2015/06/21
FUJIFILM X100T
東海道新幹線に乗るときにはチケット代の安い、EX-ICサービスを利用しています.このサービスを使うことでポイントがたまり、これを使って新幹線の座席を普通車からグリーン車にアップグレードさせることができるのです.そのポイントが6月で失効してしまうので、その前に使ってしまえということで伊勢参りに出かけてきました.
ただし、ポイントは片道分しかないので行きは普通車です.
FUJIFILM X100T
名古屋まで新幹線で向かい、そこから近鉄に乗り換えます.JRでも行けますが、本数も移動時間も近鉄が圧倒的に有利です.
今回の大きな目的の一つがこれ.近鉄の観光特急「しまかぜ」に乗車することです.
「しまかぜ」は近鉄の最新の特急列車であり、2014年の伊勢神宮の式年遷宮にあわせて製造されました.大阪線、京都線、そしてこの名古屋線それぞれに1編成が用意されており、通常の特急料金に加えて「しまかぜ特別車両料金」がかかることからもわかるように、非常に豪華な列車です.
FUJIFILM X100T
非常に豪華な列車、らしい…… くらいの前知識で車両に乗り込んだところ、この座席を見て驚かされました.2+1の3列シートで本革製、しかもリクライニングもレッグレストも電動、さらに空気圧によるエアクッションまで装備されています.
FUJIFILM X100T
先頭車両でハイデッカーなので前面眺望も素晴らしいです.

しかも先頭車両でなくても眺望を楽しめる仕掛けが用意されています.
それがこの、無線LANを利用したストリーミング配信サービス.数秒のディレイはありますが、このサービスは嬉しいです.しかもインターネット接続サービスも無料で用意されています.
Apple iPhone 5S
記念乗車証もいただきました.
FUJIFILM X100T
もっと乗っていたいと名残惜しい気分でしたが、伊勢市駅で下車.改めて先頭車両を見ると、エッジの効いたデザインをしています.そして車両がとても綺麗です.鉄道車両は基本的に野ざらしで保管されるものですから、汚れや雨や洗車時の水垢が残るものですが、まったく見当たりません.近鉄のしまかぜに対する意気込みを感じます.
FUJIFILM X100T
伊勢市駅から徒歩で外宮へ.昨年の式年遷宮以来、さらに参拝者が増えているとのことで、参拝するのにも少し待つほどでした.
参拝と御朱印をいただいたら、バスに乗って内宮に向かいます.
FUJIFILM X100T
この五十鈴川のほとりに立つと、なぜか伊勢にきたなという実感がします.軽く水に手を浸してから参拝に向かいます.
FUJIFILM X100T
内宮は外宮にもまして混雑していました.とくにこの石段より先は撮影禁止ということもあって、記念撮影する人でごった返します.
外宮同様に参拝と御朱印をいただき、御守りも購入しました.
FUJIFILM X100T
参拝を終えたら、門前町に繰り出してお昼をいただきます.
名物はなんといっても伊勢うどん.そして海の幸として「手こね寿司」、近場の松阪の名物としての「松阪牛」.
迷った結果、今回はゑびやで松阪牛の牛丼に伊勢うどんをつけたセットをいただきました.
FUJIFILM X100T
伊勢うどんはこのもっちりとした太麺がポイント.容器の底のたまりじょうゆとしっかり混ぜていただきます.
五十鈴川同様、これもまた伊勢を感じるひとつです.
FUJIFILM X100T
松阪牛の牛丼.松阪牛を食べるのはこれが初めてかも.
肉の濃厚さがすごいです.一般的な「牛丼」のイメージから連想される、切り落としの細切れ肉ではなく、大ぶりの薄切り肉が使われており、まるですき焼きやしゃぶしゃぶの肉をご飯にのっけて供されたみたいな感じ.
FUJIFILM X100T
伊勢うどんと牛丼を食べたところに、さらに続けてデザートを!
と、赤福氷をいただきました.伊勢の記憶としてなんか蒸し暑いイメージがあるのですが、これはこの赤福氷を目当てにして暑い時期にしか訪れていないからですね.
FUJIFILM X100T
食べ進めると、中からあんこが.そして赤福餅が2個出てきます.ひんやりしてやや固くなった赤福餅がまた格別です.
FUJIFILM X100T
さすがに食べ過ぎたので、時間に余裕があることだしと、駅まで歩いて移動.内宮から近鉄の五十鈴川駅まで2kmほどの距離なので、ほどよい腹ごなしになります.
ここからまた特急に乗り、名古屋方面に戻ります.
