2022/09/22
松本旅行、3日目と最終日です.
3日目は天候が回復してくれるのを期待していたのですが、起きてみるとやはり雨で路面が濡れている状況.その後、雨は止んで徐々に路面も乾いてきたものの、降水確率は70%で雲行きは怪しげな雰囲気で自転車で外出するのは微妙なところでした.
旅行前に計画していた、松本から輪行して行ってみたい場所として、
1. 大町方面(木崎湖、青木湖など)
2. 諏訪湖
を考えていたのですが、どうやら大町方面は雨雲が押し寄せてきているっぽいので見送ることにして、安全策として自転車をホテルに置いて諏訪湖方面に出かけることにしました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
松本から各駅停車に乗り、岡谷駅で下車.そこから歩いて数分で諏訪湖に到着します.
自分も知らなかったのですが、静岡県西部に流れている天竜川は諏訪湖が起点なのですね.諏訪湖にはいくつもの河川が流れ込んでいるものの、諏訪湖から流れ出るのは天竜川だけなのだとか.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
大河も最初は湧水だったり小さなせせらぎだったりするものだと思っていましたが、天竜川は起点からしてこの勢いです.そりゃ暴れ川と呼ばれてダムもいっぱいできるわけだなと思いました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
諏訪湖のあたりは雲は多いものの、雨の降る雰囲気ではなさそうで、これだったら自転車を持ってきてもよかったなと思いました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
部分的に工事中ではありましたが、自分の歩いたところは歩道と自転車道が整備されていました.
湖畔を歩くので諏訪湖が見えるのは結構なのですが、反対側は交通量の多い道路で観光できるような場所もなくさすがに歩いていて飽きてきてしまいました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
想像以上に諏訪湖は広く、予定していた列車にも間に合わず、歩き疲れたなと思いながら上諏訪駅に到着して次の列車まで30分くらいあるけどどうしようと思いながら改札を見たら、その先に通常はあり得ない「足湯」の案内がありました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
そういえば松本から新宿に向かうあずさで、途中駅で足湯を見るなと思っていたらここだったとは.ということで、改札を通って足湯に.
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なんだか変な夢でも見ているかのような、もしくは妙な合成写真のような光景のようにも見えます.
とはいえ、諏訪湖を半周歩いて疲れた足にはこれ以上のものはなく、まさに救われた気分.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
と思っていたら列車到着のアナウンスが入り、自分の乗る予定の列車が入線してきました.
まだ10分以上あるはず…… と思って慌てたら、特急列車の通過待ちをするのでしばらく停車するとのこと.なので無事に乗車することができました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
松本に戻り、昼食を食べるほどの食欲もないけどちょっとつまみたい、と思って駅前の喫茶店「翁堂」に.ここには絶滅危惧種ともいえる「たぬきケーキ」があるのです.
少し離れた席でボリュームあるスパゲティ(パスタではなくスパゲティ)を食べているのを見て、ちょっとアレもよかったなと思いつつケーキをつつくのは、なんともいえない感じでした.朝食にホテルでバイキングであれこれ食べてしまうと、昼食と夕食の両方をしっかり食べるのは厳しく感じてしまうのはさびしいところであります.
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夕方になってもう雨も降らなさそうだし、ということで少し離れた地元のスーパーまでブロンプトンで買い出しに.
結局、ブロンプトンを使ったのは駅とホテルの往復以外ではスタバにコーヒーを買いに行ったのとこのスーパーに買い出しに行っただけで、なんとももったいない感じでした.
それはさておき、旅行に出たら国内/海外を問わず地元の人が利用するスーパーに買い物に行くのは楽しいものです.
おもしろいなと思ったのは、
・味噌の種類が多い、しかも知らない味噌ばかり
・地元産ワインコーナーが充実.ワイン屋の作ったぶどうジュースなんてのもあった
・惣菜売り場にはおやき、山賊焼、からし稲荷、謙信寿司といったローカル料理が
・長野のお土産として知られているみすゞ飴が安く売られていた
おやきは八幡屋礒五郎の七味を使ったものがあり、からし稲荷が和芥子を使っているとのことで気になったので夕飯に買ってきました.山賊焼も食べたかったのですが、ボリュームがあったので見送りに.
おやきはどれもさすがのおいしさ.きのこ三昧の旨味あふれる味わい、七味入りはピリ辛を超える本格的な辛さでこれも美味しかったです.からし稲荷も食べ進めるにつれて和芥子が存在を主張してくる感じでまた買いたくなる味でした.
