2021/02/25

ポーレックス コーヒーミルII

Category: 物欲 — Annexia @ 20:34

 約10年前に購入記事を書いたポーレックスのコーヒーミルがレバー取り付け部分が摩耗して外れやすくなって危険なので(というより外れたレバーが指に当たって怪我をした)、新しいコーヒーミルを買うことにしました.その前に使っていた電動ミルも10年以上使ったと書いているので、自分にとってコーヒーミルは10年くらいは使う品ということでしょうか.
 他の製品も含めあれこれチェックしたのですが、ある程度の量の豆が挽けるような製品で(3人分くらいまとめて作って水筒に入れてちょっとずつ飲むのです)惹かれるものがなくてちょっと迷っていました.そんななか、Amazonでポーレックスのコーヒーミルのレビューを読んだところ、以前のものより改良されているとあり、だったら後継機を買えばよいのではということでさっそくII型を注文しました.

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FUJIFILM X100V

 ぱっと見は、いま使っているものとほとんど同じです.目新しさはないですが、ステンレスで余計な装飾のないところが気に入っていたので下手に手が加えられてないのは美点です.

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FUJIFILM X100V

 左が10年使った旧型、右が今回購入したII型.
 レバーを引っ掛けるところの形が変わっています.旧型は五角形をしており、ロック機構や窪みもなく引っ掛ける部分もやや短いです.長いこと使い続けてきたので徐々に角が摩耗してきており、そのせいもあって回しているうちにレバーが外れがちでした.新型はマイナスドライバのような形をしており、根元の部分がややくびれています.また旧型に比べて少しだけ長くなっています.この改良により外れにくくなったとのことのようです.

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FUJIFILM X100V

 レバーを取り付けてみました.引っ掛けるだけなのは旧型と同じですが、改良された形状により外れそうな気配もありません.

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FUJIFILM X100V

 中央部分にあるセラミック製の刃の間隔を調節して挽き具合を調節できます.ここの調節レバーの形状も少し変わって、回しやすくなったようです.

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FUJIFILM X100V

 底面の刻印.左が旧型、右がII型です.
 会社が大阪から鹿児島に移ったようです.調べたら旧型に記載の大阪の住所も使われているようですが.

 さっそく豆を挽いてみました.
 挽き具合を今までより粗めにしたのですが、それでも細かく挽かれたのはまだ新しいからでしょうか.豆自体は変えていないのになんとなく穏やかというかトゲのない風味になったのは、以前に挽いた豆の粉が残っていないので雑味成分がないからだと思われます.
 新旧を触ってみて、新型の金属部品のスッと合う精度の高さに驚いたのですが、これは精度がよくなったというよりは10年も使い続けていればぶつけたりもするし徐々に歪んでもくるということなのでしょう.完成度が上がって旧型より長持ちしそうなので、少なくともまた10年は使い続けられそうです.

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