2015/04/29

会津旅行(その1)

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 21:14

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FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

 土日を利用して会津方面に旅行に出かけてきました.

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FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

 新幹線を郡山で降りて、磐越西線に乗り換えます.
 この日、4月25日は「フルーティアふくしま」の運行初日、しかもこの列車は自分が乗る予定の列車に併結されていたので、式典を見ることができました.

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 ホームでは地元の高校生による演奏が.

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 演奏、パフォーマンスに圧倒されました.
 郡山市「楽都郡山」をキャッチフレーズとしているように非常に音楽の盛んな街です.自分が知っていたのは、合唱コンクールで常に上位にいるということくらいでしたが、こうした演奏を目の当たりにするとそれだけではない、レベルの高さを感じました.
 自分が乗る列車にフルーティアふくしまが併結されることは事前に知っていたものの、こうしたイベントを見ることができるのは予想外で旅行の醍醐味ってこういうところにあるものだなと改めて思いました.

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 列車を猪苗代駅で下車.猪苗代といえば当然猪苗代湖を思い浮かべますが、そちらには向かわずにここでバスに乗り換えて逆方向、磐梯山方面に向かいます.

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 バスに乗ること約30分.五色沼入口で下車します.
 五色沼は磐梯山の麓に広がる大小の湖沼を総称してそう呼ぶものであり、様々な色をしています.
 これはビジターセンターのすぐ近くにある毘沙門湖の展望台から.透き通る水、そしてその青さに息をのみます.

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 五色沼周辺は全長3.7kmのハイキングコースとなっており、自分が読んでいたガイドブックによると70分ほどで歩けるとのことでした.
 ハイキングコースに入ると、こうした湖のすぐそばまで近づけます.

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FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R

 これは赤沼.緑色に見えますが、周辺部が鉄さびのような赤い色になっていました.
 そして、この写真にも見えていますが雪がかなり残っており、場所によっては雪解け水によりハイキングコースというよりも川ですよねこれ、という状況になっていて、歩くのは非常に困難でした.

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 みどろ沼.同じ沼なのに、場所によって水の色が異なります.

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 青沼.エメラルドブルーの水の美しさに見とれてしまいます.
 と同時に、駅に戻るバスに間に合わないなーということにやや絶望的な気分にもなっていました.
 ハイキングコースの終点から出るバスは数えるほどしかないのです.

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 重い足取りでハイキングコースを出ると、その先に待っていたのが北塩原村の村営周遊バス「森のくまさん号」.
 周遊バスは駅には行かないしなと思いつつ時刻表をチェックしたら、途中のバス停で他方面からきて猪苗代駅に向かうバスに接続するとの案内が.しかもあと5分ほどで発車.喜んでバスに乗り込みました.

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FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R

 この「森のくまさん号」、レトロ風バスではなく本物の旧いボンネットバスです.
 多少の装備追加はされているものの、運転席は昔のままでウィンカーはレバーが飛び出す仕掛けです.

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 猪苗代駅から再び電車に乗って会津若松へ.
 歩き疲れたところに、桃100%ジュースと酪王カフェオレドーナツが染み入ります.

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 会津若松駅に着くと、折り返しフルーティアふくしま4号が出発するところだったので見送り.
 初日ということもあってか、駅員総出で送り出しています.

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 フルーティアふくしまが出発すると、今度は新潟行きのディーゼル機関車牽引による客車列車の入線準備が始まりました.
 ここ会津若松は車両基地があり、郡山方面の電化区間と新潟方面の非電化区間(喜多方まで電化)、只見線、さらに私鉄の会津鉄道が乗り入れるなど、列車の種類が豊富です.

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 ホテルにチェックインして荷物を置き、市内観光へ.
 駅前から周遊バスに乗って飯盛山に.ここ飯盛山は戊辰戦争で白虎隊が自害したところとして知られている場所です.

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 個人的に飯盛山で一押ししたいのは「さざえ堂」
 この建物を見たさに何回ここを訪れたことか.

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 横から見るとこのような形状をしており、どこが水平なのかよくわからない感じでもあります.

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 建物の中はスロープで上り下りする仕組みで、二重螺旋構造になっています.
 二重螺旋ということでつまり、上り下りするのに別のルートを通るのです.江戸時代に作られ、世界的に見ても非常に珍しい建築物です.

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 かつて白虎隊が鶴ヶ城が燃えていると見誤ったとされる場所から.
 実際には近くの武家屋敷の火災だったそうですが、飯盛山から鶴ヶ城まで結構な距離があって小さくしか見えないので、あのような悲劇が起こってしまったのでしょうか.

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 再び周遊バスに乗って商店街にある「桐」で会津名物のソースかつ丼.
 肉厚でサクサクのカツに酸味のきいたソースがかかり、その下には千切りしたキャベツが敷かれています.
 伊那や駒ヶ根、松本、前橋など海から離れている場所にソースかつ丼が多いのはなにか理由があるのでしょうか.

 つづきます.

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