2014/05/05
実家でデジカメ画像を保存するために、バッファローの「おもいでばこ」を購入しました.
今まではWindows XPを搭載したThinkPadを使っていたのですが、Windows XPがサポート終了のために使えなくなりました.
代替品として新たなPCを買うことも考えたのですが、使用用途がデジカメ画像の保存とWebの閲覧程度とのことだったので、iPad(これは今までもあった)とおもいでばこで代用することとしたのです.
購入したのはPD-100S/Wという500GBのモデル.
箱の内容物は、
・「おもいでばこ」本体
・ACアダプタ
・リモコン
・リモコン用電池
・TV接続用HDMIケーブル
・USB無線LANアダプタ
・説明書(セットアップシート)の入った封筒
というシンプルなもの.余計なものはなく、かといってあとから購入する必要もない、過不足のない付属品です.
自分はこれに追加して、500GBのUSB接続のバックアップ用ハードディスクを用意しました.
セットアップは簡単… なはずですが少しつまずきました.
配線自体はTVにつないでコンセントを差せばできるので手間要らずですが、無線LANに接続しようとしてWPS機能を使おうとしたところでなぜかおもいでばこがフリーズ.強制的に電源を切ったりしたものの復旧しなかったため壊れたかと思いましたが、電源やバックアップ用のハードディスクを外して起動し直したら復旧しました.その後はWPSを使わずに手動で無線LANにつないで設定完了.
肝心の使い方ですが、極めてシンプル.
1. おもいでばこの電源を入れる
2. 電源ランプが緑色になったところでSDカードを接続
3. SDカードスロット横の「とりこみ」ボタンを押す
4. SDカード内の画像がすべて取り込まれる
5. SDカードを外す
以上で完了です.重複した画像は取り込まれないので、すでに取り込まれた画像がSDカードに残っていてもOK.
余計な確認画面が出てこない操作性は良くできています.
あとは電源を切れば、自動的に外付けハードディスクにバックアップされるので安心です.
また、取り込んだ画像を見るには、
・テレビの画面で見る
・iOSやAndroid用アプリで見る
の2つがあります.
iPadでの設定を行いましたが、AppStoreからダウンロードしてアプリを起動すると無線LAN内を検索しておもいでばこを検出し、あとはおもいでばこの設定画面で承認をすれば接続完了です.なお、おもいでばこの電源をオフにしていてもiPadから閲覧できるそうです.
購入にあたってはネット上での評判を参考にしましたが総じて評判がよく、実際に使ってみてもよくできていると思いました.
気になった点としては、
・最初からインストールされているBGMの音量が大きく、BGMを鳴らさないという設定が見つけられなかったこと.なので個別の曲再生設定で1曲ずつオフにして鳴らさないようにする必要がありました.
・撮影ミスした画像を消すのにやや煩雑な手順が必要.ただ、これは誤操作防止という観点からするとこれでよいのかもしれません.
というくらいでしょうか.
2014/05/04
実家に帰省したついでに、両親ともども常滑まで出かけてきました.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
まずは昼食で「盛田 味の館」に.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
常滑で醸造を行っている盛田家といえば、ソニーの創業者の一人である盛田昭夫氏の生家でもあります.
建物内には「常設展 十五代当主 盛田昭夫」展が展示されています.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
規模はそれほど大きくはありませんが、映像資料やこのようなパスポートなどの資料が展示されています.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
店内は醸造蔵を改装したものであり、木樽などが置かれています.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
お昼にいただいたのはおでん定食.おでんというよりは田楽といった感じですが、こんにゃくや大根、卵、豆腐に味噌がたっぷりとのっています.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
続いて常滑の焼き物店が密集している場所へ.
以前から見たかった巨大な招き猫「とこにゃん」.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
裏面はこんな感じ.わりとハリボテ感があります.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
土管坂.地面も両側の壁も焼き物でできています.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
そこかしこに焼き物が使われています.非日常な空間ではありますが、なかなかに味わい深いものがありました.
2014/05/03
RICOH GR
「富士フイルム X-T1 FANBOOK」を読みました.紙の書籍を買うと1,900円ほどですが、今回は電子書籍版を購入したので1,400円くらいでした.
