2010年を振り返る、その2.iOSアプリについてです.
今年はiPadのリリース、iPhone 4やiPod touchのRetina Display化などの変革があって多数の魅力的なアプリが登場しました.iPadはiOS4のリリースが遅れたこともあって、フォルダに収納することができなくて何枚ものメニュー画面を切り替えて使うほどに大量のアプリをインストールして使っていました.
数あるアプリの中でも今年のベストはコレですね.
東京時層地図です.東京23区内+αのエリアを、
・文明開化期(明治9-19年)
・明治のおわり(明治39-42年)
・関東地震直前(大正5-10年)
・昭和戦前期(昭和3-11年)
・高度成長前夜(昭和30-35年)
・段彩陰影
・そして現在の地図と航空写真
を切り替えて表示できるアプリです.
実用性はまったくないアプリですが、古地図好きなどには夢のアプリです.個人的には電車やバスで移動しながら古地図を表示させて、タイムトリップ感を味わったりしています.
iPhone4やiPadの高解像度ディスプレイに対応したり、エリアの拡大や時代レイヤーをもうちょっと増やしてほしいなど、今後にも期待です.
次点はこれでしょうか.
元素図鑑です.これも社会人となった今では必要性のないアプリですね.
すべての元素やそれを使った製品の写真、特性などの説明をまとめたアプリです.すべての写真は指先の操作でくるくると回転して見ることができます.オプションの3Dメガネを使うことで立体表示にすることもできるなど、いたれりつくせりです.学生の頃にこういうのがあったら楽しかっただろうなと思います.でも自分が苦手なのは無機化学ではなくて有機化学だったのですがw
ほかにもFlipboardやReederなど、日常に欠かせないアプリもたくさんあります.
今後に期待なのは電子書籍系でしょうか.流通取り次ぎや出版社、書店、広告代理店などが入り乱れて独自のストアを出してそれぞれ互換性のない電子書籍を販売していますが、本格的な普及のためにはストアの一本化が重要になってくるのではないでしょうか.
[…] 出典www.annexia.jp […]
ピンバック by iPhone/ iPadアプリ「元素図鑑」が凄い — 2013/06/17 @ 07:34