2025/05/21

Nikon MIKRON 6×15 CF

Category: 物欲 — Annexia @ 23:14

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Nikon Zf + NIKKOR Z MC 50mm f/2.8

 社内でレイアウト変更があり、他部署のホワイトボードが遠くて見づらくなったので、双眼鏡を購入しました.
 ……というのは言い訳で、以前から欲しいと思っていたニコンのミクロンをかこつけて購入したというわけです.

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Nikon Zf + NIKKOR Z MC 50mm f/2.8

 本体以外の付属品はソフトケースとストラップ(ただの紐).
 専用のソフトケースが付属するのはありがたいのですが、ちょっと自分の好みではないので他のケースに入れて使うことにしました.
 ストラップはどう見てもただの紐なので(別売りアクセサリとしても入手可能ですが値段が税別100円なことからもお察しできるかと)、これはなにか別のものを調達しようかと思っています.

NZF_5082

Nikon Zf + NIKKOR Z MC 50mm f/2.8

 重量130gと軽量で手のひらに乗るくらいのコンパクトサイズです.
 双眼鏡に限らず光学機器というものはサイズと性能が比例するものだったりするので、このサイズだと多少の制約はあるのですが、それでも眼幅(両目の距離)、視度補正、ピントをきちんと調整すれば十分な画質を得ることができます.
 個人的な感覚だと、旅行などで鞄から取り出してさっと見たいというような用途には単眼鏡(以前に購入した五藤工学研究所GT-M518)のほうが使いやすいと感じました.

NZF_5084

Nikon Zf + NIKKOR Z MC 50mm f/2.8

 「Nikon SINCE 1917」の刻印が入っていますが、自分が手にしたことのある他のニコン製品ではこのような表記は見たことがありません.
 わざわざSINCE表記があるのは、このミクロンという製品が復刻品で、オリジナルは1921年製造、つまり100年以上も歴史のある製品だからかと思われます.「SINCE 1917」が示すようにニコン(当時の社名は日本光学工業)の創業から4年後に作られた製品なのです.
 ニコンの双眼鏡ラインナップはかなり豊富で、安価で性能のよい手頃な製品もあるのですが、こういう歴史を感じさせて、なおかつコンパクトで凝縮感のある製品というのに惹かれてしまうんですよね.