2018/12/29

2018年を振り返る – 旅行篇

Category: 旅行・観光,日記・雑記 — Annexia @ 23:59

 2018年を振り返る、旅行篇です.
 一緒に旅行に出かけていた同僚が転職してしまったこともあり、昨年よりも減っています.

3月 淡路島(社員旅行)
4月:高松・岡山
6月:銚子
6月:箱根
9月:秋田・青森・三陸
12月:大洗


 日本海方面が手薄な感じがしますね.

3月:淡路島(社員旅行)

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FUJIFILM X100F

 淡路島は四国に行くときに通過したことはありますが、旅行先として訪れたのはこれが初めてです.
 社員旅行ということもあり、自由時間のあまりない旅行でしたので、四国とからめて再訪するのもよさそうです.

4月:高松・岡山

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 2,8/35 ZM

 昨年に引き続き、サンライズ瀬戸に乗車して高松に.昨年の旅行が天気に恵まれなかったので改めての旅行だったのですが、今年も金比羅山を訪れたときには天気が崩れており、やや残念でした.
 倉敷には初めて行きましたが、景観の良さに加えて昼食に入った店で食べたままかりづくし料理も美味しかったのも印象に残っています.

6月:銚子

銚子電鉄 仲ノ町駅. – Spherical Image – RICOH THETA

RICOH THETA SC

 銚子はイワシ目当てでシーズンの時期に毎年訪れています.
 旅行直前にRICOH THETA SCを購入しましたので、360度写真を何枚か撮ってきました.

6月:箱根

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FUJIFILM X100F

 ロマンスカーLSEが引退するというので、モケットシートの感触を味わっておこうと思い、箱根まで出かけてきました.
 モケットの感触はいいのですが、座面がやや硬く感じられ、帰りに乗った最新のロマンスカーであるGSEと比べるとさすがに世代差を感じました.

9月:秋田・青森・三陸

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 2,8/35 ZM

 遅めの夏休みを取って、車で東北を巡ってきました.
 車で移動することを前提としてスケジュールを組んだので、ちょっと遠回りになってもドライブして楽しい道路を選ぶという方針で回ってきたのですが、移動メインで観光がやや少なめになってしまったのが反省点でした.

12月:大洗

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 4,5/21 ZM

 年末恒例ともいえるあんこう鍋を食べに.例年だといわきに行っていたのですが、店の都合で今年は大洗に.
 大洗は以前にもあんこう鍋を食べに行ったことがあるのですが、店が違うと調理法なども違い、味わいもまた違ってきますね.

 さて、来年はもう少し積極的に遠出したいものです.

2018/12/28

2018年を振り返る – 音楽や映画など篇

Category: 日記・雑記,映画,音楽 — Annexia @ 23:59

 今年1年を振り返る、恒例の記事.
 音楽や映画などについて.

■音楽
 昨年も同様のことを書きましたが、年々新しいものを聴かなくなり、これでいいのだろうかという気にはなっています.
 映画のところでも触れますが、映画のサントラで「シェイプ・オブ・ウォーター」と「ボヘミアン・ラプソディ」のサントラはよかったですね.

■映画
 今年観に行った映画は、
 『キングスマン ゴールデン・サークル』
 『15時17分、パリ行き』
 『シェイプ・オブ・ウォーター』
 『パシフィック・リム:アップライジング』
 『レディ・プレイヤー1』
 製作50周年記念『2001年宇宙の旅』70mm版特別上映
 IMAX版 2001年宇宙の旅
 『ボヘミアン・ラプソディ』

 どれが一番よかった、と順番をつけるのが難しいほど気に入った映画がいくつもありました.

 『シェイプ・オブ・ウォーター』は1950年代、ミッドセンチュリーの情景が素晴らしいのと、異種な生物との言葉を用いない(必要性を感じさせない)コミュニケーションという設定が他の映画にはない、奥深さを感じさせられました.また、映画中で流れる音楽も1950年代の世界観を感じさせつつ、さらにたゆたう水の気だるい雰囲気も感じる曲調が気に入っています.

 『レディ・プレイヤー1』は、近未来という時代設定なのですが、世界観を形成するキーとなる登場人物が自分と同年代ということもあり、山ほど登場するキャラクタやゲームなどに思い入れを感じさせられる部分がそこかしこにありました.

 『ボヘミアン・ラプソディ』は11月上旬から公開されましたが、年を越しても上映が続くほどに人気が続いていますし、それだけの価値のある映画だと思います.いくつもの面でマイノリティな存在であるフレディの内面をしっかりと描いているわけなのですが、こういう映画が作れるようになったのは良きにせよ悪きにせよ、今のご時世を象徴している部分があるのではないかと思います.

 そして、『2001年宇宙の旅』.公開自体は1968年、つまり50年前の映画なのですが、それを記念して70mmフィルムでの特別上映が開催され、映画館でもIMAXでの上映がされるなど、50年を過ぎてもこれだけ高い評価をされる映画はとても稀有な存在であると思います.