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最終日は午前中にお土産を買いに出かけ、チェックアウトしたらそのまま松本駅に直行して昼過ぎの特急で帰宅しました.
昼食は昨日食べるのを見送った山賊焼の駅弁.駅弁になってもボリューム感がすごいです.
天候がすぐれないのが残念な旅行ではありましたが、それでも2年半ぶりの宿泊ありの旅行として楽しむことができました.なんかこれ以上旅行をしないでいると、旅行というものの存在が自分の中から消えてしまいそうだったので、良さを再認識できたという意味では重要だったのかなと.
天候が悪く、せっかく輪行したブロンプトンが活躍の機会がほぼなかったので、これはぜひリベンジしたいところです.
今回のようなホテル滞在型の場合はある程度丈夫な袋などに収納して宅配便で送って、また自宅に送り返す手段をとったほうが楽でいいということをあとから知りました.今後は現地についてから宿まで自転車移動する必要がないのであれば送るという手段も検討したいと思います.
2022/09/20
松本旅行、2日目です.
朝起きて外を見たら道路が濡れており、小雨ながらも降り続いているあんまり嬉しくない状況でした.
予報でもこの日はいちばん雨が降りやすいであろうといわれていたので、まあ仕方がないということで自転車は諦めて徒歩で外出することにしました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
ホテルからしばらく歩いたところにある、松本市美術館にやってきました.
外見からして草間彌生の世界観が全開になっていますが、ここ松本市は草間彌生の生誕の地なのです.訪れたときにはさらに企画展として『草間彌生 版画の世界』が開催されており、さらに『特集展示「草間彌生 魂のおきどころ」』も開催されており、草間彌生作品をたっぷり見ることのできるタイミングでした.
草間彌生作品といえば、有名な「かぼちゃ」や、かつてauの携帯電話として販売された犬くらいしか知らない、あとは水玉のイメージ(余談ですが松本市内を走る周遊バスのうちの1台は水玉模様にラッピングされ、ナンバーが「841」です)くらいなのですが、大量の作品を見て圧倒されました.作品の迫力に圧倒されて休憩用の椅子を使ったのは今回が初めてです.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
「かぼちゃ」は立体物のそれしか知らなかったのですが、版画として大量の作品があり、それが壁一面に展示されているのを見たときには足元がおぼつかないような不安定さすら感じました.さらに特集展示では立体物のかぼちゃもありました(この作品のみ写真撮影可).
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
2.5mほどある巨大なかぼちゃが部屋の中央に展示されている光景というのは、言葉に言い表しがたいものがあります.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
自動販売機まで水玉です.最上段のコーラ(とおぼしき水玉)は購入できず.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
結局この日は夕方まで雨が降ったり止んだりの天候で遠出はできず、昼食は近所の喫茶店でケーキセットをいただき、夜はホテル近くにあるトンカツ店「かつ玄」でロースカツをいただきました.あんまり広くない店ということもあって、18時過ぎに訪れたらすでにお客さんが数名いて、そのあとも続々と入店してテーブルは埋まり、さらに電話予約した方が持ち帰り弁当を受け取りに来るなど、人気店でした.以前に「特選ロースカツ」を頼んだら前菜のボリュームと相まって相当なボリュームに打ちのめされたので今回は通常のロースカツにしましたが、それでもなかなかの量でした.美味しくいただきました.
2022/09/19
COVID-19の影響で外出を控えるようになり、めっきり旅行にも出かけなくなってしまいました.
実家に帰省した以外では2年半も宿泊を伴う旅行に出かけていません.
自分も7月末に感染してひと段落し、世の中の感染者数もピークを超えて落ち着きを見せ始めている状況なので、旅行に出ることにしました.目的地は2年半前と同じ松本です.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
今回はブロンプトンを輪行で持っていくことにしました.天候があんまりよくないという予報だったのですが、3泊するので1日くらいは天気のよい日もあるだろうと期待してのことです.
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以前に乗っていたクロスバイクでも輪行して新幹線に乗せて実家に持ち帰ったことはありますが、それに比べるとブロンプトンは分解の手間がほとんどないので簡単でいいですね.
それでもやはり自転車を運ぶというのは簡単ではなく、以前に様子見のため都内で輪行した時に感じたのですが、やはり重い(約12kg)ということと、クイックリリースで分解する一般的な自転車と異なり、折り畳んでひとつの塊と化すので輪行袋への出し入れが意外と厄介です.輪行袋はブロンプトンのフレーム内に収めるタイプの細長い輪行袋を最初に購入しましたが、使い勝手等を考慮してそれは緊急用として(そういえば購入するときも「お守りとして入れておくと安心ですよ」と言われたのでした)、普段使いにはrin projectの輪行袋を新たに購入して使用することにしました.rin projectの輪行袋は上下どちらからも収納できることや、改札外など転がして問題のない場所では下側を開けて転がすことができるのが便利です.
