2013/11/27

「元素図鑑」という、元素の特性や説明をするiPad/iPhone用アプリがあります.
それぞれの元素に対して説明がなされ、写真を回転させたりして特性を知ることができる、すぐれたアプリです.

その元素図鑑に「元素図鑑 イン・アクション」という、補足的なアプリが発売されました.

見た目は元素図鑑と似ていて、周期表どおりに並んでいますが、それぞれの元素を選んだときに表示されるものが異なります.

たとえばナトリウム.ナトリウムは水と激しく反応し爆発するという特性が知られていますが、なかなかそれを試す機会はありません.せいぜい理科の実験でミリ単位の切れ端をビーカーに入れるくらいです.それをこうしてバケツに塊を放り込んで大爆発させる動画を見ることができます.
すべての元素ではありませんが、メジャーな大半の元素に対して、その特性を知るための動画が用意されています.濃硫酸に溶けて硫酸銅特有の緑色を発する様子や、酸化鉄にアルミ粉を混ぜて激しく燃焼するテルミット反応も見れます.
「元素図鑑」と「元素図鑑 イン・アクション」、この2つのアプリは連動するようになっているので、それぞれのアプリに連携ボタンが用意されていて自由に行き来しながら元素の特性を知ることができます.「元素図鑑」は紙としても出版されていますが、こうして動画で特性を見るのはコンピュータの画面ならではです.
2つのアプリあわせて1,800円ほどしますが、秀逸な図鑑アプリです.オススメです.
2013/11/22
先週予約した、iPad mini Retina Cellularが入荷した旨の連絡を受けたので、受け取ってきました.
iPhone 5Sのときはauショップに予約を入れて購入しましたが、オプションサービスに強制加入させられるなど不快な応対を受けたので、今回はヨドバシカメラに予約を入れました.
契約時の対応ですが、オプションサービスについては確認はされたものの強制加入のようなことは一切なく、スムースに契約が進みました.これはヨドバシカメラの接客対応がよいのか、それともauに対するクレームが多かったのか(他店でも強制加入を強いたところは多かったようです)、その辺についてはよくわかりません.
機種は64GBのスペースグレー.
契約プランは、スマホセット割.自分の場合は自宅も勤務先もWi-Fiが使えるので、iPhone 5Sとあわせても1ヶ月で7GBに到達することはないでしょう.
RICOH GR
店員さんが持ってきた箱を見て、小さいなと改めて思いました.
中身は初代iPadから変わらず、箱いっぱいにiPadが配置されています.
手にしたときの印象は、見た目の印象より重たいなということでした.今まで使っていたiPad 3rdに比べると半分以下くらいしかないのに、見た目が小さいせいもあってもっと軽いイメージを持っていました.とはいえ、このみっちりと詰まっている精密感は悪くないですね.
RICOH GR
カバーはiPadやNexus 7にも使用している、DODOcase.軽量化と薄型を狙って、竹製のフレームのない、両面テープで貼り付けるタイプのシンプルなものを選択.
RICOH GR
iPad mini、つまり旧モデル用のケースしかなかったので、若干の厚みの違いから蓋を閉じていても浮き上がります.ゴムバンドをしていれば問題はないので、新型用のものが出たらまた考えようかと思っています.
マグネットによる、フタの開閉に連動したスリープにも対応しています.
従来使っていたiPad 3rdの設定を復元し使い始めましたが、画面が小さくなり高速化された以外は変わるところもなく、いきなり違和感なくすっと馴染んで使えます.
室内/屋外を問わず、便利に使える逸品だと思います.これから使っていくのが楽しみです.
2013/11/21
つづきです.
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伊那市駅から朝5時半の始発に乗り、北上します.
RICOH GR
岡谷駅で中央本線の長野行き電車に乗り換えて、下車したところは姨捨(おばすて)駅.
いくつもの特徴のある、一度は訪れてみたかった駅なのです.
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最大の特徴は、やはりこの駅からの眺め.「日本三大車窓」に数えられる雄大な眺めです.
手前には棚田が見え、その先には町並みと千曲川を臨み、さらに奥には山並みと美しい光景が広がっています.
