『バケモノの子』を見てきました.

FUJIFILM X100T
渋谷が舞台ということもあってか、渋谷駅前の東急東横店にはこのような広告が.渋谷ヒカリエでも上映にあわせて「細田守監督作品『バケモノの子』展」が7月24日から開催されます.
私は勤務地が渋谷のため、映画で出てくるシーンが見覚えのあるものが多く、それもあってアニメーションなのに非常にリアリティを感じました.
(以下、ネタバレなどアリ)
(more…)
『バケモノの子』を見てきました.

FUJIFILM X100T
渋谷が舞台ということもあってか、渋谷駅前の東急東横店にはこのような広告が.渋谷ヒカリエでも上映にあわせて「細田守監督作品『バケモノの子』展」が7月24日から開催されます.
私は勤務地が渋谷のため、映画で出てくるシーンが見覚えのあるものが多く、それもあってアニメーションなのに非常にリアリティを感じました.
(以下、ネタバレなどアリ)
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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を見てきました.あんまりアクションものの映画って見ないのですが、この映画についてはTwitterで見た人の感想が絶賛に近い(ただし一癖あるニュアンスで)ので、もうすぐ終わりそうなので慌てて見に行ってきました.
ストーリーは…… 核戦争とか諸々あって荒廃した地球で残された資源を巡って戦いを繰り返す、的なありがちなもの.まあ、ストーリー展開の奥深さを楽しむような映画ではないので.
すごいのは、アクション映画とかでありがちなラブシーンとかの細々とした要素がほとんどなく、純粋にバトルシーンがこれでもかと続くこと.今回は3Dで見ましたが、大画面で3Dを満喫できる映画です.
なんていうか、見ながら笑いがこぼれるというか、バッカだなー、おもしれー、うわ楽しいw的な純粋な楽しみかたのできる映画でした.あっという間の2時間ちょっと.
普段は映画を見に行くのに映画館まで車で行き来するのですが、この映画だけは電車で出かけて正解でした.あんなのを見たあとで普通に運転できる自信がありませんのでw

FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM
昨日は休暇を取って、ドライブしがてらアクアマリンふくしままで出かけてきました.
震災の数ヶ月後に訪れて復旧作業を見たり、近くにある料理店にあんこう鍋を食べに来たりしたことはあるのですが、訪れるのはこれが初めて.

FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM

FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM
水族館にもいくつか種類があるというか傾向があり、このアクアマリンふくしまの場合は教育的観点に主眼が置かれています.カリスマ性のある魚や生物を置いて来場者を集めるのではなく、地域の特性である親潮と黒潮のぶつかる「潮目」という豊富な漁場をテーマに扱い、漁業資源の持続性などをからめて展示を行っています.
かと思えば、シーラカンスの研究にも熱心で、アフリカやインドネシアに出向いての研究の模様なども展示されているという、二面性も持っています.
その二面性を象徴するかのように入口近くにカツオのぼりとシーラカンスのぼりがディスプレイされていました.

FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM

FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM
とても驚いたのがこの展示.それまで里山の生き物とかが展示されていたエリアを出た途端に大水槽の上端がレイアウトされ、大量のイワシが泳ぐ様子が目に飛び込んできます.

FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM
大水槽を下から見るとこのように上の方をイワシが泳ぎ、下にカツオやスマ、キハダがいます.
スマという魚はわりと最近その存在を知ったのですが、見たのはこれが初めて.カツオやマグロはサバの仲間なのですが、スマはサバのあの独特の模様の入ったカツオという非常にわかりやすい外見をしています.
イワシとカツオが同じ水槽にいるのはイワシがカツオの餌となるということでもあり、そうやって捕食しているところを見せるのも展示の一環だそうです.残念ながら自分が見ていたときには捕食しているところを見ることはできませんでした.

FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM
その大水槽の前にある寿司店!
水族館のなかに寿司店があるというのは初めて見ました.というか他にあるのでしょうか.
冗談や洒落っ気でやっているわけではなく(多少はそういうのもありそうですが)、水産資源として問題のないものについては積極的に魚を食べましょうというメッセージのようです.
レッドリストに登録され絶滅の危機が取りざたされている鰻のような生き物に関しては他の場所の展示できちんと説明がなされていることがこの寿司店の存在をいっそう際立たせている感じがしました.
残念ながら、水族館に来る前に近くの店で寿司を食べてきたので今回は見送りました.

FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM
「ふくしまの海」で展示されていた、メヒカリことマルアオメエソ.
すぐ近くで展示を見ていた人が「美味しいよねー」と言っていたのが印象的でした.ええ、ここに来る前に自分も寿司で食べましたが適度に脂がのって大変美味しかったです.2皿食べるほどに(回転寿司です).

FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM
施設内で食べられる「ごんべ焼き」.鯛焼きのシーラカンス版です.

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横になって眠っているカワウソ.おなかをゆっくりと動かして気持ちよさそうに眠っています.
もっと上手に撮りたいところなのですが、自分の姿が映り込んでしまい撮影に難儀しました.
夏休みシーズンに向けて施設拡張が予定されており(入口近辺で工事が進んでいました)、どうやらそこにカワウソ棟なるものができるようなので、また訪れてみたいと思いました.

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先日の伊勢参りの帰りに名古屋駅で買ってきた「冷やしういろう」です.
駅構内にあるお土産売り場では見たことがない製品ですが、駅前の地下商店街「エスカ」にある、青柳の直営店で見つけました.

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冷やすといっそう美味しい、けど冷やしすぎると固くなるので注意.とのことなので1,2時間ほど冷蔵庫に入れてからいただきました.
一般的なういろうは透明なビニールでパックされていますが、これはちょっとおしゃれな感じです.

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ピントが合っているのかすらよくわからない写真ですが、X100TのAFではピント合わせは不可能だったのでMFで撮りました.
白いほうが和三盆、茶色いほうが黒糖です.
ういろうよりも滑らかでプルンとしています.ういろうのあの、米を練った食感があまり感じられず、わらび餅に近い感じがしました.ういろうを冷やして食べたことがないせいか、ういろうを食べているという感じがあんまりしないものの、後味はやっぱりういろうっぽいという不思議な食べ物です.
夏季限定とのことですので、夏場に名古屋を訪れたらまた買ってこようと思います.

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東海道新幹線に乗るときにはチケット代の安い、EX-ICサービスを利用しています.このサービスを使うことでポイントがたまり、これを使って新幹線の座席を普通車からグリーン車にアップグレードさせることができるのです.そのポイントが6月で失効してしまうので、その前に使ってしまえということで伊勢参りに出かけてきました.
ただし、ポイントは片道分しかないので行きは普通車です.

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名古屋まで新幹線で向かい、そこから近鉄に乗り換えます.JRでも行けますが、本数も移動時間も近鉄が圧倒的に有利です.
今回の大きな目的の一つがこれ.近鉄の観光特急「しまかぜ」に乗車することです.
「しまかぜ」は近鉄の最新の特急列車であり、2014年の伊勢神宮の式年遷宮にあわせて製造されました.大阪線、京都線、そしてこの名古屋線それぞれに1編成が用意されており、通常の特急料金に加えて「しまかぜ特別車両料金」がかかることからもわかるように、非常に豪華な列車です.

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非常に豪華な列車、らしい…… くらいの前知識で車両に乗り込んだところ、この座席を見て驚かされました.2+1の3列シートで本革製、しかもリクライニングもレッグレストも電動、さらに空気圧によるエアクッションまで装備されています.

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先頭車両でハイデッカーなので前面眺望も素晴らしいです.

しかも先頭車両でなくても眺望を楽しめる仕掛けが用意されています.
それがこの、無線LANを利用したストリーミング配信サービス.数秒のディレイはありますが、このサービスは嬉しいです.しかもインターネット接続サービスも無料で用意されています.

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記念乗車証もいただきました.

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もっと乗っていたいと名残惜しい気分でしたが、伊勢市駅で下車.改めて先頭車両を見ると、エッジの効いたデザインをしています.そして車両がとても綺麗です.鉄道車両は基本的に野ざらしで保管されるものですから、汚れや雨や洗車時の水垢が残るものですが、まったく見当たりません.近鉄のしまかぜに対する意気込みを感じます.

