2011/05/16

Windows XPからWindows 7にデータ移行

Category: コンピュータ — Annexia @ 23:18

 会社で使用されているWindows PCは少し前まですべてWindows XPでした.え、Vistaはどうしたって?失敗作にわざわざつきあうほどお人好しではないです.

 現状でもダウングレード扱いで新品のWindows XPマシンは入手できるのですが、耐用年数とマイクロソフトのWindows XPサポート期限を考慮すると徐々にWindows 7に移行していった方がいいのではないかということで、年末あたりからノートPCを中心に徐々にWindows 7マシンを導入し始めました.
 とはいえ決してWindows 7が優れているとは思っていません.Vistaよりマシだとは思いますが、それはなんていうか不良が一般人になっただけで更生したと褒められるのに似ているかもしれません.初心者に親切にしようという設計思想なのかもしれませんが、それが徒となってWindows XPから煩雑になっているところも多々あるように感じています.もちろんXPに比べて良くなっているところもあるのも事実です.

 新しいPCを導入すると毎回頭を悩ませるのがデータの移行です.MacOS Xの場合は「移行アシスタント」というユーティリティが用意されており、それに任せておけばほぼ自動でデータが新しいコンピュータに移ります.Windowsにも似たようなツールが用意されているのですが、以前にとあるところで試してまったくうまくいかなかったのであてにしていません.なので手作業にてデータを移行します.
 Windows XP同士のデータ移行であればデータの保管場所が同じなので比較的簡単です.が、Windows 7の場合はマイドキュメントやマイミュージックといった個人の書類を保管するフォルダの扱いがXPと異なるなど、注意すべきところが多いです.また、XPにもいえることですが、標準設定では不可視属性になっているフォルダにメールデータのような重要なデータが入っていたりと、わざと厄介な作りにしているのではないかと思いたくなるところもあります.下手にデータをいじらせたくないという設計思想でそうなっているのでしょうけど、余計なお世話です.
 移行方法はベタなやり方ですが、別ユーザでログインしてユーザフォルダ以下全てを外付けHDにコピーし、必要なもの(書類、ブックマークなど)を手作業にて新しいPCに移動しています.ユーザフォルダ以下全てを新しいPCに放り込むのは楽ですが、旧いPCのゴミデータも一緒に移ってしまうので、それはやらない方がよいですね.アプリケーションはレジストリとの絡みもあるのですべてインストールし直しです.面倒ですが、そういうOSなので仕方がありません.

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