようにも見えます.そして吐水の轟音が響いています.

NZF_2087

Nikon Zf + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 VM

 側面から勢いよく放流される水が音も含めて大迫力です.これだけ大量に放流されていても川下はそれほどの勢いや水量を感じさせず、なんか不思議な感じです.

NZF_2105

Nikon Zf + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 VM

 ダム下流近くにはダム建設に伴って線路の付け替えの行われた吾妻線の旧線が残されています.
 この旧線を使って、自転車を左右に2台繋げたような乗り物でレール状をサイクリング(?)できるようなアトラクションが営業されています.
 吾妻線といえば名物だったのが日本一短いトンネルでしたが、そのトンネルも通り抜けることができるようです.かなり人気のアトラクションのようでこの日も先の時間帯まで完売になっていました.

 道の駅もダムも多くの観光客で賑わっており、しかも自動車のナンバーを見るとかなり遠くからも観光に来ているようでした.