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伊勢市駅から徒歩で外宮へ.昨年の式年遷宮以来、さらに参拝者が増えているとのことで、参拝するのにも少し待つほどでした.
参拝と御朱印をいただいたら、バスに乗って内宮に向かいます.

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この五十鈴川のほとりに立つと、なぜか伊勢にきたなという実感がします.軽く水に手を浸してから参拝に向かいます.

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内宮は外宮にもまして混雑していました.とくにこの石段より先は撮影禁止ということもあって、記念撮影する人でごった返します.
外宮同様に参拝と御朱印をいただき、御守りも購入しました.

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参拝を終えたら、門前町に繰り出してお昼をいただきます.
名物はなんといっても伊勢うどん.そして海の幸として「手こね寿司」、近場の松阪の名物としての「松阪牛」.
迷った結果、今回はゑびやで松阪牛の牛丼に伊勢うどんをつけたセットをいただきました.

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伊勢うどんはこのもっちりとした太麺がポイント.容器の底のたまりじょうゆとしっかり混ぜていただきます.
五十鈴川同様、これもまた伊勢を感じるひとつです.

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松阪牛の牛丼.松阪牛を食べるのはこれが初めてかも.
肉の濃厚さがすごいです.一般的な「牛丼」のイメージから連想される、切り落としの細切れ肉ではなく、大ぶりの薄切り肉が使われており、まるですき焼きやしゃぶしゃぶの肉をご飯にのっけて供されたみたいな感じ.

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伊勢うどんと牛丼を食べたところに、さらに続けてデザートを!
と、赤福氷をいただきました.伊勢の記憶としてなんか蒸し暑いイメージがあるのですが、これはこの赤福氷を目当てにして暑い時期にしか訪れていないからですね.

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食べ進めると、中からあんこが.そして赤福餅が2個出てきます.ひんやりしてやや固くなった赤福餅がまた格別です.

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さすがに食べ過ぎたので、時間に余裕があることだしと、駅まで歩いて移動.内宮から近鉄の五十鈴川駅まで2kmほどの距離なので、ほどよい腹ごなしになります.
ここからまた特急に乗り、名古屋方面に戻ります.

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名古屋までまっすぐ戻らず、途中の四日市で下車.
以前から存在が気になっていた、「四日市あすなろう鉄道」に乗車します.
この鉄道、今年の4月から第三セクターですが、それまでは近鉄の路線でした.
見てのとおり、車両がとても小さいです.小さい、というか幅が狭いです.レール幅が762mmしかありません.一般的なJRなどのレール幅1,067mmと比べてもその狭さがわかります.

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3両編成で、両端の車両はそれぞれの進行方向を向いた1人掛けの座席が、そして中間車両はロングシートになっています.このロングシート、人が座ると1人が通るスペースしか空いていません.
走り始めると、線路幅が狭いので左右に激しく揺すられます.このまま脱線するんじゃないかと不安になるほどです.

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終点の内部駅まできました.終点まできても、とくになにがあるわけでもなく、駅前には民家が並んでいます.
こうして駅舎の外から、改札や車両が見える光景は大好きです.
そのまま乗ってきた電車に再び乗り、折り返し四日市に戻りました.

FUJIFILM X100T
四日市から名古屋まで戻りました.
当初の予定というかもくろみでは夕飯に味噌カツでも食べようかと思っていたのですが、昼に食べ過ぎたのが残っていて重たいものを食べる余裕はないので小倉チーズトーストをいただきました.小倉トーストが名物なのは知っていましたが、チーズ入りがあるのを見てついそっちを選択.チーズの塩気があんこを引き立てて違和感のない味でしたが、まあチーズはなくてもいいかなと.
帰りの新幹線は当初の旅行目的であったグリーン車で.
日帰りで慌ただしい旅行でしたが、伊勢は何度行ってもいいものだなと改めて思いました.できれば混雑していない、平日の朝早くに行ってみたいものです.