2014/04/05

豪徳寺

Category: カメラ・写真,旅行・観光,日記・雑記 — Annexia @ 21:57

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FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
F1.4 1/4,000秒 ISO200

 先週はまだ桜がそれほど咲いてなかったので、今日も豪徳寺にでかけてきました.

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FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
F5.6 1/250秒 ISO400

 門をくぐったところの桜はすでに大半が散ってしまっていました.

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FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
F2 1/3,800秒 ISO400 +2/3補正

 オオシマザクラ、でしょうか.こちらはちょうど見頃でした.

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FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
F5.6 1/480秒 ISO400

 今日のお目当てはこの枝垂れ桜.まだつぼみもありましたが、八分咲きといったところで、たくさんの花を咲かせていました.

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FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R Macro
F5.6 1/350秒 ISO400

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FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R Macro
F2.4 1/550秒 ISO200 +2/3補正

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FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
F5.6 1/600秒 ISO200

2014/04/01

エイプリル・フールと光学ファインダ

Category: カメラ・写真,日記・雑記 — Annexia @ 23:59

 4月1日はエイプリル・フール.
 以前はそれほど流行しているとは言いがたい習慣でしたが、インターネットの普及に伴い、各企業がプロモーションの一環としてあれこれと手の込んだ仕掛けを繰り出すことによって奇妙な定着をしつつあるようです(それでも数年前よりは下火になっている気もしますが).

 で、自分も


てなことをツイートしてみたりしたのですが、実際のところX-T1を使うようになってから光学ファインダに対するこだわりというか、EVFに対する抵抗感ってほとんどなくなったんじゃないかという気がしています.

 出始めの頃のEVFは当然ながら今よりも画像も小さくて解像度が低くてピントもわかりづらく、カメラを左右に振ると像の遅れがあって三半規管に影響するような気持ち悪さとでもいうか、生理的な拒否反応がありました.
 それが徐々に改良されて、X-T1のEVFではフルフレームの一眼レフを超える画像サイズになり、映像の遅延も意識させないレベルにまで到達しました.むしろここまでくるとEVFならではの利便性、たとえばMF時には画面を二分割して中央部を拡大したり、縦位置にするとシャッター速度や絞りの数値も自動回転するなどといったメリットのほうが大きく感じられます.さらにいうと、EVFとコンピュータの色調による違いはあるにせよ、いま覗き込んでいる露出やボケ具合、ホワイトバランスそのものが記録されるというのは撮影ミスを防ぐ大きなアドバンテージであるといえます.
 昔、デジタルで印刷原稿を作るのはMacの独壇場だった時代に「WYSIWYG」という言葉がありました.「What you see is what you get.」つまり、あなたが見ているものがあなたが(紙となって)手に入れることができるもの.という意味.EVFというのはこれに近いものなのかもという気がします.

 とはいえ、どれだけEVFが進化をしても光の速さにかなうEVFの開発は無理でしょうし、光学ならではの透明感のあるクリアな視界に魅力があることもまた事実なのですが.

2014/03/31

年度末 + 消費税増税前日

 今日は年度末.しかも明日から消費税は8%に増税.
 自分の業務的には年度末だからといってとりたててなにか特殊なことをすることもないのですが、世の中はそうでもないようで、自宅近くのスーパーは今日は早めに店じまいする旨の張り紙がしてありました.ネット上のオンラインショッピングサイトでも、メンテナンスと称して日付をまたぐ数時間を営業休止にするところがちらほらありました.おそらくは消費税5%なのか8%なのかで無用なトラブルを招きたくないというような目的があるのではないでしょうか.

 会社帰りに新宿に向かうと、小田急の定期券売り場は長蛇の列.明日から運賃も値上げになるので駆け込みで購入しておこうという人が多いようです.3月末はただでさえ新入社員や新入生、転勤などで定期券売り場が混雑する時期なうえにこの増税ですから、鉄道会社は通常よりも早くから定期券の事前購入を受け付けていたはずなのですが、ぎりぎりにならないと行動に移らない人がこれだけ多いということなのでしょう.

 ヨドバシカメラは週末に匹敵する混雑ぶりでした.
 レジはどこも混雑しており、店員が列の整理をしていたほどです.事前に予約していたものを受け取るだけでも待たされるなんてのは初めてのことです.年度末というよりも、増税前の駆け込み購入というのが大きそうです.ヨドバシカメラは通常通りの営業時間のようでしたが、閉店後にすべての商品の値付けを変更するのでしょうか?POSデータの修正だけでも一苦労だと思うのですが、商品に貼ってある値札シールやプライスカードなどのことを考えると、徹夜作業でも終わるのかどうかと心配になってきます.

 一眼レフやミラーレス系の売り場に行っても人だかりは多く、フィルタを買おうとしてレジに向かったらX-T1のレンズキットを購入しようとしている方がキャッシュバック対象ではないのかと店員数名とやりとりをしていました.

 店としてもかきいれどきだろうということで、用件を済ませた自分は早々に店を出ることにしました.

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FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R

 なんか箱がひとつ増えました.
 中身に比べてどうしてこんなに外装箱が大きいのか、いまいち理解に苦しみます.

2014/03/30

豪徳寺

Category: カメラ・写真,旅行・観光,日記・雑記 — Annexia @ 17:23

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FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

 昨日は天気も良かったので、そろそろ桜も咲いているだろうかと思って豪徳寺まで出かけてきました.

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FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R

 豪徳寺は世田谷区の住宅地にあり、短いながらも松並木の参道もあります.

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FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R

 井伊家の菩提寺である豪徳寺は当時からある灯籠など建造物が残っています.墓地には江戸幕府の家老であった井伊直弼などの墓があります.
 まだ桜は咲きはじめでした.

