2023/05/05
RICOH GR III
毎年出かけていた銚子旅行ですが、3年ほどブランクがあり、ようやくひさびさに出かけることができるようになりました.
旅行を我慢していたのは他の方々も同様だったということで、東京駅から銚子駅へと向かう特急列車「さざなみ」も座席が埋まるのが早く、臨時列車も設定されていましたので今回はそちらを選びました.そのため、定期列車であれば255系が充当されるところをE257系の車両が使用されていました.もっとも、以前はこの時間帯の定期列車が運行されていたので、減便されていた列車が復活しただけという見方もできますが.
RICOH GR III
銚子駅に到着するとホームの降り口にはこのような大漁旗を模した歓迎がありました.
RICOH GR III
到着したのが11:20と、ちょうど昼食にはちょうどいい時間帯だったので、そのまま駅から歩いて5分くらいの距離にある寿司店「大久保」に.
連休ということもあって混雑も予想されたので事前に予約を入れていたのですが、到着してみると順番待ちの方がおり、予約しておいて正解でした.
RICOH GR III
おまかせにぎりを注文.伊達巻を入れるか入れないかを尋ねられたので、もちろん入れてもらいました.
銚子の伊達巻といえば、このようにプリンと見間違うかのような分厚く身の詰まったものになります.そしてここ「大久保」は銚子独特の伊達巻発祥の店とされています.
寿司自体もさすが漁港の街だけあってどのネタも美味しいです.
RICOH GR III
寿司のあとで歩いてすぐ近くにある「銚子セレクト市場」にてしょうゆソフトクリームをいただきました.
しょうゆ味のソフトクリームはほんのりあまじょっぱく、銚子を訪れた10年以上前に最初に食べたときには奇妙に感じられたものですが、いまとなっては訪れたら必ず食べています.
しょうゆソフトクリームの食べられる店としては他にヤマサ醤油の工場があるのですが、そちらは現在も飲食は営業再開されていませんが、再開したらまた訪れたいと思っています.
RICOH GR III
銚子駅まで戻り各駅停車に乗って数駅、猿田駅にて下車します.
RICOH GR III
駅からしばらく歩いたところに猿田神社がありますので、そちらにて参拝してきました.
RICOH GR III
これは猿田神社の参道にある「先神橋」.下を川と総武本線の線路が通っています.
橋の開通は明治30年となっており、あとで調べてみたらこの地に総武本線が開通したのが明治30年なので、開通当時に建てられたもののようです.
RICOH GR III
再び総武本線で銚子駅に戻り、銚子電鉄に乗り換えます.10年以上前、銚子を訪れるきっかけをくれたのが銚子電鉄なので、やはり銚子に来たら銚子電鉄に乗るという選択肢は外せません.
連休中ということもあって乗客も多く、通常時よりもかなり増便されており、30分に1本くらいのペースで列車が運行されていました.このくらいの本数があると時刻表をそれほど気にせず気軽に利用できます.
RICOH GR III
犬吠駅で下車し、犬吠埼方面へ.灯台に登っている人も多く、磯に降りて磯遊びに興じる人も多くて賑わっていました.ここまで賑わっているのは以前にもあんまりなかったような気もします.
RICOH GR III
RICOH GR III
天気もよく、風もそれほど強くもないこともあって打ち付ける波も比較的穏やかでした.
磯だまりには貝やらイソギンチャクがいました.
RICOH GR III
18時半くらいが最終の特急なので、それに乗って帰宅しました.これは定期運行の列車なので255系です.
旅行需要が復活してきたこともあってか、犬吠埼をはじめとしてわりと混雑していました.
年々と観光客が減っている感のあった銚子ですが、普段もこのくらい旅行客が来ているといいのですが.自分もまた訪れたいと思います.
2023/04/27
年度が変わって業務もひと段落したタイミングで旅行に出かけてきました.
今回の行き先は角館と田沢湖です.とはいえ、自分の意思で行き先を決めたというよりは、半ばおまかせのような形で行き先が決まりました.
