2012/07/07

Apple iPhone 4S + Hipstamatic
幕張メッセで開催されている「NO NUKES 2012」に行ってきました.
目玉はなんといっても、Y.M.O.とKraftwerkという、「テクノ二大巨頭」とでもいえるような2組のアーティストが出演することです.
まずはY.M.O.から登場.1曲目がなんとKraftwerkの「Radioactivity」のカバー.これには驚かされました.
そして、「Firecracker」「中国女」「Thousand Knives」「COSMIC SURFIN’ ~ Absolute Ego dance」「東風」「Rydeen」と有名どころを次々に演奏(曲順などうろ覚え).Rydeenは「79/07」というよりも、もはやオリジナルに近い感じがしました.一昨年まではWorld Happinessで見てもミニマルな感じの曲が多くて、こういう路線で行くのかなと思ったら昨年あたりから雰囲気が変わってパワフルな演奏に変化し、さらにその路線が推し進められた感じです.
そしてKraftwerk.イベントがイベントなので「Radioactivity」は間違いなく演奏するだろうなと思っていたら、1曲目に演奏.しかも歌詞に「フクシマ」が.さらに「日本でも」「放射能」「空気 水」「いますぐ」「やめろ」などと日本語の歌詞で歌うのはさすがにちょっとぞくっとしました.
続けて「Metropolis」「Numbers」「The Robots」「Trans Europe Express」「Computer World」「Dentaku」(曲順などうろ覚え)とこちらも名曲ぞろい.アンコールに「Musik Non Stop」で締めるなど、素晴らしいステージでした.
2012/07/06
「マツダ、「ロードスター」を一部改良し発売」
少し前から情報がリークされていたり、すでに販売店でカタログをもらった人がいるようですが、マツダから正式にロードスターのマイナーチェンジが発表されました.
ハードウェア的には、ボンネットに対人衝撃対策として「アクティブボンネット(衝撃を関知するとボンネット後部が持ち上がって衝撃を緩和する機能)」が装備されたことが大きいです.自分も詳しいことはよくわかっていないのですが、法規制の絡みでボンネットの低い車は販売できなくなってしまうのでこのような対策をとったようです.
その他はデザイン変更など細かなところが多いですね.
ロードスターは幌を採用した「ソフトトップ」モデルと、電動格納式「リトラクタブルハードトップ(RHT)」の2つがありますが、今回はソフトトップモデルをスポーティーに、RHTをプレミアム風に仕様をわけてきました.自分の乗っているNC2モデルでも多少はそうした傾向がありましたが、さらに突き詰めてきた格好です.
ソフトトップモデルは外装ではフロントライトをブラックに、アルミホイールをガンメタ仕上げにして、内装もメーターリングやデコレーションパネルを光沢のあるダークグレーにするなど、黒基調に仕上がっています.
それに対してRHTは各所にクロームやアルミ調のパーツを組み込んでいます.
また、どちらも共通してフロントのデザインが変更されています.
個人的には全面的にダークな感じに仕上げるのはあんまり好きではないというか、要所要所にクロームリングをつけたりしてアクセントを入れるのが好きなので、RHTのデザインのほうが好きかなと.
自分の乗っているNC2はデコレーションパネルがつや消しのグレーメタリックだったりしてまったく好きになれないのでNC1のピアノブラックに交換しています.新しいデコレーションパネルは写真で見る限りは黒に近いようなのですが、実際に見るとどう感じるか、ちょっと気になるところです.
マイナーチェンジ車でもっともうらやましいのが、シートと幌に「タン」色が選べることです.NC2のときはVS(オートマティック)のグレードでしかブラウンのシートは選べなかったり、幌はビニールでも布でも黒しか選べなかったので、ここはいいなぁと.椅子や幌がへたってきたら、補修部品で交換するときにでもぜひ選びたいものです.
それから、「スロットル制御プログラムをより緻密に設定することで、加速コントロール性を向上」「ブレーキブースター(制動倍力装置)の特性を変更することで、減速コントロール性を向上」というのも少し気になります.制御プログラム等の変更で対応できるのであれば自分の車にも対応してくれないかなと期待していますが、どうなのでしょう?
フロントのデザインは、悪くない印象ですね.NC1のときのマツダスピードのエアロパーツ装着車に雰囲気が似ている感じがします.あのデザインは好きだったので、これはアリだと思います.マツダのエンブレムがNC2だと少し盛り上がって強調気味だったので、それがなくなってすっきりしたのも美点です.
NC1、NC2とマイナーチェンジで名称がわけられていましたが、これはNC3と呼ばれるのでしょうか?型式名は、NC1がCBA-NCEC、NC2がDBA-NCECであるのに対して今回もDBA-NCECなのでNC2.5的な雰囲気に感じられます.
アルファロメオとの協業も発表され、次期NDロードスターの噂が出ている中でのマイナーチェンジ、法規制もあって延命策的な要素が強く、もう一つ決め手になるような変更が欲しかったなという気がしました.まあ、その反面、自分のNC2が色あせて見えなくてよかったという安心もしましたが…
2012/07/01
コーヒー豆が切れたので、駅前のホリグチコーヒーまで買い物に行ってきました.
当初、「深ふかブレンド」を注文したところ、同様の超深煎りの豆として「ケニア 「ガクイファクトリー」」を紹介されたので、そちらを選んでみました.

