GR DIGITAL III(クロスプロセス)
フジモトマサル氏の新刊「夢みごこち」が発売されたので購入しました.Web平凡に連載されていたものを加筆修正して、最終回を加えたものです.
フジモト氏の作品はいずれも多少の毒気というかシニカルな部分があったりするものですが、これはさらに際だっています.
様々な動物が主人公として登場するのですが、すべての話が夢オチになっており、目覚めるところから次の話が始まるという構成になっています.自分が今いる世界が夢なのか現実なのか、足下が揺らいでくるような不安定な気分になってくる作品です.
Web版で全話読んでいたのですが、加筆された最終回は絶望の中にやんわりと希望が入り交じっているかのようで、この話を締めくくるのにふさわしい終わりかただと思いました.オススメです.
GR DIGITAL III(クロスプロセス)
どうでもよいことですが、物語中にロードスターが登場したのがちょっと嬉しかったり.
スピードライト(フラッシュ)SB-700を購入しました.
発売から2ヶ月程度しかたっていないせいか、それともこの手のアクセサリの特徴なのか、通販でも量販店でもそれほど違いのない値段で売られていたので、会社帰りに行きやすい渋谷駅前のビックカメラで購入しました.バッテリは単三電池×4で標準では付属していないため、一緒にエネループも買いました.
GR DIGITAL III
やや大振りなポーチに本体やアクセサリが収納されています.
GR DIGITAL III
ポーチの中身はこんな感じで、スピードライト本体のほかに、ディフューザ用のパネル、色調補正用のパネル2種類、スタンドが入っています.ディフューザパネルなどは旧機種であるSB-600では付属していませんでした.
GR DIGITAL III
D700に取り付けてみました.かなりのサイズです.重量もずっしりきます.
スピードライトはD40用にSB-400を持っているのですが、サイズ的にもかなり違いますし、機能的にもオートでしか使えないSB-400とは別物ですね.
GR DIGITAL III
背面のパネルはこのように全面マトリクス液晶になっています.
装着されているレンズ情報からスピードライト自体の照射域も変化します.ズームレンズであればもちろんズームにあわせてスピードライトも連動してズームします.
スタンドが付属していることからもわかるように、カメラ本体に取り付けて使用するだけでなく、連動して光らせたり、複数のスピードライトを連動させたりするなど非常に多機能です.そこまで手の込んだことをするかどうかは微妙ですが、使いでのある製品なので機会を見て使っていこうと思います.