JR東日本の企画に「どこかにビューーン!」というものがあります.これはJREポイントなる、Suicaなどで電車に乗ったり買い物したりすると溜まるJR東日本のポイントサービスを6,000ポイント使うことで、ランダムにどこかの新幹線駅まで往復できるというものです.
選び方も少々変わっており、まず出発日時と到着日時を指定して検索すると、4つの候補地が出てきます.この4つの候補地でよければ申し込みを行い、気にいらない場合には再検索すると別の候補が出てきます(ただし1日に候補地を検索する回数には上限あり).そして申し込みの翌日に4つの候補地のどれになったかがメールで通知されます.
自分の場合は最初に検索した時の候補が、飯山(長野県)、かみのやま温泉(山形県)、田沢湖(秋田県)、いわて沼宮内(岩手県)でした.どこも下車したことのない駅なのでそのまま申し込みしたところ、田沢湖が選ばれたというわけです.
田沢湖かー、行ったことないなー、楽しみだなーと思って観光地などを調べてみたものの、駅周辺には田沢湖以外はとくになく、しかも到着時刻(列車はおまかせで変更不可)は10時半.ついでに天気も良くなさそう、ということで自分で田沢湖から1つ先の角館までの切符を買い、足を伸ばすことにしました.
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出発時刻は東京駅に7時半、ということで普段よりもかなり早起きして東京駅に.平日ということもあって新幹線のホームはそれほど混雑していませんでした.
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「どこかにビューーン!」は田沢湖駅までですが、前述したように追加の切符を購入したので角館駅で下車しました.
「どこかにビューーン!」も追加の切符もeチケットなので改札でスマホの画面を見せて事情を伝えたところ、スマホを駅事務所内に持って行かれてなにやら手続きをされることに.こういうところは紙のチケットに比べて不便なところではあります.
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駅から1km弱ほど歩くと、武家屋敷エリアに到着します.このあたりは昔ながらの風情を残す建物が多いことに加えて春は枝垂れ桜、秋は紅葉と人気のある場所ですが、枝垂れ桜の見頃まであと1週間程度、しかも雨ということで観光客もまばらでした.
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場所によっては満開一歩手前くらいまで咲いているところもあるのですが、なにぶん悪天候なので写真を撮るのも一苦労です.
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角館の滞在時間を3時間くらいとっていたのですが、時間をやや持て余してしまい、しかも雨なので雨宿りついでくらいの気軽な気持ちで武家屋敷を訪れてみることにしました.
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建物は立派だけど、ほかに見るものはないのでは…… くらいにみくびっていたのですが、展示物の凄さに圧倒されてしまいました.
武家屋敷なので当たり前といえば当たり前なのですが、武器や鎧など大量のものが展示されていました.
これは実際に手に取れるように柄の部分がケースから出ている刀.刀って実物を手にするのはこれが初めてなのですが、こんな重たいものを手に戦をするのは大変だっただろうと思いました.同様に槍もありましたがさらに重たかったです.
FUJIFILM X100V
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ここと明治神宮の2挺しかないという火縄式三回転銃(銃口が3つある)や鎧、「解体新書」の付図(描いたのが角館出身の武士だった)、さらに明治初期の写真や初期の筒状をしたレコードや蓄音機など、広々とした敷地に様々なものが展示されており、見入ってしまいました.
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お昼は武家屋敷のエリア内にある店舗で比内地鶏の親子丼と稲庭うどんのセットをいただきました.
比内地鶏の親子丼は噛みごたえが強く旨みが濃縮された鶏肉と濃厚な卵、稲庭うどんは細めの麺がツルッとした食感でどちらも美味しかったです.
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角館駅から本来の「どこかにビューーン!」の目的地である田沢湖駅に戻り、バスに乗り換えて宿泊先に向かいます.
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バスに揺られて山中を走ること45分.今日の宿に到着しました.
