2011/06/21
JR東日本が震災復興などを目的として1日1万円で乗り放題の「JR東日本パス」を発売したので、これを使って青森旅行に行ってきました.
青森には今年の2月も行ったばかりで、東京から鉄道でアクセスするとなるとルートも限られてしまうので今回も似たような行程になりましたが、経由地を変えることでまったく違う旅行になりました.

RICOH GR DIGITAL III
東京から新幹線に乗って、まずは八戸へ.

RICOH GR DIGITAL III
駅前から出ている100円バスに乗り、八食センターに向かいます.
八食センターは海産物をはじめとした様々な食べ物が売られているショッピングセンターです.ウリは、買ったものをその場で食べられる「七輪村」ですが、自分が行ったときは土曜の昼過ぎということもあって30分待ちでした.

RICOH GR DIGITAL III
レストランなども結構な混雑ぶりだったので、パックの寿司を買いました.パックの寿司とはいえ、この贅沢さです.トロとウニ、貝、ヒラメ(かな?)のにぎりと、もう一つはマンボ巻き.マンボ巻きとは聞き慣れない言葉ですが、筋子とキュウリの巻物のことをそう呼ぶそうです.

RICOH GR DIGITAL III
再び100円バスに乗って八戸駅に戻り、新幹線で新青森に向かいます.
青森の特産といえばいろいろありますが、やはり有名なのはリンゴ.ということでリンゴジュースを買いました.とくにこの炭酸入りリンゴジュースはおいしくて2日続けて購入しました.

NIkon D700 + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4
新青森でそのまま在来線の特急「つがる」に乗り換えます.
今回のJR東日本パスは2回まで指定席を取ることができるのですが、全席指定の列車に2回乗る関係もあって、ここは自由席です.混雑した状態で到着したのですが、新幹線に乗り換える人が多くて無事に席に座ることができました.

NIkon D700 + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4
弘前に着きました.青森のなかでも有数のリンゴの産地である弘前ということもあって、どこもかしこもリンゴ推しです.駅前の銅像は手にリンゴを持ち、ポストの上には大きなリンゴがのっかっています.思えばさっき乗った「つがる」が赤いのもリンゴをイメージしているのかもしれません.

NIkon D700 + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4
弘前からさらに乗り換えて「リゾートしらかみ」に乗車します.
リゾートしらかみは「青池」「ぶな」「くまげら」の3編成がありますが、2月は「くまげら」、今回は「ぶな」です.

NIkon D700 + CarlZeiss Distagon 25mm F2.8
前回は雲がかかっててっぺんが見えなかった津軽富士こと岩木山も今回は見れました.とはいえ、ちょっとどんよりとしていましたが.
ウェスパ椿山で下車し、送迎バスに乗って本日の宿に向かいます.

RICOH GR DIGITAL III
宿泊先は「不老ふ死温泉」.青森県でも日本海側に突き出たところにある温泉宿です.
ここのウリはなんといっても露天風呂.日本海のすぐそばに設置されており、雄大な景色を見ながら温泉につかることができます.
宿に到着したのが18時半過ぎ.そしてこの日の日没が19時過ぎなので、チェックインして部屋に入ってすぐに身支度をして露天風呂に出かけました.やはり夕陽の沈むところは見たいですからね.
が、やはり考えることはみな同じで、あんまり広くない湯船にはそれなりに先客が.ちなみに露天風呂は「混浴」と「女風呂」に分かれていますが、混浴に女性はおりませんでした.あとからオバチャンが1人入ってきましたが・・・

RICOH GR DIGITAL III
日没とともに人が減っていったのでここぞとばかりに入浴.日没してもそこからがマジックアワーとして魅力的な光景になるのですが、そこにこだわるかたはさして多くないようです.
いちおう露天風呂にはカメラ類は持ち込み禁止と書かれているのですが、大半の人がカメラを手にし、さらに強者は携帯で通話していたりビールを持ち込んだりとフリーダムな感じでした.なので、自分も人が減ったところでGR DIGITALを手に湯船につかって撮影してみました.
この露天風呂、照明設備はありませんので、日没で暗くなったところで店じまいとなります.

RICOH GR DIGITAL III
夕食です.温泉宿の夕食はどこもボリュームたっぷりですが、今回もかなりの量でした.
珍しい料理としては、写真にはありませんがワカメで作った麺や、2月に浅虫温泉でも食べた甘栗入り茶碗蒸しがありました.また、太宰治もこの近辺で食べたといわれるアワビが出ました.あとで「津軽」を読み返したところ、深浦で鯛とアワビを食べておいしかったと書かれていました.くしくもこの翌日は桜桃忌(太宰の誕生日)でした.
2日目につづきます.
2011/05/18