輪行するにあたっては、最寄り駅や乗り換えの新宿駅の構内図、乗車する列車の荷物スペースの場所など様々な要素を調べました.平日の昼近い時間帯の列車なので混雑はしないだろうし、隣に誰かが座る可能性も低いとは思われるのですが荷物スペースが使えるのならそこに設置したいもの、でも盗難のリスクもあるのであんまり離れたところに自分がいるのも不安だし…… とか考えるとキリがないですね.特急あずさに使用されるE353系はスキー客用途も考慮されているせいか、だいたい2両に1ヶ所荷物スペースが用意されています.最近は国内旅行でも小型のスーツケースを使う人が多いので混雑する時期には埋まってしまいそうですが、行き帰りとも無事に置くことができました.とはいえ、行きの列車では急病人が出たとかで緊急停車する事態があって急ブレーキをかけた影響か、松本駅で見たら固定用バンドでかろうじて倒れずにいるような状態だったので、固定は必須ですね.
写真は帰りの列車で自分の指定席から撮影したものですが、横を見るとブロンプトンが見えるのは安心です.
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松本駅に着いたら、どんよりとしているものの雨は降っていなかったので駅前でブロンプトンを展開し、とりあえずホテルへ.
まだチェックインの時間には早いので、フロントで荷物とブロンプトンを預けて身軽になったところで遅い昼食をいただきに出かけました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
お店も新規開拓しないとな、と思いつつ久々に訪れたのでお気に入りの店であるおきな堂に.
ポークソテーに食後にコーヒーとプリンを.ここはなにを食べても美味しいです.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
食後の散歩を兼ねて松本城に.月見櫓が補修工事中なのでモノクロで撮影したほうがしっくりくる感じでした.
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ホテルに戻ってチェックインし、ブロンプトンも部屋に.このあと、少し離れたスターバックスまでコーヒーを調達しに行き、持ってきてよかったなとそのときは思ったのですが、結局そのあとは天気が芳しくなく、あんまり活躍の機会がなかったのが残念なところです.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
夕食はホテル近くの小松パンで買ってきたものをいただきました.
牛乳パンはこの店の名物で、要予約でなおかつ週末は予約しても入手困難なようです.見た目からは想像できないずっしりとした重量とたっぷり詰まった濃厚なミルククリームが特徴で、1回で食べることなど到底無理で3日かけてようやく食べきりました.
2020/12/30
2020年を振り返る、旅行篇です.
……といっても、今年は空振りも同然でしたね.
1月 松本・飯田線
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander ULTRON 28mm F2 VM
2019年に続いて年明けに松本に出かけてきました.2019年のときは雪深い南小谷まで出向き、再び松本から中央線で帰ってきましたが、今回は飯田線まわりで豊橋から新幹線に乗るルートを利用しました.
このときはまだ世間も騒がしくなく、気兼ねなく旅行できる状態だったのですが.
2月 静岡(日帰り)
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
2月に入り、国内にも徐々に感染者の情報が伝えられるようになってきた状況で、「遠出は避けたいけど日帰りでちょっと出かけたい」という観点から静岡に.この段階で新幹線はガラガラで、混雑を避けようとグリーン車を使ったらほとんど乗客がいませんでした.
新富士で下車してつけナポリタンをいただき、岳南電車に乗車し在来線で静岡まで行き、静鉄電車に乗って新静岡と新清水を往復して新車を堪能し、帰る前に静岡おでんをいただくという、鉄道と食べ物を満喫する濃厚な旅行でした.
9月 銚子(日帰り)
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R WR OIS
夏が過ぎ、感染者もひと段落しつつある状況で、例年であれば7月に行っていた銚子に日帰りで出かけてきました.
賑わいはそこそこあったものの、毎回訪れているヤマサ醤油の工場は見学スペースが閉じられていたりと例年とは異なる状況のところもありました.
今年は他に1回、用事があって静岡に出向いたくらいで、計4回しか東京都以外の地を踏まなかった1年でした.例年12月に出かけていた北関東/福島方面のあんこう鍋旅行もなしです.車での遠出もないので、今年は3回しか給油をしていない有様です(まったく車を動かさないのもよくないので、夜中にどこにも立ち寄らずドライブに出かけたりしています).