乳頭温泉郷の「妙乃湯」です.乳頭温泉は秘境として自分も存在を知ってはいましたが、どこにあるかまでは知りませんでした.が、田沢湖から行ける温泉宿を探していたところ、乳頭温泉に向かうバスが出ていることを知ったので、すぐに予約を入れました.
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宿のすぐそばを川が流れているのですが、雨が降っていたことに加えて雪解けの季節ということもあって、結構な勢いで水量が増しています.白黒で撮影したわけではないのですが、モノクロームの世界です.
温泉の写真は撮影禁止ということもあり撮っていませんが、金の湯(濁り湯)と銀の湯(透明)の2種があり、内風呂と露天風呂、それに混浴と、いくつもの湯船が用意されており、また時間帯によって男女で入れる湯が入れ替わったりと堪能することができました.
また乳頭温泉郷には7軒の温泉宿があり別の宿にはまた違うタイプの温泉が湧いているそうで、宿泊者はチケットを購入することで他の温泉宿にも入れるそうです.
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温泉宿の楽しみといえば食事です.地のものをふんだんに生かした料理が出てきました.
右にある黄色いものは「ひろっこの酢味噌和え」、中央のものは「蕨の醤油漬け」、その上の小皿に入っているものは「ばっけ味噌」.「ひろっこ」はあさつきの新芽、「ばっけ」はふきのとうのこと.
今回の旅行まで「ふきのとう」というものはちょっと珍しいものという認識でいたのですが、新幹線に乗っている最中から沿線のあちこちにふきのとうがあるのを見かけ、さらには夕食のときには箸置きとして使われているのを見て、秋田ではこの時期には珍しくもないものなのだなと思い知りました.
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そのふきのとうの天ぷら、そして丸いキノコの入った稲庭うどん.
ふきのとうといえば天ぷらにしていただくものという知識はあったものの、こうして食べるのは初めてでした.
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岩魚(イワナ)の山椒味噌、朴葉焼き.岩魚も食べるのはこれが初めて.川魚から連想されるような癖はなく、山椒味噌との相性もよく美味しくいただきました.
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言わずと知れた、きりたんぽ.予約時にきりたんぽか牛肉鍋のいずれかを選べたのですが、迷うことなくきりたんぽを選びました.
比内地鶏やキノコの出汁のきいたつゆを吸ったきりたんぽが美味しくないわけがなく、鍋で少しほろほろに崩れたところをいただくのは至福でした.
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宿の名物というキノコ汁、ご飯(もちろん「あきたこまち」)、そしていぶりがっこ.
個人的に漬物の中ではいぶりがっこが一番好きですね.そしてキノコ汁も美味しく、宿の方のお言葉に甘えておかわりしてしまいました.
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翌日の朝食です.
夕飯もかなりのボリュームだったことに加えて、普段は朝は軽めなのでこんなに出されても…… と思いつつも、不思議と食べられるものです.
湯豆腐やベーコンと野菜を焼いたもの、温泉卵に梅干し、納豆などの朝食のお供が揃っています.
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若竹煮がいい感じの浅炊き感でみずみずしさを感じる美味しさでした.
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ハタハタと紅鮭の焼き物.
今回の旅行では、稲庭うどん、比内地鶏、きりたんぽ、ハタハタ、ふきのとう、とんぶり(納豆の薬味)と、秋田の名物といえるものをほぼ食べることができました.残るはじゅんさいと熊肉くらいでしょうか.
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宿の外には「ふきのとう」というよりすでに「ふき」になったものが.
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田沢湖駅行きのバスに乗り、途中の田沢湖でバスを降りて田沢湖一周観光バスに乗り換えました.
田沢湖一周バスは通常の路線バスとして運行されていますが、田沢湖駅を出発して田沢湖を一周し、途中の「たつこ像」などの観光地では10-20分ほど停車するなど、観光に特化したバス路線です.
前日の田沢湖は対岸の山々も見れないくらい悪天候だったので、これでもまだ景色のいい方でした.前日の角館もそうですが、できれば天候のいい日を狙って再訪したいものだと思いました.