RICOH GR DIGITAL III
JR東日本が震災復興やボランティアなどを目的とした「JR東日本パス」という切符を発売しています.
この切符の特長は、
・1日1万円で新幹線を含めJR東日本の区間が乗り放題(北越急行、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道も含む)
・2枚まで指定席が取得可能
と、なかなかに太っ腹です.新幹線で東京から新青森まで行くだけでもモバイルSuica特急券などを使っても15,000円なので片道移動するだけで元が取れてしまいます.
ただし使用期間がかなり限られており、6月11日(土)から20日(月)、7月9日(土)から18日(月・祝)の期間のみです.
青森へは今年の2月に行ったばかりなのですが、このような切符があるのであればまた出かけよう、前回行きそびれたところに行ってみようと思い、再び計画を立てました.ルート的には前回とほぼ同じです.青森から入って、秋田から戻る.五能線も乗る.ただし滞在地はまったく違うところで.今回は一人旅ではなく九州旅行と同じく同僚と出かけます.
6月の土曜日、つまり11日か18日に出かけようと思って計画を立てたのですが、やはりこのような切符が売り出されると指定席や宿泊先も埋まりがちなので、すでに1ヶ月を切った11日はちょっと厳しい感じでした.なので18日にターゲットを絞り、事前に「はやぶさ」の予約抽選を申し込むなどの対策を取りました.
が、はやぶさの予約は取れず・・・orz 震災の影響で青森行きのはやぶさって1日1往復しかないんですよね.人気が集中してしまうのも仕方のないところでしょう.10時10分(チケット発売開始から10分)にはやぶさのシートマップを確認したら2席しか空いていませんでした.とりあえず「はやて」の指定席は取りましたが、はやぶさのキャンセルが出るのを狙っていきたいところです.
2011/04/17
久々にいつものメンバー+みっちゃんの4人で撮影しがてら散策に出かけました.

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
お目当ては市ヶ谷界隈の桜と神楽坂だったのですが、桜はほとんど散ってしまっていました.葉桜の新緑も悪くはないのですが、桜の花の魅力には勝てませんね.

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
市ヶ谷から神楽坂に向かう途中の住宅地になぜか手作りの中華まんを売る店があったので、肉まんをいただきました.中華街とか行きたくなりました.

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
途中、お茶を飲んで休んだりしつつ神楽坂へと向かいます.神楽坂に来たのはこれが初めてなのですが、このようなモダンな神社があるのですね.大理石の狛犬が現代風です.
境内ではフリマが開かれていました.
雲の感じが夏っぽいですね.この日はジャケットもいらないくらいのいい天気でした.

RICOH GR DIGITAL III
時間もまだあるし、さてどうしようとなったときに、そういえばスカイツリーって見に行ってないね的な話になり、地下鉄を乗り継いで押上に向かいました.
ちょっと天気がぐずついたりしていましたが、スペーシアも停車していて、鉄道好き&巨大建造物好きとしては満足な場所でした.

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
夕陽に照らされるとイイ感じで立体感がでますね.

RICOH GR DIGITAL III
業平橋から浅草に移動し、浅草で夕飯をいただきます.
そして腹ごなしに浅草寺に向かいました.
仲見世で人形焼きを買いました.どうも仲見世を歩くと条件反射的に人形焼きを買ってしまう習性があるようです.

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
浅草寺境内からもスカイツリーが見えました.

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
普段であれば大々的にライトアップをしているのでしょうけど、このご時世なので境内は薄暗かったです.でもこれはこれで本来の姿というか、雰囲気があって悪くないと思いますね.
2011/04/15
九州旅行、2日目です(1日目はこちら).

RICOH GR DIGITAL III
朝食です.焼き魚にのり、納豆という旅館スタンダードな品が並びます.
納豆って関西より西では食べられていないものだと思っていました.納豆のたれに「あまかたれ」と書かれていて熊本の住所が書かれていたのですが、このたれが甘くてビックリしました.九州ではこういう甘いたれがスタンダードなのでしょうか?

RICOH GR DIGITAL III
別府から大分まで移動して、さらに大分から特急「ゆふ」に乗って久留米を目指します.
鉄道好きとしては「ゆふ」ではなくて「ゆふいんの森」に乗りたいところなのですが、時間的な理由もあってそれは叶いませんでした.
途中、高級温泉地で有名な由布院を通ったのですが、朝が早いこともあって道中眠ってしまい、残念ながら記憶がほとんどありません.

RICOH GR DIGITAL III
久留米駅です.JR九州は車両も駅舎もデザインが洗練されていますが、久留米駅も新幹線開業にあわせてリニューアルされたようでピカピカです.文化や風習をあしらったステンドグラスも見事です.
ここで再び新幹線に乗り換えるのですが、昼食やお土産を買うために少し時間をとっておいたので一休みします.

RICOH GR DIGITAL III
久留米の名物というと焼き鳥と久留米ラーメンです.久留米ラーメンは駅前に元祖を名乗る店があったのですが、前日の昼食にとんこつラーメンを食べたので、焼き鳥丼を食べました.

RICOH GR DIGITAL III
久留米から「さくら」に乗ります.カーブの多い東海道新幹線に比べて直線が多く、また飛行機との競争も激しい山陽新幹線では300km/hまで速度を上げます.GPSロガーの液晶にもきっちり300km/h出しているのが表示されていました.

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
徳山駅周辺では巨大な石油コンビナートを見ることができます.海側に見えるので、写真を撮る場合には座席指定で「A席」を確保するのをオススメします.

