2025/10/05

長野・新潟・群馬旅行(その2)

Category: 旅行・観光, — Annexia @ 20:33

 長野・新潟・群馬旅行、その2です.
 2日目は松本を出発して、大糸線沿いに北上して糸魚川を目指します.
 大糸線はJR東西どちらの路線も以前に乗車していますが、南小谷以北のJR西日本区間の車窓から並行して見えていた、スノーシェッドが延々とつづく道路を通ってみたいと以前から思っていたので、ようやく走行することができました.
 想像以上にハードな道路で、山間部の道路なのでカーブも多い上にそれほど車線が広いわけでもなく、そのくせ交通量が多くて対向車の大型トラックも大量に走っていました.走行したのが平日ということもあってか道路工事が多く、交互通行の信号待ちも影響して松本から糸魚川の市街地まで2時間以上かかりました.

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Z-Mount

 夕飯は魚料理を食べようと決めていたので、お昼は違うものを…… と前日夜に糸魚川近辺を調べていて見つけたのが中華料理店.
 四川料理風の痺れる辛さがしっかり効いた店とのことで、担々麺と焼き麻婆豆腐丼のセットを注文.
 辛いものは好き、でもそれほど強くない自分にとってはなかなかにパンチの効いた一品でした.美味しい、けど辛い、やっぱ美味しい、と繰り返しながら完食しました.

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Z-Mount

 糸魚川といえば糸魚川静岡構造線の北端であり、フォッサマグナの露頭を見ることができるなど、地学的には有名な街です.またヒスイの産地としても知られています.
 フォッサマグナやヒスイの展示がされているフォッサマグナミュージアムを訪れました.2度目の訪問ですが、前回のときはまったく詳しくない状態で訪れてしまったので、改めての訪問となります.

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Z-Mount

 巨大なヒスイの原石など大量の展示があり、見入ってしまいます.ここまで見事なヒスイはなかなか拾うのは難しいそうです.

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Z-Mount

 週末になると持ち寄った石を鑑定してくれるイベントが開催されますが、チケット制で人数制限もあって見てもらうのは大変なようです.そのためか、こうしてセルフ鑑定コーナーが用意されています.こうして見ても、この石とあの石の種別の違いがわからない…… みたいなものはたくさんありますね.

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Z-Mount

 フォッサマグナミュージアムを出て、糸魚川の海岸にある通称「ヒスイ海岸」にやってきました.

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Z-Mount

 ここは砂浜ではなく、砂利の海岸です.

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Z-Mount

 波打ち際の石を見ても、多種多様な石が打ち上げられているのがわかります.これは近くの山から海に流れ出た石が波で打ち上げられたものだそうです.その近くの山にヒスイの産地があるので、ヒスイも打ち上げられるというわけです.

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Z-Mount

 それっぽい石をいくつか拾ってみました.
 ヒスイの特徴としては、
・白っぽい(一般的にヒスイとして知られる緑色のものは滅多に出ない)
・他の石より重たい
・固くて割れにくいので角張っている
・滑らかで光を当てるとキラキラする
だそうです.暗いところでスマホのLEDライトを当てると透過するものがいくつかありましたが、これがヒスイなのでしょうか.

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Z-Mount

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Z-Mount

 糸魚川から直江津まで移動し、ここで宿泊しました.
 夕飯は宿近くの居酒屋で海鮮丼とバイ貝のおつくりをいただきました.どちらも美味しかったです.

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Z-Mount

 直江津といえば、かつては北陸本線と信越本線の合流するところとして知られる鉄道の街です.いまは信越本線の長野寄り、そして北陸本線の新潟県所在の路線は北陸新幹線開業に伴う並行在来線の経営分離によりえちごトキめき鉄道に移管されて、直江津から新潟駅方面のみJR東日本管轄となっています.
 直江津駅は乗り換えたことはあるものの、街を歩いて宿泊するのは初めてだったのですが、駅構内の広さや駅前の雰囲気など、昔から賑わいのある街だったことを感じさせられました.

 つづきます.