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宿を出たのが10時くらいで、田沢湖を一周して田沢湖駅に戻ってきたのが12時すぎ.帰りの新幹線が14時過ぎなので2時間ほどぶらぶらと時間をつぶし、駅の売店で昼食の駅弁とお土産を買い込んで帰宅しました.
余談ですが、駅の売店は店員さんが一人で切り盛りしてるらしく、13時少し前くらいから店を閉めて昼休みに入ってしまうので、買い物をしようとしたら閉まっていて焦ってしまいました.
今回は「どこかにビューーン!」を利用し、行き先をおまかせにした旅行をしたわけですが、JREポイント6,000ポイント分(買い物をすると6,000円分)で往復33,440円分の旅行ができたというのはなかなかに破格のサービスだと思いました.
おそらく売れ残りの発生するであろう座席を空席のまま走らせるよりは、ポイントとはいえ一定額をもらい、しかもランダム性で予期しない行き先に飛ばされるという楽しさを加味した、JR東日本にとっても自分のような旅行好きにも、そして旅先の観光業者にもメリットをもたらすいい企画なので、今後も続けてほしいですね.あと2回分は利用できるだけのポイントが溜まっているので、自分もまた利用したいと考えています.
2023/03/09
北陸方面に旅行に出掛けてきました.
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今回の旅行の目的は、冬のうちに北陸本線の特急に乗るということ.
2023年度末に北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸予定なので、北陸本線で特急に乗車して金沢に行けるのはあと1年程度です.延伸が近づくと乗り納めの人で混雑しそうですので、いまのうちに乗っておこうと思い出掛けたというわけです.
そのため、一般的に東京から北陸方面に向かうには北陸新幹線を使いますが、今回は東海道新幹線で米原まで行き、特急「しらさぎ」に乗り換えるルートを選びました.
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米原に停車する「ひかり」が特急「しらさぎ」に接続するようダイヤが組まれているのですが、この日は「しらさぎ」が名古屋から米原に向かう途中で遅延し、15分ほど遅れての到着となってしまいました.
自分はその後の予定に影響は出なかったのですが、「しらさぎ」で金沢乗り換えで北陸新幹線に接続することができないという社内アナウンスが流れていました.北陸新幹線は東海道新幹線のように本数が多くなく、昼頃の時間だと東京行きは1時間に1本だったりするので大変です.
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「しらさぎ」はグリーン車に乗車したのですが、2+1のシートなのでゆったりしています.ただ、年数的には経過している車両ということもあり、全体的にくたびれた感じがあったり、車内販売も電源もWi-Fiもありませんとアナウンスがあるなど、設備やサービス面での古さは否めない感じでした.
新幹線に代替わりして今後は運行区間も短くなることもあってか、車両更新も後回しにされているのかもしれません.
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車窓には延伸を1年後に控えた新幹線の高架が見えています.
「しらさぎ」に乗車したのは約30年前の2月以来で、車窓からは雪景色が見えており今回もそれを期待していたのですが、日陰にわずかに残っている程度でほぼ雪は見当たりませんでした.
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15分遅延したまま金沢駅に到着.
お昼は駅構内のゴーゴーカレー.都内にも店はあるのですが、本拠地は金沢なので.
北陸新幹線開業後の金沢駅は2回訪れていますが、いつきても賑わっています.飲食店もお土産売り場も混雑しており、とくにお土産売り場は質・量ともに圧倒しており、金沢が北陸の代表都市であることを思い知らされます.
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列車の乗り換えまでそれほど時間もないのですが、とりあえず駅の外へ.
車窓では晴れ渡っていたのに、雪が降っていました.北陸の冬の天気は安定しないと聞きましたが、その後も晴れていたと思ったら急に吹雪いたりと、不安定な天候でした.
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鼓門の造形は何度見ても圧倒されます.駅前でここまで記念撮影スポットになるという駅はそう多くない気がします.
