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10月下旬の金曜夜、映画を観に行くためにロードスターのエンジンをかけようとしたら、セルモーターが弱々しい音を立てるばかりでかかりません.そのセルモーターの音もさらに弱くなり、メーターの表示も通常とは異なるものとなりました.
映画は諦め、翌日JAFを呼んでバッテリを充電し直してもらったところ、無事にエンジンがかかるようになりました.JAFの隊員のかたの指示に従ってしばらくエンジンをかけたままにして、その後ディーラーに出かけてチェックしてもらいました.
単なるバッテリあがりであれば、以前に経験したことがあります.そのときはトランクを半ドアにしてトランク内のランプを点けっぱなしにしていたのが原因でした.しかし、今回はそのようなものではなく、思い当たる節がありません.強いていうなれば、ドライブレコーダの録画が1ヶ月前で途切れていたことです.
ディーラーに預けて様子を見てもらったのですが、テスタを使ってもバッテリの消費電力が高いことが確認されました.が、怪しいとみていたドライブレコーダの電源を外しても消費電力は変わりません.様々なヒューズを抜いてチェックしてもらうと、室内の電源系のヒューズを抜くと消費電力が収まることが確認されました.が、室内で電源を消費していそうなものは見当たりません.
ディーラーのサービスマンが最後に行き当たったのが電源などの管理を行っている、「BCM(Body Control Module)」の異常.昔の車であれば、バッテリから電源を引いているだけですが、最近の車はこのような電源管理を行うコンピュータが導入されており、そこが何らかの理由で故障したようです.
BCMを交換することで室内のヒューズを接続した状態でも消費電力は収まり、2週間ぶりに手元に戻ってきました.
サービスマンのかたに尋ねたのですが、このような症状はレアケースで滅多にないことなのだとか.とりあえず直って何よりです.