2025/09/28

iPhone Air

Category: コンピュータ,物欲 — Annexia @ 23:21

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RICOH GRIII

 iPhone Airを購入しました.
 以前に使用していた機種がiPhone 13miniで、3年半ぶりの機種変更です.
 過去3機種の購入履歴を見てみると、
・iPhone 8(PRODUCT)RED:2018年4月購入
・iPhone SE2(PRODUCT)RED:2020年5月購入
・iPhone 13mini(PRODUCT)RED:2022年3月購入
と、おおよそ2年に1回のペースで買い替えているので、3年半は比較的長く使った感じです.
 これはiPhone 13miniを最後に小型モデルが消滅したことが最大の理由ですが、それに加えて旧機種でも比較的安定して使えるようになってきたこと、それからマイナンバーカードや金融系の情報などiPhoneで機密情報を多く扱えるようになったことで機種変更の手間や難易度が上がったことも理由だったりします.

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RICOH GRIII

 iPhone 13miniとAirの比較.13miniが小型だったこともあって、こうして比較するとAirの大きさが際立ちます.
 普段使いのバッグのポケットに13miniは余裕で収まっていたのに、Airはギリギリすぎて出し入れに難儀したり、シャツの胸ポケットに入れてもはみ出してしまうなど、大きさの面では扱いづらさを感じます.もちろんそれと引き換えに画面が大きくなることで視認性は向上しているわけなのですが.

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RICOH GRIII

 今回購入したのは256GBのスカイブルー.
 スペースブラックを除くと、クライドホワイト、ライトゴールド、スカイブルーの3色は明るめの色合いをしており、光の加減によってはどれもみなホワイトに見えてしまうなど似たような色合いです.見方を変えると、ホワイトで色温度が寒色(スカイブルー)、標準(クラウドホワイト)、暖色(ライトゴールド)みたいな感じでしょうか.

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RICOH GRIII

 今回発売されたiPhone 17、17Pro、17Pro Max、そしてこのAirの中からAirを選んだのは、この薄さが魅力だったからというのが大きいですね.
 薄くなることと引き換えにいくつか機能が制限されているわけなのですが、
・カメラが広角26mmの1つのみ→撮影はGRIIIやX100VIなどのデジカメを使うのでiPhoneのカメラにはメモ程度しか求めていない
・スピーカーがモノラル:本体から音を出すのはタイマーや着信時だけなのでステレオの必要性なし
・バッテリが他機種より持ちが悪い:13miniと比べればはるかに長持ち
・USB-C端子がUSB2規格で通信速度が遅い:USB-C端子はCarPlayやたまに充電に使う程度なのでこれで十分
・USB-C端子から映像出力できない:映像出力したことないのでどうでもいい
というような感じなので、この割り切ったスペックでまったく問題ありませんでした.というか、Airのスペックを見るにつけ、割り切りのよさに「わかってんじゃんApple、こういうのでいいんだよ」という気分になり13miniから乗り換えようという気持ちになったわけです.
 なお、従来と同様にケースなどに入れず保護ガラス/フィルムだけ貼って運用するつもりです.

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RICOH GRIII

 側面は今回発表された機種の中で唯一のチタン製.iPhone 17Pro/Pro Maxが放熱製重視でアルミを採用しているのに対し、薄くしたぶん強度が求められることをチタンのフレームで補っている設計のようです.
 艶ありの素材なので指紋が目立つという指摘もありますが、指紋がついているのをわざわざ気にして使いませんし、気になったら適当なクリーニングクロスで拭けばいいので大した問題ではないと思っています.

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Apple iPhone Air

 前述したようにiPhoneのカメラはメモ程度にしか使うつもりがないのですが、Appleに限らずスマホメーカー各社ともカメラ性能は重視しているのでためしに撮影してみました.
 ピントの合っているパフェの部分はよいのですが、背景のボケがデジタルカメラでは見たことのないレベルでぐずぐずの汚さです.

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Apple iPhone Air

 おそらくメーカーとしてはこう使ってほしいのだろうな、と思われるポートレートモードで撮影.
 上のものとは打って変わって綺麗にボケてはいますが、細かく見ていくとあちこちに違和感があります.被写体であるパフェがしっかりとピントが合いすぎていて、このレベルのボケであればパフェ容器のラウンドした両端がボケるべきであるところがシャープすぎます.それに比べてパフェ容器の下部が途中から急激にボケており、置いてあるスプーンも急にボケています.
 もっとも、この手のコンピュテーショナルフォトは処理速度の向上やAIの学習習熟度とともにみるみる性能が上がって、いずれば著名などこそこのメーカーのレンズをシミュレートしました、的なものまでできるようになるのでしょう.というかすでに某カメラメーカーの名を冠したアプリでそんなようなものがあったような.

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FUJIFILM X100VI

 参考までに富士フイルムのX100VI(絞りF2解放)で撮影したものを.絞りを開けてぼかして撮ると当然ながら被写界深度は薄くなり、グラスのフチはボケるのです.
 もっとも、デジタルカメラもレンズによっては補正に手間のかかる色収差などを優先して、比較的補正の難易度の低い歪曲収差はカメラの映像エンジンの処理まかせする製品もあるわけで.これもコンピュテーショナルフォトの一部とも言えるわけですが、過剰な味付けは自分の好むところではないですね.個人的にはまだまだ光学性能で画質を求めたい気持ちがあります.

 まとめます.
 購入から10日ほど使った感想としては、大きさは気になるもののそれ以外は概ね満足といった感じです.どちらかといえばハードウェアよりもiOS26のLiquid Glassの見づらさが気になる感じでしょうか.

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