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再び鉄道に乗り、ここからは在来線というか北陸本線から第3セクターになったIRいしかわ鉄道とあいの風とやま鉄道で富山方面に向かいます.
出発時刻になっても発車しないなと思ったら、金沢に到着する「サンダーバード」が遅延しているので接続を取るとのアナウンスがありました.この先、乗り換えがややシビアなんだけどな…… とちょっと不安に.
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高岡で氷見線に乗り換え.乗り換え時間が6分しかなく、10分くらい遅延していたので本来であれば乗り換えできないのですが、接続をとってくれたようで無事に乗り換えることができました.特急から新幹線への接続は難しいけれど(遅延の時間にもよるとは思いますが)、特急から在来線幹線、在来線幹線からローカル線へは融通を利かせるものだなと感じました.
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終点の氷見までは行かず、途中の雨晴で下車.
駅前の道路をしばらく歩くと、踏切の先は海、という場所に出ます.
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一度は来てみたかった、雨晴海岸.
冬の天気のいい日には海の向こうに立山連峰が見えるのですが、この日は残念ながら雲が多くて見えず、残念でした.
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雨晴から氷見線に乗り、再び高岡駅へ.
キハ40もJR東日本のエリアでは見なくなってしまいましたが、氷見線と城端線ではまだまだ現役のようです.車両を見ても丁寧に扱われている感じがします.
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富山駅に到着.富山にやってくるのはこれが初めてです.
富山駅といえば特徴的なのが駅構内を突っ切る路面電車.もともとは国鉄時代から続く富山港線だったものを新幹線開業のタイミングで駅舎を高架化して新しくし、JRから移管して路面電車化するという斬新なことを行い、結果として大成功といわれています.富山港線だった時の姿は見ていないのですが、最初から路面電車したといわれても信じてしまうほど馴染んでいます.
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駅周辺の観光地を簡単に調べてみたのですが、これというものが見つからず.
結局、以前から一度行ってみたかった、スターバックス富山環水公園店に.桜の時期の写真が有名でデザイン的に優れた店舗として有名な店ですが、さすがにちょっとシーズンオフ感がありました.とはいえ、人気のある店らしく混雑していました.
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富山駅に戻り、路面電車に乗って市街地に.
鉄道好き向けとしては路面電車で南富山駅まで行き、そこから富山地方鉄道という私鉄で富山に戻ってくるのがおすすめルートだと聞いたので試してみました.
観光地化されていないこともあってか、金沢と比べると駅も街中も落ち着いた印象を受けます.
途中下車し、店舗に立ち寄って買い物をしたりしてみましたが、ふだんが路面電車に親しんだ生活をしていないので、電停で降りて横断歩道を渡ろうとしたら赤信号で、車が来て慌ててしまいました.
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南富山駅で乗り換えて富山駅に.
路面電車もどちらも富山地方鉄道の運営なのですが、路面電車がSuicaが使えるのに対しこちらは自販機で切符を買う必要があります.路面電車は料金均一なのでIC化がしやすいとかあるのでしょうか.
途中の車庫には西武のレッドアロー(NRE)が停車していたり、終点の電鉄富山駅には京阪の車両が停車していたりと、バラエティ豊かな路線のようです.
富山からは北陸新幹線で東京に戻りました.
どこかに宿泊してもよかったのですが、日程の都合等もあって今回は日帰りとなりました.
雪景色を楽しむという点では時期がちょっと遅かったようで残念でした.とはいえ、雪景色も過度に降ってしまうと今度は列車が止まってしまうといった問題があるので難しいところではあるのですが.
2023/01/07
年末年始は実家に帰省し、かといってすることもないのでその辺をうろうろとして過ごしていました.
1月1日
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することもないのでスタバに立ち寄ったのちに大井川の河口に.
都内では売り切れてしまって飲むことのできなくなっていたジンジャーブレッドラテがまだ注文できるので注文.レギュラーメニューになってくれればいいのに.