FUJIFILM X100T
名古屋までまっすぐ戻らず、途中の四日市で下車.
以前から存在が気になっていた、「四日市あすなろう鉄道」に乗車します.
この鉄道、今年の4月から第三セクターですが、それまでは近鉄の路線でした.
見てのとおり、車両がとても小さいです.小さい、というか幅が狭いです.レール幅が762mmしかありません.一般的なJRなどのレール幅1,067mmと比べてもその狭さがわかります.
FUJIFILM X100T
3両編成で、両端の車両はそれぞれの進行方向を向いた1人掛けの座席が、そして中間車両はロングシートになっています.このロングシート、人が座ると1人が通るスペースしか空いていません.
走り始めると、線路幅が狭いので左右に激しく揺すられます.このまま脱線するんじゃないかと不安になるほどです.
FUJIFILM X100T
終点の内部駅まできました.終点まできても、とくになにがあるわけでもなく、駅前には民家が並んでいます.
こうして駅舎の外から、改札や車両が見える光景は大好きです.
そのまま乗ってきた電車に再び乗り、折り返し四日市に戻りました.
FUJIFILM X100T
四日市から名古屋まで戻りました.
当初の予定というかもくろみでは夕飯に味噌カツでも食べようかと思っていたのですが、昼に食べ過ぎたのが残っていて重たいものを食べる余裕はないので小倉チーズトーストをいただきました.小倉トーストが名物なのは知っていましたが、チーズ入りがあるのを見てついそっちを選択.チーズの塩気があんこを引き立てて違和感のない味でしたが、まあチーズはなくてもいいかなと.
帰りの新幹線は当初の旅行目的であったグリーン車で.
日帰りで慌ただしい旅行でしたが、伊勢は何度行ってもいいものだなと改めて思いました.できれば混雑していない、平日の朝早くに行ってみたいものです.
2015/04/30
会津旅行、つづきです.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
会津若松を出て喜多方に向かいます.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
喜多方は「蔵の街」といわれており、駅舎も蔵をイメージしたデザインになっています.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
かつて、喜多方駅からは「日中線」と呼ばれる支線が伸びており、その廃線跡が遊歩道として整備されて3kmほどにわたってしだれ桜が植えられています.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
途中には当時使われていた蒸気機関車が展示されていました.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
遠くには飯豊連峰が見えます.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
しだれ桜のすぐ横を用水路が流れており、つくしが.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
そして喜多方といえばラーメン.ということで「まこと食堂」に.
まだ10時台だったこともあって、数人の行列でそれほど待つことなく入ることができましたが、店を出るときには結構な行列になっていました.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
チャーシューメン.スープを啜って、ああやっぱり美味しいなと.個人的にはラーメンは細麺が好きなのですが、このやや縮れた太めの麺も魅力.至福の一杯でした.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
時間もあるしと、駅に戻る途中で三万石に寄って「ままどおる」や「エキソンパイ」を購入.
予定していた列車の前に臨時快速がありましたが、そちらに並んでいる人が結構いたので後発の各駅停車に.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
こうして窓を開けられるのもローカル線ならではの醍醐味.窓を開けてガラガラというディーゼルエンジンの音が入ってくるのも風情を感じます.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
窓からカメラを出して撮影.新幹線や特急とはまた違う、鉄道のよさがあります.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
会津若松からは快速「あいづ」で郡山に.
かつて特急列車に使われていた車両です.しかもオリジナルの旧国鉄塗装なのが嬉しいところ.車内はリニューアルされていました.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
郡山での新幹線への乗り換え時間は15分しかなかったのですが、どうしても食べたいものがあったので大急ぎで移動して買ってきたのがこれ、「クリームボックス」.郡山のローカルフードであり、郡山ではメジャーな食べ物だそうです.社内で福島出身者に尋ねてみたところ、「大学に行くために福島を離れるまではどこにでも売られているものだと思っていた」とのことでした.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
厚切りの軽く焼かれたパンにあっさりしたミルククリームがたっぷりと塗られています(写真ではそれほど塗られているように見えませんが、クリームでパンがへこんでいるのです).
初めて食べましたが、これは美味しい!新幹線の車中で食べたのですが、もっと買ってくれば良かったと後悔するほど.
今回の旅行は予想もしていないものに出会えたり、失敗したなと思ったら意外なものに救われたりと、充実した旅行でした.
2015/04/29
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
土日を利用して会津方面に旅行に出かけてきました.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
新幹線を郡山で降りて、磐越西線に乗り換えます.
