香港・マカオ旅行のまとめ.最後は建物や街並みについて.
FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4P VM
空港から市街地に移動している途中で見かけたマンション群.同じ建物が密集して並んでいると、かつて遊んだ「シムシティ」を思い出します.
香港は土地が狭いので、建築可能な土地には高層マンションが林立しています.ガイドさんの説明では、人気のある場所では築数十年経ったような2LDKのマンションでも数億円はするそうです.
FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 II VM
FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 II VM
いかにも香港らしい建物といえばもうひとつ、この室外機が外に大量に出た雑多な感じの巨大マンション.
このマンション、建物が「E」の形をしていて、反対側から見ると、このような圧倒的な迫り来るような存在感があります.出窓のような形で窓が飛び出ているのは、少しでも窓のある場所を確保しようとしているようにも見えます.
FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 II VM
香港で見かけたAppleStore.
マカオでも泊まったホテル(1階がカジノになっており、周囲にショッピングモールが入っている)にもAppleStoreがありました.Apple製品のユーザ数を考えたら、日本でももっと店舗が多くてもいいんじゃないかという気がします.
FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 II VM
FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 II VM
マカオの市街地はポルトガルの植民地だっただけあって、西欧風の教会などがあちこちに残っており、世界遺産として大切にされています.
FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 II VM
これもマカオ.地面がタイル張りになっており、魚やタツノオトシゴ、貝、船など海にまつわるようなタイル絵があちこちにありました.
香港とマカオ、どちらも初めて訪れた国で、せいぜいガイドブックを読むくらいの前知識しか持たずに行ったのですが、楽しむことができました.香港とマカオは船で1時間くらいの距離で、どちらも以前は植民地(香港はイギリス、マカオはポルトガル)で今は中国に返還されているという点では似たようなものなのかなと思いきや、街の雰囲気も住んでいる人の雰囲気も結構違うものを感じました.
例えば交通ルール.香港は歩行者よりも車が優先.なので、歩行者がいても車は止まってくれません(滞在中、1度だけ止まってくれる車がいましたが).歩行者も歩行者用の信号が赤であっても車が来なければどんどん歩道を渡ってしまう.見ていてひやひやするような光景を何度も見ましたが、これで成り立っている社会なのでしょう.対するマカオは車は止まってくれますし、歩行者用の信号は青になるまで待っています.
興味深いのが貨幣.中国に返還されたとはいえ香港とマカオは人民元とは違う貨幣(香港は香港ドル、マカオはパタカ)が流通しており(ちなみに大陸の中国人も香港やマカオに来るときにはパスポートが必要)、香港ドルはマカオでも使えるのです(ただし逆は不可).厄介なのは香港ドルで支払ってもお釣りはパタカで返ってくることが多く、しかもパタカは日本に持ち帰っても日本円への換金は不可.マカオのあちこちにあるカジノでもパタカは使えません.なんか立場の低い通貨のようです.