大井川の河口には同様に暇を持て余す人がちらほら.野鳥園があって小さな池と2階建ての観察小屋(といっても野鳥園に面していない側には壁がないので小屋といっていいのか微妙)があるのだけれど、建物自体が老朽化しているせいか2階には上がれないようにされていました.そもそも、過去にも何度か新年にここに来ているものの、ほとんど野鳥を拝めた記憶はないので、存在自体が微妙なのかも.
堤防をこえて海に向かって歩いて行くと、雲ひとつないこともあって遠くに富士山が見えました.
1月2日
FUJIFILM X100V
することもないのでスタバに立ち寄ったのちに御前崎方面に.
御前崎にある海鮮なぶら市場にて昼食.マグロの漬け丼を頂こうとしたら売り切れだったので、なぶら丼なるものを注文.カツオにスライスした玉ねぎ、卵黄がのったもの.カツオの見た目が漬けっぽい雰囲気だったのだけど、味付けはなし.美味しかったです.
なぶら市場は複数のレストランと魚売り場で構成されており、新年2日とはいえ車のナンバーからして遠くから来ている人もいるようでした.もっとも、自分だって都内のナンバープレートなので、同様に帰省して暇を持て余した人たちがやってきている可能性が高そうですが.
魚売り場も冷かしたものの、新年で漁も休みということもあってか冷凍物が多めで鮮魚は少なめ.
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なぶら市場近くの公園に立ち寄ったものの、風が強くて砂が舞っているような状況だったので早々に退散しました.
1月3日
FUJIFILM X100V
実家を出発して戻る途中に静岡に立ち寄り.
お年賀の交換?をしたのちに車を停めて浅間神社に参拝.車はいつも静岡駅前の地下駐車場に停めるのだけど、満車で入れず順番待ちすら受け付けていない状況だったので、駅から少し離れたコインパーキングに.
駅から神社まではちょっと距離があるのだけど、街中をぶらぶらと歩いて往復するこの時間は案外いいもので、毎年のちょっとした楽しみだったりも.お守りの返納、参拝、おみくじを引く、新しいお守りを買う、というルーティーンをこなして再び駅方面に.おみくじは小吉.小吉、というわりには案外いいことばかり書かれていて、小吉の下って末吉と凶くらいだったんではと思っていたのでちょっと意外.
駅で駅弁を買い(これも新年恒例)、コインパーキングに.精算しようとしたら金額660円のところが小銭は630円しかなく、あとは1万円札のみ.紙幣は千円札以外不可なので店を探すも駅から微妙に離れた国道沿いということもあってか近隣は同様の駐車場かオフィスビルしかなく、駅まで戻ってお茶屋で茶葉を購入.そして再び精算しようとしたらその間に金額が上がって880円に.
高速道路が混んでいるのは想定の範囲内だったのだけど、事故渋滞がなかったこともあって案外すんなりと戻ってこれました.
2022/12/30
1年を振り返る、旅行篇です.
今年も低調ではありましたが、後半には2回旅行に出ることができました.
9月:松本
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON 23mm F1.2
遅い夏休みをとって、3泊4日でホテルに滞在しつつ、持参した自転車で周囲を旅行するという目論見だったのですが、残念ながら滞在中のほとんどが雨.自転車で出かけられたのはスーパーに買い物に行った程度という有様で旅行としては失敗に近いものがあったのですが、それはそれとして楽しめたので次回また挑戦してみようかと思いました.
11月:東海道
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON 23mm F1.2
東京から京都まで、あちこちに立ち寄って食べたいものや観光したいものを堪能するという旅行でした.
立ち寄った先はどこもよかったのですが、甲賀のスターバックスに立ち寄って数年前から欲しかった信楽焼のマグカップをようやく買えたのが個人的には最大の満足でした.
来年としては、銚子に鯖料理を食べに行こうかという話が出ているくらいで他には特に予定もないのですが、北陸新幹線が敦賀まで延伸する前に在来線特急に乗って金沢まで出かけたいなとか、いくつか思うところはあります.車での旅行も行きたいですね.