この日は霧が酷く、ややかすんで見えていましたが、それでもこの眺めには感動しました.
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これだけの光景が臨めるということは高低差も大きいということでもあります.
この姨捨駅に入った列車は高低差をクリアするために入線後、いったんバックして、本線に戻るというスイッチバックを行っています.
そのため、眼下にこうして自分の乗ってきた列車を撮影するなんてことも可能なのです.
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再び列車に乗って長野駅へ.そしてそこから路線バスに乗って善光寺に.
善光寺に来るのはこれが初めて.というよりも、松本には何回か来ているのですが、長野市に来たのはこれが初めてなのです.
想像以上に善光寺の建物や規模が大きくて驚きました.これは仁王門.この時点で大きな建物だと思いましたがまだまだでした.
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さらに大きな門の先には…
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本堂が見えてきます.存在感に圧倒されます.
本堂には「びんずるさま」と呼ばれる像がまつられていました.
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参拝を済ませたら、お楽しみの買い食いタイム.
長野といえば、やはりおやきです.定番は野沢菜ですが、今回はキノコとナスをいただきました.11月とはいえ外歩きをしているとそれなりに冷え込むので、これは暖かくて美味しくて満足でした.
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善光寺から長野駅に戻るバスは、観光用の周遊バス「びんずる号」でした.料金は路線バスと同じ150円です.
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長野駅に戻ってきてから向かったのは、長野電鉄の長野駅.
ここには、すでに首都圏では引退した、あの車両があるのです.
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かつての小田急ロマンスカー10000系です.現在は1000系「ゆけむり」と呼ばれています.
小田急線で使用されていたときには10両ほどの編成でしたが、ここでは4両に短縮されていました.特急料金は100円で展望席も含めて全席自由席ということもあって、展望席は混雑していました.自分も3列目に座りました.
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長野電鉄の長野駅は地下駅ですが、しばらくすると地上に出て車窓を楽しめるようになります.
向かいからやってくるのは、かつての成田エクスプレス.
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自動車と共用の橋を通って千曲川を渡ります.乗っている列車も含めて違和感というか、不思議な感覚です.
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窓の外には林檎畑.
途中駅の小布施が近くなると、林檎畑よりも栗の木が多くなってきました.小布施は栗の名産地として有名なところです.
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目的地である信州中野駅に到着.隣には元営団日比谷線の車両、そしてその隣には東急の車両が見えます.
長野の地でこの3社の車両が並んでいるなんて奇妙な夢を見ているかのようです.
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タクシーに乗って着いたのがここ、ぽんぽこの湯.坂道をえんえんと登った先にあるだけあって、眺めがよいのです.
ここは、以前にRX-8が納車されたときにならしを兼ねてやってきた、思い出の温泉です.
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温泉からの眺めは撮影できませんが、建物の横から露天風呂からの眺めと同じ方向を撮影したものです.
平地の向こうには雪をかぶった山が見えます.
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昼食はぽんぽこの湯の中にある食堂で.
日帰り温泉に付随する食堂なんて、と思っているとおいしさに驚きます.天せいろ蕎麦を食べましたが、蕎麦も美味しければ、天ぷらもカラッと揚げたてでした.
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帰りはかつての成田エクスプレスこと、2100系「スノーモンキー」でした.
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側面のステッカーがかわいらしいです.
長野駅からは新幹線で東京まで戻りました.
今回の旅行は飯田線に乗るのも初めてでしたし、善光寺など初めて行くところが多く、見るところも多く、また改めて見たいところも多いと感じました.これから長野は雪も降って寒くなってきますが、寒いところには寒いときにいってこそ楽しめるというもの.また訪れてみたいと思いました.
2013/11/20
週末に鉄道旅行で飯田線や長野を旅行してきました.
Apple iPhone 5s
今回の大きな目的は飯田線を走る急行列車「飯田線秘境駅号」に乗ること.
飯田線は愛知県の豊橋駅と長野県の辰野駅を結ぶローカル線で、元々が私鉄だったということもあり、駅数が非常に多いのが特徴です.
また山間部を走ることもあって「秘境駅」と呼ばれる、利用者の少ない駅がいくつかあります.この列車はこれらの駅に停車する観光列車なのです.
