2011/07/05
RX-8が3度目の車検を迎えたときに、次の車検までには車を買い換えようと決めました.
RX-8がダメな車というわけではまったくなく、むしろ未だにカッコイイと思いますし、大人4人が乗れて走りもよく、使い勝手も悪くないとてもよくできた車だと思っています.が、基本的に1人で乗ることを考えるとオーバーサイズな気がするのと、もっと軽快感がほしいという気持ちが出てきました.あと、屋根はやっぱりないほうがいいかなとも.
ロードスターが諸条件をもっとも満たしていて最有力候補だったのですが、他にもいくつか検討しました.
・シトロエン DS3 SportChic(FF/6MT/1600ccターボ)
・フィアット 500 SPORT(FF/5MT/1200cc)
・プジョー 207CCGT(FF/5MT/1600ccターボ)
MTで小型で走りのよさそうな車という観点で絞っていったところ、外国車ばかりになりました.日本車でスポーティーな小型MT車ってほとんどないですしね.
対象を外国車まで広げても、FRでMT、そしてオープンの車はありません.Z3の中古やZ4 Mロードスター(でしたっけ?)あたりにMTがありますが、Z3はちょっと旧いし、Z4 Mロードスターは中古でも高くて買えません.そうしてみるとロードスターがいかに希有な存在であるかがよくわかります.
2011/07/03

RICOH GR DIGITAL III
「世の中には2つの車がある.屋根のない車と、それ以外だ.」
買いました、NC2ことロードスター.
RX-8の12ヶ月点検でディーラーに行ったので最近話題になっていた次のロードスターについていろいろと突っ込んで話を聞いてみたところ、
・デミオでエンジンが搭載された「スカイアクティブ」技術の今後の導入については、すでにある程度予定が立てられている
・次はアクセラで、ここでエンジンだけでなくデュアルクラッチのATが導入される
・その次はSUVのCX-5、さらにその次はアテンザ、そしてその次がロードスター.
・これらのロードマップからして、次のロードスターは来年は出ないと思われる(RX-8の車検が切れるのに間に合わない)
そして、
・小排気量、800kg台のロードスターの噂が流れているはいるが可能性は低い
・なぜならば、累計で90万台が売れたロードスターの半分以上は北米市場であり、噂されるようなダウンサイジングした車は正直あそこでは売れないので商品化は厳しい
とのお話も.
つまりは次世代ロードスターにネットで噂されているような車を期待していると肩すかしを食らうかも、そして導入もまだ先だよ、ということだそうです.
なるほど.次の車として現行か次のロードスターか迷っているんだよね的な話をしたところ、点検のあいだに時間もあるので試乗しますかという話になって、別店舗にあるロードスターに乗りに出かけました.
試乗車は6MT、ソフトトップ、そしてRパッケージという、レカロシートにBBSのホイールなどのオプション装備したモデル.マイナーチェンジ前後を含めて現行のロードスターには3回ほど試乗しましたが、それほどスピードも出せないし渋滞の中を動くのがせいぜいだったので、今回は無理をいって首都高を走らせてもらいました.
西池袋からC2を堀切まで、続いて6号、C1、そして4号に.6号に入って渋滞にはまったのでソフトトップをクローズしましたが、C2はそこそこのスピードで髪をばさばさにさせつつオープンで走りを堪能しました.C2は夜中にRX-8でも走ったりしますが、ロードスターのほうが身のこなしが軽くて楽しい!それにロードスターの美点として、車高が低いこともあって流していても気分がいいですね.そしてレカロのシートは座面も自分にぴったりでホールド感もよく、素晴らしいシートでした.
再びディーラーへ.RX-8の点検の結果を聞いたところ、バッテリが要注意なので交換した方がいいですよ、ワイパーのブレードも寿命です、あわせて3万円オーバーです、とのこと.うーん、としばし悩んでバッテリとワイパーブレードの交換は見送りに.
グレードやオプションを伝え、下取り査定をしていただいたところ、まずまずの額に.そこで迷いを見せて、頭金はこのままで月額の支払いがこのくらいまで下がればなぁと伝えたところ、下取り査定額のアップ&金利ダウン&値引きでこれならOKじゃないかという値段に落ち着きました.
RX-8も8年目、ある程度値段のつくうちに売るのもアリか・・・というわけで、購入とあいなりました.
ちなみに購入したのは、6MT、ソフトトップ、レザーパッケージ(レザーシート&シートヒーター&クロス製幌 etc.)、ナビなし、4スピーカー&iPodコントロール対応オーディオ.レカロシートのRパッケージは30万円近いオプションなので見送りました.
またロードスターには格納式ハードトップのモデルもありますが、幌のほうが形状が好きなのでこちらを選びました.
そして色はカッパーレッドマイカこと、ワインレッド系の赤を選択.
肝心の納車ですが、震災の影響もあって1ヶ月はかかりそうとのこと.もしかしたらお盆明けの可能性も.まあこの炎天下に乗る車じゃないですからね.楽しみに待つことにしましょう.
2011/07/02