内容的には先日読んだ「FUJIFILM X-T1&X Series パーフェクトブック」と同じような感じですが、「FUJIFILM X-T1&X Series パーフェクトブック」がメーカーインタビューなどを取り上げているのに対して、「富士フイルム X-T1 FANBOOK」はX-T1本体の使い方をカメラとしての基本的な部分とからめて説明しているような感じでした.なので、コンパクトデジカメからのステップアップとしてX-T1を買った人や、マニュアルの副読本的な使い方をしたい人にはうってつけの内容です.
いちおうカメラとしての基礎は理解しているつもりなのでおさらい的になるところは多々あったのですが、作例として掲載されている写真がどれも美しく、こうした写真を撮るにはこのモードを使ってこうして撮ればよいという説明は非常に参考になりました.
2014/05/02

iTunesの新しいサービス「iTunes Match」が日本でもサービス開始になりました.アメリカでは2011年から始められていて、日本でも2012年には開始する予定だったのがずれこんでおり、唐突に今日からサービスが始まりました.
iTunes Matchとは、自分のコンピュータのiTunesに登録されている曲をAppleに認識させることで、その曲の入っていない自分のiPhoneやiPadなどでも音楽を聴くことができたり、低音質の曲でもAAC 256kbpsの高音質で聴くことができるというサービスです.
メリットとしては、
・記憶容量の少ないiPhone/iPadでもたくさんの曲を聴くことができる
・低音質でiTunesで取り込んだ曲も高音質で聴くことができる
デメリットは、
・年間3,980円の有料サービスである
・モバイル環境で曲をダウンロードしつつ聴くのは通信量とかバッテリに負担がかかる
といったところでしょうか.
で、加入するかどうかですが、いまのところは加入する予定はないです.
iTunesライブラリには約1万曲が入っており、4割以上が128kbpsなので音質の向上は見込めますが、普段聴いていて「あ、これは128kbpsだから音が悪いな」ってわかることはないので、そこに定額のコストをかけるのもどうかと思ったりするのです.
それにiPhoneやiPadは64GBのものを使っていて容量には余裕があるのと、それにあわせてレートやプレイリストで曲を絞っているので、それほど必要を感じないというのもあります.
個人的には同じ定額サービスならば、iTunes Storeの曲を好きなだけ聴けるようなサービスがあれば加入したいですね.
2014/04/26
RICOH GR
ディーラーを訪れたら、CX-5のディーゼルがあるんで試乗しませんかといわれたので、数kmほど運転してみました.
ディーゼル車は運転するのがほとんど初めて(以前に運転したのは教習所のカペラなので記憶もないほどずっと昔のこと)なので、助手席などにたまに乗るメルセデスのE350と比較になりますが、こんな印象でした.
・車外/車内ともにE350よりはうるさい.が、走り始めるとさほど気にならない.ディーラーの営業さんいわく、BMWよりは静かとのこと
・加速感はあるのだけど、着座位置が高く遮音性が高いため実感のわかないまま速度が出てしまう
・シフトショックは皆無.よくできたATだと思う
・遮音性が高いこともあって静かなのだけど、エンジン音やロードノイズなどがこもった感じで聞こえてちょっと好きじゃない
・遮音性の高さがあだとなって、内装のきしみ音のようなものが逆に気になった
・サスペンションは硬め.自分のロードスター(純正ビルシュタイン+前後タワーバー+底面補強)と比べてちょっとマシといったレベル
・ブレーキは踏んだだけきちんと効く.急に割り込んできてすぐに右折した車があって強めにブレーキをかけたら意図どおりに減速したのは感心
・アイドリングストップ機構がついており、信号が青になってからブレーキを緩めてエンジンがかかるとワンテンポ遅れて発進する印象
・アイドリングストップ機構は通常の信号停止だと即座にエンジンが停止するが、信号の左折で歩行者の通過待ちのようにステアリングを切った状態だとエンジンがかかったままになるのはよくできている(アイドリングストップ機構がついてる車って全部そうでしたっけ?以前に乗ったレンタカーのミラージュは違ったような記憶が)
・上級グレード車でレーダー等の安全装備も装着されており、ウィンカーを出すとその方向の斜め後ろに車や自転車がいると警告音がする.最近のハイテクってすごいな
メルセデスと比べるのがそもそも間違いだっていう話ではあるんですが、車としてはよくできていると思いました.自分はSUVは買うつもりはないですが、SUVを探している知人がいたら一度試乗してみるといいよとお勧めするかな.
CX-5のあとなので、帰りに乗ったロードスターでトルクの薄さを感じました.が、やっぱりこのダイレクト感は他に変えがたい魅力があります.