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FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R Macro

 いくつか起源説がありますが、招き猫発祥の地と言われている豪徳寺.奉納された招き猫が大量に置かれていました.

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FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R

 本堂の裏手に咲いていた桜はすでに散り始めていました.品種による違いでしょうか.
 まだ枝垂れ桜や八重桜はつぼみや咲く気配すらなかったので、あと1,2週間はかかるかもしれません.

2014/03/29

富士フイルム X-T1(カメラボディについて)

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 23:59

 先日購入した、富士フイルムX-T1.デジカメらしからぬ、ダイアルを多用した操作系が特徴です.

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RICOH GR

 正面右側.ペンタプリズムが入っているっぽい形状をしていますが、ミラーレス機なので内部にはEVFなどと一般に呼ばれている電子式のファインダが内蔵されています.この部分の角張ったデザインはかつて使用していたCONTAXの一眼レフを彷彿とさせます.
 「X-T1」のロゴの下にはシンクロターミナル、そしてボディ下部にはフォーカスのモード選択ダイアル.14mmや23mmのようなピントリングを手前に引くとMFに切り替わるレンズの場合は、このダイアルを操作する必要はありません.

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RICOH GR

 正面左側.マウントの左下にレンズ取り外しボタン.回転方向がニコンと逆なので未だに戸惑います.慣れで解決できるとは思いますが.
 グリップ右にあるボタンはFn1ボタン.デフォルトではブラケティング撮影時の設定に割り当てられています.

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RICOH GR

 特徴的ともいえる上部.大きめのダイアルが3つあり、左から順にISO感度、シャッター速度、露出補正.ISO感度とシャッター速度ダイアルは2段になっており、それぞれドライブモードと測光方式のダイアルを兼ねています.
 電源スイッチはシャッターレリーズ同軸.ダイアルの突起が小さいこともあって、やや固い印象.シャッターレリーズははっきりとした感触のあるタイプ.D700の半押しと全押しの境界のないレリーズが好みだったので、あんまり好きなタイプではありません.
 シャッター速度ダイアルと露出補正ダイアルに挟まれるようにしてFn2ボタン.Wi-Fiとあるように、デフォルトではWi-Fiによる写真転送やリモートコントロールに割り当てられています.
 フラッシュは内蔵されていません.アクセサリシューに取り付ける小型のものが同梱されていましたが、使うことはないかもしれません.

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RICOH GR

 背面.X-T1の大きな売りであるファインダは接眼部も大きめ.その左側には消去ボタンと再生ボタン.撮っていて厄介だなと感じるのがこの消去ボタンの扱い.撮影後に拡大表示してブレていたりするとその場で消去する癖があるのですが、いちど再生モードにしてからでないと削除できないのです.それでいて、削除モードになるとOKボタン連打でどんどん画像が削除されてしまうので操作には気を使います.
 ファインダ右にはAEロックボタン、背面ダイアル、AFロックボタン.位置的にAFロックボタンが押しづらいです.
 液晶モニタ横には、フォーカスアシストボタンと、Qボタン、カーソルとMENU/OKボタン、そしてDISP/BACKボタン.
 フォーカスアシストボタンは撮影時に押すことで中央部を拡大表示してくれるボタン.撮影後に押すことで撮影画像が拡大されるのでピントチェックなどに有効です.
 Qボタンはアスペクト比や画質など、撮影時の設定をまとめて行えるようにするための設定画面を呼び出すボタン.
 カーソルキーは4方向ともすべてFnボタン、つまり自由に機能を割り振れるようになっています.デフォルトでは上がマクロモード、左がフィルムシミュレーション、右がホワイトバランス.下がフォーカスエリアの選択.自分はデフォルトのまま使用しています.マクロモードは押すとON/OFFの選択画面が表示されますが、押すたびにON/OFFが切り替わってくれるほうが手間がかからなくていいなと思います.
 液晶画面はチルト式でローアングルで撮影するときに便利そうですが、今のところはまだ活用しきれていません.

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RICOH GR

 ファインダ内映像.数値のフォントがFuturaなのが個人的には非常に嬉しいところです.
 大きめの画像にできるだけかぶらないようにして各種数値が表示されています.ヒストグラムも表示可能ですが、自分はオフにしています.
 中央部分に表示されている青と白の線は傾き検知センサー.GRのように前後の傾きは検知してくれません.また使ってみた感じ、わりとざっくりとした判定なのかなという気がしました.
 ファインダ内の映像が大きいことを利用して、MF時には二分割して右側に拡大画像を表示するなんてことも可能です.また、縦位置で撮影すると各種パラメータ表示も回転して縦位置に合わせた表記に切り替わります.このあたりはEVFとしての特性を生かした設計だといえます.

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RICOH GR

 底面.三脚穴左にある蓋のようなものは、縦位置グリップを取り付けるときに使用する端子.三脚穴はレンズの光軸と揃っていませんが、縦位置グリップを取り付けることで揃うそうです.三脚穴右にはバッテリ収納部.縦位置グリップの使用を考慮してか、SDメモリカードスロットは右側面のグリップ部にあります.


 このX-T1、富士フイルム創業80周年を記念してのモデルということもあって、手の込んだ作りになっています.ソニーのDSC-RX1のようにほぼすべてのダイアルや文字が彫り込み文字で墨入れされているわけではありませんが、3つのダイアルなどは文字が刻まれています.
 X-T1の「T」はTrust=信頼とTough=タフ、頑丈さの意味が込められているそうで、耐久性を高めるためにパーツにシーリングが施され-10度まで使用可能になっているそうです.