RICOH GR DIGITAL III
以前に購入を検討していることを書いた冷蔵庫ですが、ようやく買い換えをしました.機種はパナソニックのNR-B143Wです.本体色はちょっと珍しいブラウンです.白、シルバー、黒あたりはわりと見かけるのですが、ブラウンは200L以下の製品ではこれと上位機種くらいしかないようです.扉の隙間から見えるドアパッキンがブラウンに白なので英国車のパイピングっぽくてイイ感じです.
液晶テレビ、除湿乾燥機、そして冷蔵庫とパナソニックの製品の購入が続いています.それほど深い意味はないのですが、業務でLetsnoteを修理に出したりしたときの応対のよさなど、メーカーとしての信頼性は個人的にも感じているので、安心して買えるメーカーであることは間違いありません.あと、原発に関係のある、あの3つの会社の製品は買いたくないという気持ちもちょっとありました.

RICOH GR DIGITAL III
今まで使っていた冷蔵庫はNEC製で20年ほど昔のものです.つまり、自分が一人暮らしをし始めたときから使っていたものです.容量的にも80L程度で小さく、それでいて消費電力もかなりあって、しかもまだフロンガスが使われていた頃の製品です.ついでにいうと霜取り機能もありませんでした.
今回購入した製品は容量が138Lと増えて、それでいて消費電力は半分近くまで減っています.照明がLEDになっているのもいまどきの製品って感じですね.さすがにこのサイズでは自動製氷や野菜室はありませんが.
冷蔵庫は家電リサイクル製品の対象になるので引き取り料金が発生します.自分もよく知らなかったのですがこの引き取り料金、メーカーによって値段が異なります.冷蔵庫でいうと170Lを境に大小に分類され、170L以下だと取扱量の多い大手メーカーの製品は3,780円(税込み)ですが、NECだと4,305円、さらにあんまり聞いたことのないメーカーだと5,344円にもなります.処分するのにメーカーの違いが関係するとも思えないのですが、なんらかの理由があるのでしょうか.
2011/07/01

RICOH GR DIGITAL III
鉄道カメラマン広田泉氏の写真集「ここから始まる。」を購入しました.
3.11で被害を受けた鉄道車両や駅舎、レールなどを撮った写真集です.ページをめくるたびに凄惨な光景が目に飛び込んできます.かつて普通に列車が走っていた写真と、津波で襲われた現在の写真が並べられている写真がいくつかあるのですが、背景の山並みがないと同じところで撮影した写真だとわからないほどです.

RICOH GR DIGITAL III
広田氏のブログにコメントが載っているのでそちらを読んでもらえるとわかりますが、この本は一般流通には乗らず通販のみで販売されています.この本の収益は義援金としてひたちなか海浜鉄道と三陸鉄道にすべて寄付されるため、できるだけ収益を高めるためです.
なので自分も通販にて入手したのですが、このようにして直筆で、しかも自分の名前を入れていただいた状態でメッセージ入りのポストカードも同封されていました.嬉しいです.私もなにかできる限りで支援をしていかなくては、と改めて思いました.
「リコー、PENTAX買収に「お嫁に来てもらったようだ」」
ホヤがペンタックスを買収したときから、不採算部門でお荷物扱いのカメラ部門は切り捨てられるんじゃないかと言われていました.それから4年、一時期はJVCケンウッドに買収されるなんていう話もあったようですが、最終的にはリコーに落ち着きました.
リコーがペンタックスを買収、と聞いたときにはさすがに驚きました.リコーもかつては一眼レフカメラを作っていましたが、今はGXRやGR DIGITALのようなニッチ狙いの製品がメインです.ラインナップ的には中判からコンデジまでフルラインナップをそろえるペンタックスのほうが規模は上です.
とはいえ、中判や一眼レフはペンタックス、高級コンデジはリコーという感じでそれほどバッティングしません.マニアックなこだわりのあるカメラを作るという点では両者は似ているのかもしれません.リコーのフィルム一眼レフカメラはペンタックスと同じKマウントを採用していたのもちょっとした因縁を感じます.
共倒れにならないことを切に祈りつつ、ユニークな製品を期待したいです.