東京から新幹線で豊橋まで向かい、豊橋から飯田線に乗り換えます.この「飯田線秘境駅号」は、春や秋の観光シーズンに期間限定で運行されています.
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飯田線は単線ということもあって、行き違いのため停車することが多々あります.また、数少ないながらも途中まで特急列車も運行されているため、このような通過待ちもあります.右側が今回乗車した急行列車で、左側が特急「伊那路」です.
RICOH GR
秘境駅のなかでもメジャーな存在?ともいえるのが、この小和田駅.皇太子妃の旧姓が同じ(よみは違う)ということもあって、話題になりました.
周囲には民家も道路もなく、最も近い民家までは徒歩で20分かかるそうです.
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また、駅のあるところは静岡県ですが、愛知県と長野県との3県をまたぐ県境に近いところだそうで、案内板が出ていました.
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列車内では車内販売もなく、しかも秘境駅めぐりなわけなのであらかじめ食料を調達しておかねば、ということで豊橋駅で購入した「ちくわ稲荷寿司」を昼食にいただきました.豊橋は「ヤマサちくわ」もあり、また豊川稲荷も近いこともあって、このような駅弁が作られたようです.稲荷寿司もちくわも好きな自分としてはもってこいな感じです.
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何駅もの秘境駅に停車しましたが、この田本駅もなかなかにインパクトがありました.
絶壁と天竜川に挟まれたところにぽつんとある駅で、車道に出るまで15分ほど歩く必要があるそうです.民家はゼロ.
その車道に向かう、線路をまたいだ歩道の上から撮影をしましたが、駅からの階段はすれ違いもできない細いもの.観光すらも一苦労です.
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天竜峡駅を過ぎると、山岳の秘境区間も終わり、民家も増えて乗っていて明らかにわかるほど線路もよくなります.
列車は終点の飯田駅に到着し、折り返し特急伊那路として豊橋に戻ります.
ちなみに「飯田線秘境駅号」所要時間は5時間40分ほどかかりますが、特急は所要時間2時間半です.
飯田駅で各駅停車に乗り換えて、本日の宿泊地である伊那市に向かいます.
飯田線はJR東海のエリアですが、中央本線に直通する列車もあるため、右側のようなJR東日本の車両も走っています.
RICOH GR
伊那市には2つの名物料理があります.
ひとつは「ローメン」.店によってレシピが多少異なるようですが、汁気の多い焼きそばとでもいうか、不思議な食べ物でした.肉にはマトンを使ったりするそうですが、食べたものがマトンかどうかはちょっとわかりませんでした.
もうひとつは「ソースカツ丼」.ソースカツ丼自体は日本中にいくつか出すところがあり、会津や前橋もソースカツ丼がメインだったりします.伊那市や駒ヶ根などの一帯もそうしたソースカツ丼がメインの地域です.
ボリュームがすごくて食べきれるか不安だったのですが、柔らかくて肉厚のカツ丼が絶品でご飯が進み、一気に完食しました.ちょっと感動的なほどに美味しいソースカツ丼でした.
つづきます.
2013/11/14
iPad mini RetinaのCellularモデルが今日から販売されるとのことで、予約をしました.
昨年のモデルは、重たくて高解像度のiPad(第4世代)とコンパクトだけど解像度の低いiPad miniという構成で、用途がはっきりと分かれていたのですが、今年秋に発表されたiPad Airとmini RetinaはAirが軽量化されてminiが高解像度化された結果、性能が近くなりました.おおまかにいえば、この2異種の違いは画面サイズの違い、そしてサイズによる重量くらいでしょうか.
Airとmini Retina、そしてWi-FiのみのモデルとCellular(通信キャリアとの契約)モデルという4構成でどれにするか.かなり迷ったのですが、出先でも使うこと、そして可搬性を考えてminiのCellularモデルに決めました.
しかしながら、事前の噂ではmini Retinaは出荷量が非常に少ないとのこと.
なので、早めに予約を入れるのがよいだろうという判断から、予約受付開始時刻である今朝9時ちょうどにヨドバシカメラのWebにアクセスして予約を済ませました.
いつ頃届くかはわかりませんが、楽しみです.