iTunes Storeの映画レンタルプレゼントのクーポンが7月末で切れてしまうので、3連休の最終日、暑いのを避けて自宅でだらだらしているのをいいことに映画を見ることにしました.『探偵はBARにいる』です.

札幌のススキノで活動する私立探偵(大泉洋)を主役にした作品です.ネタバレになるので中身には詳しく触れませんが、思ったよりも重たい映画です.自分には不得意なジャンルの作品ともいえます.ストーリー的にもご都合主義とでもいうか、もっと手短に片づければ終わるだろう的なところもあったり.
とはいえ、娯楽作品として純粋に楽しめばこういうのもアリじゃないのかとも思います.

iPad用のiOS4を楽しみに待っていたところ、予想だにしないサプライズがやってきました.iTunes Storeで映画の販売・レンタルが発表&開始されました.ずっとアメリカのiTunes Storeの映画の充実ぶりがうらやましくて仕方がなかったのですが、日本でも開始されてとても嬉しいです.
現在のところは1,000本程度で、某メーカー系(名前を出すまでもなくあの会社です)映画会社を除く大半の映画会社が作品を提供しています.値段はSD / HDや新作 / 準新作 / 旧作などによって値段が変わりますが、購入で1,000円から2,500円.レンタルで200円から500円くらいです.
レンタルはレンタル開始から30日以内に見始めること、そして1度見始めたら48時間以内に見終えないと自動消滅します.また、MacやWindowsでレンタルしたものをiPadやiPhoneで見ることもできますが、その間はMac / Windowsでは視聴不可になるそうです.それから、iPad / iPhone / iPod touchでもレンタルできますが、それをMac / Windowsには持って行けないので、その辺は要注意でしょうか.

というわけで、さっそく1本購入してみました.以前から見たかった「ニュー・シネマ・パラダイス」です.旧作のSDバージョンなので1,000円でした.データフォーマットを記しておくと、DRM(著作権保護)つきMPEG-4、解像度803×480、ビットレートは1505kbps、2時間4分で1.4GBです.
余談ですが、渋谷駅前にあった東急文化会館の映画館「渋谷東急」で閉館日の最後に上映されたのがこの映画でした.なるほど、いろいろな意味で閉館となる映画館のシメにふさわしい作品であるのだなと思いました.

GR DIGITAL III
「ネコを探して」を渋谷のシアター・イメージフォーラムまで見に行ってきました.
実はイメージフォーラムは会社のすぐ近所で、「ネコを探して」が上映されているのも前々から知っていてそのうち見に行こうと思っていたのですが、そのままずるずると先送りになってしまい、そしてついに今日で上映終了になるというので慌てて見に行ったという次第です.
2009年のフランス映画なのですが、半分くらいのロケは日本です.アニメと実写を織り交ぜて話が進んでいき、行方をくらましたネコ「クロ」を追いかけて世界中のネコをたずねて回る、というのが大ざっぱなストーリーです.
ネコを扱った映画というと、ありがちな娯楽映画でネコかわいー、的なものを想像しますがそういう映画ではありません.むしろ真逆といっていいかもしれません.なにしろ最初に登場する場所が水俣であり、有機水銀を含んだ魚を食べて中毒死したネコを扱っているくらいですし.日本ロケは他に、和歌山電鐵の「たま」駅長、過度に着飾られる飼い猫、行き場を失って保健所で処分されるネコ、そして猫カフェが出てきます.海外では、かつて国鉄職員として正式に雇われていたものの、分割民営化によって解雇されたイギリスの鉄道を守るネコや、アメリカの認知症患者を扱う病院で患者が死亡する数時間前から付き添って最期を看どるネコなどが登場します.
ネコをメインに据えた映画ではありますが、人間とネコの関係や、ネコを通じての人間の生き方とか、そういうものが主題となっている映画でした.
娯楽映画というよりはドキュメンタリーに近い映画ですし、ネコ好きでなければ同感しづらい面も多々あるかと思うので万人に勧められる映画ではありませんが、私はいい映画だと思いました.