安心して旅行に出かけられる日が早く帰ってくることを強く望んでおります.
2020/09/27
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
COVID-19の影響で外出もままならない昨今.
2月に静岡に出かけて以来、7ヶ月ぶりに東京都以外の地を踏むべく銚子に出かけてきました.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
東京駅から約2時間で銚子駅に到着.いつもであればすぐに銚子電鉄に乗り換えるのですが、COVID-19の影響で減便されており特急に接続する列車が運休となっています.なので45分後の列車を待たなくてはなりません.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
銚子に行ったら、ヤマサ醤油の工場に行って醤油ソフトクリームをいただくのがいつものパターンだったのですが、醤油工場もCOVID-19の影響により工場見学の受付を中止しています.いろいろなところに影響が出ています.
なので、銚子駅前の通りをまっすぐ歩いたところにある、「銚子セレクト市場」に行って、醤油ソフトクリームをいただいてきました.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
銚子電鉄に乗り込んで、まずは一日乗車券「弧廻手形」を入手.銚子旅行の第一歩はここからです.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
君ヶ浜駅で下車.初めて降りる駅です.
もともとは神殿風の作りだったそうですが、建物が劣化してきて上物が落ちてくると危険ということで撤去した結果、柱(の残骸)だけが残されたそうです.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
この辺りで畑と列車をからめた写真でも、と思っていたのですが、いまはなにも植えられておらず空振りでした.7月だとキャベツやとうもろこしが育っているので、夏場に撮影場所も含めてリベンジしたいところです.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
次は本銚子駅で下車.ここで緑のトンネルを抜ける列車を撮影しようかと狙っていましたが、9月だとやはり樹木に勢いがないですね.これも初夏でないと狙い通りの写真にはならなさそうです.
あと、列車で移動しつつ撮影もして…… というのが鉄道好きとしては理想ではあるのですが、減便された状況ではなかなかそれも難しいなと感じました.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
本銚子駅から漁港のほうまで歩き、「丼屋 七兵衛」でお昼を.
ここの名物はイワシの漬け丼なのですが、イワシは入荷しておらず、サバの漬け丼を選択.イワシのシーズンは7月から8月なのですが(「入梅イワシ」と呼ばれて脂がのっている)、今年は7月で水揚げが終わってしまい、8月はほとんど入ってこなかったそうです.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
とはいえここは青魚専門店(マグロとかも置いてはいますが).サバの漬け丼はサバ独特のクセもなく、大満足でした.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
再び銚子電鉄に乗り込んで犬吠駅に.この日は天気が悪く、海も荒れ模様ということでしたが、実際に海岸近くにやってくると想像以上の荒れっぷりでした.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
あの有名な東映のオープニング映像「荒磯に波」は犬吠埼で撮影されたものですが、その場所は現在は遊歩道が崩壊して立ち入りができません.犬吠埼の崖の下は遊歩道が作っては波で壊されの繰り返しで、残骸となっているところが多いのです.それだけ波が荒いということなのでしょう.
同じ場所ではないですが、なかなかの荒々しい波が撮れました.どんよりとした雲と海、そして岩.カラーで撮ってもモノクロの世界のような画像なので、だったらモノクロ(フィルムシミュレーションACROS)で撮ったほうが雰囲気出るかなと思ってアンダー目にして撮影してみました.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
犬吠埼から少し離れたところにもう一つ「長崎鼻」というところにも灯台があります.
自分はそこの誰もいない、隔絶された雰囲気、しかも灯台も犬吠埼のもののような華のある外見ではなくただの円筒状というのが好きで何度か訪れたのですが、この状況で行くのは自殺行為のように思えたので今回は遠慮しておくことに.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
日帰り温泉でまったりし、犬吠駅の売店で「ぬれ煎餅」や「まずい棒」など大量に買い込み、夕飯をいただき(初めて行ったところなのですがいまいちでした……)、外川駅のノスタルジックな様子を撮影して銚子の夕暮れ時を堪能しました.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
9月だと18時くらいにはかなり暗くなってしまいます.
銚子電鉄の皆様、1日ありがとうございました.
個人的に思う銚子のベストシーズンは7月でしょうか.青々と育った野菜畑の中を走り抜ける銚子電鉄、入梅イワシのシーズンなどももちろんあるのですが、海が近いこともあって都心部よりも気温の上昇が抑えられるのでやや涼しいのもポイントです.冬場も気温低下が緩やかなのでサバ好きのかたは冬も狙い目かもしれません.