この日、4月25日は「フルーティアふくしま」の運行初日、しかもこの列車は自分が乗る予定の列車に併結されていたので、式典を見ることができました.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
ホームでは地元の高校生による演奏が.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
演奏、パフォーマンスに圧倒されました.
郡山市は「楽都郡山」をキャッチフレーズとしているように非常に音楽の盛んな街です.自分が知っていたのは、合唱コンクールで常に上位にいるということくらいでしたが、こうした演奏を目の当たりにするとそれだけではない、レベルの高さを感じました.
自分が乗る列車にフルーティアふくしまが併結されることは事前に知っていたものの、こうしたイベントを見ることができるのは予想外で旅行の醍醐味ってこういうところにあるものだなと改めて思いました.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
列車を猪苗代駅で下車.猪苗代といえば当然猪苗代湖を思い浮かべますが、そちらには向かわずにここでバスに乗り換えて逆方向、磐梯山方面に向かいます.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
バスに乗ること約30分.五色沼入口で下車します.
五色沼は磐梯山の麓に広がる大小の湖沼を総称してそう呼ぶものであり、様々な色をしています.
これはビジターセンターのすぐ近くにある毘沙門湖の展望台から.透き通る水、そしてその青さに息をのみます.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
五色沼周辺は全長3.7kmのハイキングコースとなっており、自分が読んでいたガイドブックによると70分ほどで歩けるとのことでした.
ハイキングコースに入ると、こうした湖のすぐそばまで近づけます.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
これは赤沼.緑色に見えますが、周辺部が鉄さびのような赤い色になっていました.
そして、この写真にも見えていますが雪がかなり残っており、場所によっては雪解け水によりハイキングコースというよりも川ですよねこれ、という状況になっていて、歩くのは非常に困難でした.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
みどろ沼.同じ沼なのに、場所によって水の色が異なります.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
青沼.エメラルドブルーの水の美しさに見とれてしまいます.
と同時に、駅に戻るバスに間に合わないなーということにやや絶望的な気分にもなっていました.
ハイキングコースの終点から出るバスは数えるほどしかないのです.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
重い足取りでハイキングコースを出ると、その先に待っていたのが北塩原村の村営周遊バス「森のくまさん号」.
周遊バスは駅には行かないしなと思いつつ時刻表をチェックしたら、途中のバス停で他方面からきて猪苗代駅に向かうバスに接続するとの案内が.しかもあと5分ほどで発車.喜んでバスに乗り込みました.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
この「森のくまさん号」、レトロ風バスではなく本物の旧いボンネットバスです.
多少の装備追加はされているものの、運転席は昔のままでウィンカーはレバーが飛び出す仕掛けです.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
猪苗代駅から再び電車に乗って会津若松へ.
歩き疲れたところに、桃100%ジュースと酪王カフェオレドーナツが染み入ります.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
会津若松駅に着くと、折り返しフルーティアふくしま4号が出発するところだったので見送り.
初日ということもあってか、駅員総出で送り出しています.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
フルーティアふくしまが出発すると、今度は新潟行きのディーゼル機関車牽引による客車列車の入線準備が始まりました.
ここ会津若松は車両基地があり、郡山方面の電化区間と新潟方面の非電化区間(喜多方まで電化)、只見線、さらに私鉄の会津鉄道が乗り入れるなど、列車の種類が豊富です.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
ホテルにチェックインして荷物を置き、市内観光へ.
駅前から周遊バスに乗って飯盛山に.ここ飯盛山は戊辰戦争で白虎隊が自害したところとして知られている場所です.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
個人的に飯盛山で一押ししたいのは「さざえ堂」.
この建物を見たさに何回ここを訪れたことか.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
横から見るとこのような形状をしており、どこが水平なのかよくわからない感じでもあります.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
建物の中はスロープで上り下りする仕組みで、二重螺旋構造になっています.
二重螺旋ということでつまり、上り下りするのに別のルートを通るのです.江戸時代に作られ、世界的に見ても非常に珍しい建築物です.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
かつて白虎隊が鶴ヶ城が燃えていると見誤ったとされる場所から.
実際には近くの武家屋敷の火災だったそうですが、飯盛山から鶴ヶ城まで結構な距離があって小さくしか見えないので、あのような悲劇が起こってしまったのでしょうか.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
再び周遊バスに乗って商店街にある「桐」で会津名物のソースかつ丼.
肉厚でサクサクのカツに酸味のきいたソースがかかり、その下には千切りしたキャベツが敷かれています.
伊那や駒ヶ根、松本、前橋など海から離れている場所にソースかつ丼が多いのはなにか理由があるのでしょうか.
つづきます.