RICOH GR DIGITAL III
福山駅で下車します.当初の予定では新大阪まで一気に移動して、少し時間をつぶしてから東京に帰る予定でいました.が、行きの新幹線で停車した福山駅の車窓から満開の桜にお城が見えたので、予定を変更しました.

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
味気ない話をしてしまうと、本来の福山城は空襲で焼失してしまっており、コレは戦後建てられた鉄筋作りのものです.
とはいえ、こうした満開の桜をからめて撮影するとさすがに写真映えしますね.

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
天守閣内部は歴史博物館になっており、階段を使って最上階まで行くことができます.
天守閣から福山駅方面を眺めていると、500系新幹線が走ってくるのが見えました.
1泊2日の慌ただしい旅行ではありましたが、ここしばらくの「非日常」な日々を別の「非日常」で忘れさせるという目的は達せられたのかなという気がします.
とはいえ、東京に戻ってしまうとまた現実に引き戻されてしまうのもまた事実であり、次はどこに行こうかとまた計画を練っているところでもあります.
2011/04/14
週末を利用して、九州まで旅行に行ってきました.
交通手段は鉄道.東京から九州まで旅行に行くには普通は飛行機を使うところですが、今回は新幹線に乗ることがひとつの目的だったりするので、往復ともに新幹線を乗り継いできました.

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
東京からのぞみに乗って新大阪で下車します.博多行きの新幹線なのでそのまま乗っていても良いのですが、新大阪始発の九州新幹線「さくら」に乗り換えます.
隣の新幹線に比べて青っぽい色合いをしています.光の加減によるものではなく、実際に陶磁器を意識した青みがかかったボディカラーが採用されています.

RICOH GR DIGITAL III
青みがかった車体とは対照的に暖色系でまとめられた車内が見えます.利用者数などを考慮してか、8両編成と東海道新幹線の半分でなおかつ指定席も2+2列でゆったりとしています.なので新大阪から博多方面に移動するときには、「のぞみ」よりも「さくら」「みずほ」がオススメですね.
ちなみに車体下に見える赤いJRのロゴはこの車両がJR九州所有のものであることを意味しています.

RICOH GR DIGITAL III
博多駅で一旦下車して昼食をいただきます.もちろんとんこつラーメン.個人的には醤油ラーメンが好きなのですが、やはり九州に来たからにはとんこつラーメンを食べたくなりますね.

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
再び新幹線に.ここからは右側の九州新幹線「つばめ」に乗ります.

RICOH GR DIGITAL III
車内に乗り込んだ途端、そのデザインに驚きました.シートや手すり、窓ガラスのブラインドにいたるまで木材をふんだんに使い、座席は西陣織の生地、壁面には金箔をあしらうなど、九州産を中心に天然素材をふんだんに使って和の雰囲気を醸し出しています.東海道新幹線の車両が寒色系でまとめられて実用性一点張りなのとは大違いです.

RICOH GR DIGITAL III
熊本駅で新幹線から在来線に乗り換えます.JR九州は車両だけでなく駅舎などのデザインも凝っており、新幹線の自動改札も白でまとめられていました.

RICOH GR DIGITAL III
熊本駅で「九州横断特急」に乗り換えます.

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
熊本駅を出発した九州横断特急はスイッチバックで山を登り、阿蘇山の麓を通って九州東部、大分県に向かいます.

RICOH GR DIGITAL III
今回の宿泊先である別府駅に到着しました.
博多から別府温泉に行くのであれば、ふつうはこんな面倒なルートを使わないのですが、移動を楽しむのが今回の目的でもあるので、わざわざ遠回りをしました.
駅前には謎の像がたっています.台座には「ピカピカのおじさん」なる文字が入っています.どうやら別府温泉を温泉観光地に育て上げた人のようです.

RICOH GR DIGITAL III
別府タワーです.この横に建っている旅館が今回の宿泊先です.
震災や原発の影響で東日本は節電でネオンが消えていますが、ここ別府でも自粛なのかコンビニやこうした建築物のネオンの多くが消えていました.節電は結構なのですが、ここで消費電力を抑えても首都圏に電気を回すことはできませんし、私のような現実逃避気味にここまで観光にやってきた人間にしてみればちょっと残念な感じにも見えます.

RICOH GR DIGITAL III
夕食です.まあありがちな旅館の晩ごはんです.

RICOH GR DIGITAL III
一品追加してみました.大分名物の「とり天」です.下味を付けた鶏肉を天ぷらにしたもの、であっているでしょうか.さくさくの衣の食感と鶏肉のうまみがピッタリです.
今回の旅行目的は九州新幹線に乗ることもさることながら、一種の現実逃避的な側面もありました.地震とか縁のない遠くに行こうと.
しかーし、非常に残念なことに宿でくつろいでいる最中に微震ですが地震に見舞われてしまいました.九州って地震は結構少ないハズなんですが・・・ 悲しいですが、どこまで逃げても地震からは逃れられないかのようでちょっとぐったりな気分になってしまいました.