2018/12/24

Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 21:38

 しばらく前ですが、VoigtlanderのSUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical IIを購入しました.
 すでにIII型が出ていますので、中古での購入です.
 SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphericalは20年近く前にI型をBESSA-Lとともに購入して使っており、懐かしさを感じるレンズです.I型とII型は光学系は共通で、I型はライカLマウント、II型はMマウント対応という違いがあります.ただしこのレンズ、設計された時代的に仕方のないところですが、フィルムでの使用を前提とした光学設計なので、デジタルカメラ、とくに35mmフルフレームのカメラでは周辺部に予期しない色が出るといった問題が発生します.
 III型はそれを解決した設計になっているのですが、結果として大きく高価になってしまいました.自分の場合はAPS-C機であるX-Pro2で使用しますので、III型ではなくコンパクトで安価なII型を選んだというわけです.

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FUJIFILM X100F

 フード一体型の設計で、角ばった花型をしているのが特徴的な外観です.I型とII型は光学系は同じと上で書きましたが、外観はII型になってやや大きくなり、そして洗練された印象を受けます.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II
(ナンバー部分のみPhotoshopで加工)

 X-Pro2での焦点距離は22.5mmですが、35mmサイズで15mmというレンズだけあって強烈なパースがつきます.そのパースを生かした撮影をしないと、ただの歪んだ写真を量産してしまいそうで使うのに苦労しそうなレンズではあります.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

 EXIFに絞り値は記録されないのでうろ覚えではありますが、F8くらいまで絞って撮っていると思うのですがそれでも周辺減光はかなりあります.X-Pro2では周辺でも画質の低下や色の変化といった不具合は見られません.また絞り値による画質の変化もそれほど感じられないので光量の足りないときなどは絞り開放でいってもよさそうです.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

 レンジファインダー用レンズらしく、超広角であっても歪曲収差はまったく気にならず、建物を撮っても直線がしっかりと出て気持ちいいです.ただし、水平などには要注意ですが.

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 最短撮影距離は0.5mですが、ヘリコイド内蔵のマウントアダプタを使用することでテーブルフォトでも困りません.とはいえ、強烈なパースがあるので使いどころが難しいですが.F4.5とそれほど明るくないレンズなのでピント合わせにはやや苦労するので、カメラ側のフォーカスアシストが重宝します.

2018/12/16

大洗であんこう鍋

Category: 旅行・観光,食べ物 — Annexia @ 22:12

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 4,5/21 ZM

 今年もあとわずかということで、例年どおり、あんこう鍋を食べに出かけてきました.
 ただし、今まで行っていたいわきの店が休みということもあり、今回は大洗に行くことにしました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 4,5/21 ZM

 乗車する列車は例年と同じ「ひたち」ですが、水戸で下車して鹿島臨海鉄道に乗り換えます.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 4,5/21 ZM

 大洗駅に着いたら、反対側にはこのようなラッピング車両が.
 ガルパン人気はいまだに根強いですね.自分もTV放送、OVA、劇場版と見ていますので、このあと街中を歩いていても初めて通る場所なのに見覚えがあるという事態に遭遇しました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 4,5/21 ZM

 今回訪れたのは「味よし」.大洗駅前の通り沿いにあり、駅からも歩いてすぐの距離にあります.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 4,5/21 ZM

 11時半くらいに到着しましたが、店内は満席に近い状況でした.
 あんこう鍋は煮込んでいくタイプ.ガルパンの中で「肝を先に炒めるのがコツ」というようなセリフがあり、以前に大洗の別の店であんこう鍋をいただいた時には確かに肝を炒めてから具を入れていましたが、大洗でも店により調理法もいろいろあるようです.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 4,5/21 ZM

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 4,5/21 ZM

 蓋をしてしばらく煮込み、煮立ったところで肝を絡めて鍋全体に行き渡らせてさらにしばらく煮込んだところでいただきます.肝のコクと身の旨味、それに部位によって味わいや食感が異なるなど、あんこうを堪能しました.さらに締めに雑炊もいただき、贅沢な昼食でした.
 この店、一人あんこう鍋にも対応していただけるそうで、実際に一人で小さめの土鍋で食事されているかたもいました.ただし結構混雑していて途中でかかってきた電話予約の申し込みも断っている様子が見えたので、早めに予約したほうがいいようです.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 4,5/21 ZM

 食事のあとは同行者の希望もあって港の近くにある「めんたいパーク」に.できたての明太子の試食なんかもあり、フードコートで明太子入りおにぎりやソフトクリームを食べられるようになっていました.

