社員旅行で台湾に行ってきました.
到着日や夜は団体行動でしたが、比較的自由行動が多く取れたのでいろいろなところを見て回ることができました.
ジャンルごとに分けて旅行を振り返ってみたいと思います.
まずは一般的な観光地について.
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
龍山寺(ロンシャンスー)です.台湾で最も歴史のある寺院です.
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
台湾は春節で訪れた時はまだ正月のシーズンで、街中にも春節を祝う提灯が下がっていたりしたのですが、通常の状態を見ていないので、どこまでが春節でどこからが通常の飾りなのか見分けがつきません.
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
ACROSで撮影.線香の煙が立ち上っています.
お参りの仕方や風習は日本とは多少異なっており、例えば日本の場合はお賽銭を入れてから願い事をしますが、台湾の場合は願い事をして、それが叶ったら再度訪れてお礼としてお賽銭をするそうです.つまり、願い事を叶えてくれる寺院は繁盛するのだとガイドさんが言っていました.
また、おみくじもあるのですが、ひく前に2個の対になった物体(名前を忘れました)を投げ、表と裏が出た場合にはひいてもよく、それ以外はダメとのこと(ただしやり直しはOK).自分も試してみてひくことができたのですが、末吉でした.
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
この煙のところで願いを叶えたいことに関係のある物体を時計回りに3回回しながら願い事を唱えると願いが叶うというので、「いい写真が撮れますように」とX-Pro2を回してきました.
煙によってご利益があるという点では浅草寺の悪いところに煙をかけると治るというのに近いものがあります.
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
中正紀念堂です.蒋介石を顕彰して建てられたものですが、巨大です.ただし残念ながら訪れた時は改装工事中のようでした.
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
1時間に1回、衛兵の交代式があります.自分が訪れた時にはすでに始まっていましたが、交代式自体が結構な時間をかけて行われるのでしっかり見ることができました.
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
台北市内のあちこちから見える、台北101.これは帰りがけに松山空港から撮ったものですが、こうしてみても他の建物と比べて圧倒的な高さであるのがわかります.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
これは台北101の85階から撮った夜景.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
故宮博物院です.台北の市街地からやや離れたところにあり、MRTで士林駅まで行き、そこからバスに乗り換えて向かいました.
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
故宮博物院でやはり見るべきものは「翠玉白菜」.以前に日本で展示されたことがありましたが基本的に門外不出であり、国宝扱いです.有名な翠玉白菜の他に2種類の白菜も展示されていました.
この翠玉白菜の展示は非常に混雑するとのことでしたので、朝9時くらいに入場して真っ先に展示室に入ったところ、ゆっくりと見ることができました.しかし30分ほど後になると行列ができてしまっていたので、やはり早めに訪れるのが良いようです.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
台北市内から車で1時間ほどのところにある、九份.
通路が狭い上に非常に混雑しており、歩くのにも苦労するような状態なのですが、驚くべきはそんなところにも荷物を運ぶカブが侵入してくること.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
高低差のある土地に建てられた特色のある建築物、そしてたくさんの提灯.
1週間ほど前、X100Fが発表された旨のブログを書き、その時に締めの文章にこんなことを書きました.
「予約購入するかどうかはわかりませんが、買い替えは積極的に検討していこうかと思っています.」
で、結局予約を入れました.
販売価格は約14万円.そして下取りにX-T1とX100Tを出すと両方合わせて124,000円ほど.上限額で下取りされた場合には16,000円ほどの追加で購入することができる…… これを調べた時点で答えはひとつ.では予約するか、とフジヤカメラのWebから予約申し込みをしたという次第です.
販売価格は発売から時間が経てば徐々に下がるのではないかという意見もあるかと思いますが、下取りする製品の下取り額も徐々に下がること、そしてX100Tのときも発売開始から3ヶ月ほど待ったものの大きな値下がりもなく(多少の上下はありましたが)、結局発売当初と変わらない額で買っているので、待つくらいだったら予約購入してもいいんじゃないかという判断に至ったわけです.
フードやケースはX100Tからの流用ができ、バッテリはX-Pro2と共通なので追加出費が本体以外にはないのも魅力です.
まあ言い訳はさておき、あとは発売を楽しみに待つばかりです.
FUJIFILM X100T
F2.5 1/60秒 ISO1000 ASTIA
堀口珈琲にて春の味覚、とでもいうか、季節限定メニューとしていちごパフェがあったのでいただいてきました.
いちご、アイスクリーム、いちごジャムというシンプルな構成でいちごの美味しさを堪能できます.パフェにありがちなかさあげのコーンフレークなどは入っていません.
FUJIFILM X100T
F2.5 1/60秒 ISO800 ASTIA
X100Tのレンズは近接域で絞り開放で撮ったときのふんわりとした収差が特徴ですが、2/3段ほど絞ると適度に収差を残しつつもシャープさが出てきていい雰囲気になります.
いちごのような赤いものを撮るときのフィルムシミュレーションは、はっきりとした赤色の出るASTIAがいいですね.
究極の高画質を実現するプレミアムコンパクトデジタルカメラ「X100シリーズ」の第4世代光学式と電子式を自在に切り替えられる「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」がさらに進化!「FUJIFILM X100F」
自分が使っているX100Tの後継機、X100Fが発表されました.
外見は従来のX100シリーズのデザインを受け継ぎ、内部にX-Pro2で導入された
・2400万画素のX-Trans CMOS III 撮像素子
・X Processor Proプロセッサ
・AF位置を変更するためのフォーカスレバー
・フィルムシミュレーション「ACROS」
などの新技術が導入されています.
新型機が登場するたびに賛否両論が繰り広げられる23mm F2レンズは引き続き使われています.絞り開放での近接域の撮影時の収差が好みが分かれるレンズですが、個人的には好きなレンズなので継続されるのは歓迎したいですね.
デザインも機能もサプライズはないですが、X100シリーズはすでに完成された形といえる製品なので富士フイルムとしても大きくは変えないし、変えられないのでしょう.オフィシャルページの「X Stories」の「最強のX、最愛のX」にこんな文章があります.
「しかし、ことX100シリーズに関して言うといつも不思議なことがおこる。彼らはみな口を揃えて、”このままがいい。何も変えてはいけない”と言うのだ。しかも、彼らはそうは言いつつも”次のカメラのときは、どうなるんだ?”という期待も持っている。だから、彼らの言う”変えていけない”ところはどこなのかを慎重に探り当てて、進化すべきところを探しださねばならない。」
予約購入するかどうかはわかりませんが、買い替えは積極的に検討していこうかと思っています.
Apple iPhone SE + Microsoft Pix
『マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション』が1月14日から公開されたので初日に観に行ってきました.映画自体は以前に観た『マッドマックス 怒りのデス・ロード』と同じですが、今回は全編モノクローム仕様.オープニングの映画配給会社のロゴから何からモノクロでした.しかもモノクロなのに4DXという、ちょっと珍しい組み合わせ.
ジョージ・ミラー監督がいうように、部分的にわかりづらい箇所はあるのは確かですが、カラーとは異なる魅力があったのも事実.車などの金属のギラッとした重厚な存在感、砂漠と人間のコントラスト、そうした部分はモノクロ映像によって際立った感がありました.逆にマッドマックスらしさともいえる火炎放射器や爆発の時に上がる炎はカラーに分がありますね.
土曜の25時、つまり真夜中の上映でしかも寒波が到来していて雪こそ降らなかったものの外気温0度という冷え込んだ環境ながら、公開初日だからか20人ほどの観客が訪れていました.