RICOH GR DIGITAL IV

RICOH GR DIGITAL IV
ものすごい深煎りです.そして、たまらない薫りがします.
通常の豆だとここまで煎ると炭化してしまい、苦みしか残らないのですが、このケニア産の豆のように高地で栽培されたもの(これは標高1,800-1,840m)は深煎りに耐えられるそうです.
飲んでみました.ここまで深煎りになると酸味よりも苦みが圧倒的になりますが、焦げたような雰囲気はなく、コーヒーならではの苦みです.
今回はコーヒープレスで淹れてみましたが、油分がけっこうあるのでこってりとした感じがしますね.苦みを残しつつ、あっさりめがよいのであれば、ネルなどほかの飲み方がよさそうです.
2012/06/30
万年筆を購入しました.
万年筆を以前に使っていたのは中高生くらいの頃、1,000円くらいで買った記憶があります.万年筆とか使うのってオトナっぽくておしゃれとかそんなような理由で買ったはずです.
そして、今回も似たような理由で購入しました.25年たっても基本的な思考パターンは変わらないようです.
オトナの贅沢品というと、カメラ、自動車、バイク、腕時計なんかと並んで文具、とくに万年筆があげられます.自動車なんかは実用性を重視して買う人が多いですが、100円やそこらでペンが買える今となっては万年筆なんてのは完全に趣味の領域ではないでしょうか.
購入するにあたってはWebで検索していろいろと調べました.
やはりマニアの皆様ともなると何本もの万年筆を持っており、あれこれと意見を述べられているところなんかは趣味性の高さを物語っている感じがしました.
情報収集してわかったのは、国内メーカーだと1万円くらいの製品がペン先などの機能性で一定の基準を満たしたベンチマーク的な製品を作っており、各社とも力を入れているということです.
主な国内メーカーというとパイロット、セーラー、プラチナの3社があるのですが、パイロットでいえばカスタム74、セーラーでいえばプロフィットスタンダード、プラチナでいえば#3776あたりがそれにあたります.
で、今回購入したのはこれ.

RICOH GR DIGITAL IV
プラチナの#3776 CENTURY ブルゴーニュです.お値段は10,500円(税込み).
数ある選択肢の中からこれを選んだ理由は
・濃いめの赤のスケルトンボディ
・キャップ内部に特殊機構を備えてペン先を乾燥から守る
という2つです.
スケルトンの製品というと、これみよがしに内部が透けて見える(まあスケルトンなので当然といえば当然なのですが・・・)ものが多くて、そのくせ内部の作りが雑だったりしてげんなりするのですが、この万年筆は透明率がかなり低めでうっすらと内部が見える程度です.「ブルゴーニュ」という製品名が示すように、熟成したワインのような上品な赤を狙った色合いだそうです.
ペン先の乾燥を防ぐ機構は「スリップシール機構」と呼ばれ、気密構造にすることでインクの蒸発を防いでペン先にインクが詰まるのを防ぎます.これにより、通常であれば1ヶ月半でインクが3割まで減るのに対して半年経過でも8割以上、1年半でようやく3割といったように、インクの減りを抑えることができるのです.

RICOH GR DIGITAL IV
ペン先.自分は「F(Fine)」つまり細字を選びました.ペン先の柔らかいものがほしくて、カスタム74のSF(Soft Fine)も試し書きしてみたのですが、ペン先がしなるぶんどうしてもインクの出る量が多くなるようで字が太くなってしまいます.
これだけコンピュータが普及している状況なので、万年筆を使ってなにかを書く必然性は低く、自分に当てはめれば一部の手書き伝票やメモ書き、郵便物の宛先程度でしょうか.とはいえ、気に入ったペンで書くことで雑務の気晴らしになるかもしれない、そんな感じで購入してみました.少なくとも今は普段であれば敬遠したいような伝票書きもしてみたい気分です.
2012/06/21
お茶はいつもルピシアで購入しています.
以前からちょっと気になっていた「藤かおり」なるお茶を購入してみました.

RICOH GR DIGITAL IV
なんでも、日本茶と紅茶を掛け合わせて作られた品種なのだとか.
そしてこのお茶、実家のある藤枝市で作られています.
藤枝には15年ほど住んでいましたが、このようなお茶があることは知りませんでした.しかもわりと近所で作られていたというのに.
不思議だなと思って調べてみたら、1996年に品種登録された、比較的新しい品種でした.すでにその頃には実家を出て東京で暮らしていたので、知らないのも無理はありません.

RICOH GR DIGITAL IV
日本茶と紅茶を掛け合わせて作られたとのことですが、見た目は緑茶に近いですね.淹れてみても色合いは緑茶っぽいと感じました.味も緑茶が強くて、紅茶の雰囲気は遠くの方にかすかに感じられるかなというところでした.お茶としては十分美味しいのですが、良くも悪くもインパクトには欠ける印象です.