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Apple iPhone 8

 帰りの列車の時間ギリギリになってしまい、急ぎ足で駅に戻りつつも一度は食べてみたかった「味の店 たかはし」に立ち寄って「みつだんご」を購入.
 ギリギリで列車に乗り遅れてしまいしばらく駅でまったりすることになりましたが、食べてみてこれは乗り遅れても買ってよかったと思える味でした.団子のあっさりとした味わいに蜜ときな粉がからんで、あんこう鍋で満腹感がまだ残っている状態ながらもペロッといただけました.

 このあと、鹿島臨海鉄道から鹿島線や成田線を乗り継いで成田空港に行き、しばらく飛行機を眺めてまったりし夕飯を食べて、成田エクスプレスで帰宅しました.

2018/12/09

CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 23:24

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FUJIFILM X70

 CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZMを購入しました.すでに販売終了の製品なので、中古での購入です.
 以前からMマウントの焦点距離21mmのレンズを購入したいと思っていました.というのも、35mm換算で28-35mm程度の焦点距離が好みなのですが、自分の場合はAPS-CフォーマットのX-Pro2で使うので18-23mm程度の焦点距離のレンズを選ぶ必要があります.このレンジで一般的に普及しているのは21mmレンズです.
 21mmレンズで、手の届く範囲で買えそうなものというと、
Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P
CarlZeiss Biogon 2,8/21 ZM
・CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM
の3つがあります.このうち、現行製品なのはCOLOR-SKOPAR 21mm F4とBiogon 2,8/21.サイズがコンパクトなのはCOLOR-SKOPAR 21mm F4とC Biogon 4,5/21.値段的に比較的安価なのはCOLOR-SKOPAR 21mm F4で、他の2つはその倍くらいします.なので、条件を満たしているのはCOLOR-SKOPAR 21mm F4となります.とはいえ、性能はさておきとして見た目の好みはC Biogon 4,5/21のシルバーが魅力です.以前にC Biogon 2,8/35を購入しましたが、このレンズと同様にコンパクトかつ精密感があります.とはいえ、中古でしか購入できません.しかもそれほど売れなかったのか、中古品を扱うカメラ店のWebをこまめにチェックしていてもなかなか出物はありません.
 なので、一度は諦めてCOLOR-SKOPAR 21mm F4を注文しました.ところが納期に時間がかかり、待っている間にC Biogon 4,5/21のシルバーの程度の良いものが中古で出ているのを知ったので、COLOR-SKOPAR 21mm F4の注文をキャンセルして、こちらを購入したというわけです.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4P

 同じCarlZeissのレンズ、C Biogon 2,8/35 ZMと並べてみると、外見もサイズも似ています.フィルタ径は21mmが46mmであるのに対し、35mmは43mmです.
 ちなみに両者についている「C」の意味は、製造元のコシナによると「※レンズ名称に付けられた“C”は、往年のコンタックスレンジファインダーカメラ用にラインナップされていた評価の高いクラシックレン ズを、Zeiss Ikonカメラに装着可能なZMマウントとして新たに設計したシリーズを意味します。」とあるのですが、カールツァイスのサイトには「その名の「C」は、1:2,8というそのスピードにもかかわらず驚くほどコンパクトな構造という優れた特性に由来します。」(2,8/35の説明ページ)とあり、クラシックとコンパクトの両方の意味がありそうです.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 試し撮りも兼ねて豪徳寺に紅葉を撮りに出かけてきました.
 まず最初に感じたのは、画角がすんなり馴染むこと.今回のレンズ選定は好みの画角ということを主眼に選んだので、その点は狙いどおりであります.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 最短撮影距離は50cm.なので最大に寄った場合でこのくらい.ただしこれはMマウントアダプタにヘリコイドを内蔵したアダプタを使うことでさらに寄れるようになります.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 直射日光が入るとフレアやゴーストが出ますが、個人的にはそれほど気にはなりません.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 絞りF4.5開放で撮影したものと右上を切り出したもの.像の流れや、色収差を感じます.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 F8まで絞ったもの.像の流れや色収差は気にならなくなりました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 夜景.開放値F4.5であるうえに点光源を撮りたいときはちょっと絞りたいので条件的には厳しいですね.周辺部の描写は諦めて、うまく中心部に主題を持ってくるような感じで撮影するような工夫が必要かもしれません.
 たしかF5.6で撮影したと思われますが、このくらいであれば自分は不満ありません.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 ヘリコイド内蔵Mマウントアダプタを活用してのテーブルフォト.描写にさしたる不満はないのですが、F4.5という開放値もあってか、ピント位置がつかみづらいです.慣れもあるのでしょうけど、最初はピントのずれた写真を撮りがちでした.

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Apple iPhone 8

 性能的には最新設計のレンズにはかないませんが、コンパクトかつ軽量で、見た目も自分の好みですので、長く使えそうなレンズです.
 フードは21/25mm兼用の角型のものを購入しましたが、APS-Cフォーマットで使用することを考慮すると、25/28mm用の丸型フードを選んでもよかったかもしれません.